森戸神社(葉山)の御朱印!ご利益や受付時間・初穂料など紹介
葉山にある森戸神社は様々なご利益があると人気の神社。観光客も多く訪れています。そこで今回はそんな森戸神社について詳しく調べてみました。森戸神社でいただける御朱印や御朱印をいただける時間、初穂料など様々な情報をまとめているのでチェックしてみてください。
森戸神社の御朱印を紹介!
神奈川県の葉山にある森戸神社。様々なご利益を得ることができると若い人から年配の方まで幅広世代に人気の神社です。
そんな森戸神社では御朱印も人気。最近流行している御朱印巡りの旅の一つとしても人気が高まってきています。そこでここでは森戸神社でいただける御朱印や御朱印の受付時間についてまとめてみました。
また、御朱印以外にも森戸神社で購入できるお守りや絵馬の情報についても一緒にご紹介していますので、お出かけの前に是非チェックしてみてください。
森戸神社とは?
ではまずは森戸神社がどのような神社なのかを見ておきましょう。
葉山の歴史ある神社
ではまずは森戸神社の歴史について見ていきましょう。もともと森戸神社は三嶋明神(現在の静岡県・三嶋大社)の御分霊を祀るために建てられた神社。
平治の乱に敗れ伊豆に流された源頼朝公は、伊豆にある三嶋明神(現在の静岡県・三嶋大社)を深く信仰し、源氏の再興を祈願ていました。そして20年の時を経て見事旗揚げして天下を治めるのですが、その成果を三嶋明神のご加護だとし深く感謝しました。
そしてその感謝の意を示すために、信仰する三嶋明神の御分霊を、鎌倉に近いこの葉山の聖地に歓請。感謝の気持ちを捧げていたと言われています。
森戸神社の御祭神
そんな歴史のある森戸神社の御祭神は大山祗命(おおやまつみのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)の二柱。二人とも日本神話にもでてくる有名な神様です。
森戸神社のご利益
二人の神様がいる森戸神社では、開運厄除・安産・子授・良縁・家内安全・商売繁昌・交通安全・恋愛成就・技芸上達など幅広いご利益を享受してもらえると言われています。そのため様々な願いを持つ人がご利益を求めて絶えず訪れる神社になりました。
願いを込めて参拝するのはもちろんですが、それ以外にも御朱印やお守り・絵馬などの授与品が豊富なのも森戸神社の特徴の一つ。後ほど詳しくご紹介しますので、そちらも合わせてチェックしてみてください。
森戸神社の御朱印について
では続いては森戸神社でいただける御朱印について見ていきましょう。そもそも御朱印とは神社や寺院で、参拝者向した人に対して押印される印章やその印影のことを指します。そしてその敬称として「御朱印」という名前が使われています。
最近の御朱印ブームでは、御朱印さえ集められればいいという考えでルールを守らない人も増えてしまっていますが、参拝した後に御朱印を頂くのが本来。神社や寺院に祀られている神様に対しても失礼にあたるので、必ずルールを守って御朱印を頂くようにしましょう。
森戸神社の御朱印の特徴
森戸神社で頂くことができる御朱印には朱印が二つ押されており、真ん中の朱印の上に「森戸大明神」の文字が、その横には授与された日にちが書き込まれるようになっています。
真ん中に大きく押されている朱印には「森戸大明神」と書かれており、ひし形になっているのが印象的です。またその右下に小さく押されている朱印には富士山と松原が描かれており、森戸神社からの景観が表現されています。
御朱印ファンの間でも墨の跡が美しい(字が綺麗)だと評判の森戸神社の御朱印。一枚一枚手書きで書かれていますので、時間に余裕を持って社務所へ伺うようにしましょう。
初穂料・受付時間・場所は?
そんな森戸神社の御朱印の初穂料は300円となっており、ほかの神社などと比較しても一般的な価格です。また森戸神社では期間限定で特別な御朱印を授与している場合もありますが、その場合は初穂料も変動します。公式のHPなどで確認してみましょう。
また御朱印を頂くことができるのは森戸神社の鳥居をくぐってから少し進んだ左側にある授与所。本殿に行くまでの道のりにありますが、必ず参拝を済ませてから伺うようにしてください。
さらに御朱印を頂くことができる授与所の開いている時間は9時から16時まで。お参り自体は24時間ですが、御朱印をいただけない時間帯もあるので注意しておきましょう。
美しい御朱印帳も人気
美しい御朱印が人気の森戸神社ですが、実は御朱印を集めるための御朱印帳も大人気。紺色の背景に白やピンク・水色やだいだいの花が散らばっているデザインで、シンプルながらも飽きのこないデザインに仕上がっています。
全体にデザインが施されているので、地味になりがちな御朱印帳も華やかに。女性を中心に人気があります。また期間限定の花火柄も大人気ですので是非チェックしてみましょう。
初穂料は御朱印の料金と合わせて1,500円。長く使える上に旅の思い出にもぴったりですので、まだ御朱印帳を持っていないという人は是非手にとってみてください。
森戸神社は御朱印以外の授与品も人気!
先ほどは御朱印についてご紹介しましたが、森戸神社には御朱印以外にも人気のある授与品がたくさんあります。一般的なお守りや絵馬を始め、森戸神社でしか授与してもらえない変わった授与品も。
そこでここからは、御朱印以外に人気のある森戸神社の授与品をご紹介していきたいと思います。
願い事によって選べる「絵馬」
まず最初にご紹介する授与品は「絵馬」です。絵馬とはお願い事をするときに神社に奉納する木の板のこと。一般的に絵馬には絵が描かれており、絵が描かれていない方に願い事を書き込みます。
森戸神社で授与してもらえる絵馬は4種類。「授祈願絵馬」「ペット絵馬」「安産祈願絵馬」「祈願絵馬」に分かれているので、自分の願いにあったものを授与してもらいましょう。各700円で奉納することができます。
お願い事を書き終わったら本殿の右側にある「絵馬台」に自分が書いた絵馬をかけて奉納します。記念に持って帰りたいという人もいますが、あくまで奉納して願い事を叶えてもらう、また願い事が叶ったときに感謝するものだということを覚えておきましょう。
かわいいデザインが人気「御守」
続いて人気がある授与品は「御守」です。お守りとは災いから身を守ってくれるお札のこと。持ち歩いたり身近においておくことで災難を追い払ってくれると言われています。
森戸神社で授与してもらえるお守りは健康や安産・縁結びや受験合格など様々。自分にあったお守りが必ず見つかります。また種類が豊富なだけではなくデザインが可愛いのも森戸神社のお守りの特徴。
ハート形をあしらったのものや、ペットの顔が刺繍されているペット御守、またキティちゃんとのコラボお守りなどもありますので、実際に授与所で好みのデザインがないかチェックしてみてください。
子宝のご利益がある「子宝石」
続いてご紹介する授与品は「子宝石」です。こちらは子授御守と一緒に持ち帰って、毎日撫でてお祈りすると、子宝に恵まれると古くから言い伝えられている石。子授御守を受けた人で希望する場合は、「森戸大明神 水天宮」の「子宝石」を授与してくれます。
子宝石は神様からの御分霊(わけみたま)であると言われており、大切に扱わなければいけません。自宅に持ち帰った後は、神棚か寝室に祀るようにし、子宝石と一緒にもらえる御神床(小さな座布団)を利用しましょう。
その後、もし赤ちゃんを授かり出産されたら子宝石は返納するようになっています。自宅にある子宝石に赤ちゃんの名前を記入し、お宮参りにあわせて「森戸大明神 水天宮」の「子宝石納所」へ戻すようにしましょう。
森戸神社の見どころ
では続いては森戸神社での見所をチェックして見ましょう。あまり神社などに馴染みがない人は御朱印やお守りなどの授与品にばかり目が行きがちで、神社そのものにはあまり興味が向きません。
しかし神社の歴史や成り立ちを知ることによって深く興味が持てることも多いのです。神社で歴史をすることももちろんできますが、観光の際など時間がないときには難しいもの。
なのでしっかりと森戸神社を堪能するためにもお出かけ前に見所を押さえておくのがおすすめです。
葉山町の指定重要文化財「御本殿」
まず最初にチェックしておきたい見所は「御本殿」です。森戸神社の御本殿は鎌倉時代に創建され、400年以上の歴史を誇る歴史ある建造物。現在では「葉山町の重要文化財」に指定されいる貴重な建物です。
さらにこの御本殿の特徴は青く澄んだ美しい海を一望することができるということ。天気のいい日には大自然を目前に眺めることができる、珍しい神社ですので是非足を運んでみてください。
子授けや安産のご利益がある「水天宮」
続いての見所は「水天宮」です。森戸神社は様々なご利益がある神社ですが、その中でも特に安産・子宝の信仰が厚い神社。神奈川県だけではなく全国から安産や子宝のご利益を願い多くの参拝者が訪れます。
水天宮はその願いを叶えてくれる「天御中主大神」をお祭りしている場所。子授けや安産の御願い事がある方は、忘れずにお参りするようにしましょう。
歴史ある御神木「飛柏槇」
続いてご紹介する見所は「飛柏槇(ひびゃくしん)」です。こちらは樹齢800年を誇る森戸神社の御神木。元暦元年(1184年)に源頼朝公が森戸神社を参拝した際に三島明神から飛来して発芽したという伝説が残っている御神木です。
海上に乗り出すような形で生息している飛柏槇は大変珍しく、葉山町の天然記念物に指定されています。また、かながわの名木100選にも選出されるなど貴重な木であることがわかります。
この飛柏槇を見る際にはみぞぎ橋、もしくは神社裏手の階段を昇るとみられますので、森戸神社へと参拝した場合は見ておくのがおすすめです。
森戸神社へのアクセス
では最後は森戸神社へのアクセス方法をご紹介しておきましょう。神奈川県の葉山町にある森戸神社。公共交通機関を利用する方法と、マイカーでアクセスする方法があります。
どちらの方法でも簡単にアクセスすることができるのですが、葉山の街並みを楽しみたいという方にはマイカーでのアクセスがおすすめ。美しい緑と海を横目にドライブを楽しむことができます。
公共交通機関を利用の場合
ではまずは公共交通機関を利用した場合を見ておきましょう。森戸神社の最寄りの駅は「JR横須賀線 逗子駅」になります。こちらからタクシーをした場合は約10分で等チェクになります。
また駅からも公共交通機関を利用する場合は、「京浜急行バスの東口3番バス停留所」へ向かいましょう。「逗12 :葉山一色行き(海岸回り)」のバスへと乗車し、約15分でバス停「森戸神社」に到着です。下車後徒歩1分で森戸神社へと到着します。
また「京浜急行電鉄」を利用する場合には新逗子駅で下車しましょう。そこからもタクシーで約10分で森戸神社へ向かうことができます。
タクシーを利用しない場合は、「京浜急行バス 南口2番バス停留所」から「逗12 :葉山一色行き(海岸回り)」のバスへ乗車しましょう。約15分 でバス停「森戸神社」に到着しますので、下車後徒歩1分で森戸神社へ到着です。
車利用の場合
続いては車で森戸神社へとアクセスする場合です。森戸神社へは横浜横須賀道路の逗子ICより逗葉新道を経由し、鎌倉方面へ向かいましょう。
一般道へおりた後は、長柄交差点直進し渚橋交差点を左折します。その後左手にローソンを見ながら「葉山元町」の交差点を直進。橋を渡って約100m直進したら右折します。
右折すると道路の右側に鳥居が見えてきますので、その鳥居を潜り参道へと向かいましょう。そのまま直進すると参道の左手側に駐車場が見えてきますので、車を止めて森戸神社へ向かいましょう。
住所 | 〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内1025 |
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電話番号 | 046-875-2681 |
拝観時間 | 24時間・年中無休 |
アクセス | JR横須賀線 逗子駅よりタクシーで約10分 |
駐車場の有無 | あり |
公式URL |
森戸神社へ行ってみよう!
今回は神奈川県葉山にある森戸神社についてご紹介しました。開運厄除や安産・子授・良縁・家内安全など様々なご利益がある森戸神社。神奈川県だけではなく全国から参拝者が集まる人気の神社であることがわかりました。
特に子授や安産祈願のご利益は昔から有名ですので、気になる方は是非足を運んでみてください。また参拝した際には人気の御朱印やお守りも手にとってみましょう。