真清田神社のご利益は?一宮の有名パワースポットの見どころを紹介
愛知県一宮市にある真清田神社について見ていきましょう。真清田神社は、一宮市のパワースポットとして有名です。もちろん神社ですからいろいろとご利益もあります。真清田神社のご利益やパワースポットとしての存在感など詳しく紹介していきます。
目次
一宮の有名パワースポット「真清田神社」について紹介!
愛知県一宮市にある真清田神社。『ますみだじんじゃ』と読みます。
一宮市は、古くは木曽川の流域に沿って発展していき、流域は常に文化の形成に大きな役割を果たすことになっていました。
一宮市の発展にも、木曽川の恩恵があることを忘れてはなりません。もともと一宮周辺は、木曽川の灌漑用水による水田地帯で、清く澄んだ水によって水田を形成していたため、真清田(ますみだ)と名付けられたと言われています。
その真清田神社は、一宮市では有名なパワースポットです。また、たくさんのご利益が頂ける神社としても有名です。ここでは、そんな地元で有名な真清田神社について紹介していきます。
真清田神社のご利益は?
さて、神社にお参りする時に、気になるのがどんなご利益があるかですね。真清田神社にはどんなご利益があるのでしょうか。
真清田神社の御祭神
真清田神社の御祭神は、尾張開拓の祖で天照大神の孫神である「天火明命(あめのほあかりのみこと)」です。太陽や熱、そして農業の神様であると言われています 。そのため、ご利益としては、まず五穀豊穣があげられます。
また、「天火明命」は、開運厄除・天孫族の始祖とも言われており、子孫繁栄・家内安全・病気平癒などのご利益もあるとされています。
そして、境内にある2本の木がひとつになった夫婦杉には、縁結びのご利益があると言われ、多くの人が立ち寄ります。
更に、 摂社・末社の1つ、服織神社(はとりじんじゃ)の横には、幸運楠といわれる大きな楠があり、それに触れると幸せになると言われています。
真清田神社の見どころ
真清田神社に行った時には、是非、気を付けて見てほしいところがあります。それ自体がパワースポットになっていたり、ご利益があったり。紹介していきますので、漏れなくチェックしてみて下さい。
霊水を頂ける「神水舎」
真清田神社の見どころ1つ目は、「神水舎」です。
入口の楼門をくぐると左手にある「神水舎」。龍をかたどった吐水龍が出迎えてくれます。龍から霊水が頂ける、まさにパワースポットです。井戸もちゃんとあります。
明治天皇が一宮を巡幸されご昼餐の時に、この井戸水を御膳水として陛下に奉られました。また、平安時代には白河上皇の病気を治したという言い伝えもあります。
お水とりができるのですが、ペットボトルを持参していなくてもそのためにちゃんと、授与所でペットボトルを販売して下さっています。もし持っていなくても、それをありがたく受け取って霊水を頂いて帰りましょう。
「自分の姿が映るまで覗きましょう」と書かれている井戸は、しっかり覗き込んで、無病息災・家内安全を祈願します。
軽く感じれば願いが叶う?「おもかる石」
真清田神社の見どころ2つ目は、「おもかる石」です。
「おもかる石」は、「神水舎」の右にあります。「おもかる石」は、まず初めに願い事を思い浮かべながら石を持ち上げます。その時の重さをよく覚えておいて下さい。そして、もう一度石を持ち上げまてみます。その時に、最初に持ち上げた時より、軽く感じれば願いが叶うといわれています。
自分の体を使ってできる石占いとでも言いましょうか。真清田神社に行ったら是非持ち上げてみてほしい「おもかる石」です。軽く感じられるといいですね。
パワースポットとして人気!「幸福楠」
真清田神社の見どころ3つ目は、「幸福楠」です。
真清田神社の境内には、あちこちに「楠」が植えられています。楠は、古い葉と新しい葉が交代していることから、子孫や国家の繁栄を象徴していると言われています。
その中でもひときわ大きくて有名なのが「幸福楠」です。服織神社のすぐ左に植えられています。 樹齢1000年以上との言い伝えがあります。近付いてみると見上げるほどの大きさの「幸福楠」。
近頃は、パワースポットとして注目されています。こちらは参拝し、触れるとパワーを頂けて、幸運を授かれると伝えられているので、ぜひ足を運んでみて下さい。
縁結びのご利益がある「服織神社」
真清田神社の見どころ4つ目は、「服織神社」です。真清田神社の境内摂社となっている「服織神社」ですが、摂社と言っても大変大きな社殿を持っています。
真清田神社の御祭神の「天火明命」の母神「萬幡豊秋津師比売命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)」を御祭神とし、織物の神様として、織物業が盛んな一宮では篤い信仰を集めています。
「萬幡豊秋津師比賣命」は別名を「棚機姫神(たなばたひめのかみ)」と呼ばれ、七夕伝説の「織姫」と同一と考えられているようで、「縁結びの神様」としても信仰を集め、最近では恋の願いを叶えてくれる、七夕の織姫さまとして、若い女性に人気のパワースポットとなっています。
商売繁盛のご利益がある「三八稲荷社」
真清田神社の見どころ5つ目は、「三八稲荷社」です。「三八稲荷社」は、真清田神社の境内末社となっています。
御祭神は 商売繁盛の神「お稲荷さん」として日本中の数万社で信仰され、京都伏見稲荷大社の主祭神である「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、衣食住の祖神です。遠い昔に京都の伏見稲荷神社の御分霊を奉斎したと伝えられています。商売繁盛・産業興隆・芸能上達・家内安全・五穀豊穣とたくさんのご利益があります。
真清田神社の御朱印について
真清田神社の御朱印に詳しく見ていきましょう。
受付時間と場所
シンプルながらも、墨書きと印影の両方に「尾張國一之宮」の文字が記されている真清田神社の御朱印。授与所で頂くことができます。祷受付時間は、9:00から16:00です。ただし、授与所は17:00まで開いているのでその時間までなら大丈夫です。
こちらの神社は、御朱印の初穂料は300円と決められています。初穂料とは神職さんに渡すお金のこと。そして言葉の意味としては、神様にお供えするお金を指します。
もともと日本では、収穫の季節(秋)になると感謝の気持ちを込めて、その年に『初』めて収穫された稲『穂』を神様に備えていたと言うことから、初穂料と言われるようになりました。
基本的に真清田神社の御朱印は書き置きです。しかし、書かれる神職さんによって文字が違っていてそれぞれの個性が出ます。また、真清田神社の授与所で、新規の朱印帳を買って御朱印を頂く時は、その場で浄書して下さいます。
真清田神社のお守りや御朱印帳について
続いて、真清田神社のお守りや御朱印帳について見ていきましょう。
お守りの種類が豊富!
真清田神社は、多くのありがたいご利益があるとされることもあり、お守りの種類も大変豊富です。
お守りは、金運守護(初穂料1,000円)・女子守り(初穂料1,000円)・女子守り(初穂料1,000円)・水晶倖(さち)守(初穂料1,000円)・水晶克(かつ)守(初穂料1,000円)・縁むすび守(桃色・黒色)(初穂料各1,000円)・仕事守護守(初穂料1,000円)・開運厄除鎮火御守御幣(初穂料1,200円)・厄除守(初穂料1,000円)
・災難除守(初穂料1,000円)・健康守(初穂料1,000円)・三ツ鈴守り(初穂料1,000円)・夢守(初穂料1,000円)・学業守(初穂料1,000円)・合格守(初穂料1,000円)・こども守(初穂料1,000円)・交通守護守(初穂料2,000円)・交通肌守(初穂料1,000円)・交通フサ守(初穂料1,000円)・交通ホルダー守(初穂料1,000円)
・交通安全守(初穂料1,000円)・交通安全ステッカー(初穂料300円)・錦守(初穂料1,000円)・安産守(初穂料2,000円)の全部で24種類あります。
お守りの中で特に人気が高いのが「安産守」です。木の箱にちゃんと納められています。初穂料2,000円は、他の神社に比べると倍近くにはなりますが、妊婦の方に渡すと喜ばれます。他に人気が高いのが「縁結び守」です。
オリジナルの御朱印帳はある?
真清田神社では、「尾張國一之宮」の文字が刻まれた、オリジナルの御朱印帳があります。真清田神社の御朱印帳はSNS上で可愛いと評判になっています。
御朱印帳の初穂料は、1,500円です。こちらは御朱印代込みの値段で、御朱印帳を買った時のみ、その場で浄書して頂けます。書き置きでなくその場で御朱印を直接書いて頂きたい時には、まずオリジナルの御朱印帳を購入しましょう。
真清田神社へのアクセス方法
たくさんのご利益があり、見どころもいっぱいある真清田神社。行ってみたくなりますね。ここでは、公共機関を利用した場合と車を利用した場合の両方のアクセスを紹介します。真清田神社に行く時の参考にしてみて下さい。
公共交通機関を利用する場合
公共機関を利用する場合は、JR尾張一宮駅・名鉄一宮駅で下車して徒歩で8分です。真清田神社の周辺の雰囲気を歩いて直接感じるにはちょうどいい距離と言えるでしょう。
JR尾張一宮駅・名鉄一宮駅の改札を通って東出口へ向かいます。「一宮駅前」の交差点から北東へ進みロータリーを左折し、そのまま直進し、岐阜街道沿い「大宮1丁目」の交差点を右折すると真清田神社へ到着します。
車で行く場合
車で行く場合は、高速道路の最寄りのインターチェンジがいくつかありますので、紹介しておきます。
まずは、名神高速道路を使うと「尾張一宮インターチェンジ」です。「尾張一宮インターチェンジ」からおよそ車で20分です。もう一つは、名古屋高速道路一宮線の「一宮東出口」です。「一宮東出口」からおよそ車で10分です。
最後は、東海北陸自動車道です。東海北陸自動車道を利用すると「一宮西インターチェンジ」から車でおよそ10分、「一宮木曽川インターチェンジ」から車でおよそ15分で到着します。
境内に駐車場がありますので、それが利用できます。
最後に、真清田神社の基本情報をまとめておきます。
住所 | 愛知県一宮市真清田1丁目2番1号 |
---|---|
電話番号 | 0586-73-5196 |
営業時間・定休日 | 営業時間 9:00~17:00
定休日 無休 |
アクセス | JR「尾張一宮駅」から徒歩8分 名鉄「一宮駅」から徒歩8分
|
駐車場の有無 | あり |
公式URL |
一宮の有名パワースポット「真清田神社」へ行ってみよう!
真清田神社は、尾張国の一之宮として2,600有余年の歴史を持ちます。「一之宮」とは古く平安時代からすでに用いられた名称であり、国司がその国の神社に参拝する時、1番はじめに参拝するお宮さんを「一之宮」と言いました。
従って、真清田神社は、永きにわたり人々の篤い信仰を集めている由緒正しい神社として広く知られています。また、御位をあらわす「一宮」の名は、いつしか神社を中心として発達したこの地の地名として用いられるようになり、「一宮市」となりました。
そんな歴史があり、篤い信仰を集めている由緒正しい真清田神社に是非お参りに行きましょう。お参りに行ったら、御朱印を頂いたり、「神水舎」や「おもかる石」なども真清田神社の見どころで上げたところも見ておきましょう。
たくさんのご利益が頂け、パワースポットとしての力も十分に発揮してくれるはずです。