三重の心霊スポット!怖い場所・話や四日市の心霊スポットも紹介
伊勢神宮で有名な三重は、数々の心霊スポットがあることでもオカルトファンを魅了しています。今回は、三重の人口最大都市「四日市」にある有名心霊スポットや、怖い逸話のある心霊スポットなどを、様々なジャンルに分けて細かく紹介していきましょう。
目次
三重の怖い心霊スポットを紹介!
お伊勢参りの目的地である伊勢神宮があることで、江戸時代から一大観光地として栄えてきた三重県。そんな三重には、橋やダムといった大型の建造物や、夜間に不気味な雰囲気に変わる公園などの心霊スポットがたくさんあります。
今回は、そんな三重で全国のオカルトファンが注目している怖い心霊スポットを、厳選して紹介しましょう。三重で著名な心霊スポットに興味関心がある人は、ぜひじっくり確認してください。
三重で有名な心霊スポット
怖いもの好きな人は、どのような心霊スポットが三重で有名なのか気になるでしょう。以下では、知名度の高い三重の心霊スポットを詳しく紹介します。
三重で知名度の高い心霊スポットに訪れてみたい人は、ぜひ以下で取り上げる心霊スポットを巡ってみてください。
近鉄四日市駅近くにある「鵜の森公園・鵜森神社」
三重で有名な心霊スポットには、「鵜の森公園・鵜森神社」が挙げられます。絶景の花見スポットとしても有名な公園で、近鉄四日市駅近くとアクセスしやすくもあることから、昼間は多くの人が詰まる公園です。
しかし、織田信長の家臣瀧川一益によって落城されられた浜田城の跡地でもあり、夜間には現在も恨めしそうな顔の落ち武者の幽霊が出没します。江戸時代初期に、浜田城の城主であった田原氏の家臣たちが、落ち武者の霊を慰めるために鵜森神社を建立したのです。
住所 | 三重県四日市市鵜の森1-13-17 |
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アクセス | 四日市駅から徒歩5分 |
水難事故が起きた「中河原海岸」
大規模な水難事故の現場となった「中河原海岸」は、人気テレビ番組でも取り上げられたことがある三重の有名心霊スポットです。第二次世界大戦中に、約250名もの犠牲者が出たエリアであり、多くの遺体は火葬できないまま海岸に埋められました。
その後、昭和30年に海岸で遊んでいた少女36名が溺死してしまったのです。その日付が戦争中に遺体が埋められた日付と一致していたことから、祟りの噂が流れ、以降遊泳は禁止されました。
現在も海岸の周囲では、夜間に海に引きずり込もうとする人の手を目撃したり、不気味な声が聞こえたりといった怖い心霊現象が起きています。
住所 | 三重県津市高洲町17-17 |
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アクセス | 津駅から車で県道114号で安濃川方面に向かい約9分 |
心霊体験ができる?「長野トンネル」
三重県の有名心霊スポットには、伊賀街道にある「長野トンネル」も挙げられます。道幅が狭いトンネルなので、実際に車で通過する場合は十分注意してください。
戦国時代に、織田信長によって追い詰められた伊賀の人々。天正伊賀の乱において、多くの犠牲者が出ました。その犠牲者の多く長くなった場所の跡地にあるトンネルで、トンネル内部や付近では、たくさんのオーブや伊賀の犠牲者と思われる人の幽霊が目撃されています。
心霊写真が高確率で撮影できるスポットでもあるのです。
住所 | 三重県伊賀市山畑 |
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アクセス | 国道伊賀から車で20分 |
戦時中に軍の施設として使われていた「鈴鹿青少年の森」
人気観光スポット「鈴鹿サーキット」と隣接している「鈴鹿青少年の森」も、三重屈指の幽霊スポットの1つです。広い多目的グラウンドや道伯池を穏やかに散策できる散歩道などが整備されており、昼間は多くの地元の人も利用しています。
しかし、戦時中には軍用施設が建てられており、敷地内の鈴鹿青少年センターで骸骨が映り込んだ心霊写真が撮れたことでも有名です。池には溺死事故が起こった過去もあり、夜間の池の周囲では、幽霊を目撃したという声が多く挙がっています。
住所 | 三重県鈴鹿市住吉町7265-19 |
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アクセス | 鈴鹿ICから車で25分 |
三重の心霊スポット【廃墟編】
三重の心霊スポットの中には、スリリングな探検も楽しめる廃墟の心霊スポットも多くあります。以下では、三重の廃墟の心霊スポットを、2つ具体的に取り上げましょう。
廃墟の心霊スポットが特に好きな人は、ぜひ三重でも廃墟の心霊スポット巡りを楽しんでみてください。
死体が発見されたこともある「鶯花荘寮」
三重でおすすめの廃墟心霊スポットには、「鶯花荘寮」が挙げられます。三滝川の先まで県道577号に沿って車で進んでいくと、忽然と現れるホテルの廃墟です。60年代に建設されたホテルで、2008年頃には廃墟となっていました。
割れている窓に幽霊がはっきりと映ったり、最上階の部屋で顔を傷つけられた男性の幽霊が出たりと言った怖い体験談がたくさんあります。
2階の部屋では、男性の遺体が発見される事件が起き、さらにその後2年間で訪れた16人が交通事故に遭うという恐ろしいことも起きているのです。
住所 | 三重県三重郡菰野町県道577号線 |
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アクセス | 湯の山温泉駅から車で西方向に県道577号を約4分 |
女性の霊が多い?「旧女鬼トンネル(女鬼隧道)」
三重の怖い心霊スポットとして注目されている廃墟には、「旧女鬼トンネル」(女鬼隧道)も挙げられます。100mほどの長さのある幅4mのトンネルです。
トンネル付近には鬼が棲んでいる伝承があり、かつては処刑場であった女鬼峠や、人柱の儀式があったとされる五柱池などの怖い心霊スポットが多数あります。
工事がなかなか進まなかったトンネルでも、付近の村の女性を生贄にしたという噂があるのです。トンネルでは女性にのみ取り付く幽霊や、女性の幽霊が出現する確率が高くなっています。ちなみに、現在はトンネルの中を通行することはできません。
住所 | 三重県多気郡多気町 県道119号線 |
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アクセス | 勢和多気ICから車で県道150号線と県道119号線経由で11分 |
三重の心霊スポット【ホテル・旅館編】
三重には、かつては煌びやかなホテルや旅館として使用されていた建物が、廃墟の心霊スポットになってしまった場所も多くあります。以下では、三重にあるホテルや旅館の心霊スポットを紹介しましょう。
独特の哀愁も漂うホテルや旅館の廃墟心霊スポットにも、注目してみてください。
廃墟となった幽霊ホテル「ホテル・ブルー」
三重で幽霊ホテルとして有名な「ホテル・ブルー」は、県道577号線の途中にある4階建てのホテルの廃墟です。山の険しい斜面に建っている豪華なホテルで、2階部分には大きなガレージがあります。
高度経済成長期に建設された高級なホテルでしたが、経営難によって放置され、廃墟となてしまったのです。費用が工面できなかったためか、解体工事も進んでおらず、まだホテルだった頃の名残を残しながら佇んでいます。
また、ホテルの中から女性の呻き声がしたり、写真を撮ると不気味な人の顔が映っていたりといった心霊現象が多発しているのです。車のガラス部分に手形がびっしりと付いていたという恐怖体験も、報告されています。
住所 | 三重県三重郡菰野町県道577号線 |
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アクセス | 湯の山温泉駅から車で西に県道577号を進み6分 |
高度経済成長とともに繁盛した「鳥羽ロイヤルホテル」
高度経済成長期には、多くの宿泊客から愛されていた「鳥羽ロイヤルホテル」も、現在では三重の人気廃墟心霊スポットとなっています。
かつては鳥羽湾からの海風を感じられる9階建ての大型リゾートホテルであり、ラグジュアリーな内装の客室で注目されていました。廃墟と化してから、心霊現象が多発するようになり、怖い噂も増えていったのです。
また、ホテルの解体作業中に、解体作業員が連続して転落死するというショッキングな事件も起き、多くの作業員が怖い心霊体験をしました。転落死してしまった作業員の幽霊も、出没するという噂もあります。
住所 | 三重県鳥羽市安楽島町1075-73 |
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アクセス | 鳥羽駅から安楽島大橋方向に車で約9分 |
かつて温泉旅館だった「翠峯閣(スペシャルサウナ湯の山)」
温泉旅館として人気を博していた、三重の廃墟心霊スポット「翠峯閣」は、足を踏み入れた人が交通事故を起こすという怖い噂のあるスポットです。
温泉旅館が閉館した後、「スペシャルサウナ湯の山」という名前の風俗店となりましたが、数々の心霊現象から廃業に追い込まれています。
建物の中で自殺者の遺体が見つかったこともあり、地元でも有名な心霊スポットとなっているのです。道路側に面した窓から、人影を見たという声が多かったことから、道路側の窓は全てベニヤ板で覆われています。
建物はかなり老朽化しており、底が抜けそうな場所もあるので、散策する際には足元をしっかり確認するようにしてください。
住所 | 三重県三重郡菰野町菰野8520 |
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アクセス | 山の湯温泉駅から県道577号線沿いに車で約30分 |
三重の心霊スポット【観光地編】
三重の観光スポットの中にも、背筋が凍るような怖い心霊スポットがあります。以下では、三重で観光地としても人気の心霊スポットを、詳しく取り上げていきましょう。
三重で心霊スポット巡りと観光地巡りを両方楽しみたい人は、ぜひ以下で紹介するスポットに赴いてみてください。
自殺の名所「赤目四十八滝」
伊賀忍者伝説が残る三重の人気観光地「赤目四十八滝」も、悲恋の逸話と縁の深い有名な心霊スポットです。修験道の開祖とされる役ノ小角が、自然の中で開いたとされる修験者の修行用の滝で、パワースポットとしても注目されています。
戦国時代に伊賀忍者の里が織田信長によって滅ぼされた「天正伊賀の乱」で、追い詰められた千手姫が恋人と共に心中した滝でもあるのです。古くからオーブが飛んだり、心霊写真が撮れたりといった現象が起きています。
また、千住姫の様な自殺者も多く、自殺者の幽霊も出現すると噂されているのです。悲しく怖い千手姫の逸話や、自殺者の多さから、「赤目四十八瀧心中未遂」というヒット映画のロケ地にもなりました。
住所 | 三重県名張市赤目町長坂861-1 |
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アクセス | 赤目口駅から車で10分 |
三重の人気観光地「夫婦岩」
三重の定番観光スポットである「夫婦岩」も、様々な恐怖が襲う心霊スポットとされています。「二見興玉神社」近くの渚に、おしどり夫婦の様に睦まじく佇んでいる1対の大小の岩「夫婦岩」は、海と岩の雄大な絶景が魅力的な観光地です。
人通りが少なく夜間に夫婦岩を撮影すると、心霊写真が撮れるという噂が流れています。また、夫婦で夜間に訪れると、驚くほどの突風が突然吹き荒れるという体験談もあります。
近くにある二見浦では、戦時中に犠牲者たちの遺体を火葬していたという逸話もあるのです。昼間と夜間の夫婦岩の雰囲気の変貌具合も、見どころの1つでしょう。
住所 | 三重県伊勢市二見町江574-4 |
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アクセス | 二見浦駅から徒歩15分 |
三重の心霊スポットに行く時の注意点
三重の幽霊出現率が高い心霊スポットでは、自分の心を守るために注意点はしっかり守るようにしてください。心霊スポットでは恐怖でパニックになると、その場にある物を壊す危険性が高くなります。
心霊スポットにあるものは、地元の人達が大切に守ってきた歴史遺産であったり、霊を慰めるためのものであったりするのです。そのため、その場にあるものは絶対に壊さないように注意してください。
また、記念品が欲しいからと心霊スポットにある物を持ち帰ると、自宅に幽霊がとりつき、深刻な心霊現象が起きることもあります。そのため、心霊スポットのものは、どんなに小さなものでも持ち帰らないように注意しましょう。
三重の自然豊かな心霊スポットに行ってみよう
今回は、三重の橋や公園などの人気心霊スポットを紹介しました。自然豊かな三重では、明るい時間帯には観光も楽しめる自然の中の心霊スポットが充実しています。廃墟の心霊スポットも充実しています。
三重で心霊スポット巡りをしてみたい人は、ぜひ今回紹介した心霊スポットに実際に訪れてみてください。