長久手の観光スポット！人気スポットからデートにおすすめのスポットも紹介

近年発展が著しい名古屋市近郊の長久手には、観光で見るべきところや面白い体験ができるところがたくさんあります。交通も便利で行きやすいので、長久手の観光スポットをいくつか紹介しましょう。

長久手には大規模な観光スポットが複数あります。名古屋郊外の自然が豊かな土地に展開する観光スポットを紹介します。

その名称が示すとおり、この観光地「愛･地球博記念公園」通称モリコロパークは、2005年に開催された「愛･地球博」の会場跡地なのです。ここにはスポーツ施設から文化的施設まで揃っており、一日中楽しめます。

観光地のモリコロパークにある施設はアイススケート場を始めとして大観覧車、こどもの広場、愛･地球博記念館、体験学習室･多目的室･多目的スタジオ、地球市民交流センター、あいちアートスクエア、サイクリングコースなど多彩です。

まさにカップルでも子供づれでも朝から晩まで一日中楽しめるパークです。

観光地のモリコロパークの中にある、最も人気のあるパビリオンの一つが「サツキとメイの家」です。この家はスタジオジブリ、宮崎駿監督のアニメ映画の「となりのトトロ」の舞台となった家を再現したものです。

実際に緑に包まれた森の中に立てられた家は、映画に出て来たままを忠実に再現してあります。和洋和洋折衷建築で、実際に映画の草壁一家が住んでいるように数々の小道具も配置されているのです。

アニメの中に自分も溶け込んだようになれるため、トトロのファンが日本中からこの家を目当てに訪ねて来る観光地です。

トヨタ博物館は創立50周年記念事業の一環で1989年4月に開館しました。ここには19世紀から20世紀にかけて製造された世界各地の車が展示されています。これらの展示車はきちんと整備されているので、実際に動きます。

車好きの人ならばひと目見たいと思っていた名車の数々が実際に見られるのですから、たまらない魅力です。また、観光地らしくお土産品売り場にはトヨタ車のミニカーや特別製のレトルトカレーなども売っており目移りしてしまいそうです。

長久手のもう一つの顔は、歴史上有名な戦があった土地だということです。誰でも知っているかの徳川家康が戦った地であり、今もその名残を感じ取れ、古(いにしえ)に思いを馳せることができます。

天正12年(1584)4月9日に徳川家康と秀吉方の池田恒興が戦った跡がこの長久手古戦場なのです。戦いは午前10時ころに始まり、午後1時頃に集結しました。今ではすっかりきれいに整備されています。

長久手の戦いの勝者は徳川家康で、このあと家康は結果的には秀吉に臣従しましたが、実力を全国の大名たちにも知られることとなり、後の天下取りに繋がっていくのです。

「小牧･長久手の戦い」で徳川家康が陣を設営し、そこで軍議を開いたと言われているのが色金山(いろがねやま)です。ここが現在では歴史公園として整備され保存されています。家康が座ったとされる石「床机石」も残っています。

公園内には木立の間を歩ける散策路があり、展望テラスからは合戦地を一望できてしまうのです。また、併設の茶室では抹茶も楽しめます。

長久手はデートスポットとしてもおすすめできます。自然や歴史を味わいながらも、現代の楽しみも体験できる長久手エリアならではのデートを楽しんでみましょう。

再び登場する「色金山歴史公園」ですが、デートで訪れると昼間とは打って変わって、ロマンチックな雰囲気に浸ることができるのです。それは、昼間はあまり気に掛けなかった展望台からの眺めが絶品だからです。

ちょうど展望台からは名古屋の夜景がキレイに見えるので、デートでここに来れば、他では見られない景色を堪能できます。一見の価値はあるでしょう。

「長久手温泉ござらっせ」は岩盤の下まで1800mを掘り進んで豊富な温泉を掘り当てました。長久手は昔から水質が良いことで有名でしたので、温泉水は無色透明･無臭でさらりとした肌触りの誰もが楽しめる温泉なのです。

1階の「地の湯」では大露天風呂などの13種類の風呂があり、その他にも洞窟風呂や穴風呂、炭酸風呂もあります。2階の「天の湯」には洋風露天風呂や内風呂など12種類の風呂が楽しめるのです。

これだけたくさんの種類の温泉があるならば、デートで訪れても満足できます。温泉のあとはマッサージや食事もできますので、フルコースのデートになります。

名古屋駅からは地下鉄東西線に乗り、終点の藤が丘まで28分間乗車します。そして藤が丘駅からは、愛知高速交通東部丘陵線に乗り換えます。これは愛称が「リニモ(Linimo)」で日本初の磁気浮上式鉄道、いわゆるリニアモーターカーなのです。

そして行き先に応じて「愛・地球博記念公園」や「芸大通」や「長久手古戦場」で下車すれば長久手へ到着です。ところで、リニモは2005年に開催された愛知万博(愛･地球博)のために建設されました。

リニモは無人自動運転をしていますが、東京の「ゆりかもめ」などの新交通システムが低速走行しているのに比して、営業最高速度100kmを誇っています。

名古屋市の東の端の地下鉄「藤が丘駅」から先は、長らく鉄道空白地帯と言われており、移動には車が唯一の手段でしたが愛･地球博を境に急速に発展して来ました。そして有名な長久手古戦場跡なども訪れる人が増えたのです。

リニモ沿線には大学も複数あるので、近年は若い世代がどんどん移り住んで来て、街が急速に発展しています。古い歴史と新しい分化が体験できる長久手を思いっきり楽しんでみましょう。