東北三大祭りは日本を代表する夏祭り!魅力や見どころを紹介
東北三大祭りは日本を代表する夏祭りです。この記事では、東北三大祭りの魅力や見どころ・日程や場所について詳しく紹介していきます。また、東北三大祭り以外の東北のお祭りについても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
東北三大祭りについて紹介!
東北三大祭りは、日本を代表するお祭りとして多くの人に愛されています。
この記事では、東北三大祭りの魅力や見どころについて詳しく説明していきます。
日本の夏祭りで有名な「東北三大祭り」とは?
日本の夏祭りで有名な「東北三大祭り」とは、「青森ねぶた祭り」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」の3つのお祭りのことを言います。
東北の短い夏を盛り上げるこの3つのお祭りには、日本人だけでなく多くの外国人が訪れて参加しています。
東北三大祭りの「青森ねぶた祭」
ここからは、東北三大祭りの「青森ねぶた祭」について詳しく見ていきましょう。「青森ねぶた祭」は、200万人以上の観光客が訪れる世界的に有名な日本を代表するお祭りです。
- 青森ねぶた祭は、1980年には国の重要無形民俗文化財に指定されていて、跳人(はねと)衣装・正装を着れば観光客でも参加することができお祭りとなっています。
開催場所や日程はいつ?
「青森ねぶた祭」の日程ですが、毎年曜日に関係なく8月2日から7日に行われています。開催場所は青森市役所~青森県庁、新町通~ホテル青森を右折して国道4号線です。
8月2日〜3日の19:10~21:00には、子どもねぶた・大型ねぶたの運行があり、8月4日〜6日に19:10~21:00に大型ねぶたの運行があります。
8月7日の13:00~15:00に大型ねぶたの運行があり、19:15~21:00頃に青森花火大会が行われます。6台のねぶたが海上を運行し、約11000発の花火とともにねぶた祭りのフィナーレを飾っています。
開催場所 | 青い海特設ステージ 青森市役所~青森県庁、 新町通~ホテル青森を右折して 国道4号線にかけて行われる |
開催日程 | 毎年8月2日から7日 8月2日〜3日 19:10~21:00 子どもねぶた・大型ねぶたの運行 8月4日〜6日 19:10~21:00 大型ねぶたの運行 8月7日 13:00~15:00 大型ねぶたの運行 19:15~21:00頃 青森花火大会・ねぶた海上運行(青森港) |
青森ねぶた祭の魅力・見どころ
青森ねぶた祭りのおすすめの見どころは、何と言っても跳人(はねと)と呼ばれている踊り子です。この跳人(はねと)には、衣装さえ着れば誰でも参加できるので、ぜひ参加してみてください。
衣装はレンタルができるので、参加したい方はレンタルすると良いでしょう。一台のねぶたに千人もの跳人がいることもあり、お祭りの空気を存分に味わうことができます。
東北三大祭りの「仙台七夕祭」
ここからは、東北三大祭りの「仙台七夕祭」について詳しく見ていきましょう。「仙台七夕祭」も「青森ねぶた祭」と同じく、200万人以上の観光客が訪れているお祭りです。
「仙台七夕祭」はかの有名な伊達政宗公の時代より続いているお祭りです。旧暦7月7日の行事として全国に広まっていた七夕まつりですが、仙台では季節感に合わせるため旧暦に1カ月を足した現在の日程になりました。
仙台七夕まつりは、伝統行事である七夕行事というだけでなく、田の神様をお迎えしてその年の豊作と冷害被害からの保護を願う行事として古くから行われています。
開催場所や日程はいつ?
「仙台七夕祭」の日程ですが、毎年曜日に関係なく8月6日から8日に行われています。「仙台七夕祭」の開催場所は、仙台市中心部および地域商店街です。
仙台市内商店街を詳しく説明すると、サンモール一番町商店街・一番町一番街商店街・ハピナ名掛丁・クリスロード商店街・ぶらんど~む一番町商店街・おおまち商店街・仙台朝市商店街のあたりです。
「仙台七夕祭」の時期になると、仙台市内は3000本以上の豪華な笹飾りで彩られているためとても綺麗です。笹飾りは毎年手作りされているので、ぜひじっくりと見てみると良いでしょう。
開催場所 | 仙台市中心部および地域商店街 勾当台公園市民広場 仙台市内商店街 |
開催日程 | 毎年8月6日から8日 |
仙台七夕祭の魅力・見どころ
仙台七夕祭の魅力・見どころは、やはり七夕飾りです。七夕飾りは和紙にこだわっていて、商店ごとに半年がかりで制作するなど思いが込められています。
七夕飾りに使用されている和紙は、伝統的な京千代紙・江戸千代紙などで、商店ごとに様々な趣向が凝らされているのです。
また、仙台七夕祭の七夕飾りは、仙台七夕祭の当日まで完成した姿を見ることはできないのです。七夕飾りのデザインは、よそには絶対に知られないようにしているという気の入れようなので、当日を楽しみにしていてください。
東北三大祭りの「秋田竿燈祭」
ここからは、東北三大祭りの「秋田竿燈祭」について詳しくみていきましょう。「秋田竿燈祭」は、およそ270年前から原型のある真夏の病魔や邪気を払うねぶり流し行事で、五穀豊穣を祈願するお祭りです。
約280本の竿燈と約10,000個の提灯が彩る圧巻の世界を味わうことができ、一度「秋田竿燈祭」に訪れた方は、もう一度「秋田竿燈祭」に訪れたいという方も大勢います。
開催場所や日程はいつ?
「秋田竿燈祭」の日程ですが、毎年曜日に関係なく8月3日から6日に行われています。「秋田竿燈祭」の開催場所は、夜本番は竿燈大通りです。
8月3日から6日まで、毎日18時15分から竿燈大通りの交通規制が始まり、18時50分から竿燈入場、19時25分から20時35分まで竿燈演技、20時35分から写真撮影や竿燈体験が可能なふれあいの時間となっています。
また、最終日の8月6日は、18時40分から19時5分まで竿燈市民パレードが実施されます。
開催場所 | 竿燈大通り(夜本番) |
開催日程 | 毎年8月3日から6日 18:15 交通規制 18:50 竿燈入場 19:25~20:35 竿燈演技 20:35 ふれあいの時間 最終日の8月6日は 18:40~19:05に 竿燈市民パレードを実施 |
秋田竿燈祭の魅力・見どころ
秋田竿燈祭の魅力・見どころは、夜本番の竿燈の演技はもちろんですが、昼竿燈の妙技会もとても面白いです。妙技会では、竿燈を利き手でしか操作することができません。
つまり右手が利き手であれば、右手でしか竿燈を操作することができず、両手で竿燈を掴んでしまったり直径6メートルの円から少しでも出てしまうと減点になります。
また、昼竿燈の妙技会中には風も吹きます。その中で、50キロ以上の竿燈を操る男たちの素晴らしい技には圧倒されるはずです。
東北三大祭り以外もすごい!東北の夏祭り
東北の夏祭りには、東北三大祭り以外もすごいお祭りがあります。ここからは、東北三大祭り以外の東北の夏祭りを紹介していきます。
全国的にも有名!「大曲の花火大会」
秋田県大仙市大曲では、春・夏・秋に花火大会が開催されます。「大曲の花火大会」は全校的にも有名で、夜空に打ち上がる大輪の花火を見るために、全国から大勢の観光客が訪れています。
美女たちの華やかなパレード「盛岡さんさ踊り」
「盛岡さんさ踊り」は、岩手県盛岡市で毎年8月1日から4日にかけて行われる祭りです。「盛岡さんさ踊り」は、東北各地で行われる夏祭りで最も早く開催されていて、美女たちの華やかなパレードを見ることができます。
東北三大祭りを見に行こう!
日本を代表する夏祭りの東北三大祭りの魅力や見どころについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
東北三大祭りは「青森ねぶた祭り」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」の3つのお祭りのことを言い、東北の短い夏を盛り上げるお祭りです。
日本人だけでなく多くの外国人が訪れて参加しているお祭りで、「青森ねぶた祭り」「秋田竿燈まつり」は200万人以上の人が訪れています。
それぞれのお祭りに魅力や見どころがありますが、秋田竿燈祭では注目されがちな夜本番の竿燈の演技だけでなく、昼竿燈の妙技会もとても面白いです。
妙技会では、竿燈を利き手でしか操作することができず、風と戦いながら直径6メートルの円の中で片手で竿燈を操ります。
東北三大祭りは、どれも毎年曜日に関係なく同じ日に行われています。ぜひ、東北三大祭りに参加して日本の伝統を感じ取ってみてください。