佐原を観光！千葉の小江戸･水郷佐原のおすすめスポット･グルメを紹介

千葉県香取市にある「佐原（さわら）」は、佐原市の時から利根川水運の中継基地として栄えた場所です。小野川沿いを中心とした地区は、江戸の雰囲気がそのまま残っており、土蔵造りの商家や町屋が軒を連ねています。

今回は、千葉の小江戸「佐原」のおすすめ観光スポットをご紹介します

千葉の小江戸「佐原」は、都内から2時間ほどで気軽に行ける、日帰りのプチ旅行や休日のお出かけに人気の観光スポットです。街並みは、江戸情緒あふれるレトロな雰囲気が残っており、懐かしさを感じます。

佐原は、伊能忠敬の養子婿先の地でもあり、地図の町としても有名です。利根川を挟んで茨城県と接しており、成田国際空港から15km圏と近い為、外国人観光客にも人気のスポットです。

佐原市は、千葉県の北東部にあります。元々は水郷の町として栄えた佐原市でしたが、現在は合併されて「香取市」となっています。

佐原市の歴史は、昭和26年3月15日に、佐原町・香取町・東大戸村・香西村が合併し佐原市ができました。その後は 瑞穂村・新島村・津宮村・大倉村が佐原市に編入され、平成18年3月27日に佐原市、小見川町、山田町、栗源町の1市3町が合併しました。

香取市となった今では「千葉小江戸の佐原」としての名が通っており、人気観光地となっています。

ここからは、小江戸・佐原のおすすめ観光スポットをご紹介します。

佐原は、日本最初の全国実測地図を作った“伊能忠敬”との関係が深い場所でもあります。そのことをよく知ることができるのは、「伊能忠敬記念館」と「伊能忠敬旧宅」です。

「伊能忠敬記念館」は、伊能忠敬の人生を年代順に知ることができ、「伊能図」を詳しく紹介しています。「地図を作った人」で有名な伊能忠敬ですが、測量を始める前は、商人として才能を発揮したり、天明の飢饉のときに村人を助けた事なども知ることができます。

「伊能忠敬記念館」の前にある「伊能忠敬旧宅」は、伊能忠敬が17歳から50歳まで生活した家です。現在は、国の史跡に指定されており、炊事場、書院、土蔵などが無料で見ることができ、江戸時代の商家の造りがよくわかるので、タイムスリップした感覚になれます。

「伊能忠敬記念館」の後に行くと、更に理解の深みがますのでおすすめです。

「小江戸さわら 舟めぐり」は、風情ある佐原の街並みをサッパ舟風の観光船からゆったり眺めることができる人気の観光スポットです。舟めぐりでは、一緒に乗る船頭さんが佐原について教えてくれます。

乗船場所は「伊能忠敬旧宅」近くの樋橋(ジャージャー橋)です。天候・増水・減水により臨時での休みとなる場合があり、運行時間は時期によって違ってくるので注意が必要です。

ゆったりとした時間を過ごしたいときにもおすすめの観光スポットです。

香取神宮は、茨城県の鹿島神宮・息栖神社と合わせて“東国三社”と呼ばれている神社の一つで、全国約400社の香取神社の総本社でもあります。

武術の神様「経津主大神（ふつぬしのおおかみ）」を祀り、勝運・交通・災難除けなどにご利益があると言われています。

参道には食事処やお土産屋もあります。本堂までは少しきつめの坂がありますので、足の悪い方は注意が必要です。

最近はパワースポットとしても注目されており、たくさんの方が訪れる人気の神社です。

「水郷佐原あやめパーク」は、水郷筑波国定公園の表玄関として水と緑を生かした、8ヘクタールもの広さがある植物園です。平成29年4月より水郷佐原水生植物園が「水郷佐原あやめパーク」としてリニューアルオープンしました。

5月下旬 〜 6月下旬には、400品種150万本のアヤメやハナショウブが咲き乱れる「水郷佐原あやめ祭り」、7月上旬～8月上旬には、300種以上の蓮が咲き乱れる「はす祭り」が開催されます。

サッパ舟に乗りながら園内巡りもでき、ゆったり過ごすことができます。

「加藤州十二橋めぐり」とは、千葉県と茨城県にまたがる利根川下流の低湿地帯の一角にある「水郷」を遊覧船に乗って、十二橋を巡ります。十二橋とは、加藤洲集落の家を行き来する為に橋がかけられた事からそう呼ばれるようになりました。

コースは、前川十二橋コース(30分)、Aコース(70分)、Bコース(50分)、Cコース(40分)の４種類があります。

春から夏にかけて水辺に咲く花や水郷佐原あやめパーク、佐原の歴史的町並みを見ながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

ここからは、佐原観光におすすめのグルメをご紹介します。

「いなえ」は、明治に建てられた町家2棟を修復再生した和モダンな甘味処です。「佐原」の漢字の「佐」をほどいて「いなえ」と名付けられました。

おすすめのメニューは「あんみつ」です。黒蜜と白蜜がセットでついているので、両方の味を楽しめます。他にも和スイーツの「ぜんざい」や「かき氷」、「うどん」のお食事もあります。

佐原観光で一休みしたいときにぴったりのカフェです。

「遅歩庵 いのう」は、地図を作った伊能忠敬の子孫が経営している、伊能家17代目の喫茶店です。またジャニーズの亀梨さん主演「東京バンドワゴン」のドラマでロケ地にも使用されました。

そのため、店舗の看板は「東京バンドワゴン」の看板があります。店舗内は、昔ながらの喫茶店の雰囲気でとても落ち着きます。

メニューは「田舎しるこ」や「ゆで卵つき トースト」などがあり、ドリンクの種類も豊富です。佐原観光の足やすめにおすすめの喫茶店です。

佐原駅までの行き方をご説明します。佐原観光は、JR成田線「佐原駅」が最寄り駅です。

電車で行く場合：JR総武線で「東京駅」から「千葉駅」まで約40分、JR成田線に乗り換えて「千葉駅」から「佐原駅」まで約1時間10分です。

車で行く場合：東京方面から佐原ICまで、首都高・京葉道路・北関東道で約1時間～1時間30分です。成田方面から佐原ICまでは、一般道で約40分です。バスで行く場合：東京駅八重洲口から佐原行きまで高速バスが出ており、約1時間30分です。佐原駅に着いたら、行きたい観光地まで、徒歩やタクシーを使っていくのがいいでしょう。

千葉県の小江戸、佐原の観光スポットやおすすめグルメをお伝えしました。現代の建物とは全く違う江戸の雰囲気を楽しめる佐原。

街並みや自然を楽しみながらゆったりした時間をすごくことができる場所です。都心からも行きやすくおすすめの観光スポットなので、ぜひ訪れてみてください。