小浜の水まんじゅう(くずまんじゅう)なら伊勢屋!値段・店舗情報も紹介
小浜の水まんじゅう(くずまんじゅう)を食べるなら伊勢屋です。この記事では、小浜の水まんじゅう(くずまんじゅう)の老舗店・伊勢屋について詳しく紹介しました。水まんじゅうの値段や店舗情報も紹介したので、ぜひチェックしてください。
目次
福井県小浜市・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)が人気!
福井県小浜市・伊勢屋は、水まんじゅう(くずまんじゅう)が人気のお店です。夏の時期になると、お客さんが途切れず福井県小浜市・伊勢屋を訪れています。
この記事では、伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)について詳しく紹介していきます。
伊勢屋は創業1830年の老舗店
水まんじゅう(くずまんじゅう)の有名な福井県小浜市の伊勢屋は、創業1830年の老舗店です。
伊勢屋は天保元年(1830年)に、上田家三代目の上田與三郎によって創業された、2020年に創業190年を迎えた和菓子屋の老舗です。
5代目は福井県初の伝統和菓子職に認定
福井県小浜市の伊勢屋の5代目・上田藤夫さんは、2017年に福井県初の伝統和菓子職に認定されました。
上田藤夫さんは、京都の鼓月や東京の東宮にて修行をしていた方です。上田藤夫さんが、福井県初の伝統和菓子職に認定されたことは、新聞などでも大きく取り上げられました。
また、2016年には小浜市の伊勢屋の6代目の上田浩人さんが、こちらも福井県初の優秀和菓子職に認定されました。
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)の特徴・値段や味!
ここからは、小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)の特徴・値段や味について詳しく紹介していきます。
滋養豊富な若狭特産の熊川くずを使用
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)は、滋養豊富な若狭特産の「熊川くず」を使用しています。
福井県若狭地方の「熊川くず」は、吉野葛・秋月葛と並んで日本三大葛と称されている葛です。「熊川くず」の原料となるのは、北川上流に自生する葛根です。北川上流は、葛根の育成に適した土壌となっているため、良質な葛根を取ることができます。
葛根は掘り起こされたあとで、洗わずに土が着いたまま線状になるまでたたかれます。そして、谷を流れる水にひたしていくのです。その後、熊川の清流に晒す「寒晒し(かんざらし)」と呼ばれる作業が行われて不純物がさらに取り除かれていきます。
この作業は、11月から3月の寒い時期に、手作業で行われます。この作業を行うことで、純白無垢な美しい葛となっていきます。
また、葛には疲労回復や風邪に効能があり、滋養豊富です。昔は、熊川に葛が「常備薬」として備えられていたとも言われています。
地下から湧き出る雲城水で冷やされている
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)は、地下から湧き出る「雲城水」で冷やされています。
伊勢屋では「菓子作りの原点はおいしい水でなければならない」と考えているため、平成の名水100選にも選ばれた「雲城水」を使用して、和菓子作りをしています。
味と値段について
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)の味は、葛のつるっとした喉ごしと、こしあんの甘さがとても美味しいです。こしあんは、上品な甘さなのでくどくなく、1個食べたらもう1個食べたくなるはずです。
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)の値段は、1個120円(税抜)です。
イートインコーナーで食べるのがおすすめ
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)は、イートインコーナーで食べるのがおすすめです。水まんじゅうをテイクアウトすることもできますが、時間が経ってしまうと水まんじゅうの透明感が損なわれれてしまいます。
小浜・伊勢屋には喫茶スペースが併設されているので、ぜひ喫茶スペースで水まんじゅう(くずまんじゅう)を食べてみてください。
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)の販売時期は?
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)の販売時期について紹介していきます。
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)は1年中販売されている訳ではなく、4月中旬〜10月上旬までの限定販売となっています。
水まんじゅう(くずまんじゅう)を食べたいという方は、ぜひ4月中旬〜10月上旬に小浜・伊勢屋を訪れてみてください。
水まんじゅう(くずまんじゅう)以外も!小浜・伊勢屋で人気のメニュー3選!
小浜・伊勢には、水まんじゅう(くずまんじゅう)以外にもおすすめのメニューがあります。ここからは、小浜・伊勢屋で人気のメニュー3選を紹介していきます。
①冬季限定の若狭小浜名物「丁稚ようかん」
小浜・伊勢屋で水まんじゅう(くずまんじゅう)以外に人気のメニュー1つ目は、冬季限定の若狭小浜名物「丁稚ようかん」です。
「丁稚(でっち)ようかん」という名前の由来について紹介していきます。若狭地方では昔、子供が学校を卒業すると男の子は「丁稚奉公」に、女の子は行儀見習いとして「女中奉公」に上方へ出す習わしがありました。
正月とお盆の16日の藪入りは、「奉公人の宿下り」として半期に一度だけ親の元へ帰る事が許されていたのです。明治の頃に田舎の母親が、旦那様に何か珍しいお土産を渡したいということで手作りのようかんを持たせたところ、この味を旦那様は大変気に入ったそうです。
そして、いつからか丁稚が若狭より持ち帰るようかんのことを、「丁稚ようかん」と呼ぶようになったようです。若狭小浜名物「丁稚ようかん」もとても美味しいので、ぜひ食べてみてください。
②プルプルとした食感が美味しい「くずもち」
小浜・伊勢屋で水まんじゅう(くずまんじゅう)以外に人気のメニュー2つ目は、プルプルとした食感が美味しい「くずもち」です。
小浜・伊勢屋の「くずもち」は、蜜をかけてきなこをまぶし、切り分けて食べます。
プルプルした食感がとても美味しく、ペロッと食べることができます。小浜・伊勢屋の「くずもち」には2種類あり、黒糖蜜で葛の素朴な味わいを堪能するプレーンタイプのもの、白糖蜜が柚子の上品さを引き立てる柚子の香りのものがあります。
ぜひ、小浜・伊勢屋の「くずもち」を食べてみてください。
③ふんわりブッセでマーマレードをサンド「おぼろ月」
小浜・伊勢屋で水まんじゅう(くずまんじゅう)以外に人気のメニュー3つ目は、ふんわりブッセでマーマレードをサンドした「おぼろ月」です。
小浜・伊勢屋の「おぼろ月」は、ふんわりと焼き上げたブッセに、オレンジのマーマレードがサンドされています。
ほんのりとした甘さでとても美味しいので、ぜひ「おぼろ月」も食べてみてください。
水まんじゅう(くずまんじゅう)が人気の小浜・伊勢屋のアクセスなど店舗情報!
ここからは、水まんじゅう(くずまんじゅう)が人気の小浜・伊勢屋のアクセスなどの店舗情報を紹介していきます。
小浜・伊勢屋の営業時間は8時30分から17時30分です。定休日は毎週水曜日となっています。小浜・伊勢屋は、小浜駅から900mのところにあります。歩いて10分ほどで着きます。
また、小浜・伊勢屋には無料駐車場があり、車でアクセスすることもできます。小浜インターチェンジから車でおよそ20分で行くことができます。
住所 | 〒917-0071 福井県小浜市一番町1−6 |
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電話番号 | 0770-52-0766 |
営業時間・定休日 | 8:30~17:30 定休日は毎週水曜日 |
駐車場の有無 | 有り 駐車スペースは10台 |
アクセス | 小浜駅から900m 徒歩10分 小浜インターチェンジから 車でおよそ20分 |
夏は小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)を食べよう!
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)の特徴・値段や味について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
小浜の伊勢屋は、創業1830年の老舗店です。伊勢屋の水まんじゅうは、地下から湧き出る雲城水で冷やされていて、葛のつるっとした喉ごしとこしあんの甘さがとても美味しいです。
小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)は1年中販売されている訳ではなく、4月中旬〜10月上旬の期間限定発売です。ぜひ、夏は小浜・伊勢屋の水まんじゅう(くずまんじゅう)を食べてみてください。