小樽の水天宮は絶景の穴場スポット!御朱印・祭りやアクセスも紹介
小樽市にある水天宮をご存知ですか。実は小樽水天宮は穴場の絶景スポットなのです。四季を通して、様々な絶景が見られる穴場の水天宮へ行ってみませんか。ここでは水天宮へのアクセスをはじめ、御朱印や祭りについても紹介します。参考にしてみて下さい。
目次
穴場の絶景スポット「小樽水天宮」を紹介!
小樽にある神社の水天宮。実は少し小高いところにあって、穴場の絶景スポットなのです。
また、四季折々に違った姿を見せてくれたり、有名な祭りがあったり、その存在はいろいろな面で大変価値があります。そんな小樽水天宮について詳しく紹介していきます。
小樽水天宮とはどんな神社?
小樽水天宮とは、どんな神社なのでしょうか。
安政6(1859)年に創祀されたと伝えられていて、祭神は、「弥津波能売神(みづはのめのかみ)」「保食神(うけもちのかみ)」「伊邪那岐神(いざなぎのかみ)」「伊邪那美神(いざなみのかみ) 」です。小樽でも穴場の絶景スポットでもあります。
小樽駅の近くにある神社
小樽水天宮は、小樽駅から徒歩でおよそ20分で行ける、徒歩圏内にある神社です。20分の徒歩がつらいという人は、小樽駅から車を借りていけばおよそ5分で到着できます。
小樽市中心部の高台にあり、境内から小樽港を間近に見下ろすことができます。その後方は天狗山があり、冬には、ナイターの灯りと闇のコントラストがくっきりと浮かび上がり、神秘的な風景を見せてくれます。
また、海側の堺町へ下る急な階段と坂道は外人坂と呼ばれていて、山側の小樽公園までは一直線の道路で結ばれています。景観の統合を図っています。
小樽水天宮でおすすめの見所6選!
それでは、小樽水天宮でおすすめの見所を紹介していきましょう。6つのポイントに絞って紹介します。
①絶景が広がるスポット
小樽水天宮でおすすめの見所1つ目は、「絶景が広がるスポット」です。
小樽水天宮は、山の切り立った崖のような急斜面の山頂にあるため、階段を登りきった時には少し息が上がる人も出てくるかもしれません。そんな高台でのロケーションスポットは、社殿の右側です。
標高55メートルのこの高台からは小樽港や日本海、小樽の街並みを一望できます。小樽市重要眺望地点としても登録されており、街の形が一目で分かり、その大きさを実感できます。
うまくタイミングが合えば、埠頭に大きな客船が停泊していることもありますよ。そのような時は、日が暮れてくると、客船の窓から淡い光が漏れて、幻想的な景色を楽しむこともできます。
②桜の名所としても有名
小樽水天宮でおすすめの見所2つ目は、「桜の名所としても有名」です。
小樽水天宮の境内をはじめ周辺には、たくさんの八重桜やソメイヨシノが植えられています。それらが春には一斉に花を咲かせます。ロケーションスポットに立つと、桜が咲く頃には、桜越しに小樽の街並みを見渡せる最高の場所になります。もちろん本殿や拝殿と桜のコラボレーションも趣があって素敵ですよ。
③境内にある3つの碑
小樽水天宮でおすすめの見所3つ目は、「境内にある3つの碑」です。境内には3つの碑はそれぞれ歌碑・詩碑・句碑となります。
歌碑は、小樽に住んでいたと言われる石川啄木の歌碑です。小樽に住んでいただけに、小樽市内には石川啄木の歌碑が3カ所に建てられていて、小樽水天宮の歌碑は昭和55(1980)年に市内に建立された、市内で2番目の石川啄木の歌碑となります。「かなしきは小樽の町よ 歌ふことなき人人の声の荒さよ」と記されています。
詩碑は、小樽市出身の整形外科医で、詩人としても知られた、河邨文一郎の詩碑です。境内入って左に建つ、丸い鉄製に横長の長方形の鏡のようなピカピカで印象的なオブジェに河邨文一郎の詩「山上の旗」が記されています。
そのオブジェは、鉄板・鉄柱を組み合わせたもので、小樽を拠点に活動を続けた版画家・一原有徳の作品です。彫られている書は日本を代表する書家・中野北溟によるもので、平成5(1993)年に建立されました。
最後の句碑は、三ツ谷謡村の句碑です。三ツ谷謡村は、勇払郡に生まれ、札幌北海中学校を卒業後、早稲田大学に進学するも、病気のため大学を中退し帰道後小樽市に移住しました。
この頃から俳句を手掛け、昭和8(1933)年に「ホトトギス」に初入選し、昭和13(1938)年には小樽玉藻句会を設立、北海俳句会(後の小樽ホトトギス会)の主宰を引き継ぎました。また、戦後まもなく結成された小樽俳句連盟の理事に就任するなど、こちらも小樽に縁のある人物です。
この句碑は昭和52(1977)年に建立されたもので、境内に入ってすぐ右、石川啄木の歌碑の手前にあります。大きな石を用いて、その中の盤面に「柳絮(りゅうじょ)とび 我が街に夏来たりけり」の俳句が刻まれています。
④本殿と拝殿が小樽市指定の歴史的建造物
小樽水天宮でおすすめの見所4つ目は、「本殿と拝殿が小樽市指定の歴史的建造物」です。
小樽市指定歴史的建造物は、都市景観の保全を図るために1992年に制定された「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例」によって指定した建造物です。
建築の歴史上貴重であるものや地域の歴史的背景から重要であるものを考慮して選択し、保全すべきものをまず「小樽市登録歴史的建造物」として登録し、その中から所有者の同意を得て指定したものです。そのような歴史的意義を持つ小樽市指定歴史的建造物に、小樽水天宮の本殿と拝殿が選ばれています。
⑤大きい狛犬
小樽水天宮でおすすめの見所5つ目は、「大きい狛犬」です。
小樽水天宮の狛犬は玉乗り獅子狛犬で、社殿の前に1対並べられています。 江戸時代の安政6年(1859年)の創祀です。台座も大変大きくて立派で、がっちりとした大きな狛犬は、意外と珍しいと言われています。
⑥小樽三大祭りの1つの例大祭
小樽水天宮でおすすめの見所6つ目は、「小樽三大祭りの1つの例大祭」です。
小樽水天宮では、毎年6月14~16日に、小樽三大祭りの1つ「水天宮例大祭」が行われます。水天宮から花銀通りにかけて、祭りを盛り上げる露店が並び、花園銀座商店街では様々なイベントも行われます。6月は、北海道に行くには大変いい時季なので、この祭りと楽しみに、小樽を訪れるのも良いでしょう。
小樽水天宮の御朱印を紹介!
小樽水天宮の御朱印は、書き置きというより印刷された御朱印です。境内左手にある社務所で頂くことができます。朱印状は冊子のようになっていて御朱印の隣には、由緒書きが付いています。
御朱印を頂く時の初穂料については、小樽水天宮では決められておらず、御朱印の初穂料は感謝の気持ちを表すものなので、いくら払ってもいいとのこと。と言われてもそれではいくら払えばいいのか、と迷ってしまうものです。周辺の他の神社ではだいたい初穂料は300円としているところが多いで、参考にして下さい。
小樽水天宮へのアクセス
最後に小樽水天宮へのアクセスを含めて、基本情報をまとめておきますので、小樽水天宮を訪ねる時の参考にして下さい。
住所 | 北海道小樽市相生町3番1号 |
---|---|
電話番号 | 0134-22-3495 |
営業時間・定休日 | 営業日 参拝だけなら24時間開放 社務所に用がある時は事前に電話連絡
|
アクセス | JR小樽駅から徒歩20分 中央バス「花園公園通」下車徒歩約5分 小樽インターチェンジから車で約10分 |
駐車場の有無 | あり |
公式URL | https://www.city.otaru.lg.jp/simin/gakushu_sports/kenzo/f_s/f_s50.html |
穴場の絶景スポット「小樽水天宮」へ行ってみよう
穴場の絶景スポットとしても、神社としても魅力が満載の小樽水天宮でした。春の桜の時期だけでなく、祭りの時期や、雪の時期などそれぞれ季節に合わせて、同じ場所でも違った表情を見せてくれる神社でもあります。素敵な絶景や歴史的建造物を見に、小樽水天宮に是非、足を運んでみて下さい。