瀬底島(沖縄)のおすすめ観光スポット!人気のカフェやビーチも紹介
沖縄本島の北部にある瀬底島は沖縄・・那覇から日帰りできる小さな島です。コバルトブルーの透き通った海と白い砂浜はまるで観光ポスターのようで訪れる人すべてを魅了する美しさです。そこで今日は瀬底島のビーチや人気のカフェなど、おすすめの観光スポットを紹介します。
目次
瀬底島には観光の見どころがいっぱい!
沖縄本島から日帰り観光できる距離なのに、沖縄本島でも見られない透き通った青い海と亜熱帯植物に囲まれた自然豊かな島、瀬底島(せそこじま)は南国の楽園ともいわれています。
きれいな珊瑚、カラフルな熱帯魚、真っ白な砂浜、透き通った青い海、そして手つかずの自然とサトウキビ畑やフクギ並木と、小さな島には観光の見どころが沢山あります。
瀬底島ってどんなところ?
瀬底島は沖縄県北部の本部半島と瀬底大橋でつながる、周囲8km、人口1,000人の小さな離島です。海の透明度と真っ白な砂浜は沖縄で一番美しい海と言われ、訪れる人は皆その美しさに心を打たれます。
また、瀬底島内にはサトウキビ畑やフクギ並木、古民家などがあり、昔の面影を今に残すのどかなところです。離島ですが、瀬底大橋を渡って車で行き来できるため、日帰りで島を訪れることが可能です。
【沖縄】瀬底島のおすすめ観光スポット
南国の楽園、瀬底島の観光スポットから紹介していきます。
最高の眺め「瀬底大橋」
沖縄本島と瀬底島を結ぶ「瀬底大橋」は1985年に開通しました。全長762mにもなる長い橋です。橋の下の青い海をじっくり橋の上から眺めたい気持ちもありますが、橋の上は駐車禁止ですので注意しましょう。
瀬底大橋は歩いて渡ることもできますので、一旦瀬底大橋を渡り、アンチ浜に車を止めて歩いて橋を渡るのもおすすめです。橋の真ん中からの眺めは絶景で、歩くだけの価値があります。
住所 | 沖縄県国頭郡本部町県道172号線 |
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アクセス | 「沖縄美ら海水族館」より車で15分 |
公式URL | なし |
歴史ある重要文化財「瀬底土帝君」
瀬底土帝君(せそこ・とぅんてぃくん、せそこ・とていくん・しーくてぃーてぃんく)は18世紀中ごろに建てられたとされる、沖縄地方独自の礼拝施設で最大の施設です。瀬底の土帝君(土地神)は、1712年に健堅親雲上が清国(中国)から木像を持ち帰り祀ったのが始まりとされています。
石垣で囲まれた敷地の中に、庭(みゃー)・拝殿(あさぎ)・本殿(いび)が配置され、赤瓦葺の屋根がのせられています。保存状態がとてもよく、1997年に国の重要文化財に指定された施設です。
瀬底島にはこの瀬底土帝君以外にも古民家や古い石垣が沢山見られます。瀬底土帝君は島の中心にあるのでその周りをゆっくり散策するのもおすすめです。
住所 | 沖縄県国頭郡本部町瀬底南原56 |
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アクセス | 瀬底大橋より車で3分、徒歩17分 |
公式URL | なし |
【沖縄】瀬底島の観光におすすめビーチ
沖縄一きれいな海と称される瀬底島のおすすめのビーチを紹介していきます。
透明度抜群!「瀬底ビーチ」
「瀬底ビーチ」は瀬底島の西側にある800mほどの長さの天然のビーチです。サラサラのパウダーのような白い砂浜とコバルトブルーとエメラルドグリーンのグラデーションが美しい海は、沖縄本島でも出会うことができません。
地元の人達も海水浴を楽しむビーチなので、子供やおばぁの沖縄弁が飛び交う、情緒溢れるビーチです。200mほど沖合まで浅瀬のため、泳げない人や子供も安心して遊べます。
また、瀬底ビーチは島の西側に位置しているため、夕日がとてもきれいに見えます。水納島や伊江島を背景にして沈んでいく夕日はとてもロマンチックです。是非、日没まで瀬底島へ滞在し、美しいサンセットを眺めて下さい。
住所 | 沖縄県国頭郡本部町瀬底5583-1 |
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アクセス | 瀬底大橋より車で約6分 瀬底大橋より徒歩約30分 |
公式URL |
設備が充実「アンチ浜」
沖縄本島から瀬底大橋を渡ってすぐ目にするのが「アンチ浜」です。アクティビティがとても充実しているビーチで、マリンスポーツ、ツアー、食事やバーベキューも楽しめます。対岸の本部町の街並みが見渡せる少し個性的なビーチでもあります。
見通しの良い、小さめのビーチなので子供連れにはちょうど良く、駐車場や売店、トイレ、シャワーが完備されています。日帰りで海を楽しみ、そのまま車で沖縄本島へ戻る際にも便利なビーチです。
住所 | 沖縄県国頭郡本部町2631 |
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アクセス | 瀬底大橋を渡りすぐ左折、坂を下る |
公式URL | なし |
プライベート感を満喫「恋人ビーチ」
瀬底島の海がとてもきれいなことはすでに沖縄旅行をする人の間では有名で、夏場は観光客が大勢訪れます。有名なアンチ浜や瀬底ビーチはアクティビティや設備が整っているために、大勢の人で混雑することもしばしばです。
せっかくのんびりするために離島に来たのに、「恋人ビーチ」がおすすめです。瀬底大橋から徒歩5分と近い距離にありますが、あまり知られておらず、トイレなどの設備も整備されていないため、あまり訪れる人はおらず、プライベートビーチのように過ごせます。
小さな砂浜と岩場の恋人ビーチは、背後には植物が生い茂っており、木陰で暑さをしのぐこともできます。このビーチはゆっくり静かに海を眺めたい人におすすめのビーチです。
住所 | 沖縄県国頭郡本部町 |
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アクセス | 瀬底大橋より徒歩5分 |
公式URL | なし |
【沖縄】瀬底島の観光におすすめのアクティビティ
瀬底島のきれいな海をのんびり眺めるのも良いですが、折角なら透き通った海をもっと楽しみたいという人におすすめのアクティビティを紹介します。
海中の景色を楽しむ「ダイビング」
瀬底島の透き通った海の中では、サンゴやカラフルな熱帯魚に沢山出会えます。瀬島島内や沖縄本島のショップでは、瀬底島のダイビングツアーが年間を通じて行われており、いつでも参加可能です。夏の繁忙期には混み合いますが、冬場は参加者も少なくおすすめです。
手軽に体験!「シュノーケリング」
浅瀬の続く瀬底島のビーチはシュノーケリングで海の中を覗くだけでも十分に楽しめます。ダイビングのように専門の知識や道具が必要でもなく、子供や泳ぎに自信のない人でも気軽に楽しめておすすめです。
ビーチのそばのショップではシュノーケリングのレンタルも可能ですので、手ぶらで行っても問題ありません。
みんなで楽しめる「バナナボート」
みんなで大声をあげながら楽しめるバナナボートは瀬底島でもメジャーなビーチアクティビティーの一つです。数人のグループで瀬底島に来たのなら、大勢で一緒に楽しめるバナナボートがおすすめです。
海の中を散歩「シーウォーク」
顔が濡れずに泳げない人でも海中を散歩できる「シーウォーク」は瀬底島の透き通った海におすすめの最高の海中アクティビティーです。ダイビングのように知識やライセンスが必要なく、泳げない人も、子供もお年寄りも一緒に海中散歩が楽しめます。
これまでに経験したことがないくらい熱帯魚に囲まれて記念撮影できるのもシーウォークならではです。
瀬底島や沖縄本島側にはマリンアクティブを申し込めるショップが点在しています。瀬底島を始めとした離島巡りなども行っていますので、事前に予約しておけば日帰りでもツアーで青い海を楽しむことができます。
ショップ名 | 住所 | 電話番号 |
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瀬底ビーチマリンクラブ | 沖縄県国頭郡本部町瀬底73 | 0980-47-7433 |
沖縄クラブアクシス | 沖縄県国頭郡本郡町瀬底2263 | 050-5516-8768 |
マリンショップ | 沖縄県国頭郡本郡町4755-1 | 0980-47-7433 |
島をのんびり巡る「サイクリング」
フクギ並木や古い建物・石垣など、瀬底島の見どころは海以外にも沢山あります。瀬底島は小さな島なので、自転車で島巡りするのも楽しい発見がたくさんあります。疲れたら海の見える木陰やカフェで一休みし、のどかな島の旅を楽しみましょう。
【沖縄】瀬底島の観光におすすめの人気カフェ
瀬底島にはおしゃれなカフェが点在しています。どのお店も食材や空間、すべてにこだわりを持つオーナーが美味しい食事を提供してくれるお店ばかりです。その中でも特におすすめの人気のカフェを紹介します。
本格ピザ専門店「カフェ ウカウカ」
まき釜で焼いた本格ナポリピッツァの専門店です。ピッツァの生地にはイタリアから取り寄せた小麦粉を使用し、注文を受けてから生地を広げ、厳選した具材をのせて焼き上げます。オーナー自ら薪を割り、お手製の薪で焼き上げるピッツァは沖縄一番と称されています。
おすすめはテラス席です。高台に佇むお店のテラスからは瀬底大橋が掛かる青い海が一望でき、こだわりのピッツァがさらに美味しくなります。
ランチ営業は生地が無くなり次第終了になるため、営業時間ギリギリに行くと残念なことになりかねませんので気をつけましょう。ディナーは完全予約制での営業です。前日16時までに予約しておきましょう。
美味しい沖縄料理のカフェ「fuu cafe」
fuu cafe(ふーカフェ)は雑木林だった土地を開拓し、オーナーの両親向けに建てた木造の家をカフェとして利用しているものです。使われる食材は近隣で生産される「やんばるもの」が中心です。
本部産海ぶどうや自家製ジーマミー豆腐、ゆし豆腐などの食事以外にも、自家製ハーブを練り込んだビザや自家製チーズケーキ、シフォンケーキ、さらに瀬底島ブレンドを始めとする自家焙煎のコーヒーなどどれもオーナー手作りの温かみを感じられるものばかりです。
約200坪の広々とした庭に島の風や鳥のさえずりを耳にしながらゆっくり時間を過ごせます。
住所 | 沖縄県国頭郡本部町瀬底557 |
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電話番号 | 0980-47-4885 |
営業時間・休業日 | ・営業時間 11:00~18:00頃(日没まで) ・休業日 水・木曜日 (ただし7~9月は無休) |
平均予算 | 1,000円~2,000円 |
駐車場の有無 | あり |
アクセス | 瀬底大橋より徒歩約26分、車で約7分 |
公式URL |
【沖縄】瀬底島へのアクセス方法
沖縄本島と瀬底島は橋でつながっているため、船を利用する必要はありません。沖縄本島から車やバスでアクセスが可能です。
車で行く場合
レンタカーで瀬底島へ行く場合、那覇空港からは一般道を利用して約2時間、沖縄自動車道を利用すると約1時間半の道のりです。沖縄自動車道を利用する場合は、高速道路の終点「許田(きょだ)IC」まで行き、高速を降ります。
「沖縄美ら海水族館」のある本部町へは、海沿いの国道449号線を走ります。左手に瀬底大橋が見えますので、その橋を渡れば瀬底島です。
沖縄の那覇にホテルに滞在する場合、沖縄美ら海水族館を車で往復するならそのまま瀬底島へ立ち寄るのがルート的には一番無駄がなく観光することができおすすめです。美ら海水族館へはバス会社が周遊ツアーなども行っていますが、瀬底島を周るツアーはありません。
自分の好きなスケジュールを組むなら、レンタカーが一番便利でおすすめです。
バスで行く場合
那覇空港や那覇バスターミナルから瀬底島への直行バスは走っていないため、まず名護バスターミナルへ行き、バスを乗り継ぐ必要があります。那覇空港から名護バスターミナルへは高速バスと路線バスがあります。
那覇空港から名護バスターミナルへは、高速バスなら1時間40分(バスターミナル2番のりば・111番・料金2,100円)、路線バスなら約2時間(3番のりば・120番・料金1,900円)の移動時間です。
名護バスターミナルから瀬底島へは沖縄バス(路線番号65番)・琉球バスの瀬底線(路線番号76番)にのり、瀬底で下車します。所要時間は約50分、料金は800円です。
沖縄バス65番のバスは瀬底島へ渡る橋のすぐそばのバス停(第二浜崎)で止まりるので65番を利用したほうが便利です。停留所から瀬底島へは徒歩10分ほどになります。
ただし名護バスターミナルから瀬底島へのバスの本数は30分以上の間隔で運行されています。あまり多いとは言えませんのであまりタイトな計画を立てるのはやめましょう。
瀬底島の美しい海でリゾートを満喫しよう!
自然豊かな南国の楽園のような瀬底島には、青く透き通った海と白い砂以外にも、浜沖縄本島にはないのどかさと温かみがあり、どこかノスタルジックになる魅力があります。沖縄まで旅行に行った際には、日帰りできる距離ですので、瀬底島を訪れてみてはいかがでしょうか。