鳥取の名物グルメ！ご当地グルメや郷土料理など美味しい食べ物を紹介

鳥取に美味しいグルメを味わいに出かけませんか。山陰地方に位置する鳥取県には、地元の食材をふんだんに使ったご当地名物グルメや、ここでしか味わえない郷土料理が食べられるお店がたくさんあります。

そこでこの記事では、鳥取のおすすめ名物・ご当地グルメを「海鮮編」「お肉編」「郷土料理編」「B級グルメ編」「その他」の５つのジャンルに分けてご紹介していきます。あなたが味を確かめてみたい、絶品のグルメばかりが登場します。

それではさっそく、鳥取のおすすめグルメ「海鮮編」から、ぜひとも味わっていただきたい、おすすめのご当地名物グルメを2つピックアップしました。

「岩ガキ」とは、夏に旬を迎える牡蠣です。鳥取では毎年6月頃に解禁になり、大きいものでは長さ20cm、重さ1kgにも達します。その中でも、夏輝と呼ばれる県内で採取された岩ガキは、食べられるようになるまで、4年という長い歳月を費やします。

海のミルクと称されるほど濃厚な味わいが特徴で、レモンを絞って生でいただくのが最高です。冬のカキとは異なり、夏に旬を迎える鳥取の究極の味覚です。

「モサエビ」は、鳥取ではクロザコエビのことをこのような名前で呼び、9月から5月のカニのシーズンに漁獲されます。甘みは甘エビの甘さを超え、弾力ある食感と舌を唸らせる旨味が特徴です。

食べ方は、刺身をはじめ塩焼き、煮付け、もさえび味噌汁などでいただきます。また、鳥取では、道の駅などでモサエビの風味を丸ごと閉じ込めた、もさえび煎餅が発売されています。

JR岩美駅からタクシーで約5分のところにある「旬魚たつみ」では、和テイストの落ち着いた店内で、これら岩ガキやモサエビを使ったメニューが味わえます。

岩ガキをいただくなら、先ほどご紹介したように生食で。また、モサエビは、お造り、塩焼き、旨煮、天婦羅といったモサエビ尽くしの、もさえび御膳がおすすめです。

「鯖寿司」は、その名の通り鯖を使った寿司のことです。鯖は比較的鮮度劣化が早いため、また、寄生虫が発生しやすいことから、シメサバが多く使われます。

料理の種類としては、棒寿司やバッテラが広く知られています。そのほか、鯖一匹を使う姿寿司や、握り寿司、チラシ寿司といった食べ方があります。

JR米子駅構内にある「米吾 吾左衛門鮓」では、材料に使う酢にこだわった、絶品の鯖寿司をいただくことができます。

種類が豊富に取り揃えられ、豊かな旨みとプリッとした食感が特徴の極上鯖や、口あたりのよい真昆布と、ほんのり甘い酢飯の味が楽しめる、手軽な定番商品などが用意されています。

鳥取を訪れた際には、自分でいただいても良し、お土産にもおすすめできる米吾吾左衛門鮓の鯖寿司を、ぜひ買い求めてみてください。

続いて、鳥取に出かけたら味わっていただきたい、おすすめのご当地名物グルメ「お肉編」をご紹介します。

鳥取は、古くから良い牛が受け継がれる和牛の産地として知られています。鳥取系の和牛にはオレイン酸が多く含まれ、そのオレイン酸が、食べた際の口溶けの良し悪しに関係しているといわれています。

中でも、鳥取のブランド牛である鳥取和牛オレイン55は、オレイン酸を55％以上含み、食べると柔らかく口溶けが抜群で、豊富な肉汁がある質の高い牛肉です。

鳥取和牛オレイン55を育てるにはとてもハードルが高く、鳥取で年間に出荷される鳥取和牛の中でも、たった22％ほどの低い割合です。そのため、とても希少価値の高い牛肉として知られています。

「あかまる牛肉店」では、この鳥取和牛オレイン55のお肉を直接買い求めたり、鳥取和牛オレイン55のお肉を使ったメニューが味わえます。

肉の旨みを心行くまで堪能できるステーキから、気軽に味わえる単品料理まで、数多くのメニューが用意されています。鳥取に出かけてたら、一度は味わっていただきたい極上のグルメです。

「大山どり」は、日本四名山の一つに数えられる、鳥取大山の麓で育てられる地鶏です。豊かな自然に囲まれた大山の麓には、清らかな湧き水が豊富に湧き出しています。

そして、その湧き水と美しい空気の中で育てられた大山どりは、高い肉質とジューシーな味わいが特徴です。

「もも焼き旬魚 桜丸」は、地元のおすすめ食材にこだわった、鳥取県米子市にある炭火居酒屋です。こちらでは、朝引き大山どりや境港産の旬魚などをはじめとした、山陰の旬の食材をふんだんに使った料理が味わえます。

中でも、毎月食材が変わるコースメニューでは、大山どりを使った旬の料理や、山陰の海で水揚げされた新鮮な魚介類を使った季節の料理などが堪能できます。

そのほか、和食オードブル二段重や炊き込みごはんなどの、お持ち帰りメニューが用意されています。旅の夜で、地元のお酒を味わいながら、極上の大山どり料理を味わってください。

鳥取でおすすめのご当地名物グルメ「郷土料理編」から、2つのおすすめグルメをご紹介します。

「いただき」は、鳥取県西部の弓ヶ浜半島を中心に親しまれている郷土料理です。大きな油揚げの中に、生のお米と野菜を詰めてだし汁でじっくりと炊き上げます。見た目はいなり寿司にそっくりですが、味は全く異なります。

中に入れる具材は、鶏肉、しいたけ、人参、ごぼうなどさまざまなので、そのお店や家庭ごとに違った美味しい味わいが楽しめます。

名前の由来は、その形が大山に似ていることから、いただき（頂き）といった説など諸説あるようです。

鳥取県米子市にある、地元の人気のお蕎麦やさん「手打ちそば 昌庵（しょうあん）」では、和の落ち着いた雰囲気が漂う店構えの店内で、お店自慢の昌庵そばをはじめ、鳥取の郷土料理のいただきを味わえます。

出かけた際には、美味しいおそばと、郷土料理のいただきが両方味わえるセットがおすすめです。

「かに汁」は、松葉ガニを材料に使ってつくられる、特に冬にぴったりのお味噌汁です。美味しい理由は、セイコガニと呼ばれる松葉ガニのメスを使っているところにあります。メスガニを使うことで、卵の旨みが味噌汁にマッチするということです。

かに汁は、松葉ガニを多く漁獲する鳥取・境港の、漁師飯としてつくられたのがはじまりと伝えられています。

特に、11月から1月頃の旬の時期には、各地でイベントが開催され、その目玉のメニューとしてかに汁がつくられて、その美味しい味覚を味わうために多くの人たちが会場に足を運びます。

JR鳥取駅から徒歩約10分のところにある「味暦あんべ」では、お店の看板メニーである親がに丼や、鳥取の郷土料理の美味しいかに汁を味わえます。鳥取で贅沢なメニューを堪能したい時におすすめのお店です。

鳥取のおすすめご当地名物グルメB急グルメ編から、鳥取牛骨ラーメンをピックアップしました。

「鳥取牛骨ラーメン」は、読んで字のごとく、牛骨で出汁をとる鳥取県中西部を中心とするおすすめのB級グルメです。

一般的には、豚骨で出汁を取るラーメンが多く見られますが、こちらの地元では、当たり前のように牛骨ラーメンが食べられています。スープは、牛骨の持つまろやかな甘みが感じられ、香ばしさや濃厚さが特徴です。

牛骨ラーメン発祥のお店といわれる、鳥取県米子市にある「満洲味」では、一度食べたらまた食べたくなると評判の、店の看板メニューである、美味しい牛骨ラーメンが味わえます。お出かけの際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

最後に、鳥取のおすすめご当地名物グルメとしてご紹介するのが、地元では多くの人々に親しまれている人気の鳥取カレーです。

知る人ぞ知るカレー大国の鳥取。地元では美味しいカレーが食べられるお店がたくさんあります。しかもカレー専門店ではなく、鳥取の街の喫茶店やレストランなどが、鳥取県民の舌を唸らせる美味しいカレーを提供しています。

JR鳥取駅から徒歩約5分と、アクセス抜群の喫茶店「ベニ屋」では、喫茶店ではありながら、鳥取県ではトップクラスの味を誇る美味しいカレーが味わえます。

おすすめは、揚げたてのチキンカツがトッピングされたチキンカレーです。スパイシーな味わいのカレーと、サクサクの食感が味わえるチキンカツの、絶妙なコラボが楽しめます。喫茶店だからと侮れないクオリティーの高い味を確かめに、ぜひ出かけてみてください。

いかがでしたか。鳥取には、地元の食材をふんだんに使ったご当地グルメや郷土料理、話題のB級グルメなどが味わえるお店がたくさんあります。

ご紹介してきた人気のグルメの中から、あなたが味わってみたい名物グルメをピックアップして、鳥取に出かけた際に、心ゆくまで味わってみてはいかがでしょか。