ヤイリギターは世界中のアーティストに愛される岐阜・可児市にあるギター工房
ヤイリギターは世界中のアーティストに愛されるギター工房です。この記事では、岐阜・可児市にあるギター工房のヤイリギターについて詳しく紹介しました。アーティストに愛されるヤイリギターでギターができるまでの流れなどを紹介したので、ぜひチェックしてください。
目次
岐阜の「ヤイリギター」について紹介!
「ヤイリギター」は世界中のアーティストに愛される岐阜・可児市にあるギター工房です。
この記事では、数多くのアーティストに愛される岐阜の「ヤイリギター」について詳しく紹介していきます。
ヤイリギターは世界中のアーティストに愛されるギター工房!
岐阜にあるヤイリギターは、世界中のアーティストに愛されるギター工房です。ヤイリギターには30人の職人がいるのですが、1日20本の「本物のギター」を作ることを使命としています。
ヤイリギターには、木を熟知する素材のスペシャリスト・プロユース対応の熟練クラフトマン・リペアや調整の達人・才気あふれる若手クラフトマンなど、さまざまな才能を持った職人がいます。
ヤイリギターの歴史は、1935年から始まりました。ヤイリギターの創業者・矢入儀市が木製楽器製作を手がける「矢入楽器製作所」を1935年に起こしたのです。
しかし、その後すぐに第二次世界大戦が始まってしまったため、楽器の需要はほぼなくなってしまいました。第二次世界大戦中には、矢入楽器製作所は砲弾を収める木箱などを作っていたと言います。仕事を選ぶこともなく、木製品であれば何でも作っていたのです。
そんなヤイリギターに、転機が訪れます。2代目・矢入一男が入社した頃に、矢入一男が取引先の知人から「これからは日本もギターを作って売る時代になる」という言葉を聞くのです。
ギターについて大きな未来を感じた矢入一男は、本場のギター作りを学ぶために単身でアメリカへ行きます。日本に帰国すると、1965年に「ヤイリギター」を設立したのです。
ヤイリギターは、とてもこだわって作られているギターで、「世代を超えてずっと愛され続けるギター」を作り続けています。年月を重ねても色あせないデザインや使い込むほどに深みが増す音色を出すギターをプレイヤー・アーティストに手にしてもらうために、材料の天然木の品質にこだわりっています。
多種少量の「手工生産」というスタイルを1970年代から守っているので、1日には20本しか生産することができません。矢入一男は、「後世にまで残るのは本物のみ」と語っています。
そんなこだわりのヤイリギターは、多くのアーティストに愛されています。ヤイリギターを使用している海外のアーティストをあげると、ポール・マッカートニー、リッチー・ブラックモア、エリック・クラプトン、U2、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、カルロス・サンタナ、トム・ヨークなどです。
日本のアーティストだと、福山雅治、Mr. Childrenの桜井和寿、吉井和哉、浅井健一、大槻ケンヂ、GLAYのTAKURO、BEGIN、向井秀徳、桑田佳祐、矢井田瞳、エレファントカシマシの宮本浩次、チャットモンチーの橋本絵莉子などのアーティストがヤイリギター愛用者として知られています。
また、ヤイリギターはオーダーメイドのギターも製作しています。楽器店かヤイリギターでオーダーすることができるので、興味がある方はぜひオーダーメイドで注文してみてください。
ヤイリギターでギターができるまでの流れ
ここからは、アーティストに愛されるヤイリギターができるまでの流れを紹介していきます。
素材選び
ヤイリギターの素材選びですが、ヤイリギターは「木は生き物」として考えています。ヤイリギターでは天然木を使用していますが、5年以上もの歳月をかけて自社倉庫で十分にギター材を自然乾燥させています。
このギター材のストックは、ヤイリギターの大切な財産となっています。ヤイリギターがギターに使用している天然木は、年輪・色・節などひとつとして同じものがないです。
そうした木の個性を熟練のクラフトマン・職人が見極めて、どの部材として天然木を使うかを選別するところから素材選びが始まるのです。
熟練のクラフトマンは、画取りした材を1枚1枚チェックします。木目・フシ・シミ・コシ・密度などの状態からランク分けをし、適材適所に割り当てていきます。
ギターの組み立て
ヤイリギターでは、ギターの組み立てもすべて手作業で行っています。
ヤイリギターにはいたるところにこだわりがありますが、その中でもネックシェイプには試行錯誤しながら培ってきた手仕事・手作業の熟練の技が凝縮されているのです。
ヤイリギターを握った瞬間、そうしたこだわりを感じられるはずです。
サウンドチェック
最後に、ヤイリギターではサウンドチェックをします。
ヤイリギターを1本1本手に取理、ネックのそり・弦の高さ・弾き心地・オクターブピッチなどを確認し、最適なセッティングにしていきます。ナットやサドルを微調整し、入念に仕上げていくのです。
ヤイリギターは工場見学ができる!
ヤイリギターは、工場見学をすることもできます。ここからは、ヤイリギターの工場見学について詳しく紹介していきます。
工場見学の予約方法
ヤイリギターの工場見学の予約方法について紹介していきます。
ヤイリギターの工場見学ですが、毎週土曜日に行われています。工場見学は2部制となっていて、10時からと13時30分くらいです。会社休業日には実施していないので注意してください。
ヤイリギターの工場見学の内容ですが、ヤイリギターの生産工程の案内とショールームの案内です。カタログモデルからショーモデル・試作モデルまで、さまざまなギターを試奏することができるため、ギターが好きな方にとてもおすすめです。
工場見学の所要時間は60分程度で、料金は無料です。人数は1回に最大10名までとなっています。ヤイリギターの工場見学には予約が必要です。工場見学は、電話で予約をすることができ、2ヶ月以内の予約を受け付けています。
予約の申し込みは先着順で、キャンセル待ちは受け付けていないので注意してください。
ヤイリギターへのアクセス方法
ここからは、ヤイリギターへのアクセス方法を紹介して行きます。ヤイリギターは、電車か車で行くとアクセスしやすいのでおすすめです。
電車でヤイリギターへアクセスする場合には、名鉄名古屋駅から犬山線・広見線経由で
「日本ライン今渡」駅で下車してください。名古屋駅からおよそ1時間で「日本ライン今渡」駅に着きます。「日本ライン今渡」駅からヤイリギターまで歩いて10分ほどです。
車でヤイリギターへアクセスする場合には、中央道「多治見IC」より国道248号経由で美濃加茂方面へ進んでください。およそ30分で着きます。
東海環状道「可児御嵩IC」からアクセスする場合は、国道21号経由で約15分車を走らせると着きます。
工場見学の際に車でヤイリギターにアクセスする場合ですが、見学者の方のための駐車場が有るので、そちらに車を停めることをおすすめします。
住所 | 〒509-0203 岐阜県可児市下恵土3230−2 |
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電話番号 | 0574-62-1138 |
営業時間・定休日 | 8:00~16:45 定休日は日曜日・月曜日 |
アクセス | 【電車】 名鉄名古屋駅より犬山線・広見線経由で 「日本ライン今渡」駅下車(約1時間) 「日本ライン今渡」駅から徒歩で約10分 【車】 中央道「多治見IC」より 国道248号経由で美濃加茂方面へ約30分 国道21号経由で約15分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
ヤイリギターを手に入れよう!
世界中のアーティストに愛される岐阜・可児市にあるギター工房「ヤイリギター」について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ヤイリギターは、アーティストにも愛されれているギターとして有名です。
「ヤイリギター」には30人の職人がいるのですが、1日20本の「本物のギター」を作ることを使命としています。多種少量の「手工生産」というスタイルを1970年代から守っているので、1日には20本しか生産することができないのです。
ぜひ、こだわり抜いて作られているヤイリギターを手に入れてみてください。