ロンダ(スペイン)の観光スポット！おすすめ名所･絶景を紹介

アンダルシア地方に位置するロンダは、断崖絶壁の街として残されてきました。山々に囲まれ、まさに自然の要塞に囲まれたロンダは、観光地や保養地として発展し、年間を通して多くの観光客が訪れる場所となっています。

今回は、スペイン旅行の中で見逃すことができない、このアンダルシア地方のロンダの魅力をたっぷりとご紹介します。闘牛や絶景スポットなど、おすすめの場所ばかりです。

美しい街ロンダには、絶対に見ておきたい観光スポットがたくさんあります。その中でも、驚愕するような大自然の力を感じることができる、足を向けるべき人気でおすすめの場所をピックアップします。

ロンダのヌエボ橋を渡ると、魅力的な旧市街が出現します。「ロンダ旧市街」の中央を走っている「Arminan通り」を通ると、 小さな小物屋さんから武器博物館など、さまざまな見どころが満載です。

またアラブ浴場やビエホ橋など、イスラム王国時代の遺跡もあるので、旧市街地はロンダを訪れたらぜひ行ってほしい観光スポットです。

スペインの中でも最古といわれる闘牛場です。1785年に完成した闘牛場は、円形のドーム型をしている、美しいつくりになっています。直径約66ｍあると言われている闘牛場はとて5,000人を収容できる大きさで、見事なトスカーナ様式の石柱によってつくられています。

また、闘牛場の前には、象徴的な牛の造があります。乗馬をせずに赤い布のムレータだけで牛をけしかける闘牛スタイルは、このロンダで生まれたと言っても良いでしょう。

ロンダは中世時代になると多くのアラブ人の居住区となりました。そのため、ロンダにはサウナ式のアラブ浴場が建てられたようです。天井の穴から満点の星空をみながら、ゆっくりと時間を過ごすという、贅沢な時間を過ごしたであろう遺跡が、この「アラブ浴場」です。

歴史的に古い、この「サンタ・マリア・ラ・マヨール教会」は、建物の中にたくさんの建築様式が取り入れられてつくられている、見どころのある観光地となっています。ルネッサンス時代の建築物といわれていますが、ゴシック様式の円柱やアーチが特徴となった身廊があったり、バロック式の教会の祭壇があったりします。

また、モンタニェスまたはルイーザ ロルダンの作とされている「苦しみの聖母」も必見です。教会は毎日一般公開されていますが、日曜だけは礼拝があり観光ができないので、時間帯を選んで訪れてみましょう。

スペインのロンダの絶景は、一度見ると心が大きくなった気分になれます。ロンダのどの絶景も、とてつもなく大きく、インスタ映えする場所ばかりです。

そんなロンダの絶景の中でも、特におすすめする絶景観光スポットを4選ご紹介します。ロンダを訪れる前にチェックしてください。

ロンダで絶対に見ておきたい「ヌエボ橋」は、高さが約100mあるといわれています。約40年かかって石を積み上げて出来ているので、見ごたえがあります。実際に橋から渓谷の下を見ると、足が震えてすくむるほどです。

夜いなるとヌエボ橋がライトアップされます。なんともいえない幻想的な雰囲気に包まれるので、見逃さないようにしましょう。真昼と夜のライトアップされたヌエボ橋は、違った表情を見せてくれます。

ヌエボ橋がつくられる前に、住民にとって新市街と旧市街をつなぐ主要な橋として利用されていたのが、この「ビエホ橋」です。ヌエボ橋より古い橋で、1616年に建造されたといわれています。

ヌエボ橋を散策していると、突如現れる「フェリペ５世門」も、ロンダのおすすめ観光名所です。このフェリペ５世門自体も古い歴史があり、アーチ形の見事なつくりを写真に収める人がたくさんいます。

もうひとつの見どころは、このフェリペ５世門からの門越しに見えるビエホ橋です。壮大なビエホ橋がきれいに見えるスポットなので、ここからも写真を撮るのを忘れないようにしましょう。

断崖絶壁の展望台がある「アラメダ　タホ公園」は、闘牛場のすぐ裏にある公園です。この場所から深い渓谷の下をのぞき込むこともできる、見ごたえがある観光スポットとなっています。高所に強い人でも、かなりのスリルを楽しめます。

美しい遺跡や絶景があるロンダですが、観光して空腹になったら、ロンダの美味しい地元料理をいただきましょう。ロンダ観光の醍醐味ともいえる、ハズレなしのおすすめレストランを3選ピックアップします。

民家の中にある大人気のレストランは、ヌエボ橋から徒歩圏内にあります。スペイン語で「マリアの家」という意味を持っているこのレストランは、いつも多くの観光客でにぎわっています。

お店のおすすめ料理はたくさんありますが、生焼けのマグロ料理は絶品です。多くのグルメ家も評価するほどでの料理なので、ぜひ味わってください。この「Casa Maria」は、お店が小さいので、予約してからお訪れると間違いがありません。

地元のアンダルシア料理が楽しめる、おすすめのレストランです。席数は250用意されているので、予約なしでもふらりと立ち寄ることができます。おすすめ料理はパスタです。また、イベリコハムの盛り合わせなども人気のあるメニューです。

この「Toro Tapas」は、18世紀の旧市庁舎を改装したレストランなので、料理と共に建物にも注目してください。

絶品マグロのたたきが食べられる「Tropicana Ronda」も、ロンダの観光と併せて訪れてみたいレストランです。多くの観光客であふれているレストランなので、営業時間より早めにたどり着いて、待つくらいでちょうどよいでしょう。

お店には、本格スペイン料理のメニューもそろっています。ロンダの地元ならではの味付けになっているので、気になる料理はぜひ味わってください。

ロンダ観光をしながら、手に入れておきたいお土産もあります。失敗なしのおすすめなお土産を2選ご紹介します。限定であったり、その場でしか手に入らないロンダのお土産もあるので、忘れないように購入しましょう。

闘牛で有名なスペインのロンダで人気のお土産といえば、「闘牛グッズ」です。闘牛場に隣接している「Plaza de toros Las Ventas」には、闘牛に関連したたくさんのアイテムが販売されています。

闘牛の指輪などのアクセサリーをはじめ、キーホルダーなどの銀製品も手に入ります。また好みが合えば、闘牛士が来ているジャケットなどもオーダーできます。時間をとりわけて、ゆっくり選んでください。

スペインのマドリード郊外には、ローカルワインが美味しいことで有名です。世界中からたくさんあるスペインのローカルワインを求めてやってくるほどなので、気に入った白ワインなどがあれば、ぜひお土産にチョイスしましょう。

一合一会ともいえるワインとのめぐり逢いがあるかもしれません。ロンダを離れてしまうと、決して手に入らないワインもあるので、気に入ったローカルワインに出会ったら即購入しておきましょう。

山奥にあるロンダですが、バスや鉄道など、自分のプランにあった方法でロンダまで行くことができます。特に、うまく組み合わせることで、アンダルシアの各地から日帰りのロンダ観光が実現するほどです。

鉄道はセビリアからロンダまで1日1本となっていて、アクセスが少ないことが難点となっています。反対にセビリアからバスを利用すると、日帰りのロンダ旅行も無理ではありません。

個人でロンダ観光を計画するのであれば、アンダルシアのマラガからロンダにアクセスしましょう、毎日20本以上のバスが運行しているので、安心して観光に出かけることができます。

また、マラガとロンダの間の所要時間は約2時間から3時間となっています。バスの場合は天気や道路事情によって時間がかかることもあるので、時間に余裕をもってバスを利用することをおすすめします。

ロンダを観光するのであれば、必要とする所要時間は約2時間ほどでといわれています。ただし、ゆっくり観光したい人や、歴史まちをじっくり堪能したいのであれば、ロンダに1泊することをおすすめします。

そうすることで、夜のライトアップされた幻想的なロンダも見れますし、焦らずじっくりとロンダの街並みを楽しむことができます。

反対にロンダを速足で見てまわることで、マラガに日帰りで帰ることもできるので、自分のスペイン旅行のプランに合わせて計画してください。

ロンダの街は、歴史に触れたり、絶景ポイントに赴いたりと、さまざまな体験できるスペインでも有名な観光スポットです。ロンダ観光のポイントをおさえて、自分のプランに合わせた観光を楽しんでください。