冬の白川郷を観光しよう!見どころやライトアップの時期・服装を紹介
岐阜県の白川郷は世界遺産にもなっているような場所で、冬に多くの観光客が訪れています。この記事では冬の白川郷を観光する際の見どころや、ライトアップの時期・おすすめの服装について紹介しました。白川郷を観光する前にぜひチェックしてください。
目次
冬の白川郷でおすすめの観光スポットを紹介!
岐阜県にある白川郷は、世界遺産にもなっている集落です。冬の白川郷は、銀世界を堪能することができて、とてもおすすめです。この記事では、冬の白川郷でおすすめの観光スポットを紹介していきます。
白川郷ってどんなところ?
白川郷は、岐阜県内の庄川流域のことを言い、大野郡白川村・高山市荘川町・高山市清見町の一部のことを指します。かなり山奥にある地域で、周りは山々に囲まれています。
白川郷には木造の藁ぶき屋根の家屋がたくさん並んでいて、雄大な自然を体感することが出来ます。白川郷では合掌造りがとても有名ですが、合掌造りとは木の梁を山形に組み合わせて建てられた、日本独自の建築様式のことを言います。
合掌造りという名前がついた理由は諸説ありますが、外から見た形がまるで掌を合わせたように見えることからその名前がついたとも言われています。
冬の白川郷でおすすめの観光スポットと見どころ
ここからは、冬の白川郷でおすすめの観光スポットと見どころを紹介していきます。
白川郷を代表する建物「和田家」「旧遠山家民俗館」
白川郷を代表する建物「和田家」「旧遠山家民俗館」は、切妻合掌造り家屋です。切妻合掌造り家屋とは、屋根の両端が本を開いて立てたような形・三角形になっていることが特徴です。
1〜4階を見学できる「神田家」
1〜4階を見学できる「神田家」は、江戸時代の後期に10年の歳月をかけて建てられた4階建ての合掌造り家屋です。
「神田家」は和田家の次男が分家したため建てられた建物で、白川郷で見学できる合掌造りの家屋の中でとても人気がある家屋です。自家製の野草茶を無料で飲むこともできます。また、一年中囲炉裏を焚いています。
「神田家」の敷地内には庭や池があり、そちらを見ることもできます。「神田家」の4階の窓からは白川郷の合掌造り集落や家屋を眺めることができるので、ぜひチェックしてみてください。
営業時間・定休日 | 9:00~17:00 定休日:12月~2月は毎週水曜日 年末年始 |
料金 | 大人:300円 小人:150円 |
白川村最大の合掌造り「明善寺庫裡郷土館」
「明善寺庫裡郷土館」は、白川村最大の合掌造りです。「明善寺庫裡郷土館」は1817年頃に高山の大工副棟梁与四郎によって作られた建物です。
客間である「でい」が「口のでい」「奥のでい」と3室に分かれているのが特徴で、南側と表側の一部が庭に面して回廊になっています。
一番上の階は「明善寺郷土館」となっていて、郷土の民具などの資料が展示されて公開されています。文化財の庫裡(くり)・鐘楼門・本堂・イチイの木などもあるので、ぜひチェックしてみてください。
営業時間・定休日 |
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料金 | 大人:300円 小人:100円 |
どぶろく祭が味わえる「どぶろく祭りの館」
「どぶろく祭りの館」は、白川八幡神社の中にあります。どぶろく祭とは、白川八幡宮で10月14日~15日、鳩谷八幡神社で10月16日~17日に、飯島八幡神社で10月18日~19日に開催されている祭りです。
「どぶろく祭りの館」の中には、どぶろく祭りを人形や模型で再現されている場所があります。貴重な資料や遺物等、大切に保存されている場所です。ぜひ、「どぶろく祭りの館」に訪れてみてください。
営業時間・定休日 | 9:00~17:00 |
料金 | 大人:300円 小人:100円 |
白川郷を一望できる「荻町城跡展望台」
「荻町城跡展望台」は、白川郷を一望できる展望台です。国道360号から車で行ける場所で、絵はがきの様な眺めを楽しむことができます。冬期は展望台が閉鎖されますが、駐車場から景色を眺めることができます。
とても景色の良い場所なので、白川郷を観光する際にはぜひ足を運んでみてください。
営業時間・定休日 | 24時間 冬期は展望台が閉鎖しますが 駐車場から景色を 眺めることができます |
料金 | 無料 |
冬の白川郷のライトアップが幻想的できれい!
冬の白川郷のライトアップは、とても幻想的できれいです。あまりにも話題になったので、多くの人が車やバスで訪れるようになり、村の駐車可能台数を超える規模になってしまいました。
そのため、白川郷のライトアップを見たい人たちの大渋滞が発生してしまい、ライトアップ点灯後も駐車できない・入村できないというケースも発生してしまったほどです。
そんな大人気の白川郷のライトアップの時期を、ぜひチェックしてください。
ライトアップの時期
冬の白川郷のライトアップの時期は、毎年微妙に違っていますが、1月中旬から2月中旬まで毎週1回行うことが多いです。
2020年は全6回開催され、1月13日(月・祝)、1月19日(日)、1月26日(日)、
2月2日(日)、2月9日(日)、2月16日(日)の17時30分から19時30分までとなっていました。
ぜひ、公式サイトなどで詳細をチェックするようにしてください。
冬の白川郷へのおすすめの服装
冬の白川郷へ行く場合のおすすめの服装は、スキーに行くような防寒着・防水防寒ブーツを着用してくることをおすすめします。スパイクなども着用して行くと良いでしょう。
ライトアップの時間帯は、1日の中でもっとも冷え込む夜間になります。そのため、気温はマイナス10度から0度となって、路面も凍結しています。必ず暖かい格好をしてくるようにしてください。
足元はどこも暗いので、懐中電灯などを持って行くことをおすすめします。
冬の白川郷へのアクセス方法と注意点
ここからは、冬の白川郷へのアクセス方法と注意点について紹介していきます。
まず、注意点からですが、ライトアップの見学は予約制となっています。そのため、予約をしていない普通車両や予約をしていないマイクロバスを含む大型車両は見学をすることが出来ないので注意してください。
ライトアップの見学の予約をすると、見学許可証が事前に送付され、見学許可証を持っている車両のみがライトアップを見学することができます。
予約がない車両でライトアップを見学してしまった場合、違反車両として罰金があります。普通車両は2万円の罰金、マイクロバスや大型車両は5万円の罰金となるので注意してください。
また、すべての車両の指定駐車場以外での駐停車・乗降は禁止されているので、こちらも注意してください。
バスで行く場合
白川郷にバスで行く場合は、バスツアーを事前に予約するようにしてください。
加越能バス・富山地方鉄道が、冬の時期に白川郷のバスツアーを企画しているので、こちらの公式サイトなどでバスツアーの日程や値段をチェックしてみてください。
ライトアップを見たい場合は、ライトアップの日をしっかりとチェックしてツアーを予約するようにしてください。
車で行く場合
冬の白川郷へ車で行く場合は、必ずスタッドレスタイヤで行くようにしましょう。ノーマルタイヤで行くと命を落とす危険も十分にあるので、絶対にやめてください。
念のため、チェーンの準備もしておくとより安心できます。白川郷は豪雪地帯になるので、スピードの出しすぎは絶対にやめてください。車間距離にも十分に気をつけてください。
ライトアップを見る場合は、ライトアップの見学予約と村内駐車場許可証を必ずもらうようにしてください。
冬の白川郷を観光してライトアップを楽しもう!
冬の白川郷を観光する際の見どころや、ライトアップの時期やおすすめの服装について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。白川郷は世界遺産にもなっている集落で多くの観光客が訪れています。
ライトアップを見学する際は、見学が予約制となっているので必ず予約してから行くようにしてください。予約をしていないと見学することができず、予約せずに車で見学した場合は罰金となるので注意してください。
ライトアップの時期は毎年微妙に違っていますが、1月中旬から2月中旬まで毎週1回行われることが多いです。ぜひ、事前にライトアップの時期をチェックして冬の白川郷の観光を楽しんでください。