鎌倉観光の穴場！隠れたグルメスポットやカフェ観光地も紹介

鎌倉には人気の観光スポットがたくさんあり、ついついそちらに目を向けがちですが、意外と侮れないのが穴場スポットです。鎌倉らしい雰囲気はそのままで、人混みを避けて観光を楽しめるというメリットがあります。

また、人とは違う観光をしたい、という人にも穴場スポットはおすすめです。鎌倉の穴場スポットをまとめましたので、ぜひ、参考にしてください。

まず最初にご紹介する鎌倉の穴場スポットは、観光地です。定番はもう廻り切ったという人や、人と違うところを観光したいという人は、チェックしてみてください。

また、鎌倉の観光地の混雑ぶりは有名で、度々テレビなどで紹介されることも。穴場の観光スポットは、混雑を避けたい人にもおすすめです。

 「鎌倉市川喜多映画記念館」は、鎌倉駅東口から小町通りを抜けた、鶴岡八幡宮近くにあります。映画の輸入で活躍した川喜多長政氏の邸宅跡に造られた記念館で、かつての映画スターのポスターや写真なども飾られています。

映画に興味が無い人でも、イスに座ってのんびりと庭園を眺めるなど、鎌倉らしい雰囲気を楽しんではいかがでしょうか。ゆったりとした時間が流れている、穴場の観光スポットです。

「源頼朝の墓所」は、鎌倉幕府の創始者である源頼朝が祀られた墓です。源頼朝は亡き妻の供養に出かけた帰りに、鎌倉の稲村ケ崎で落馬しました。そのことが原因となり、翌年に53歳で亡くなったといわれています。

ところが、鎌倉幕府の公式記録には頼朝の死については記録がなく、今も多くの謎に包まれています。源頼朝の墓や、ゆかりのある地を巡ってみませんか？歴史好きな人におすすめの、穴場ともいえる観光スポットです。

「鎌倉文学館」はバラ園が有名な、アール・デコ風の洋館です。バラが咲く庭園からは由比ヶ浜が眺められ、優雅なひとときを過ごすことができます。観光だけでなく、インスタ映えスポットとしても穴場といえるでしょう。

館内は飲食できませんが、庭園では木陰に座ってお弁当を食べることも可能です。

鎌倉はおしゃれなカフェが多く、観光途中に休憩するカフェを選ぶときに迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。そこで、鎌倉でおすすめの、落ち着いた雰囲気がステキな穴場のカフェをご紹介します。

「茶凛」は日本茶ソムリエが淹れる、こだわりの日本茶を味わえます。鎌倉で和を楽しむのにピッタリの、穴場的な隠れ家カフェといえるでしょう。抹茶や煎茶のほかに抹茶クリームソーダなどもあります。

日本茶やお座敷などのマナーを知らなくても大丈夫、肩ひじ張らずにカジュアルにおしゃれに楽しめるお店です。

季節の和菓子もおすすめで、風情たっぷりで見た目もキレイ。インスタ映えも狙えます。鎌倉観光の途中の休憩におすすめの、癒しのカフェです。歩き疲れた足をゆっくりと休めてください。

「鎌倉ほっとけーき」はパンケーキではなく、昔ながらのホットケーキを食べられるカフェです。チョコと季節のフルーツや、レアクリームチーズなどのパンケーキのようなメニューもありますが、使われているのは全てホットケーキです。

プレーンのホットケーキは、メープルシロップやハチミツではなく黒蜜がかけられています。黒蜜のホットケーキは珍しいので、懐かしさだけでなく、新鮮さも感じられるのではないでしょうか。

「FOOD STAND magali」は、観光客でにぎわう鎌倉駅東口とは逆側の、西口から3分ほどの場所にある隠れ家的なカフェです。朝早い時間から夜まで営業しているので、モーニングもおすすめです。鎌倉観光のスタートに、美味しいパンを食べましょう。

ランチとディナーには、キッシュが人気です。ビールやワインとも相性が良いので、ランチにも軽く飲みたくなってしまいそう。おしゃれな空間で、ステキな時間をすごしてください。

次にご紹介する鎌倉の穴場スポットは、グルメが楽しめるお店です。鎌倉にはステキなお店がたくさんあります。メディアで紹介されたりSNSで話題になったりするお店だけでなく、こんなところにこんな名店が！と驚くようなお店もたくさんあるんです。

知っていると自慢できる、穴場のお店をご紹介します。

「Barchie’s Kamakura」は、鎌倉駅西口の御成通りの裏路地にある、穴場のお店です。ドアを開けると、肉を炭火で焼く香ばしい香りが漂い、期待が高まります。

名物はスペアリブ。炭火焼きならではの焦げと、自家製ソースがたまらなく美味しいです。国産のクラフトビールが飲めるお店なので、ディナーだけでなくランチタイムにも、軽くビールを楽しんではいかがでしょうか。

店内はテーブル席やソファ席だけでなく、カウンター席があり、一人でも気軽にはいることができます。一人でスペアリブをつまみながらビールを味わうのも良いかもしれません。

「らい亭」は鎌倉山にある、ステキな蕎麦のお店です。本館や八角堂・月庵・露庵など建物が点在していて、鎌倉市の景観重要建築物となっています。山の斜面に広がる庭園からは相模湾が望め、お店が観光スポットといえるかもしれません。

本館の1階は蕎麦、2階は会席料理、露庵では甘味を味わうことができます。広々とした空間で、ゆったりと贅沢な時間を過ごしませんか？

「ristorante corretto」は、上質な空間が魅力的なイタリアンレストランです。鎌倉駅から7分ほどの、閑静な住宅街の中にあります。落ち着いた大人のデートにもおすすめで、記念日などにいかがでしょうか。

メニューはコースのみとなっています。旬の素材を活かした季節感のある料理は、美味しさはもちろんですが、目でも楽しむことができます。シェフは女性なのですが、女性ならではの盛り付けにも注目してみてください。

ディナーは完全予約制なので、予約をしてから出掛けてください。

鎌倉を訪れたら、お寺や神社の観光は外せない、という人も多いのではないでしょうか。定番のお寺や神社だけでなく、穴場も見逃せません。

「大船観音寺」は真っ白の上半身だけの観音様の、珍しい像が見どころです。大船観音寺の階段を上ると、正面に観音様が見えてきます。登りきると、目の前には巨大な観音様がこちらを見つめています。

有名な鎌倉大仏よりも大きいので、迫力もたっぷりです。白いので、天気の良い日には青い空に映えてとてもキレイ。人と違う観光を楽しみたい人にもおすすめしたい、穴場の観光スポットです。

「報国寺」は、竹林で有名なお寺です。竹林の小径を進んで行くと茶席があり、目の前に広がる竹林を眺めながら抹茶を頂くことができます。静かで優雅な空間で、ここだけ時間の流れが止まっているかのよう。そんな錯覚をしてしまう、非日常が楽しんでください。

本堂の裏側には、枯山水の庭園があります。報国寺は日常の喧騒から離れ、心を静かに休めることができる、穴場の観光スポットです。

「浄妙寺」の境内には、古民家を移築した庵があります。枯山水のステキな庭を眺めながら抹茶を頂き、ゆったりとしたひと時を過ごせます。

また、「石窯ガーデンテラス」という一軒家レストランが境内にある、珍しいお寺です。レストランの前にはイートインスペースもあるので、テイクアウトして食べることもできます。

紫陽花が有名な鎌倉には、名所といわれる場所もたくさんあります。シーズンになると多くの人が訪れ、朝一番でないと人混みで落ち着いて紫陽花を見ることができないような場所もあります。

ゆっくりと紫陽花を楽しむなら、比較的混雑が少ない穴場を狙いましょう。紫陽花の穴場スポットを2つご紹介します。

「御霊神社(ごりょうじんじゃ)」は、江ノ電の極楽寺駅と長谷駅の間の線路沿いにあります。境内に咲く紫陽花と、すぐ前を走る江ノ電を一緒に写真に撮る人が多く、インスタ映えすることでも人気です。

「光則寺」は四季折々の花を楽しむことができる、鎌倉有数の花寺です。紫陽花の季節になると、約200種類もの花が咲き誇り、境内が華やぎます。紫陽花の穴場の名所ともいえる場所なので、人混みを避けて楽しみたい人におすすめです。

観光地に行くと、どうしても有名なスポットばかりを巡りがちです。でも、鎌倉は穴場スポットも魅力がたっぷりなので、ぜひ足を運んでみてください。