来間島の人気観光スポット!おすすめのビーチ・カフェ・ホテルを紹介
宮古島の離島である来間島は、沖縄本島より旅行客が少ない穴場的観光スポットです。美しいビーチや美味しいランチを食べられるカフェ・ホテルなどが充実していて、癒しのひと時を過ごせます。来間島のおすすめ観光名所やアクセス方法などをまとめてみました。
目次
来間島のおすすめ観光スポットを紹介!
来間島(くりまじま)は、沖縄本島と石垣島に挟まれた場所にある宮古列島の一つです。宮古島の南西約1.6kmの太平洋上に浮かんでいる離島で、1995年に開通した全長1,690メートルの来間大橋によって宮古島と繋がっています。
面積は約2.8平方キロメートル。全周も9kmほどしかない小さな島ですが、穏やかなコバルトブルーの海を筆頭にたくさんの名所があり、近年観光スポットとして人気が高まっています。
そこで今回は、沖縄の来間島のおすすめ観光スポットをまとめてみました。宮古島方面の観光旅行を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
来間島のおすすめ人気観光スポット4選!
宮古の離島である来間島には、沖縄ならではの美しい眺めを楽しめる景勝地がたくさんあります。沖縄本島などの地域に比べると観光客が少ないため、周囲を気にせずのんびりできる魅力もあります。
まずは、来間島観光の定番となっているおすすめの人気観光スポットを見ていきましょう。
来間島にかかる大きな橋「来間大橋」
来間大橋(くりまおおはし)は、宮古島と来間島を結ぶ全長1,690メートルの巨大な橋です。1988年7月に着工し、1995年3月に開通。電気や水を送るパイプラインが併設されていて、来間島の人々の生活を支えています。
橋の上から臨む周辺のオーシャンビューは、沖縄でもトップクラスの美しさです。海の中を泳ぐ魚の姿まで見えるほど透明度が高く、最高の開放感を満喫できます。
また、橋には車道だけでなく歩道スペースもあり、徒歩で橋の上を移動可能。歩道が北向きに造られているため、太陽光が背後から入射して七色に輝く海面を観賞できるメリットもあります。
住所 | 沖縄県宮古島市下地 |
アクセス | 宮古空港から車で約15分 |
駐車場の有無 | 有り |
最高のロケーション「竜宮城展望台」
竜宮城展望台は、宮古島から来間大橋を渡って道なりに右に向かった先にある展望台です。
丘の上には、オレンジ色の屋根が特徴的な3階建ての建物があります。浦島太郎のおとぎ話でお馴染みの「竜宮城」をイメージして作られた展望台で、小窓から来間島の壮大な眺めを一望できます。
宮古列島は比較的起伏の乏しい扁平な地形になっているため、周辺の景観を観賞できる高台は非常に貴重な存在です。来間島を訪れた際には、このオーシャンビューを見ずして帰ることは出来ないでしょう。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字来間 |
アクセス | 宮古空港から車で約20分 |
駐車場の有無 | 有り |
海を見渡せる絶景「タコ公園」
タコ公園は、宮古島から来間大橋を渡った先にあるジャングルのような獣道を抜けた先に広がる憩いの場です。タコを巨大化させた異様なモニュメントが設置されていて、日差しが強い時はタコの下で涼めます。
タコ公園の下は来間島屈指のシュノーケリングスポットになっており、クマノミなどキュートな小魚を海中で観賞できます。他のダイビングスポットより知名度が低いため、静かな時間を自分のペースでゆっくり楽しめます。
なお、タコ公園下には岩が多く、シュノーケリング事故が多発しています。夏場にはハブクラゲの注意報が発令されることもあるので、安全に十分注意してください。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字来間 |
アクセス | 宮古空港から車で約15分 |
駐車場の有無 | 無し(車を停めるスペースは有り) |
沖縄の史跡文化財「スムリャーミャーカ」
スムリャーミャーカは、来間島の中央付近にある観光名所です。スムリャーミャーカを本土の言葉に訳すと「長間家の巨石墓」という意味で、沖縄県の史跡文化財に指定されています。
縦6.5メートル、横9メートル、高さ2.5メートルの巨大な空間に3つの石室があり、副葬品と見られる14~15世紀頃の青磁片等が発掘されています。
墓と言っても心霊スポットのような不気味なものではなく、むしろ地味でのどかな印象を受けます。来間島の歴史に興味のある方におすすめの場所と言えるでしょう。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字来間 |
アクセス | 宮古空港から車で約20分 |
駐車場の有無 | 有り |
来間島にあるおすすめのビーチ4選!
沖縄は海水浴の人気スポットですが、宮古島の中心地から離れた場所にある来間島には夏のシーズン中でもそれほど多くの観光客が訪れません。
少人数でゆったりと沖縄の海を満喫したい方にとって、来間島はおすすめの観光地と言えるでしょう。
ここでは、来間島観光におすすめの人気ビーチを紹介していきます。
透明度抜群のビーチ「長間浜海岸」
長間浜海岸(ながまはまかいがん)は、来間島の北西部にある穴場的ビーチです。サトウキビ畑の畦道を通り抜けた先に、絵に描いたような美しい青い海と白い砂浜が広がっています。
長間浜海岸は天然のビーチであり、宮古の人間による開発は行われていません。自然本来の美しい景観を楽しめますが、トイレやシャワーなど一般的な海水浴場に設置されている便利な施設が無いことに注意が必要です。
また、長間浜海岸は夕日スポットとしても人気があり、日暮れ頃になると夕焼けを見るために観光客が集まってきます。水平線の彼方に沈んでいく黄金の太陽を眺めていると、些細なことで悩んでいる自分がバカバカしくなってくることでしょう。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字来間 |
アクセス | 宮古空港から車で約30分 |
駐車場の有無 | 有り |
静かに過ごしたい時に「長崎浜」
長崎浜は、来間島南部にある小さなビーチです。来間大橋の延長線上にあるため、道なりに沿って行けばすぐに着きます。
周りをゴツゴツした岩に囲まれており、海流も激しいため、遊泳にはあまり向いていません。しかし、一部の観光旅行客の間ではプライベートビーチとして人気があります。
砂浜を歩く際には、尖った岩を踏んで怪我をしないように気をつけてください。また、小さいお子さんを連れて行く場合、波にさらわれないように注意しましょう。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字来間 |
アクセス | 宮古空港から車で約20分 |
駐車場の有無 | 無し |
穴場のビーチならここ「ムスヌン浜」
ムスヌン浜は、来間島の西部にあるビーチです。ちなみに「ムスヌン」とは本土の言葉に訳すと「虫払い」という意味で、例年旧暦の4月頃に畑の作物を荒らす害虫を岩にくくりつけて豊年祈願祭が行われています。
波が激しいため、こちらのビーチもあまり遊泳には向いていません。美しいオーシャンビューを観賞したり釣りをしたりして楽しむのが一般的です。
近隣に街灯などの明かりがないため、夜になると満天の星空も見られます。寝転がって波の音を聞きながら見上げる夜空は最高です。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字来間 |
アクセス | 宮古空港から車で約20分 |
駐車場の有無 | 有り |
家族連れにおすすめ「来間港ビーチ」
来間港ビーチは、来間島の北東部にある大人気ビーチです。来間大橋を渡ってすぐの所にある道を右折し、来間港の防波堤を越えた先に美しい砂浜が広がっています。
漁港のテトラポットが防波堤の役割を担っていて、波が非常に穏やかなのが特徴的。自動販売機やトイレなどの簡易な設備もあり、家族連れの観光旅行客がよく訪れています。
別名「猫の舌ビーチ」とも呼ばれるユニークな形状の砂浜からは、宮古島の与那覇前浜などの風景が見えます。マリンスポーツをするも良し。のんびりくつろぐも良し。開放的な環境で自分だけの時間を満喫してください。
住所 | 沖縄県宮古島市下地来間106-25 |
アクセス | 宮古空港から車で約15分 |
駐車場の有無 | 有り |
来間島でランチにおすすめのカフェ3選!
来間島は近年開発が進んでいて、オシャレな飲食店が増えています。アクティビティで汗を流した後は、カフェで休憩して英気を養いましょう。
ここでは、来間島の観光旅行客の間で大人気を博しているおすすめカフェを紹介していきます。
新鮮なフルーツが人気「楽園の果実」
楽園の果実は、竜宮城展望台の近くにある人気カフェです。来間島や宮古島産の旬の食材を使った料理をオーダーできます。
宮古牛のステーキやハンバーグ、島野菜のソテーなど、来間島のグルメを堪能できる美味しいメニューが満載。中でも、宮古島産完熟マンゴーのプリンセットがスイーツ好きな方の間で大好評を博しています。
パイナップルや島バナナなどのフルーツを盛り付けたデザートメニューも豊富に揃っていて、何度も足を運びたくなります。
住所 | 沖縄県宮古島市来間476-1 |
電話番号 | 0980-76-2991 |
営業時間・定休日 | 11:00~18:30 定休日:火曜日 |
平均予算 | 2,000円程度 |
アクセス | 宮古空港から車で20分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
インスタ映えにおすすめ「あおぞらパーラー」
あおぞらパーラーは、来間大橋を渡ってすぐの所にあるスムージー専門店です。当初はテイクアウトにしか対応していませんでしたが、現在ではイートインスペースが店内に設けられています。
専属契約している農家から直接仕入れた宮古島産のフルーツを使ったスムージーは、鮮度抜群で美味しさ満点。中でも、650円でオーダーできるマンゴースムージーが大人気です。
沖縄伝統の赤瓦の屋根の建物の前にはハンモックが吊り下がっていて、とてもフォトジェニック。インスタ映えする写真を撮りたい時に重宝します。
住所 | 沖縄県宮古島市下地来間104-1 |
電話番号 | 0980-76-3900 |
営業時間・定休日 | 10:00~18:00 定休日:不定休 |
平均予算 | 2,000円程度 |
アクセス | 宮古空港から車で15分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
テラス席には白い砂「パニパニ」
PANIPANI(パニパニ)は、来間大橋を渡ったすぐ先にある大人気カフェです。辺り一面南国植物に囲まれた店内はオープンテラス席になっていて、優しい木漏れ日の中で美味しいドリンクを楽しめます。
パン・ピザ・パンサンドなどの軽食の他に、ドリンク・アイスクリーム・かき氷などのメニューが提供されています。「くりま」と「クリーム」をかけた「クリ~マ・ソーダ」はのどの渇きを癒したい時におすすめです。
客席の足元が床ではなくビーチの砂になっているのも特徴的。観光客は、全身で来間島の開放的な南国の雰囲気を満喫できます。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字来間105-1 |
電話番号 | 0980-76-2165 |
営業時間・定休日 | 10:00~17:00 定休日:不定休 |
平均予算 | 2,000円程度 |
アクセス | 宮古空港から車で20分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
来間島で宿泊におすすめのホテル2選!
宮古島のホテル建設ラッシュに連動して、隣の来間島でもリゾートホテルの開発計画が進められています。現地に泊まれば那覇や宮古から移動する手間を省けるため、来間島を観光する際にとても便利です。
ここでは、来間島観光時におすすめの人気ホテルを紹介していきます。
来間島の最南端にあるホテル「RuGu Glamping Resort」
RuGu Glamping Resort(ルーグー グランピング リゾート)は、2019年4月にオープンしたばかりのホテルです。1棟貸し切りのヴィラタイプで、トレーラーハウスの中で来間島の夜を明かすことができます。
長崎浜まで徒歩30秒の場所にあり、RuGuという名称は「竜宮」に由来しています。客室内には無料Wi-Fiやエアコンなど各種アメニティが完備されていて、また帰ってきたくなる竜宮城のような居心地の良さが実現されています。
屋外ではバーベキューも可能。大自然と一体になりながら宮古塩焼きそばやあぐー豚のステーキを食べる時間は、一生の思い出になることでしょう。
住所 | 沖縄県宮古島市下地来間156-71 |
電話番号 | 0980-79-0070 |
アクセス | 宮古空港から車で約20分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
家をコンセプトとしたホテル「宮古島来間リゾート シーウッドホテル」
宮古島来間リゾート シーウッドホテルは、2020年2月22日に開業した来間島初のリゾートホテルです。「家」をコンセプトにした来間島最大規模の宿泊施設で、オープン前から非常に関心を集めていました。
敷地面積は約13万平方メートル。107邸のヴィラハウスと62室の首里ハウス(ホテル棟)で構成されています。
プール、高級レストラン、フィットネススペースなど、様々な施設を完備。一度泊まったら、もう本土に帰りたくなくなるほど魅力的な居住空間が整っています。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字来間484-7 |
電話番号 | 0980-74-7888 |
アクセス | 宮古空港から車で約20分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
来間島にはお土産におすすめの雑貨屋さんも!
来間島の観光名所を巡ったら、本土に帰る前にお土産を買っていきましょう。来間島には、お土産にピッタリな商品を販売している雑貨屋もたくさんあります。
ここでは、来間島の観光旅行客におすすめの人気雑貨屋を見ていきましょう。
来間島で人気の雑貨屋「美ぎ島雑貨 がじゅまる」
美ぎ島雑貨(かぎすまざっか)がじゅまるは、AOSORAパーラーの系列店にあたる人気雑貨屋です。来間大橋を渡ってすぐの所にあり、来間島のイメージにピッタリな南国風アイテムが多数販売されています。
アロハシャツ、パレオ、ワンピースなどの衣類から、イヤリング、トートバッグ、ポーチなどの小物までラインアップが充実。「MIYAKO」のロゴが入ったオリジナルシェルコースターは、価格も手頃で友人・知人へのプレゼントに重宝します。
店内で販売されている商品すべてがハンドメイドであり、レベルの高さに驚かされます。オンライン通販ショップは無いので、欲しい商品は現地で購入していきましょう。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字来間104-1 |
電話番号 | 0980-76-2939 |
営業時間・定休日 | 10:00~18:00 定休日:不定休 |
アクセス | 宮古空港から車で15分 |
駐車場の有無 | 有り |
来間島へのアクセス方法は?
来間島には空港がありません。本土から来間島に移動するためには、複数の交通拠点を経由する必要があります。
ここでは、本土から来間島に行く方法を見ていきましょう。
宮古島行きの飛行機に乗る
まずは最寄りの空港に行き、宮古島行きの飛行機に乗ってください。
例えば、東京(羽田空港)から沖縄(宮古空港)に移動する場合、平均で往復2万円~3万円程度のチケット料金がかかります。フライトタイムは約3時間ほどです。
なお、年末年始や夏休みの時期などは繁忙期にあたり、チケット料金が高くなる可能性があります。宮古島まで少しでも安く行きたい場合は、これらの時期を避けた方が良いでしょう。
宮古島から路線バスに乗る
宮古空港に到着したら、来間大橋を通って来間島に行きましょう。
宮古島から来間島まで移動する手段として最も簡単なのは、路線バスを利用する方法です。残念ながら宮古空港から来間島までの直通バスはありませんが、一度乗り換えれば大丈夫です。
空港ターミナル前のバス停から宮古協栄バス(系統5番または9番)に乗り、市役所前・北給油所前・サンエー前・平良のいずれかで下車。その後、宮古協栄バス(系統4番)に乗って来間バス停で降りてください。(トータル約1時間。)
宮古島からレンタカーに乗る
バスは最も簡単な来間島への行き方ですが、困ったことに本数が非常に少ないため、乗り遅れると長時間待ちぼうけをくわされてしまいます。
もしも運転免許証をお持ちなら、レンタカーを利用しましょう。車なら、宮古空港から来間島まで10分~20分程度で行けます。来間島内も自由に移動できるため、観光旅行時に大変便利です。
施設名 | 日産レンタカー宮古空港店 |
所在地 | 宮古島市平良下里2511-1 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
レンタカー料金 | 当日:5,250円~ 24時間:6,825円~ 1泊2日:12,600円~ |
公式URL |
美しい海に囲まれた来間島に訪れてみよう!
今回は、来間島の人気観光スポットやアクセス方法などを紹介いたしました。
宮古島の離島である来間島は、沖縄の中でも比較的観光旅行客が少なくて狙い目の穴場です。沖縄に行く予定のある方は、ぜひ本記事を参考にして来間島にも足を運んでみてください。