西安(中国)の観光スポット！おすすめ名所･観光ルートを紹介

「長安」という名前を聞かれたことがある人もいることでしょう。歴史に関心のある人であれば、この中国西安の街は、かつて長安と呼ばれた都がある都市として発展してきました。

今の時代でも、西安の街のいたるところに、長安の名残が残っていて、歴史を知ることができます。今回は、西安観光のおすすめスポットや、見どころ、そして自分で回れる観光ルートなどをご紹介します。併せて、西安の美味しいグルメもピックアップします。

西安にはあまりにも有名すぎる観光スポットが凝縮されています。一度は聞いたことがある名前のエリアばかりなので、それが西安に集まっていることに驚かれることでしょう。

西安のおすすめ観光スポットを4選ご紹介します。見どころ満載の場所なので、西安観光の計画の参考にしてください。

中国の歴史を知る上で、西安にある「秦始皇兵馬俑博物館」はあまりにも有名すぎます。多くの人が、一度はこの名前を聞かれたことでしょう。秦始皇兵馬俑博物館は、始皇帝の権力を象徴するものとして作られたもので、地下に埋められている8,000体の兵士や馬、洗車などが発掘されています。

秦始皇兵馬俑博物館は、 一号坑をはじめとして、二号坑、三号坑と発掘が続き、いまだに完璧には発掘されていないといわれています。 壮大なスケールを感じられる場所ですし、有名な大観光地なので、ぜひ足を向けてみましょう。朝の早い時間外がこまずにみられるねらい目です。

「大雁塔」も西安ではずすことができない、おすすめの観光スポットです。この大雁塔は、三蔵法師のゆかりと大雁塔となっていいて、三蔵法師がインドから持ち帰った経典を保存するために建てられたと言われています。

大雁塔に足を向けたなら、この大雁塔の塔の最上階に登ることができ、そこからの絶景を眺めることもできます。また、夜の時間帯には、大雁塔音楽噴水ライトアップとして、レーザー光線による光のショーを見ることができます。素敵なので、観光の際にはぜひ計画に含めてください。

「陝西省歴史博物館」は、国宝館と唐代壁画展に分かれています。それぞれが予約制となっていて、入場者制限があるほどで、厳重な警備に作品が守られています。

国宝館では、金銀細工品を中心に展示されていて、歴史的な価値のあるものがずらりと並べられています。歴史に関心のない人でも、価値があることはわかるような品がたくさんあるので気軽に訪れてみてください。見る価値はあります。

その昔、空海が密教の教義を学んでいたとされる場所がこの「青龍寺」です。映画でも有名になっている場所なので、関心がある人は、ひとつひとつの意味がよくわかる観光地となることでしょう。

歴史にそれほど興味がない人は、青龍寺を散策するだけでも、色々な昔のものを発見することができます。また、近くには「青龍寺遺跡博物館」があり、そこでは空海の生い立ちや人生の歩みなどを知ることができます。

広大な国、中国の西安にも、スケールが違った絶景スポットがたくさんあります。あまりにも大きかったり、考えもつかないような規模がある、絶景スポットをピックアップしました。見てみましょう。

西安の市内をぐるりと取り囲むようにできている「明代城壁」は、当時のままの姿を残している、歴史的にも価値のある城壁です。この城壁は、周囲13.7km、高さ12m、基礎部分は15～18m、上部は12～14mもあると言われている、スケールの大きなものとなっています。

西安の市内は、4つの方向に城門があるという、特別な形をした城壁に守られていることになります。すべてレンガ造りになっていて、現在まで保存されているので、多くの人がこれら城壁だけでも見ようと訪れる観光スポットになりました。

「西安鐘楼」は、市内の中心にあるので、西安観光の際に何度も見る機会がある場所とななっています。釘を使わずに建てられた西安鐘楼は見ごたえがありますし、西安鐘楼の横にある鼓楼も一緒に観光しておきたいスポットです。

中国の絶世の美女といわれた楊貴妃専用の風呂場があったと割れる場所です。この近くには、玄宗皇帝専用の風呂場もあり、今でも温泉が出ています。楊貴妃の像が置かれているので、その前で写真撮影をする観光客がたくさんいます。

中国の西安旅行の楽しみのひとつといえば、西安の美味しいグルメをいただくことではないでしょうか。はじめて西安を訪れた人は、絶対ハズレなしのおすすめグルメをチェックしましょう。

何度も西安を訪れたことのある人達が、足しげく通う絶品料理のお店をご紹介します。中にはイスラム料理もあるので必見です。

「西安老孙家饭庄」のおすすめ料理は、イスラム料理となっています。羊肉を使った料理が多く、西安老孙家饭庄の料理を一度味わうと、イスラム料理が好きになってしまいそうなくらい美味しい料理が堪能できます。

この西安老孙家饭庄は、100年以上の歴史を持つ老舗で、「羊肉泡糢」は、多くの人が注文する人気メニューです。この羊肉泡糢は、小さくちぎったパンの上にスパイス付きで煮た羊肉シチューをかけていただく料理はで、味は絶品です。西安名物料理の1つなので、絶対にいただきたいものです。

中国に来たからには、名物料理の餃子も見逃せません。そんな観光客におすすめなお見せが「德发长饺子馆」です。その昔新の始皇帝や楊貴妃も好んで食べた餃子が一番美味しく、きれいに盛り付けられていることで有名になっています。

おすすめ料理は「餃子宴」です。様々な種類の餃子を一度に食べることができ、美味しさもさながら、見た目にも美しすぎます。中華料理には珍しい一人コースから選べられるので、一人旅行でもふらりと立ち寄ることができます。

「西安贾三灌汤包子馆」は、西安では絶対に見逃せない名店です。名前のとおり、汤包子である小籠包がおすすめのメニューとなっています。箸で汤包子を持ち上げると、プリプリ感触を実感することができ、蓮華にのせてひと口ほおばると、口の中にジューシーな肉汁が広がります。

これら小籠包の汤包子が、セイロ単位で注文することになりますが、1人前１セイロとは限らないので、満足いくまでたくさん召し上がってください。汤包子の中は、牛肉、羊肉、三鮮の3つから選べられます。

西安の街を自力で観光したい人のために、効率よく回ることができる観光ルートをご紹介します。1つの方法は、朝「鐘鼓楼広場」周辺を散策します。これには 鐘楼」「鼓楼」そして「明代城壁」も含まれるので、一度に観光して周りましょう。そのあと、有名な「西安贾三灌汤包子馆」や、イスラム料理の「西安老孙家饭庄」でランチをいただきます。

午後は、城壁外の「陝西省歴史博物館」をゆっくりと見て回ることができます。 陝西省歴史博物館は、1日でも見て回れないほどなので、時間に余裕を持って移動することをおすすめします。その後、近くにある「大雁塔」も一緒に観光出来るでしょう。

また別の1日ルートとして、朝早くからバズに乗って、朝一番に「兵馬俑」を見て回ることもできます。規模が大きいので、午前中いっぱいは時間をとって、ゆっくりと見て回りましょう。

午後になると、「華清池」に移動します。「兵馬俑」から西安市内に帰る途中に位置しているので、便利に訪れることができます。

中国語に自信がない方や、西安が初めてで不安がある人、そして効率よく西安の街を観光したい人は、バスツアーも有効活用しましょう。日本出発の前に旅行会社を通じてバスツアーを申し込んでおくなら、日本語のガイドがついてくれることもあります。

西安は中国の中でも大きな都市だけあって、西安以外の地域から出稼ぎの人もやってきています。日本人とわかると、お金持ちというイメージがあるので、なるべく大声で日本語を話さないようにするのがベストです。

また、大金は持ち歩かないようにしましょう。スリがたくさんいて、巧妙な手口で財布が盗まれることがあります。観光の際には、必要最低限の金額を持ち歩き、貴重品から目を離さないようにしましょう。

ズボンのポケットに財布を入れての行動は、まず考えられません。前にリュックサックを持ってきて、常に自分の荷物が見えるようにしておきましょう。

中国では、携帯電話でバスや地下鉄が乗れたり、買い物が出来たりと、とても便利になってきています。同時に日本人が最新の携帯電話で写真を撮っていた李、携帯電話を使って支払いなどをしていると、かえって目に着きやすくなります。

できるだけ、高価なものを身に着けたり、持ち歩いたりしないようにしましょう。スリに狙われるのは一瞬です。命に係わることもあるので、十分気をつけるようにしましょう。

歴史の古い西安の街の観光スポットをご紹介しました。西安の街中だけでも、動にかなり時間かかるので、時間に余裕を持ちながら、そして興味のある場所から効率よく観光してください。