東京洋館巡り！見学可能な都内のおすすめレトロ建築を紹介！

東京と言えば高層ビルに囲まれ、人が多く大都会のイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。そんな東京のイメージとは、違って古い洋館があるのはご存知でしょうか？

古い歴史ある素敵な洋風建築の重厚な扉から一歩なかに入ると、この建物にどんな人々が出入りしていたのか、想像を膨らませて時間が過ぎるのを忘れてしまいます。

この記事では、東京都内にあるおすすめの洋館を紹介します。レトロ感ある歴史の旅をお楽しみ下さい。

東京は大都会の中に緑で覆われた広い公園もあれば、高層ビルの中に歴史ある建造物が残っています。そんな、いろいろな風景を楽しめる東京で、レトロな旅が楽しめます。

大正ロマンの過去に戻ったかのような素敵なレトロ建築を見学しながら、当時の裕福な人々の暮らしをいろいろ想像するのは、ロマンティックな時間です。

ここからは、東京洋館人気おすすめスポットの「旧岩崎邸」や「鳩山会館」・「山本有三記念館」・「旧前田侯爵邸」の4つのレトロな建物を紹介します。

旧岩崎邸は、東京台東区・東京メトロ千代田線の湯島駅から歩いてすぐのところにあります。三菱財閥岩崎家の本邸でした。まさに当時の豪邸といった立派な洋館は、鹿鳴館の建築家として知られるイギリス人ジョサイア・コンドルの設計によるものです。

竣工されたのは、明治29年で岩崎家の迎賓館として造られた西洋館です。木造2階建で外壁は下見板張りとする建物です。

雇い外国人として来日し、独立後は三菱・岩崎家の仕事を多数てがけたジョサイア・コンドルの設計で館内は光の差し込みが美しく、まるでタイムスリップしたかのようです。

旧岩崎邸の外観から、ここが本当に日本なのかと錯覚してしまいそうになります。

鳩山会館は、戦後に内閣総理大臣を務めた鳩山一郎の自邸として大正時代に造られた洋館です。今は、鳩山家の記念館として一般公開されています。

設計は、近代を代表する建築家の一人で岡田信一郎です。鳩山の父親であり美作国・勝山藩士出身の鳩山和夫が、この地に居を構えたのが明治時代1891年です。

その後を継いだ鳩山一郎によってこの邸宅が完成しました。一郎の首相在任期間中には、多くの政治家が訪れ人気がでたため、通称音羽御殿とも呼ばれていました。

平成に入り老朽化したこの洋館は、全面的に修復されて、1996年より「鳩山会館」として一般公開が始まりました。建築や鳩山家の歴代記念品や美術品などを見学することができます。

東京洋館巡りで、7度の空襲を逃れた奇跡の洋館「山本有三記念館」は関東大震災後の大正5年に建てられました。終戦後進駐軍に接収されて米軍高級将校宅として使用されてしまいます。

恐らく、当時のハイソなアメリカ人の眼鏡にかなってしまったのでしょう。ちなみに、接収解除後の山本は邸宅を東京都に寄贈しました。現在は三鷹市の所有となっています。

そんな歴史を抜きにしても、当時の財力と粋を集めた和洋折衷の洋館は、今ではなかなか見かけない本物の暖炉や煙突、またステンドグラスも素晴らしいです。

庭園も花や木などが綺麗に手入れされています。洋館の中に入ると、そこはもう異次元の世界感がいっぱいでレトロでロマン溢れる建造物です。

山本有三の名前を聞いてもあまりピンときませんが、作家として、また政治家としてもその名は広く知られています。代表作には、路傍の石、真実一路などがあります。

旧前田侯爵邸は、東京目黒区にあります。旧加賀藩主16代目の軍人、前田利為の本邸だった洋館が残されています。外観だけでなく館内の中は曲線デザインが綺麗な階段があり、アンティークなテーブルと椅子でロマンティックなスペースになっています。

室内の細部までデザインが施されていて、一つ一つが芸術品です。また、ステンドグラスが絶妙な色をだしていて部屋の表情を柔らかくしています。

東京洋館巡りおすすめスポット前田侯爵邸も人気がある日本のレトロ洋館で和と洋が上手く馴染んでいる館内は見応えがあります。

東京洋館巡りでおすすめのカフェ・レストランを紹介します。洋館でのレストランやカフェはレトロな雰囲気の中で気分はプリンセス。時空を超えてそこはまるでロマンティックな海外のお城のなかのようです。

洋館巡りをして、休憩は園庭など心地よい風をのんびり感じて時間が過ぎるのを忘れて癒される空間をお楽しみ下さい。

東京洋館巡り、おすすめ人気レストラン「旧古河庭園」は結婚式にも使われる洋館です。なかでも、美しい庭園のある洋館として知られています。

場所は北区西ヶ原にあり、西ヶ原駅と上中里駅から徒歩7分程の所にあります。この旧古河庭園は、ニコライ堂・旧岩崎邸園庭洋館をてがけた、イギリス人のジョサイア・コンドルが設計しました。

旧古河庭園は六義園と比較するとマイナーなため、秋になると紅葉を見に来る人の数が少なく穴場的なスポットです。園庭のバラがとても綺麗で洋館とバラの園庭がレトロな雰囲気を醸し出しています。

東京洋館巡りカフェ・レストランのおすすめ人気スポットに「デ・ラランデ邸」という洋館があります。ここは、本場ドイツのビールも楽しめる風情ある洋館になっています。

デ・ラランデ邸は、ドイツの建築家、ゲオルグ・デ・ラランデが住んでいた西洋建築です。他に、神戸異人館の風見鶏の館を設計された建築家です。

明治時代に建築された西洋の建物の中で、1階ではパンケーキも食べられる喫茶室があります。

東京洋館巡りの人気おすすめカフェ・レストランの小笠原伯爵邸では、美味しいスペイン料理を堪能する事ができるスポットです。歴史的建造物の中で味わう由緒ある洗練されたスパニッシュ様式になっています。

レストランとして、またパーティー会場としても最適です。洋館の中に一歩足を踏み入れると、日本にいる事を忘れるくらいのレトロな室内になっています。

建物の外観、庭園ともに本場スペインに居るかのような感覚になり、パーティーだけでなく結婚式会場としても利用できますので邸宅内は、タイムスリップしたロマン溢れる場所です。

東京洋館巡りで館内での撮影可能なハウススタジオの人気おすすめスポットを紹介します。洋館内のスタジオでレトロでロマンいっぱいの雰囲気を味わいながら、貴族や伯爵になった気分になってみませんか。

カメラを持参しインスタ映えする写真を撮影するのもおすすめです。洋と和を融合させた素敵な写真を撮ることができます。

渋谷駅から歩いて4分の場所にあるアンティークでおしゃれなスタジオ「unikk」は、モデル撮影や商品撮影などいろんな撮影が可能です。

スタジオのタイプは4タイプの中から選ぶことが可能です。ヨーロッパの書斎を再現した1000冊以上の古書が陳列された温かみのある空間での撮影ができます。

また、ヨーロッパのアンティークショップを再現したスタジオや画廊としても利用できる白を基調としたスタジオ、廃墟を再現した撮影場所といったようにシーンに合わせて利用できます。

洋館ハウススタジオ、パティス六本木Bstはモダンな雰囲気のある本格ハウススタジオです。スタジオは六本木の真ん中にあり、街中にあるのが違和感すら感じます。

そんな巨大な外観とは裏腹に、中に入ると大人可愛い女性が似合うシックな空間が広がっています。

東京の洋館では、コスプレの撮影が可能な所もあります。例えば東京23区内では珍しい大型、廃墟倉庫系のStudioBe1号館や池袋にあるル・ロイヤルなどは撮影が可能です。

東京という大都会の中ですが、探せばイベント会場にすることができる洋館もあり、コスプレイヤーの撮影会におすすめです。

東京洋館巡りの人気おすすめスポットを紹介してきましたが、いかがでしょうか。洋館の中は撮影できないところが殆どですが、鳩山会館は洋館内での撮影が可能となっています。

都会の喧騒を忘れて、歴史ある洋館巡りでレトロな旅をしてみませんか。