雄島は心霊スポット!美しい神の島は反時計回り・引き返すのがNG?
雄島は福井の心霊スポットとして有名です。この記事では、雄島の美しい神の島は反時計回り・引き返すのがNG?の怖い噂や、雄島の場所を紹介しました。雄島の観光としてのスポットも紹介したので、興味のある方はぜひチェックしてみましょう。
福井の有名な心霊スポット「雄島」について紹介!
雄島は、福井にある「反時計回りをすると死ぬ」といわれる島。TV番組「アンビリバボー」で取り上げられました。簡単な気持ちで行けない心霊スポットです。自殺の名所である東尋坊の東側にあり、海流の関係で毎年多数の遺体が流れ着きます。
絶対的なタブーが存在する雄島。ここでは、美しい神の島は反時計回り・引き返すのがNG?などの注意点やそれを含んだ上での島の案内を紹介していきます。心霊スポットに興味がある方は、ぜひチェックしてください。
雄島とはどんな場所?
雄島は、福井県の越前海岸から224mの赤い橋を渡って、たどり着く島です。越前海岸は後間が点在していますが、その中でも一番大きな島で、標高は27m、周囲は2㎞、40分くらいで一周することができます。
都市伝説もささやかれ、神秘的な樹木が茂っています。島内には、雄島灯台や大湊神社があります。ここからは、心霊スポットとしても有名な雄島について、詳しく紹介していきます。
美しい神の島とも呼ばれている
美しい雄島は、古くから地元の人たちには、神の島と呼ばれています。古来から現在まで、神様が宿っている島として崇められている雄島。その昔、雄島の石が欲しいというお金持ちがいたそうです。
当時は、神の島と呼ばれていた雄島から、石を持ち出すということはできませんでした。しかし、このお金持ちはどうしても雄島の石が欲しかったので、盗み出します。この行為で雄島の神は怒り、彼の家に次々と災難を起こしました。
その結果お金持ちであった彼の家は傾いてしまったといわれています。このことから、雄島はさらに神の島として多くの人に崇められてきたのです。
パワースポットや心霊スポットとしても有名
雄島は心霊スポットといわれていますが、有数のパワースポットとしても有名な場所です。パワースポット巡りでも外せないとされています。雄島は、自然のエネルギーを体内に吸収することができるパワースポットです。
特に島内にある神社は最も強い力があるといわれています。マイナスイオンも感じることができるでしょう。神の島と呼ばれていることから神秘的な雰囲気がありパワースポットと呼ばれているという説が有力です。
雄島の心霊現象と怖い噂3選
雄島には、恐れられている心霊現象やNG行為があります。神が宿っているといわれている雄島で、神を怒らせないようにNGとされていることには注意しましょう。ここからは、雄島の心霊現象と怖い噂3選を紹介します。
①反時計回り・引き返すのはNG
雄島で有名なNG行為として、反時計回りに回ることです。反時計回りに雄島を回ると呪われて命を落とすといわれていて、決してしてはいけない事として語られています。都市伝説のようですが、実際にあった怖い話があります。
肝試しに訪れた若者が、反時計回りで雄島を回ったら、帰りの雄島橋で霊に足をつかまれてしまい、それを見て驚いた友人が逃げましたが、行方不明になったそうです。最近は、多くの人が、わざと反時計回りに回って心理現象が起きるのか試している動画もあります。
そのため、死をもたらすということは無いようです。しかし、霊感の強い人は、何かかしらの霊障を受けることがあるので気を付けましょう。
②トンネルにある観音像と目を合わせるのもNG
雄島に向かうトンネルには、観音様が安置されています。安全祈願のためと、東尋坊から流れ着く遺体のためにトンネル内に安置されたといわれています。色々な噂はありますが、実際には、なぜトンネル内にあるのかは不明です。
ここではNG行為があります。それは、トンネルを通っても観音様と目を合わせてはいけないとされています。トンネル内で観音様と目が合った人は、事故に巻き込まれるといわれています。
実際にトンネル周辺では事故が多発しているので、噂は本当のようです。雄島に行くときにトンネルを通る場合には、注意しましょう。
③朱い橋での幽霊の目撃
雄島に続く朱い橋は、決して引き返してはいけないといわれています。そんな朱い雄島橋には幽霊を見たという目撃談が多くあります。用心棒で身投げをした人でしょうか。夜には、不気味な雰囲気の漂う場所となるのです。
また、海の中から無数の手が出てきて引きずり込まれるという話もささやかれています。雄島に行く場合は、この赤い橋には気を付けましょう。
雄島の観光としての見所5選!
心霊スポットとして有名な一面はありますが、観光するには、おすすめの美しい島です。夕暮れには、絶景を見ることができます。また、雄島は岩石島です。流紋岩の溶岩が、今から約1200万年以上前に噴出し、流出して雄島が形成されました。
形成当初は今よりもはるかに大きい岩体でした。現在のような雄島の姿になったのは、波浪による浸食だと考えられます。およそ1000年近く斧を入れていない雄島は自然がそのまま残っており、貴重な樹木や野花などを見ることもできるのです。
雄島に入るための朱い色の橋「雄島橋」
雄島に入る時に必ず通るのが雄島橋です。赤い色が特徴的な橋となっていて、その長さは224m。天気が良い時には海もきれいに見えるので、撮影ポイントの一つとして人気があります。
雄島橋には、NG行為があります。雄島橋は決して引き返してはいけないということです。これは、東尋坊で身投げをしてしまった人が橋げたに引っかかってしまうことがあるため、引き返すと連れて帰るといわれています。
方位磁石が狂ってしまうと噂の「磁石岩」
雄島の不思議な現象の一つとして呼ばれているのが、磁石岩です。雄島は東尋坊と同じく、柱状節理が特徴的な島なので、突起した岩が目印になりますが、雄島内の他の岩と違いはありません。しかしある一カ所だけ方位磁石を狂わせる磁石岩があります。
なぜそのようになるのかは解明されていませんが、落雷が原因なのではないかという説があります。落雷の電流はとても強いものなので、磁場が生じて、岩が磁石化されてしまったと考えられているのです。
歴史の古い神社「大湊神社」
大湊神社は、福井県の文化財として指定されている神社です。歴史はとても古く、織田信長の兵によって神社の社殿が失われた過去があります。現在ある社殿は、江戸時代に再建されたものです。
神社の西側には鳥居があり、その先には東尋坊があります。神社の鳥居は、東尋坊で身投げした人が流れ着くため、その霊を鎮めるために建てられたといわれています。少し不気味な雰囲気もある神社ですが、パワースポットとして知られています。
なお大湊神社は、源義経や、明智光秀も訪れた場所といわれている歴史的な神社です。訪れたら参拝してみましょう。
瓜が割れたと言われている「瓜割の水」
雄島の西側には、瓜を冷やすために入れたら割れたといわれている「瓜割の水」があります。この水は、雨水が地下水として湧き上がっている水ですが、とても冷たくて、枯れることがないといわれています。
昔からあった湧水なので、藤原重永も書物に書き記していました。岩陰にあり、目印は無いので水を探すのは大変ですが、雄島を訪れた時にはぜひ探してみましょう。
全国的にも珍しい「ヤブニッケイの純林」
雄島は自然がそのままの姿で残っているので、日本国内の最後の原生林ともいわれています。そのため樹齢1000年になるような樹木もたくさんあります。その中で、ひときわ目に引くのが「ヤブニッケイ純林」です。
雄島のヤブヤッケイは、真っ直ぐに伸びずに曲がっているのが特徴です。これは、長い年月強い風を浴び続けていたため、風の形になっている為です。毎なうイオンを浴びて森林浴を楽しみながら、ヤブニッケイ純林の見学ができます。
雄島へのアクセス方法
雄島へのアクセス方法を紹介します。雄島の最寄駅は、芦原温泉駅になります。しかし、駅から徒歩では行けません。京福バスを利用します。東尋坊方面のバスに乗り、安島というバス停で下車してください。
車で向かう場合には、北陸自動車道の金津を下車します。そこから三国方面に向かっていきます。
住所 | 福井県坂井市三国町安島 |
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アクセス | えちぜん鉄道「三国駅」から 京福バス東尋坊線で約14分 「雄島」バス停下車、徒歩4分 |
駐車場の有無 | 有り(40台)、無料 |
雄島に行くときには気を付けよう!
雄島の心霊スポットや怖い噂、パワースポットのある観光スポットを紹介しました。いかがでしょうか。NG行為などを守って観光をすればたのしく過ごせる場所です。
しかし、水気の多い海の周辺には怨霊がたくさんいます。面白半分に見に行ったり、いたずらをしたりすることで、霊を刺激してしまう事は絶対に厳禁です。雄島に行くときには気を付けましょう。