白神山地の青池(十二湖)!青森・秋田の世界自然遺産のアクセスなどを紹介
白神山地の青池(十二湖)は、コバルトブルーの湖面を見ることができる美しい湖です。この記事では、青森・秋田の世界自然遺産「白神山地内にある青池」のアクセス方法などを紹介しました。白神山地「青池」周辺のおすすめ観光スポットについても紹介しています。
目次
白神山地の美しい青池の魅力に迫る!
白神山地の青池は、コバルトブルーの美しい湖面が有名な観光地です。この記事では、美しい青池の魅力に迫っていきます。
白神山地とは?
観光地「青池」のある白神山地について紹介していきます。白神山地は、秋田県北西部・青森県南西部にまたがる広大な山地帯の総称で約13万ヘクタールもあります。
白神山地には、人の影響をほとんど受けていない世界最大級の原生的なブナ林があります。ブナ林の中には、多種多様な動植物が生息していて、自生しているためとても貴重とされています。
1993年の12月には、日本で初めてのユネスコ世界遺産に登録されました。
十二湖の一つである「青池」
観光地「青池」は十二湖の一つです。十二湖はすべての湖が美しいのですが、「青池」はその中でも特に美しいコバルトブルーの湖面が見れるため、とても観光客に人気があります。
観光地「青池」は青いインク・ブルーインキを垂らしたように青い湖水で、時間を忘れて見入ってしまうような美しさがあります。
白神山地・青池の場所
観光地、白神山地・青池の場所について紹介します。青池の住所は、青森県西津軽郡深浦町大字松神です。
観光地、青池のアクセス方法は、JR五能線十二湖駅から「弘南バス奥十二湖行」に乗ると15分ほどでいけます。奥十二湖から徒歩10分かかります。
住所 | 〒038-2206 青森県西津軽郡深浦町大字松神 |
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アクセス | JR五能線十二湖駅より 弘南バス奥十二湖行15分 奥十二湖より徒歩10分 |
公式URL |
白神山地の青池はなぜ青い?
ここからは、白神山地の青池はなぜ青いのかについて詳しく紹介していきます。
美しい青色は解明されていない
実は、「青池」の水や湖面がなぜ青く見えているのかは解明されていません。「青池」が美しい青色である理由は、現代の科学をもってしても分かっていないのです。
理由は分かっていないけれど美しい青色を保ち続ける「青池」は、多くの観光客を惹きつけてやみません。
天気や季節によって見え方が違う
白神山地の「青池」は、天気や季節によって見え方が違うと言われています。そのため、その日その日で微妙に青色の色味が異なっています。
そうした理由から、何度も白神山地の「青池」に訪れて写真を撮っているという方もいます。
白神山地の青池と周辺の見どころ
ここからは、白神山地の青池と周辺の見どころについて紹介していきます。
青池の澄み渡る透明感
青池の見どころは、なんといっても「澄み渡る透明感」です。青池の水深は9mあるのですが、池の底まで見えるほど透明度が高い水となっています。
青池の底には木が倒れているのも肉眼で見ることができます。また、青池には小さな魚が泳いでいるので、ぜひチェックしてみてください。
ブナの自然林で森林浴
白神山地にはブナの自然林がたくさんあります。森林浴を楽しむ方も多いのですが、おすすめは「岳岱自然観察教育林」です。
「岳岱自然観察教育林」は遊歩道もしっかりと整備されているので、気軽に森林浴を楽しむことができます。ぜひ、白神山地での森林浴を楽しんでください。
神秘的な沸壺の池
青池では、神秘的な「沸壺の池」も見どころです。「沸壺の池」は十二湖の1つで、水の透明度は青池と同じくらいあると言われています。
「沸壺の池」の池のほとりには「沸壺池の清水」があり、この記事でも後で紹介する「十二湖庵」で湧き水を使用した抹茶をいただくことができます。「沸壺池の清水」の湧き水は、平成の名水百選に選ばれた美味しいお水なので、ぜひ味わってみてください。
秋の紅葉が美しい落口の池
「落口の池」は十二湖の1つですが、「落口の池」は秋の紅葉の時期に訪れるのがおすすめのスポットです。「落口の池」の周りには紅葉する木々がたくさんあるので、紅葉する時期には紅葉が湖面に写り込んでとても綺麗です。
ぜひ、綺麗な写真を撮影してみてください。
白神山地「青池」はトレッキングもおすすめ
ここからは、白神山地「青池」でできるおすすめのトレッキングについて紹介していきます。
初心者も安心のトレッキングコース
白神山地のトレッキングコース・散策コースは、どのコースも初心者も安心して楽しめるコースとなっています。特に「世界遺産の径 ブナ林散策道」は、白神山地の自然環境やブナ林を手軽に体感できるのですが、道も程よく整備されていてとても散策しやすいです。
周回型でショートカットができるようにもなっているので、とてもおすすめです。
トレッキングにおすすめの服装
トレッキングにおすすめの服装について紹介していきます。春や秋であれば、長袖シャツの上からウインドブレーカーを羽織り、下は長ズボンを履くようにしましょう。
夏は、日差しがとても強いので日焼け止めをしっかり塗って、つばが広い帽子をかぶるようにしましょう。帽子はゴムがついているような、風が吹いても飛んでいったりしないものがおすすめです。
夏のトップスは、化学繊維の長袖のものを着るようにすると、速乾性があっておすすめです。下は薄手の長ズボンを履くようにすることをおすすめします。
どの季節のトレッキングでも、靴はしっかりとしたもの・歩きやすい靴を履くことをおすすめします。
駐車場・入山料は?
駐車場はありますが、有料駐車場となっています。
入山料は500円となっていて、入山届けも書く必要があるので必ず記入してください。 入山証を受け取ってから、白神山地を散策することができます。
白神山地「青池」周辺のおすすめ観光スポット
ここからは、白神山地「青池」周辺のおすすめ観光スポットについて詳しく紹介していきます。
青池カラーのご当地ソフト「十二湖駅産直コーナー」
十二湖駅から49mのところにある「十二湖駅産直コーナー」では、青池カラーのご当地ソフトをいただくことができます。
ご当地ソフトは青池カラーの水色となっていて、さっぱりしていてとても美味しいです。ボリュームがありますが、暑い日には溶けるのが早いので注意してください。
「十二湖駅産直コーナー」では、通年で精米・古代米が販売されていて、5〜9月にはアスパラガス、3~10月にはほうれん草、7~10月にはトマト、5~10月にはウワバミソウが販売されています。またタコ・ソイ・ヒラメ・アンコウなども販売されています。
ぜひ、「十二湖駅産直コーナー」で青池カラーのご当地ソフトクリームを食べてから、買い物も楽しんでみてください。
住所 | 〒038-2206 青森県西津軽郡深浦町大字松神字下浜松33-1 |
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電話番号 | 0173-77-3000 |
営業時間・休業日 | 9:00~17:00 定休日は12月~3月 (不定休有り) |
アクセス | 十二湖駅から49m |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL | https://www.umai-aomori.jp/shop/sanchoku/sanchoku03/jyunikosanshoku.html |
名水で立てたお抹茶で休憩「十二湖庵」
十二湖駅から3538mのところにある「十二湖庵」は、名水で立てたお抹茶で休憩できるカフェです。「十二湖庵」は十二湖のメイン道路に面している茶屋で、横には湧き水が出ています。
「十二湖庵」のおすすめメニューは、湧き水で淹れた抹茶です。湧き水は、「沸壺の池」から流れてきたとても綺麗な水です。「沸壺の池」や白神山地の水は甘いということが言われています。ぜひ、「十二湖庵」で美味しいお抹茶をいただいて休憩してください。
「十二湖庵」の営業期間は4月中旬から11月上旬の9時30分~16時となっているので注意してください。定休日は水曜日で、水曜日が祝日の場合は翌日が定休日となります。
「十二湖庵」は駐車場がありません。そのため、十二湖ビジターセンター駐車場などに車を止めていくことをおすすめします
住所 | 〒038-2206 青森県西津軽郡深浦町大字松神 |
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電話番号 | 0173-77-3071 |
営業時間・休業日 | 【営業期間】 4月中旬~11月上旬 9:30~16:00 定休日は水曜日・定休日が 祝日の場合は翌日が定休日 |
アクセス | 十二湖駅から3538m |
駐車場の有無 | 無し 十二湖ビジターセンター駐車場などに 車を止めていくことをおすすめします |
公式URL |
食事やお土産も「森の物産館キョロロ」
十二湖駅から3809mのところにある「森の物産館キョロロ」は、食事やお土産も楽しめる食堂です。「森の物産館キョロロ」は山小屋のような雰囲気のあるお店で、カウンターに食材が並べられています。
「森の物産館キョロロ」のおすすめメニューは、青森県産牛乳使用のソフトクリーム・バニラです。値段は350円で、とても美味しいのでぜひ食べてみてください。
また、「森の物産館キョロロ」には秋田醤油ラーメンや青森魚介豚骨ラーメンのお土産が置いてあります。雪にんじんの商品も豊富で、「ポタージュ」「雪にんじんとほたてのパスタソース」「ふかうら雪にんじんシフォンケーキ」などが販売されています。
「りんごドレッシング」「黒にんにくとりんごのドレッシング」も販売されているので、自分用やお土産用として購入してみてください。
住所 | 〒038-2206 青森県西津軽郡深浦町大字松神1-56 |
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電話番号 | 0173-77-2781 |
営業時間・休業日 | 10:30~15:00 定休日は期間中無休・ 12/1~3/31まで冬期休業 |
アクセス | 車で十二湖駅より15分 奥十二湖駐車場行きバスにのり 終点「奥十二湖駐車場」下車 十二湖駅から3809m |
駐車場の有無 | 近くに有料駐車場有り |
公式URL |
白神山地の成り立ちを学ぶ「十二湖ビジターセンター」
バス停「十二湖ビジターセンター前」からすぐのところにある「十二湖ビジターセンター」は、白神山地の成り立ちを学ぶことができるビジターセンターです。
越口の池湖畔にあるビジターセンターで、十二湖全体の模型や十二湖付近に住む動植物に関する資料を閲覧することができる場所です。幻の魚と呼ばれている日本三大怪魚の1つ「イトウ」の養殖場が隣接しているので、イトウを間近でみることもできるので興味がある方にはとてもおすすめです。
ぜひ、「十二湖ビジターセンター前」で幻の魚「イトウ」を見てみてください。
住所 | 〒038-2206 青森県西津軽郡深浦町松神山国有林内 |
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電話番号 | 0173-77-2138 |
営業時間・休業日 | 【営業期間】 4月中旬~11月 8:30~16:00 休業期間は12月~3月 |
アクセス | JR十二湖駅から弘南バス十二湖行き (4~11月運行)で約10分 十二湖ビジターセンター前下車すぐ |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
白神山地「青池」へのアクセス方法
白神山地「青池」へのアクセス方法について紹介していきます。バスで行く場合は、JR五能線十二湖駅より弘南バス奥十二湖行15分、奥十二湖より徒歩10分で行くことができます。
「青池」に車で行く場合は、リゾート施設「アオーネ白神十二湖」を観光の起点として行く方が多いです。青森市から「青池」まで車で約3時間かかります。海沿いの道を南西に進んで行くのですが、道中にコンビニや信号機がほとんどないので注意してください。
トイレなども済ませてから行くことをおすすめします。「アオーネ白神十二湖」に到着したら、「青池」まであと少しです。「青池」は青森県内でもかなり僻地にあるので、食べ物や飲み物をしっかりと用意してから行くとよいでしょう。
白神山地の青池を見に行こう!
白神山地の青池(十二湖)の場所や、青池の魅力・青く見える理由などにを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。ぜひ、白神山地の青池を見に行ってください。