倉敷「阿智神社」は岡山のパワースポット!御朱印やお守りも紹介
倉敷「阿智神社」は岡山県倉敷市にある神社で、岡山のパワースポットとしても知られています。この記事では倉敷「阿智神社」について詳しくご紹介をいたします。神社の特徴や起源、ご利益などパワースポットとして納得の情報がたくさんあるので、チェックしてみてください。
倉敷「阿智神社」でパワーを引き寄せよう!
阿智神社は岡山県倉敷市の中心部にある神社で、岡山を代表するパワースポットとしても知られています。全国的にはまだ知名度が高くありませんが、地元では有名すぎるほど有名な神社で、絶えず多くの方が参拝に訪れます。
とはいえ徐々にパワースポットとして知名度を上げ始めており、女性を中心に参拝客が増えています。パワースポットと言われる阿智神社は一体どのような神社なのでしょうか。
この記事では、阿智神社について詳しくご紹介をしていきます。阿智神社の特徴や起源からご利益やお守り・御朱印の情報まで幅広くご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
阿智神社とは?
まずは阿智神社とはどんな神社なのか、基本的な情報をご紹介していきましょう。
岡山県倉敷市にある神社
阿智神社は岡山県倉敷市の中心部に位置しており、倉敷の有名観光地・倉敷美観地区の北にある鶴形山の上に鎮座しています。神社名の「阿智」は倉敷中心部一帯の古名である「阿知」に由来していると言われていますが、朝鮮半島から帰化した一族「阿知使主(あちのおみ)」に関係があるという説もあります。
倉敷市内でも有数の大社に発展しており、倉敷美観地区とともに多くの観光客・参拝客が訪れる人気スポットとなっています。
主祭神は「宗像三女神」
主祭神は「宗像三女神」で、福岡の宗像大社と同じです。宗像三女神というのは、多紀理毘売命(たぎりひめのみこと)・多岐都比売命(たぎつひめのみこと)・市寸嶋比売命(いちきしまひめのみこと)のことを指しています。航海の安全や水難から守ってくれる神様として知られています。
阿智神社の起源と神功皇后伝説
古代に、「亀島」「鶴形島」などと呼ばれていた現在の土地に住み着いた阿知使主の一族が作った庭園が起源と言われています。
神功皇后三韓征伐の途中、暗闇で航路を見失い宗像三女神に祈りを捧げたところ、三振りの剣が雷鳴と共に天空から明るく輝いて航路を照らしたため、応神天皇の代に宗像三女神を祀ったとされています。
倉敷中心街の鎮守神として地元に愛されている
倉敷の当地周辺は古くは阿知潟と呼ばれる浅い海域でしたが、高梁川の堆積が進み、1584年の宇喜多秀家による新田開発以降に広く開拓されました。その後、1642年には物資輸送の一大集散地として大きく発展しました。
城山倉敷代官所が置かれて以降は歴代代官の崇敬が厚く、寄進された石灯籠や絵馬などは今も残っています。江戸時代には神仏混淆により妙見宮と呼ばれていましたが、明治に入って神仏分離令により現社号となりました。創建以来、現在も倉敷中心街の鎮守神として厚い信仰を集めています。
阿智神社のご利益
阿智神社にはどのようなご利益があるのでしょうか。パワースポットと呼ばれる所以にもなっているところなので、チェックしてみてください。女性は特に必見の情報があります。
交通安全や海上安全が有名
阿智神社の主祭神・宗像三女神は航海時の災難を救ったことから、航海の安全を司る神様とされています。そのため交通安全や海上安全のご利益があるとして有名です。
阿智神社のある鶴形山は昔は瀬戸内海に浮かぶ島で、往来する船乗りが海上安全を祈願していたとされる山でもあります。実際に、沖に出た船からも良く見える山で方向を確認する目印として重要な役割を果たしていたとも言われており、そのような説から宗像三女神を祀ったとも言われています。
女性に嬉しい美容健康のご利益も!
宗像三女神は美の神様としても知られているため、美容健康にもご利益があると言われています。特に美容を求めて多くの女性が参拝しており、女性のパワースポットとしても人気です。女性向けのツアーも多く用意されており、倉敷美観地区と合わせた女子旅におすすめです。
5つの摂末社にもそれぞれご利益がある
摂末社とは神社本社とは別にその神社の管理下にあり、その境内または神社付近の境外にある小規模な神社のことを指しています。摂社と末社を合わせた呼び方です。阿智神社には5つの摂末社があり、それぞれご利益があります。
荒神社は災厄消除・病気平癒、戎大黒火産霊社は商売繁盛・鎮火守護、城山稲荷社は五穀豊穣・商売繁盛、菅原神社は学業成就・開運厄除、倉敷護國神社は国家鎮護・武運長久のご利益があるとされています。これだけ豊富なご利益が得られることがパワースポットと呼ばれる所以にもつながっています。
阿智神社のお守りと御朱印
阿智神社ではお守りを買えたり御朱印をもらえたりもします。種類も豊富にあり、女子にも嬉しい可愛いお守りもあるので、ぜひチェックしてみてください。
阿智神社では御朱印を受け取れる
阿智神社では御朱印の授与を行っています。右上に「奉拝」と書かれており、中央には「阿智神社」の印があり、左側には御朱印を頂いた日付が書かれています。初穂料は300円になります。阿智神社オリジナル御朱印帳も販売されており、ウサギと藤を盛り込んだ可愛い御朱印帳で人気があります。
御朱印は持参した御朱印帳か紙に書いてもらえますが、御朱印帳に書いてもらうのがマナーなので、御朱印帳がない場合はぜひ阿智神社オリジナル御朱印帳を購入してみてください。御朱印帳は初穂料1,500円となります。
可愛らしい藤の花をデザインしたお守りが人気!
お守りは多数ラインナップを用意しており、阿智神社オリジナルお守りも多く用意しています。阿智神社のトレードマークでもある藤の花をイメージしたデザインが多いです。中でも特に人気があるのが花纏守(はなまきまもり)で、縁結びに効果があるとされています。
阿智神社境内に生息する県指定天然記念物「阿知の藤」 のツルをイメージしたレースの棒状のお守りです。太く長いご縁を結んでほしいという願いが込められています。通常は3色で展開していますが、季節限定として春夏秋冬で1色ずつ追加されています。
かばんや腕に着けても可愛いので、阿智神社を訪れたら必ず買いたいお守りの一つと言えるでしょう。
倉敷「阿智神社」へのアクセス方法
最後に阿智神社へアクセスする方法をご紹介します。阿智神社は倉敷市にあるとご紹介しましたが、具体的に倉敷駅からどのようにアクセスするのでしょうか。旅行計画のためにぜひチェックしてみてください。
倉敷駅から徒歩約15分
阿智神社は倉敷駅の南口から徒歩15分ほどのところにあり、倉敷の他の観光名所と一緒に訪れやすいのが特徴です。倉敷駅は新幹線停車駅の新倉敷駅からJR山陽本線で10分弱、岡山駅からはJR山陽温泉で18分程で、遠方からのアクセスもしやすい場所にあります。
南口から恵比寿商店街を通り抜けたところに鳥居があり、そこから5分程山を登ると境内に入れます。入口は一か所ではないため、別のルートからも辿り着けます。倉敷美観地区が近いため、倉敷美観地区を散策しているといつの間にか阿智神社に着いたということもあるようです。
駐車場もありますが観光客などの通行人が多く、場所もわかりにくいため車でのアクセスはあまりおすすめしません。
住所 | 岡山県倉敷市本町12-1 |
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電話番号 | 086-425-4898 |
営業時間・定休日 | 参拝時間:一日中参拝可能 授与所受付時間:8:30~17:00 祈祷受付時間:9:00~16:00 定休日:年中無休 |
駐車場の有無 | 有 |
アクセス | JR「倉敷」駅より徒歩15分 山陽自動車道「倉敷I.C」より車で15分 |
公式URL |
倉敷「阿智神社」へ行こう!
阿智神社について詳しくご紹介をしてきました。パワースポットと呼ばれるだけあって、ご利益が豊富で、女性が嬉しいご利益もあるため、特に女性に人気のスポットとなっています。
岡山県指定天然記念物の藤も見どころの一つで、藤をイメージしたお守りも可愛いのでおすすめです。ぜひパワースポット巡りに阿智神社への訪問を加えてみてはいかがでしょうか。