岐阜の観光穴場スポット！ひとりドライブにおすすめの観光地も紹介

岐阜の穴場スポットへ観光に出かけてみませんか。岐阜には、飛騨高山や恵那峡、岐阜城など多くの観光客が訪れる人気の観光スポットがたくさんありますが、それ以外にも、あまりたくさんの人たちに知られていない、魅力あふれる穴場スポットがたくさんあります。

そこでこの記事では、知る人ぞ知る岐阜の人気穴場観光スポットをジャンル別に12箇所ご紹介していきます。どこも、有名観光スポットに勝るとも劣らない素敵な観光スポットばかりです。ぜひ、あなたの気になる穴場スポットを発見してください。

岐阜県は、日本列島のほぼ真ん中に位置する人口約200万人の県です。県庁所在地は人口約41万人を有する岐阜市で、八方を７つの県に囲まれた海無し県として知られています。

そんな岐阜は、日本屈指の温泉地のひとつである下呂温泉や郡上八幡の街並みなどの魅力的な場所にあれています。また、飛騨牛や朴葉味噌焼き、高山ラーメンなどその土地ならではの美味しいグルメも見逃せません。

これからご紹介する岐阜観光の穴場スポットも、これらの魅力スポットに負けず劣らず、一度は出かけてみたい場所ばかりです。

それではさっそく、岐阜の穴場スポットの絶景編からご紹介していきましょう。

「乗鞍スカイライン」は、岐阜県高山市丹生川町から乗鞍岳畳平を結ぶ、全長約14.4kmの日本で最も高い場所を走る山岳道路です。春は真っ白な雪壁、夏は珍しくも美しい高山植物、秋にはあたり一面を茜色に染める素晴らしい紅葉を見ることができます。

冬の期間は全線通行止めになり、また、観光保護の目的によりマイカーでの乗り入れは禁止になっているので気を付けてください。終点の畳平へは専用のバスで行くことになります。進むごとにあたり一面に広がる絶景が迫りくる岐阜の穴場スポットです。

「養老の滝」は、養老山麓に広がる総面積78万6000平方メートルの広大な敷地を有るす養老公園の中にある滝です。公園駐車場からは徒歩約30分の距離にあります。毎年7月には養老の滝開きが行われ、観光客の旅の無事を祈る風物詩として知られています。

古くから、有名な文人たちにも親しまれた名爆・養老の滝は、日本の滝百選に選ばれるほどの美しさを呈しています。幅約4m、高さ約30mから岩を打って流れ落ちる滝の勢いは迫力十分で、見るものを圧倒します。

「大滝鍾乳洞」は、日本三代踊りで知られる郡上踊りで有名な、岐阜県郡上市八幡町にある鍾乳洞です。総延長は約2kmにも及び、東海地区屈指の大きさを誇っています。

大滝鍾乳洞へは、24人乗りの可愛い木製のケーブルカーで向かいます。そして、約700mの通路が公開される鍾乳洞内部では、鍾乳洞本来の色である乳白色のものや、金属イオンが混じり込んだ赤い鍾乳石などバラエティーに富んだ鍾乳石を鑑賞できます。

洞窟最深部には、落差約30mの地底滝があり、この豊富な水により今もなお鍾乳石を発達させています。岐阜で冒険気分が満喫できる穴場観光スポットです。

続いてご紹介するのが、岐阜観光で訪れたいフォトジェニックな人気穴場スポットです。

「モネの池」は、岐阜県関市板取の根道神社参道脇にある貯水池です。地元関市では名もなき池として紹介され、モネの池はその通称です。

透明度抜群の湧水池に咲く睡蓮はあまりにも美しく、その池を泳ぐ錦鯉と相まって、まるでフランスの画家クロード・モネが描いた「睡蓮」にあまりにも似ていることから、モネの池と呼ばれるようになりました。

初夏の睡蓮が満開の時期はとてもフォトジェニックで、見事なその光景を一目見ようと、県内外から多くの観光客が足を運びます。

「円原川」は、岐阜県山県市を流れる約8kmの川です。「ぎぶ・水と緑の環境百選」に選ばれ、透き通るような美しい水と岩に張り付くように生息する苔の美しい景観が楽しめます。

円原川の美しい水の秘密は伏流水であることです。流れ出す水が石灰岩質の岩場に入り込み、浄化されて再び湧き出ることで美しい水へと生まれ変わります。

天気の良い夏場の朝などには川霧が発生し、幻想的な風景が目の前に広がります。そのフォトジェニックな光景をカメラに収めようと、多くのカメラマンが円原川を訪れます。

「養老天命反転地」は、養老鉄道養老駅から徒歩約10分のところにある、自然と芸術・スポーツ施設など、さまざまな人気施設を取り揃える岐阜県民憩いの都市公園・養老公園の中にある芸術施設です。

養老天命反転地には、世界的有名なアーティストである荒川修作氏と、そのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏により、30年という長い歳月をかけて実現させた、体験できるアート作品が多数展示されています。

これまでに見たことがないフォトジェニックな空間で、予想を上回る不思議な体験を楽しんでみてください。

大切な人との岐阜観光デートで訪れたい人気のおすすめ穴場スポットを3つ厳選しました。

「飛騨古川」は、飛騨古川駅の近くを流れる瀬戸川に沿って立ち並ぶ、和の情緒あふれる街並みが人気の岐阜の穴場観光スポットです。約1000匹の鯉が泳ぐ瀬戸川沿いには、美しい白壁土蔵が約500mにもわたって続き、風情あふれる光景を満喫できます。

また、国の登録有形文化財に指定される1870年から続く老舗酒蔵や、幕末から昭和初期にかけてつくられたガラス工芸品を展示するガラス美術館など、岐阜観光でのデートで訪れた魅力的なスポットがたくさんあります。

「剣ヶ峰」は、日本百名山の一つに数えられる乗鞍岳の主峰で、先ほどご紹介した乗鞍スカイラインの終点・畳平から行くことができます。比較的軽装で登山が楽しめるので、岐阜での登山デートにピッタリなスポットです。

標高は3026mで、日本で19番目の高さを誇りまが、畳平からは1時間30分ほどで山頂にたどり着けます。山頂からは槍ヶ岳や穂高岳の北アルプスを代表する山々をはじめ、南アルプスや中央アルプスの絶景のほか、晴れた日には富士山までも見渡すことができます。

「恋のつり橋」は、養老鉄道揖斐駅からバスで約20分の豊かな自然の中にある木製の吊り橋です。正式名称は宮山橋といいます。

橋がつくられたことがきっかけで両側の男女が行き来するようになり、多くのカップルが誕生したことがきっかけでこの名で呼ばれるようになったそうです。

橋のたもとにある恋のつり橋と書かれたハートのオブジェの前で記念写真を撮りましょう。そして、対岸に渡り2人で恋の鐘を鳴らし、絵馬を奉納して願掛けをすれば、大切な人との恋が成就するかも知れません。

最後に、ドライブでおすすめの岐阜観光で訪れたい人気の穴場スポットを3箇所ご紹介します。

「白川郷合掌造り集落」は、1995年12月にユネスコの世界遺産に登録された、岐阜を代表する人気観光スポットです。大小100余の合掌造りが数多く残り、現在でも日常の人の営みがなされていることで知られています。

見た目が、人が掌を合わせて合掌のポーズをする姿に似ていることから、合掌造りと呼ばれるようになったという説があります。ひとたびそこを訪れれば、まるで日本の原風景であるかのような、どこか懐かしい風景が広がっています。

ドライブで訪れた際には、ぜひ車を降りてあたりを散策してみてください。暖かい人とのふれあいができる岐阜の人気ドライブスポットです。

「大井ダム」は、木曽川の中流部に建設され、日本で初めて高さ５０mを超えたダムとして知られています。手掛けたのは、あの福沢諭吉の養子の福沢桃介という電力王ともいわれた人物です。

大井ダムで堰き止められて誕生したのが、岐阜県の人気観光スポットで知られる恵那峡です。両岸には屏風岩を代表する幾つもの奇岩がそびえ立ち、岐阜ドライブで雄大な造形美を楽しめる観光スポットして有名です。

「土岐プレミアムアウトレット」は、岐阜県土岐市に2005年3月にオープンした人気のアウトレットモールです。敷地内には、有名ブランドをはじめとする180を超える店舗数を誇っています。

オシャレなファッションを提供するショップのほかにも、美味しいメニューが楽しめるレストランなどのフードショップが充実しています。

雄大なロッキー山脈に抱かれたアメリカ・コロラドをイメージしたアウトレットへと車を走らせ、のんびりとショッピングやグルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。

岐阜というと、あまり出かけたことがない人にとっては少し遠いというイメージがあるのではないでしょうか。実は、東京からなら日帰りでも十分観光が楽しめる場所なのです。

東京駅から岐阜羽島駅までなら、新幹線ひかりで約2時間で到着できます。また、マイカーを利用するなら、東名高速道路「岐阜羽島IC」まで約4時間ほどの距離です。

週末の日帰り旅行を楽しむなら、新幹線で出かけるのがおおすすめです。マイカーで出かけるなら、土日を利用した一泊旅行で出かけてみてはいかがでしょうか。きっと、快適な旅が満喫できます。

いかがでしたか。あなたが出かけてみたい岐阜の穴場スポットが見つかりましたか。数ある岐阜の有名観光スポットも魅力ありますが、今回ご紹介してきたような、多くの人にあまり知られていない穴場スポットも見逃せません。

これらの穴場スポットへと足を運べば、新たなる岐阜の魅力を再発見できること間違い無しです。さっそく旅の準備に取り掛かり気になる場所へと出かけて岐阜の旅を満喫しましょう。