高山の朝市!宮川・陣屋前の営業時間やおすすめ飛騨グルメなど紹介

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飛騨高山の朝市は広く日本中に知られており、海外からの観光旅行客も含めて人気があります。高山の朝市が開かれる地区は宮川と陣屋前となっておりそれぞれに特徴があります。実際に朝市が開かれる場所や時間について明らかにし、合わせてご当地の飛騨グルメについても紹介します。

高山の朝市!宮川・陣屋前の営業時間やおすすめ飛騨グルメなど紹介

目次

  1. 飛騨高山の朝市は観光にもおすすめ!
  2. 飛騨高山の朝市の特徴
  3. 飛騨高山の朝市①宮川朝市
  4. 飛騨高山の朝市②陣屋前朝市
  5. 飛騨高山の朝市を楽しむポイント
  6. 高山の朝市で飛騨観光を楽しもう!

飛騨高山の朝市は観光にもおすすめ!

飛騨高山観光での大きな楽しみの一つに朝市があります。高山には宮川朝市と陣屋前朝市という2箇所で毎日朝市が開かれており、早い時間からやっているので朝の散歩のついでに朝市を訪ねてみると期待以上の感動を味わうことができます。

飛騨高山を訪れた人の大部分は、朝市のリピーターとなっていることからも、この朝市の魅力のほどがわかるでしょう。

飛騨高山ってどんなところ?

高山市は岐阜県の飛騨地方にある山岳都市です。市町村としての面積は全国で最も広く、また国際会議観光都市にも指定されています。高山市の東側には飛騨山脈、西側には両白山地がそびえており市の中心市街地は山間の盆地となっています。

国際会議観光都市に指定されており、伝統的な古い街並みが美しいため外国人観光客も多いことで有名です。また周囲にはスキー場や温泉地を擁しており、中京圏、関西圏、首都圏からの観光客が集まっています。

中心市街地には江戸時代以来の城下町や商家町が保全されているので、「飛騨の小京都」と呼ばれています。ミシュランの旅行ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」には必見観光地として3ツ星が与えられています。

飛騨高山の朝市の特徴

それでは飛騨高山の朝市の特徴について、いくつか紹介しておきましょう。

地元の情報が萬歳!

飛騨高山の朝市は江戸時代から米市、桑市、花市などの市として発達してきたものです。明治の中頃からは農家の奥さんたちが野菜を並べるようになって、朝の時間帯に開かれるので朝市と呼ばれるようになりました。

店にいるのは飛騨高山方言で「かかさ」つまりお母さんと呼ばれている女性が中心です。かかさたちは地元の情報通ですので、いろいろな情報を教えてくれます。気軽に商品について聞いてみたら飛騨弁で答えてくれるでしょう。

出店数が多く充実!

飛騨高山の朝市は宮川沿いに店が並んでいる宮川朝市と、高山陣屋前の広場で開催される陣屋前朝市の2箇所で開催されています。どちらも多数の店が並んでいますが、宮川朝市の方が店の数が多いです。

いずれにしても朝の時間帯に両方の朝市を訪ねてみれば、満足できる商品に出会えるはずです。

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飛騨高山の朝市①宮川朝市

飛騨高山の朝市会場は2つあり、そのうちの一つ目が宮川朝市となります。宮川朝市は宮川沿いで飛騨高山宮川朝市共同組合によってほぼ毎日開催されている朝市です。日本三大朝市の一つとして有名なのが宮川朝市となります。

ちなみに他のふたつは、石川県輪島市の輪島朝市と千葉県勝浦市の勝浦朝市です。

宮川朝市の特徴

現在の宮川朝市は1953年5月1日から始まったもので、もともと飛騨高山朝市は江戸時代から高山別院照蓮寺付近で始まったものです。戦後の1947年に安川朝市組合が結成されて安川通りで開催されていましたが、国道156号建設で立ち退きました。

その移転先となったのが宮川朝市で、最盛期には300店以上が出店していましたが、現在は80~90名が組合に参加しており、50~70店が出店しています。

高山の名産品に限らずに新鮮な野菜や果物、手作り雑貨なども並んでおり、また地元の利用者も来ることで、フリーマーケットとしての機能が併設されています。

宮川朝市のおすすめグルメ

弥生橋近くのNOIX DE COCO(ノアドココ)で売っている「飛騨高山プリン」は税込350円で、無添加食品として人気があります。ひとつ一つ毎日手作りをしているのです。小さな牛乳瓶のような容器に入っていて、食べ進むと底のほうが柔らかいです。

冬になるとお湯の入った鍋で温めたホットプリンとなって売っています。これはここでしか食べられない珍しいプリンです。あたためると容器の中全体が柔らかい食感になるので、冷たいプリンと食べ比べをすると面白いです。

宮川朝市の基本情報

宮川朝市は高山市の市街を流れる宮川沿いに開かれる朝市です。場所は鍛冶橋から弥生橋までの間であり、川沿いに店が延々と並んでいます。販売しているのは特産品や手工芸品のほか、新鮮な野菜類などもあります。

漬物は飛騨紅かぶ(かぶら漬、千枚漬けなど)、うめ漬け、ごぼう味噌漬、まんまどろぼう、飯もらいなどです。果物はりんご(飛騨りんご、陽光りんご、シナノスイートなど)、飛騨メロン、飛騨桃、ぶどうなどになります。

また餅、朴歯味噌、さるぼぼ、飴細工、けやき工芸品、わら工芸品、きり工芸品なども販売されているのです。

住所

岐阜県高山市鍛冶橋から弥生橋宮川沿

電話番号

高山市観光課

0577-35-3145

営業時間・定休日

通年

7:00~12:00

12月から翌3月は

8:00~12:00

年中無休

アクセス

JR高山本線高山駅から

徒歩10分

駐車場の有無

なし

公式URL

宮川朝市
こう平うどん(新井こう平製麺所)は高山市の有名店!人気メニューも紹介

飛騨高山の朝市②陣屋前朝市

宮川朝市の他にも高山陣屋前広場でも、もう一つの朝市が毎日開催されています。高山陣屋というのは、江戸幕府が飛騨国を直轄領として管理するために設置した代官所・飛騨郡代役所のことです。

陣屋は飛騨高山観光の際に必ず訪れる観光名所となっていますが、この前の広場で毎日朝市が開催されているのです。

陣屋前朝市の特徴

陣屋という格式の高いお役所の前を借りて店を広げているのですが、宮川朝市と比較すると出店数は少ない傾向にあります。さらに観光客も陣屋を目当てにくる人が中心なのか、朝市を訪れる人は宮川朝市に比べると少なくなっています。

とはいえ、陣屋前朝市にも見るべきものがあるので、余裕があれば是非こちらも覗いてみるのがよいでしょう。

陣屋前朝市のおすすめグルメ

陣屋前といえば陣屋団子が有名なグルメです。この団子は串に団子が5つ刺してありますが、みたらし団子と呼ばれています。東京でみたらし団子というのは甘辛い味のものを指すのですが、ここの陣屋団子は甘くありません。

醤油が焦げる香ばしさについつい食べたくなる団子で、薄口の醤油があとを引く美味しさです。

陣屋前朝市の基本情報

陣屋前朝市では季節毎に地元でとれた野菜類を販売しています。春はフキ、ワラビ、エゴマで、夏はトマト、キュウリ、トウモロコシ、ササゲ、小ナスなどです。果樹は一日の温度差が大きい土地なので甘さが引き立った味わいです。

秋はハクサイ、ダイコン、赤カブ、リンゴ、ナス、キノコ、山菜が並びます。冬になるとネギ、ハクサイ、赤カブ、リンゴです。またおばちゃんたちが冬仕事で作った民芸品やさぶぼぼなども並びます。

住所

岐阜県高山市八軒町1丁目5

高山陣屋前広場

電話番号

高山市観光課

0577-35-3145

営業時間・定休日

通年

7:00~12:00

11月から翌3月は

8:00~12:00

年中無休

アクセス

JR高山本線高山駅から

徒歩10分

駐車場の有無

なし

公式URL

陣屋前朝市

飛騨高山の朝市を楽しむポイント

飛騨高山観光は昼間や夜も楽しいですが、やはり早起きをして朝市をひととおり見て回るのが定番の楽しみ方です。ところで朝市を十分に楽しむためにはどのような点に注意したらよいのでしょうか。

天候によって出店数が変わる

朝市は年中無休で開催されますが、やはり天候には左右されてしまいます。よく晴れた日にはたくさんの店が出されますが、雨の日や雪の日のような天候が厳しい場合には少ない出店になってしまうのです。

気候が良いときには50店前後が並んで賑やかですが、冬の厳しい時には10店くらいに減ってしまうこともあります。

早めに行くのがおすすめ!

せっかく朝市を楽しみにして出かけたとしても、前の晩に遊びすぎて起きるのが遅くなってしまうと、店頭の品が少なくなっていたり店をたたみ始めるところも出て来てしまいます。やはり朝市は早い時間に出かけてこそ本来の楽しみ方ができるでしょう。

高山の朝市で飛騨観光を楽しもう!

山深い飛騨高山は温泉もあり、また小京都と呼ばれる江戸時代からの美しい伝統的な街並みが鑑賞できる街です。ここは四季を通じて観光客が多く、特にミシュランの3ツ星をもらっていることでも外国人観光客の人気が高い街です。

そして単に街路を見て回るだけではなく、江戸時代から延々と引き継がれてきた朝市を見るのを忘れてはなりません。飛騨高山観光は朝市を見て楽しんでこそ、その醍醐味を十分に味わったことになるのです。

朝市を見て回ると飛騨高山の珍しい物産に出会え、さらに地元の人の貴重な話も聞けるのです。飛騨高山観光のよき思い出を作るためにも朝市に出かけるのです。そしてリピーターとなってまた次回も訪問してみましょう。

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