のっぺいうどんは長浜の冬の名物!特徴や茂美志やなどおすすめ店も紹介
のっぺいうどんは長浜の冬の名物です。この記事では、のっぺいうどんの歴史や特徴・味について詳しく紹介しました。また、茂美志やなどののっぺいうどんを美味しくいただくことのできるおすすめ店も紹介したので、ぜひチェックしてみてください。
目次
長浜名物「のっぺいうどん」について紹介!
滋賀県の長浜の名物といえば「のっぺいうどん」です。この記事では、長浜名物「のっぺいうどん」について紹介していきます。
のっぺいうどんとは?
ここからは、のっぺいうどんについて詳しく紹介していきます。
のっぺいうどんの歴史
のっぺいうどんの歴史は、1800年代後半までさかのぼります。1876年に、「うどん・そば吉野」の初代店主が京都のしっぽくうどん・葛料理などを参考にして「のっぺいうどん」を作ったと言われています。
それ以来、のっぺいうどんは長浜の名物グルメとされていて、長浜市のB級グルメとして全国的に知られています。
のっぺいうどんの特徴
ここからは、のっぺいうどんの特徴について紹介していきます。のっぺいうどんは、しいたけ・かまぼこ・紅葉麩・湯葉・様々な野菜などが入っています。たくさんの具が入っているのっぺいうどんは、とろみのあるあんかけも特徴的です。
このあんが「のっぺり」としていることから、「のっぺいうどん」と言われています。のっぺいうどんの上にあんが乗っているため、冷めにくくなっていて、最後まで熱々で食べることができます。
のっぺいうどんは風邪の時にもおすすめの食べ物?
のっぺいうどんのとろみには、吉野葛が使われています。さらに、のっぺいうどんには土生姜がトッピングされているといます。
そのため、のっぺいうどんは風邪をひいてしまったときにもおすすめの食べ物と言われています。のっぺいうどんは、先ほども紹介したように上にあんがのっているため最後まで熱々で食べることもできます。
体を温めるのにも適した食べ物ですし、うどんは消化にも良いと言われているので風邪をひいてしまった人にもおすすめです。
のっぺいうどんの味は?
のっぺいうどんの味は、醤油ベースとなっています。そこにたくさん入っている具の旨味が溶け込んでいてとても美味しいです。
一度食べたら、もう一度食べたくなるような美味しさです。
のっぺいうどんの名前の由来は?
のっぺいうどんの名前の由来についても説明していきます。のっぺいうどんの名前の由来は、吉野葛でとろみをつけたのっぺいうどんの汁が「のっぺり」としているからです。
漢字で書くと、のっぺいは「能平」「濃餅」となるようです。椎茸、湯葉、かまぼこ、生姜を煮詰めて吉野葛でとろみをつけたうどんは、のっぺいうどんと呼ばれています。
のっぺいうどんの美味しいおすすめのお店
ここからは、のっぺいうどんの美味しいおすすめのお店について紹介していきます。長浜名物ののっぺいうどんを食べたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
郷土料理の老舗店「茂美志や(もみじや)」
「茂美志や(もみじや)」は、郷土料理の老舗店です。「茂美志や(もみじや)」はJR長浜駅から314mのところにあり、長浜駅からは徒歩10分で行くことができます。
土日には行列ができるほどに人気のお店の「茂美志や(もみじや)」の「のっぺいうどん」は、直径10センチ以上ある生のしいたけがとても美味しいです。しいたけ好きの方にはたまらないうどんで、見た目としてもとてもインパクトがあるので、ぜひ写真を撮ってみてください。
歯ごたえのあるうどんもとても美味しく、あんや生姜も食欲をそそる美味しさです。おすすめメニューは、のっぺいうどん・焼き鯖寿司のセットで、値段は1500円です。
「茂美志や(もみじや)」の営業時間は10時30分から18時までとなっていますが、うどんがなくなり次第営業終了となっているので注意してください。
住所 | 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町7-15 |
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電話番号 | 0749-62-0232 |
営業時間・定休日 | 10:30~18:00 (うどんがなくなり次第終了〕 定休日は火曜日 |
平均予算 | 1000〜2000円 |
アクセス | JR長浜駅から徒歩10分 長浜駅から314m |
駐車場の有無 | 無し |
公式URL |
のっぺいうどんの元祖「うどん・そば吉野」
長浜駅から388mのところにあるお店「うどん・そば吉野」は、のっぺいうどんの元祖と言われているお店です。先ほども紹介しましたが、1876年に「うどん・そば吉野」の初代店主によって「のっぺいうどん」が作られたと言われています。
「うどん・そば吉野」の「のっぺいうどん」の特徴は、竹輪のように穴が開いている「焼き麩」です。実は、この「焼き麩」は「うどん・そば吉野」の特注品なのです。
- 「うどん・そば吉野」では「のっぺい麩」が店頭で販売されていて、お持ち帰りすることもできるので、美味しいと感じた方はぜひお持ち帰りしてみてください。
住所 | 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町6-16 うどんそば吉野 |
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電話番号 | 0749-62-1910 |
営業時間・定休日 | 11:00~ 定休日は火曜日 |
平均予算 | 1000円以内 |
アクセス | 長浜駅から388m |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
巨大椎茸ののっぺいうどんが味わえる「善光」
「善光」は巨大しいたけの「のっぺいうどん」が味わえるお店です。「善光」は長浜駅から121mのところにあります。
「善光」の「のっぺいうどん」に入っているしいたけがどれくらい巨大なのかというと、顔くらいのサイズと表現する方もいるくらいに大きいしいたけです。
しいたけにかぶりつくと、口の中がしいたけでいっぱいになるので、しいたけ好きにはたまりません。うどんもとても美味しいので、「のっぺいうどん」を初めて食べるという方にとてもおすすめです。
「善光」は優しいお母さんがやっているお店で、接客もとても良いので、ぜひ一度お店に足を運んでみてください。
住所 | 〒526-0065 滋賀県長浜市公園町8-54 |
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電話番号 | 0749-63-8323 |
営業時間・定休日 | 11:00~20:00 定休日は月曜日 |
平均予算 | 1000〜2000円 |
アクセス | 長浜駅から121m |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
冷たいのっぺいうどんも味わえる「住茂登」
のっぺいうどんというとあんかけの熱々のうどんのようなイメージがある方が多いと思いますが、「住茂登」は冷たいのっぺいうどんも味わえるお店です。
「住茂登」は、名阪自動車道長浜ICから車で15分、JR長浜駅から徒歩13分のところにあります。
「住茂登」では冷たいのっぺいうどんを食べることができるので、ぜひ注文してみてください。冬のシーズンであれば「鴨鍋」もとても美味しいのでおすすめです。
「住茂登」の営業時間は11時30分から14時30分となっていて、17時から21時までとなっています。ただ、食材がなくなり次第、営業時間が終了となる日もあるので注意してください。
お店の定休日は不定休となっているため、予約が推奨されています。「住茂登」でのっぺいうどんを食べたいという方は、ぜひ予約をしてからお店に行くようにすることをお勧めします。
住所 | 〒526-0054 滋賀県長浜市大宮町10-1 |
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電話番号 | 0749-65-2588 |
営業時間・定休日 | 11:30~14:30(14:00L.O) 17:00〜21:00(20:30L.O) 食材がなくなり次第閉める事もある 定休日は不定休(予約推奨) |
平均予算 | 2000〜3000円 |
アクセス | 名阪自動車道長浜ICから車で15分 長浜駅から573m |
駐車場の有無 | 無し 近くにコインパーキング有り |
公式URL |
朝食に味わえる「ホテル&リゾーツ 長浜」
「ホテル&リゾーツ 長浜」では、朝食で「のっぺいうどん」を味わうことができます。「ホテル&リゾーツ 長浜」は長浜駅から562mのところにあります。
「ホテル&リゾーツ 長浜」では2階で朝食バイキングを楽しむことができます。和・洋・中などの色々なメニューがあるのですが、やはりおすすめは「のっぺいうどん」です。
ぜひ、お腹をすかせた状態で「ホテル&リゾーツ 長浜」の美味しい「のっぺいうどん」を食べてみてください。色々とメニューがあり目移りすると思いますが、先ののっぺいうどんを食べてから他のメニューを楽しむことをおすすめします。
住所 | 〒526-0066 滋賀県長浜市大島町38 |
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電話番号 | 0749-64-2000 |
営業時間・定休日 | 記載無し |
平均予算 | 1000〜2000円 |
アクセス | 長浜駅から562m |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
のっぺいうどんのレシピ
ここからは、のっぺいうどんのレシピについて紹介していきます。
必要な材料
のっぺいうどんを作るために必要な材料を紹介します。
のっぺいうどんに必要な材料は、うどん1玉・水300cc・和風だし小さじ2・醤油大さじ1・みりん大さじ1・片栗粉大さじ2・しいたけ2個・カマボコ好きな量・青ネギ少々・生姜適量となっています。
作り方
ここからは、のっぺいうどんの作り方について紹介していきます。のっぺいうどんは自宅で簡単に作ることができます。まず、生姜はすりおろしておいて、青ネギは小口切りにして、かまぼこは好きな量を食べやすく包丁で切っておきましょう。
次に、水300ccに和風だしと醤油・みりんを加えて火にかけます。沸騰した時点でいったん火を止めましょう。そこに、水に溶いた片栗粉を加えて混ぜていきます。
さらに、しいたけを入れて火にかけて、とろみがつくまで煮て行ってください。
うどんはそれぞれのうどんで茹で時間が微妙に異なるので、袋などに書いてある規定時間だけゆでてください。器に先ほどまで煮詰めていたつゆをかけて、かまぼこや生姜・青ネギをのせて出来上がりです。
のっぺいうどんを作るポイントは、おつゆの作り方です。おつゆのとろみがどこまで出るかがポイントで、とろみがあんかけくらいに出るまで煮詰めていくことがポイントになります。
また、生姜ものっぺいうどんではポイントになっているので、ぜひ生姜もたくさん使用してください。
のっぺいうどんは通販でも購入できる?
ここまで、のっぺいうどんの美味しいお店やのっぺいうどんのレシピ・作り方について説明してきましたが、のっぺいうどんは通販でも購入できるのでしょうか。
調べてみたところ、のっぺいうどんは通販で販売されていることが多く、楽天市場やヤフーショッピングなどでも販売されています。のっぺいうどんは店頭で販売されていることも多いです。
また、滋賀県長浜市内にはいくつか道の駅があるのですが、お土産用の「のっぺいうどん」が販売されています。道の駅で販売されている「のっぺいうどん」は、うどんの麺以外にしいたけ・めんつゆ・かたくり粉が入っています。
お家でのっぺいうどんを作って楽しみたいという方は、ぜひ購入してみてください。
長浜の冬の名物・のっぺいうどんを味わってみよう!
滋賀県長浜の冬の名物・のっぺいうどんの特徴や歴史・名前の由来などについて詳しく紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。のっぺいうどんの味は醤油ベースとなっていて、入っている具の旨味が溶け込んでいてとても美味しいです。
のっぺいうどんの名前の由来は、吉野葛でとろみをつけたのっぺいうどんの汁が「のっぺり」としているからです。のっぺいうどんのレシピについても紹介しましたが、のっぺいうどんは自宅で作ることもできるので、一度作ってみてください。
また、のっぺいうどんの美味しいお店が滋賀県長浜にはたくさんあるので、お店に行ってのっぺいうどんを味わってみてください。「善光」ではとても大きなしいたけを味わうことができて、しいたけ好きの方にとてもおすすめです。