沖縄の石垣島の名所おすすめランキング！観光地や市街地などの穴場も紹介

日本列島の南西部に位置する沖縄県は、世界的にも有名な観光地です。豊富な自然とエメラルドグリーンの大海に囲まれた常夏の楽園には、日常生活の喧騒をすべて忘れられる魅力があります。

今回は沖縄の観光地の中から石垣島をピックアップし、石垣島のおすすめの名所や市街地の穴場スポットなどをまとめてみました。石垣島への観光旅行を予定している方は、ぜひ参考にしてください。

石垣島（いしがきじま）は、沖縄県の八重山諸島に属している島です。沖縄本島の那覇市から南西に約400kmほど離れた場所にあり、西表島や与那国島などを包括する八重山の交通・経済の中心的地域です。

面積はおよそ200平方キロメートル。観光地として開発が進んでおり、宿泊施設やショッピングエリアが充実。新石垣空港から飛び立つ飛行機や石垣港のフェリーを活用すれば、近くの島へのアクセス性も抜群です。

美しいサンゴ礁が広がる海岸は、沖縄随一のダイビングスポットとして高い人気を誇っています。現地で暮らす人々は心の温かい方達ばかりであり、いつまでも居たくなるような安らぎの時間を過ごせる沖縄屈指の名所です。

沖縄の石垣島にある人気観光地・名所を、訪問者の評判や口コミを参考にしてランキング形式でまとめてみました。

まずは、沖縄の石垣島のおすすめ観光地・名所ランキングの中から第20位～第16位までを見ていきましょう。

石垣島鍾乳洞は、石垣市街地から車で約10分ほどの距離にある巨大な鍾乳洞です。全長約3.2km。海に繋がっている幻想的な鍾乳洞で、スタジオジブリのトトロに似た形状の鍾乳石があることでも有名です。

営業時間は9時～18時半まで。入場料金は、大人1,100円・小人550円。雨が降っている日でもゆっくり散策できるおすすめの名所です。

石垣島の北西部にある石崎海岸は、地元で「川平石崎マンタスクランブル」と呼ばれるおすすめのダイビングスポットです。海に潜ると、海中を優雅に泳ぐマンタの姿を直に観賞できます。

近くにあるホテル・クラブメッド石垣島に宿泊すれば、石崎海岸のプライベートビーチで自由に泳げます。年中アクセス可能ですが、マンタの数が増える秋頃が最もおすすめです。

吹通川（ふきどおがわ）は、新石垣空港から車で約20分ほどの場所にある全長約2kmの巨大な川です。周辺にはマングローブ林が広がっていて、ジャングルを探検しているような気分を満喫できます。

カヌーやカヤックに乗って川下りすると、干潮時にはカニやシオマネキなどのかわいい甲殻類を観察できます。アクティビティスポットを求めている方におすすめの名所と言えるでしょう。

フサキリゾートヴィレッジ ビーチ＆ガーデンは、石垣島の南西部にある大人気リゾートホテルです。沖縄の伝統的な赤瓦の建物が並んでいて、客室は南国気分を楽しめる開放的な内装になっています。

すぐ近くに天然のビーチがあるだけでなく、ウォータースライダー付きのプールや高級レストランなど観光客を魅了する施設が充実しています。

伊原間サビチ鍾乳洞は、石垣島の北東部にある鍾乳洞です。市街地から車で約40分。全長約300メートルの小さな観光地ですが、岩の切れ目からのぞく石垣島の美しい海は必見です。

営業時間は9時から18時まで。入場料金は、大人1,250円・小人600円。海に続くトンネルの中で、非日常的な雰囲気を楽しめる名所です。

ここまで紹介した定番観光地以外にも、たくさんのおすすめ名所が石垣島にあります。

ここからは、沖縄の石垣島のおすすめ観光地・名所ランキングの中から第15位～第11位までを見ていきましょう。

唐人墓（とうじんばか）は、石垣島の南西部にある中国人の霊を祀った名所です。

19世紀頃に、中国からアメリカに向かっていた商船ロバート・バウン号内で、虐待に耐えかねた中国人苦力（クーリー）達が船長を殺害する事件が起こりました。その後、彼らは石垣島に取り残され、英米の軍人による奪還作戦時に多くの者が非業の死を遂げました。

中国風の派手な慰霊碑の陰には、悲劇的な歴史が秘められています。現地に行ったら、手を合わせて犠牲者の鎮魂を祈りましょう。

石垣島では、3月〜6月の時期になると多くの旅行会社が島内全域でホタル見学ツアーを実施しています。闇夜に浮かぶヤエヤマヒメボタルのきらめきを見ていると、生命の美しさ・儚さを感じることができます。

参加料金は、平均で3,000円～5,000円程度。写真撮影も可能ですが、強いフラッシュを放つとホタルが逃げてしまうので、スマホでの撮影は原則禁止です。ご注意ください。

平久保埼灯台は、石垣島北部の平久保半島にある灯台です。市街地から車で約1時間。街の中心部からはだいぶ離れていますが、牧草地の緑、灯台の白、水平線の蒼のコントラストが非常に素晴らしく、芸術的な景観を楽しめます。

残念ながら、部外者は灯台の中に入ることは出来ません。しかし、丘の上に立って心地よい風を全身に浴びるだけで、王様になってような気分を満喫できます。日没時に夕焼けを観賞するのもおすすめです。

桃林寺（とうりんじ）は、石垣市役所の近くにある観光名所です。慶長16年（1611年）頃に創建された仏教寺院にして、石垣島に残存している最古の木造建築物でもあります。

1771年には大津波に流され、第二次世界大戦では空襲被害に遭いながらも、奇跡的な再建によって現在の姿を留めています。国の重要文化財に指定されている権現堂や、山門の所に配置されている仁王像などが見所です。

石垣島サンセットビーチは、石垣島北東部の久宇良（くうら）海岸に広がるビーチです。市街地から車で約40分。石垣島の中心部から離れていて比較的人が少なく、穴場的観光地として有名です。

マリンスポーツの名所として人気があり、シュノーケリングツアーに参加する観光旅行客も少なくありません。何より日没時の夕焼けが非常に美しく、一生の思い出になることでしょう。

市街地から離れた意外な地域にも穴場的観光地がたくさんあるのが、石垣島観光の魅力の一つです。

ここからは、沖縄の石垣島のおすすめ観光地・名所ランキングの中から第10位～第5位までを見ていきましょう。

白保海岸（しらほかいがん）は、石垣島の東南部、新石垣空港の近くにある海岸です。世界最大級のサンゴ礁の群生地であり、海底には美麗なアオサンゴが広がっています。

上空から眺める風景も素敵ですが、シュノーケリングで潜った時の光景もまた格別。まるで自分が海の世界の住人になったようなロマンティックな雰囲気を楽しめます。

底地（すくじ）ビーチは、石垣島の北西部にある海岸です。海底が透き通って見えるほど美しいビーチが1kmに渡って広がっていて、絶好の海水浴スポットとして親しまれています。

波が穏やかで水深も浅いため、小さいお子さんがいる家族連れにもおすすめの観光地。木陰に寝転がって空を眺めていると、至福のリラクゼーションを満喫できます。

御神崎（うがんざき・おがんざき）は、石垣島の最西端にある岬です。新石垣空港から車で約40分。標高約40メートルの高台から、周辺の景勝を一望可能です。

荒々しい岸壁と力強く押し寄せる波。海難事故犠牲者を祀る菩薩像も建っていて、楽しいだけではない石垣島の違った一面を垣間見ることができます。

Seven Colors（セブンカラーズ）石垣島は、石垣島の北東部にあるリゾートホテルです。2017年にオープンしたばかりの新店で、セブンカラーズという名称は潮の満ち引きや太陽の位置によって七色に変化する石垣島の海の色に由来しています。

客室は全部でわずか7室しかなく、オーシャンビューのジャグジーや満天の星空を眺められる屋上テラスなどを完備。ランチタイムには宿泊客以外にも一般開放されるレストランもあり、美しい海を眺めながら最高級の沖縄料理を味わえます。

マエサトビーチは、石垣島南部、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートの施設内にある遊泳所です。新石垣空港から車で約20分。宿泊客以外でも無料で泳げる上に、3月から10月まで監視員が常駐してくれるので安全性も抜群です。

海水浴用品のレンタルに対応していて、シュノーケリングやシーカヤック等のマリンスポーツを楽しんでいる方もいます。人が少なくなる夕暮れ時には波の音しか聞こえなくなり、幻想的な雰囲気に浸れる魅力もあります。

ここまで紹介した石垣島の名所の中に、皆様のお気に入りの観光地はありましたか？

それでは、沖縄の石垣島のおすすめ観光地・名所ランキングの中から第5位～第1位までを見ていきましょう。

米原（よねはら）ビーチは、石垣島北部にある海岸です。近隣にキャンプ場があり、海を見ながらバーベキューを行えます。

沖縄名物のシーサーを購入できる販売所や、郷土料理をオーダーできる知花食堂などの施設も充実。市街地のお店とは一味違う開放的な雰囲気を楽しめる穴場です。

美しいサンゴ礁の広がる人気スポットですが、潮流が変化しやすいため、基本的には遊泳禁止区域に指定されています。シュノーケリングを行う際は、細心の注意を払って自己責任で行ってください。

ヒルギ群落は、吹通川（ふきどうがわ）の周りに広がる天然記念物の森林地帯です。ヒルギはマングローブの一種で、支柱根と呼ばれる根っこがタコの足のように広がっている様は圧巻です。

満潮時にはカヌーやカヤックで下るだけですが、干潮時にはヒルギの中を散策することも可能。多種多様なヒルギの入り組んだ根っこを見ていると、生命の神秘を痛感させられます。

石垣やいま村は、石垣島西部に位置しているテーマパークです。国の有形文化財に登録されている沖縄伝統建築の赤瓦の古民家の中で、三味線の演奏やシーサーの絵付けなどの沖縄文化を体験できます。

ソーキそばを注文できる食堂やお土産店を完備。ラムサール条約の登録地域になった名蔵（なぐら）アンパルを散策したり、中南米原産のかわいいボリビアリスザルに餌をあげたりできるコーナーも大人気です。

営業時間は9時から17時半まで。（年中無休。）入村料は大人1,000円・子供500円。障害者手帳をお持ちの方は、入村料が半額になります。

玉取崎展望台（たまとりざきてんぼうだい）は、石垣島北東部にある大人気観光名所です。市街地から車で約20分。高台から周囲を見渡すと、平久保半島や伊原間湾などの景観を楽しめます。

展望台の周辺には、「美ら味堂」や「グランピングリゾート ヨーカブシ」などのカフェ・レストランもあります。比較的安い料金でランチメニューをオーダーできる穴場であり、グルメスポットとしてもおすすめです。

また、展望台に辿り着くまでの道のりには、一年を通して華麗なハイビスカスが咲いています。美しい花々を眺めながら坂道を歩いていると、南国ならではの開放感に浸れます。

川平湾（かびらわん）は、石垣島北西部にある名所です。「石垣島で最も美しい海」との呼び声も高く、石垣島観光の定番中の定番スポットになっています。

太陽光の強さや角度によって、色合いが生き物のように変化する澄んだ海。太陽が真上に来る正午前後の時間帯には、文字通り海が七色の輝きを放ちます。この光景を見ずして、石垣島から帰ることは出来ないでしょう。

国の名勝にも指定されているほどの美しさで、ついつい泳ぎたくなりますが、海流が強いため湾内での遊泳は禁止です。その代わり、船底がガラス張りになっている観光用のグラスボートから海底のサンゴ礁を観察できます。

石垣島観光では海水浴やシュノーケリングなどのマリンスポーツレジャーが定番のアクティビティになっていますが、市街地から少し離れたエリアにはのんびり楽しめる穴場的観光スポットがあります。

ここでは、沖縄・石垣島のおすすめの穴場エリアを見ていきましょう。

サザンゲートブリッジは、石垣島南部にある穴場スポットです。八島町（やしまちょう）と南ぬ浜町（ぱいぬはまちょう）を繋いでいて、基本的には通行料無料で渡れます。（悪天候時に通行止めになる場合あり。）

歩道がしっかり整備されているため、徒歩での移動も可能。水平線に沈む夕日を橋の上部から眺めていると、涙が溢れてきそうな郷愁にかられることでしょう。

夜間になると、石垣島の海の色をイメージしたエメラルドグリーンのライトアップが橋全体に施されます。市街地から車で10分ほどの場所にあるので、本土に帰る前にぜひ立ち寄ってみてください。

フルスト原遺跡（ばるいせき）は、石垣島南部の大浜地区にある穴場スポットです。市街地から車で約15分。鬱蒼とした森の道を抜けた先に、国の史跡に指定されている遺跡があります。

14世紀前半から16世紀後半頃に活用されていたとみられる石塁があちこちにあり、遺跡好きな方なら沖縄の歴史に興味が湧いてくることでしょう。

アミューズメント施設ではない上に場所が分かりにくいため、訪れる人はほとんどいません。まさに歴史マニア専用の穴場です。

名蔵湾（なぐらわん）は、石垣島南西部にある穴場スポットです。市街地から車で約20分。石垣島最大規模の湾であり、ラムサール条約で保護されています。

マングローブが群生している他、ヤエヤマガニやシオマネキなどの希少甲殻類が多数生息しています。川平湾に比べると地味な印象を受ける場所ですが、人工的な気配が無い純粋な自然景観を楽しみたい方におすすめです。

平久保サガリバナ群落は、石垣島北部の平久保地域にある穴場スポットです。市街地から車で約40分。日本では奄美大島より南の地域でしか見られないサガリバナの楽園が広がっています。

甘い香りと共に白や桃色の美しい花を咲かせ、わずか一晩で散ってしまう儚い運命のサガリバナ。その姿に、人間の一生を投影して感傷に浸る方が少なくありません。

Natural Garden Cafe puffpuff（プカプカ）は、石垣島南部の真栄里地区にある穴場スポットです。市街地から車で約15分。海が見える最高の立地で、カレーライス・パスタ・ステーキなどのメニューをオーダーできます。

バーベキューパーティーに対応している他、トロピカルパフェやパウンドケーキなどのスイーツメニューも大人気です。

本土に帰る前に、イタリア産のオリーブオイルと石垣島産の食材をミックスした「食べるオリーブオイル ANCHOVY」をお土産として購入できる魅力もあります。

今回は、沖縄の石垣島のおすすめ観光地・名所を紹介いたしました。

日本屈指の人気スポットである石垣島には、定番の観光地から穴場的エリアまで多彩な施設が満載です。沖縄への旅行を計画している方は、ぜひ本記事を参考にして石垣島の名所を回ってきてください。