東京駅の充電スポット！コンセント･電源が使えるおすすめカフェも紹介

外出先でとかく気になるのはスマホの充電の残量でしょう。特にビジネスで電車を使って移動している際に、充電量がピンチになったのを見つけたら、真っ青になってしまうかも知れません。

そのような時に東京駅に着いて、充電ができる便利なスポットがあったら大喜びするに違いありません。実は東京駅には充電スポットがいくつもあるのです。順番に紹介していきましょう。

それではまず、困った時に大変助かる無料で充電できるスポットを2箇所紹介します。ひとつは駅の改札口内ですので、電車を途中下車して東京駅で充電してから再度電車に乗って目的地へ向かってもよいです。

もう一つは駅の改札口を出てしまいますが、至近距離にありますので便利です。

八重洲南口改札内待合所には6箇所ほど無料で充電できる電源があります。改札内の待合所なので、乗り換えの途中に立ち寄るのにも便利です。東京駅のホームに降りたなら、案内板で八重洲南口改札方面を目指して下さい。

八重洲南口改札は高速バスなどのバスターミナルへと続く改札口です。

八重洲中央口の待合所には、無料で充電できる電源があります。電車からホームに降りたなら、北のりかえ口か南のりかえ口の案内を探し、どちらかの案内の方へ進んで下さい。改札があるので、一旦改札を出ます。

その後八重洲中央口の案内板があるので、そのまま案内板に従って進んで行くと、八重洲中央口付近に待合所があります。

それでは今度は、東京駅構内で充電ができるおすすめ充電スポットを3箇所紹介しましょう。

東海道新幹線の改札内に無料で充電できる電源があります。それは新幹線の待合室の中に設置されており、待合室は中央コンコースの中2階と、南コンコースの1階･中2階にあります。

上記待合室内には、充電用コンセントの付いているカウンター付きシートがあるのです。さらに南側改札内には、待合室とともにスターバックスJR東海東京駅新幹線南ラチ内店があり、ここでも充電ができるのでとても便利です。

正式名称は、「5 CROSSTIES COFFEE（ファイブクロスティーズコーヒー）グランスタ店」といいいます。この店はGRANSTA(グランスタ)内にあります。

この店に最も近いのは丸の内地下南口改札なのですが、丸の内側からは、丸の内地下中央口改札からのほうが便利です。

席にはついたてのような黒いボードが立っていますが、その付け根のところにコンセントがあるので、これで充電できます。

エキュート東京というのは、いわゆる「エキナカ」にあるショッピングモールのことです。東京駅の丸の内中央口あるいは南口改札から入ってすぐのところに広がるショップ群は、お土産品店や飲食店が多いです。

しかしいろいろなショップの中には、財布などの革製品を扱っている野村製作所もあります。ところで、軽食やスイーツはエキュート東京の中のイートインスペースで、買ってすぐに味わうことができます。

このイートインスペースに充電のコンセントがあるので、軽食などをつまみながら充電ができるのを待っているとちょうどよいでしょう。

一口に充電すると言っても、ある程度安心できるくらいに充電するためには、ゆうに30分程度はかかってしまうでしょう。その間イートインスペースを占領するためには、ある程度時間が稼げるものを手元に置いておかなければなりません。

アイスクリームなどは、黙っていても溶けていくので相応しくないです。溶けないでちびちびと食べられるお菓子が向いています。東京駅パンや東京豆煉瓦などよいでしょう。

次のおすすめは、東京駅の八重洲口改札を出て八重洲方面で充電ができるスポットです。

高速バスターミナルの正面に位置し、何かと便利なマクドナルドの東京駅店で充電も可能です。JR 東京駅に直結していますので、ビジネスマンや旅行客でいつも賑わっており、サービスが迅速であると定評がある店舗です。

席は1階2階とありますが、スマホ充電用のコンセントがあるのは1階席になります。混んでいる可能性が高いので、たまたま空いていたらラッキーです。もっとも回転が早いので時間に余裕があれば少し待ってもよいでしょう。

東京八重洲中央口の改札付近にあるドトールコーヒー八重洲中央口店でも充電できます。東京駅のカフェの中では、ドトールコーヒーはスマホの電源数が多いそうです。商品の値段がリーズナブルなところも人気の秘密でしょう。

ドトールコーヒー八重洲中央口店は、高速バスを利用する人にも便利な位置にあります。店内は、スマホを充電しながらドトールのコーヒーを味わう、ドトールファンでいつも混雑しています。

ちなみにドトールコーヒーはコーヒーチェーンとしては日本最大の店舗数を有しています。また大手のコーヒーチェーンの中ではコーヒーの販売価格が比較的安価に設定されているので、充電のために立ち寄るには打って付けでしょう。

ドトールコーヒーの値段が安く抑えられているのは、コーヒー豆の輸入、焙煎加工、卸売販売と飲食店経営と一貫したシステムを築いているからでしょう。いずれにしても財布にやさしくてスマホの電源も提供してくれるのには助かります。

東京駅に何店舗かあるスターバックスの八重洲北口店は、新幹線乗り場からも近く、目立つ店舗です。そのため、いつも人で賑わっていますが、回転率がよい店なので、時間帯を選ばず座れる可能性が高いと言われています。

この店舗でも充電コンセントのある席があります。向かい合わせの長テーブルにコンセントが設置されていますので、運良く座れたら充電できます。ところでスターバックス八重洲北口店では、スマホの電源以外にも、WiFiが利用できます。

うまく電源のある席に座れたら、充電しながらWiFiを使用することができます。仕事でどうしてもデータを発信しなければならないような時には、助かる存在です。

東京駅の北口方面には地下街らしきものはなく、丸ビル方面やオアゾの地下街へ直結してしまいます。ところが八重洲口のほうには日本でも有数の八重洲地下街がありますので、この中の充電スポットで充電をしてしまいましょう。

八重洲地下街は通称「ヤエチカ」と呼ばれており、東京駅近辺の地下商店街の中心的な存在で、売り場の面積は都内最大規模です。さらに日本国内でも大阪のクリスタ長堀に次いで第2位となっています。

駅と直結した好立地にあることから、東京駅周辺に務めているビジネスマンやOL向けの商店が多くなっているのです。主として飲食店や雑貨店、衣料品店が多く、土産物店は比較的少ないのが特徴です。

一方土産物店は東京駅一番街のほうに多く集まっています。このような立地の理由から、ビジネスマンやOLの必需品のスマホの電源の供給にも一役買っているのです。

パスタやケーキが美味しいイタリアン･トマト･カフェジュニアの窓際カウンター席に、充電用の電源コンセントがあります。東京駅近辺のビジネスマンやOL向けに、モーニングは7:30から11:00までやっているのです。

ちなみにベーコンエッグモーニングならば、463円なので朝出がけにスマホの充電を忘れていたことに気付いても、モーニングを楽しんでいる間に手軽に充電ができてしまえます。

また東京駅近辺の会社はランチタイムをずらして取るようにしているところが多いので、ランチといっても12時から13時に集中するわけではありません。イタリアントマトでもランチタイムは11:00から15:00と長く取ってあります。

上島珈琲店(うえしまコーヒーてん)と言ってもピンとこない人も、UCCコーヒーといえばすぐわかるでしょう。この八重洲地下街店は、失われつつある日本の喫茶文化を大切にした懐かしくも温かな大人のための珈琲店と銘打っています。

コーヒーはネルドリップで丹念に抽出した味わい深い逸品です。黒糖ミルクコーヒー(M)が400円、金胡麻ミルクコーヒー(M)が490円で求められます。

さらにスマホ電源は勿論のこと、WiFi設備も整っているので、ゆっくりコーヒーを味わいながら充電できます。

縦長のゆったりしたスペースで比較的空いているのがメリットなのが、カフェ･ド･クリエ八重洲地下街店です。この店は「コーヒー一杯の幸せがたくさんの幸せに」というコンセプトでこだわりのコーヒーを提供しています。

東京駅近辺でスタバやマクドなどが混雑している時でも、この店は意外にゆったりと寛げるという穴場です。朝も早くからやっており、7:00から11:00までのモーニングプレートはドリンク付きで470円とお得です。

なお、デニッシュサンドのどリンク付きでしたら400円とこちらも財布にやさしい値段です。これで充電ができるのならば感謝でしょう。

少し照明を落とし気味にした落ち着いた店内は、ゆったりと過ごせる空間です。カウンター席にはコンセントもあります。エクセルシオールカフェは有名チェーン店なので、誰でも知っているでしょうが、この店はあまり混んでいない穴場的存在です。

席数は全部で76席あり、うち禁煙席が54席で喫煙席が22席と分煙がされています。カウンター席の電源でスマホやラップトップに充電をしながら、ゆっくりと落ち着いてみましょう。

それでは今度はビジネス街が広がっている丸の内側に目を向けてみましょう。昔の丸の内は仕事オンリーの殺伐としたオフィス街だと揶揄されることもあったのですが、三菱地所が魅力のある街プロジェクトを展開してから、おしゃれな街に変貌しています。

東京駅の八重洲地区は商店街が集合している雑然とした雰囲気になっています。打って変わって丸の内地区は東京駅前の広場が新しく整備されて、広々として緑も配置されており整然とした広がりを見せます。

東京駅前の広場から周囲を見渡すと、50階建の超高層ビルが整然と立ち並んでおり、一方皇居方面への広い道路は歩行者天国のようになっていて、都会の洗練された公園のようです。

丸の内仲通りにはオシャレなショップが並んでおり、ハイセンスで都会的な美を演出しています。

皇居方面へは歩いて10分くらいで皇居前広場の広大なスペースに到達します。広場から丸の内方向を振り返ると、超高層ビルが美しい都会の風景を形作っています。

東京駅の丸の内南口を出て、左側に歩いてすぐのところにあるKITTEビルの1階にあるのが、「丸の内CAFE会」という名の店です。座席数は70席で全席禁煙となっています。このショップにも電源がありますので、スマホの充電に便利です。

「丸の内CAFE会」はショップコンセプトは、「和と洋の出会い、東京丸の内と世界の出会い」というものです。ここはカジュアルに楽しめる本格的な日本茶や、バリスタが淹れる本格的なコーヒーを提供するCOZYなモダン空間となります。

KITTEビルは旧東京中央郵便局跡地に建てられており、見るところも多く、また飲食店もたくさん入っています。見学に疲れたら和の空間に入るとほっとするかも知れません。勿論しっかりコンセントからの充電も忘れないようにしましょう。

東京駅の丸の内から右側の方向へ歩いてすぐのところにある、丸の内OAZOのビルの中の「コーヒーマシーン丸の内オアゾ店」は、本格的なコーヒーを出すので人気が高いショップです。

席数は全部で50席とそれほど広くはありませんが、地下1階にあるショップは東京駅まで直通で便利な立地です。もちろん目当てのコンセントもしっかり設置されていますので、スマホやラップトップにも給油ならぬ充電をしましょう。

平均予算は600円程度なので気軽に利用できます。

プロントといえば通常はコーヒーとサンドイッチを食べるというカフェなのですが、この店は少し違います。モーニングも提供するのですが、なんと店名にある通りにビールも飲めるのです。

さすがにビジネスマンやOLは飲む訳にはいかないでしょうが、しっかりコンセントはありますので、スマホの充電に使いましょう。そして夜になったらビールを飲みに再度訪れるのも楽しいです。

東京駅に連結している大丸東京店の4階に有名チェーン店のタリーズがあります。ここのタリーズは席数は20席と、こじんまりとしていますが、全席禁煙のクリーンな空間です。

移動の途中でちょっと息抜きをしたい時などに便利なロケーションです。席に座ったらコンセント電源を確保してスマホの充電を始めましょう。

コンセント電源を探して東京駅周辺を歩き回ると、おすすめのカフェがいくつかあるのに気付きます。そのうち充電にも息抜きにも使える2店舗を紹介します。

プロントはカフェのチェーン店として知られていますが、新分野としてアルコール系店舗を「イル･バール」店として開拓しています。プロント･イル･バール店では17:30まではカフェタイムですが、それ以前でもアルコールも提供しています。

カフェ系のプロントではフードはサンドイッチ等の軽食が主体ですが、イル･バール店ではおつまみ系が充実しています。ハイボールが人気ですので、コンセント電源でスマホの充電をしながらハイな気分になりましょう。

小岩井農場は知る人ぞ知る岩手県のスペシャルな農場で120年の歴史を持っており、宮沢賢治もよく訪れていました。そして小岩井農場エキュート東京店では、小岩井農場から直送された牛乳やソフトクリーム、スイーツを提供しています。

エキュート東京店では窓口販売が主ですが、イートインもあり席数は10席です。かなりの競争率ですが幸運にも空いていたら、電源も確保して充電しながら、380円の絶品ソフトクリームでも味わいましょう。

充電が完了するまでにもう一本欲しくなるかも知れません。

新幹線で東京駅で降りる場合や、在来線を乗り継ぐ場合に東京駅やその周辺を歩き回ることは多いでしょう。そういう時には手元のスマホの充電の残量を確認したほうが良いです。もしも残りが少なくなっているのならば、東京駅で充電できるチャンスです。

とはいえ、広い東京駅のことですからやみくもに歩き回っても、充電スポットへはたどり着けないかも知れません。東京駅の充電スポットを予めチェックしておくと、このような緊急事態になっても落ち着いて対応できます。

東京駅を利用する機会の多い人ならば、充電できるスポットをいくつか調べておいて、いざという時にも困らないようにしておきましょう。