山口･萩を観光！女子旅にもおすすめのスポットやカフェなどを紹介

萩へ極上の旅を楽しみに出かけませんか。山口・萩には、昔の面影を残す建物が並ぶ城下町や、着物をレンタルして雅な雰囲気を満喫できるカフェなど、魅力たっぷりのスポットがたくさんあります。

そこでこの記事では、女子旅にも絶対おすすめできる、山口・萩の人気観光スポットをジャンル別にご紹介していきます。合わせて、旅の疲れをゆっくり癒せるおすすめの宿も見ていきましょう。

萩へ出かけたら、ぜひとも足を運びたいおすすめの観光スポット「定番編」からご紹介します。

「萩城跡指月公園」は、1604年に毛利輝元が築城した城趾を整備してつくられた公園です。現在は天守閣などの建物は残されてはいませんが、石垣と堀の一部が当時の様子を忍ばせています。

そして夜になれば、石垣をライトアップする幻想的な光景が見られたり、シーズンには、園内にある600本ものソメイヨシノが美しく咲き誇る桜の名所としても知られています。

「松陰神社」は、1907年に創建された、吉田松陰を祭神として祀る神社です。現在の社殿は1955年に完成したものです。

宝物館では、吉田松陰が遺した著述や遺品の数々を見ることができます。また、歴史館では、吉田松陰の生涯を蝋人形を通して学ぶことができます。

「萩城下町」は、1604年に築城されて以来、長きにわたり36万石の城下町として栄えた日本有数のスポットです。2015年には、明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録されています。

街を歩けば、独特な模様が目を引くなまこ壁や立派な土蔵、重厚な武家屋敷など、当時の街の様子を物語る風景に出会えます。

「萩八景遊覧船」は、萩城跡横の指月橋を始点に、城下町屋敷郡などを巡る約40分の遊覧船のコースです。水の都萩を遊覧船に揺られながら水辺から眺められます。

天候が良い日には、川から海へと船を漕ぎ出し、違った角度から萩を眺められるコースが用意されています。新たな萩の魅力が発見できるおすすめのスポットです。

「円政寺」は、かつて伊藤博文や高杉晋作が学んだと伝えられる真言宗のお寺です。元は山口市にありましたが、萩城築城とともに萩市へと移築されました。

お寺であるにもかかわらず、入り口には石鳥居、境内には十二支の彫刻が施された金毘羅社社殿があり、神仏習合の形態が見られる貴重なお寺として知られています。

中でも、金比羅社の拝殿にある朱色に塗られた天狗の面は、幼い日の高杉晋作をここに連れて、物怖じしないようにしつけられたものと伝えられています。

知る人ぞ知る山口・萩のおすすめ穴場観光スポットを5つ厳選しました。

「萩市自然と歴史の展示館」は、レトロな外観が目を引くJR萩駅舎内にある展示室です。室内には、萩市出身で日本の鉄道の父と称される、井上勝に関する資料などが展示されています。また、駅舎前では、日本で唯一の形式の珍しい電話ボックスが見られます。

「伊藤博文 旧宅・別邸」は、初代総理大臣である伊藤博文の住まいであった建物です。旧宅は、木造茅葺き平屋建ての小さな家で、博文が兵庫県知事に赴任するまで住まいとしていました。

別宅は、博文が1907年に現在の東京都品川区に建てたもの。旧宅とは異なりとても立派な佇まいをし、ここ萩市には玄関、大広間、離れ座敷の3棟が移築されました。それぞれは隣接してあるので、一度に博文の当時の様子を感じられます。

「旧湯川家屋敷」では、池泉庭園と呼ばれる美しい日本庭園が見られます。また、この庭園にある池の水を家の中に引き入れ、水をくんだり野菜を洗ったりするハトパと呼ばれる珍しい仕組みも観察できます。

「笠山椿群生林」は、萩市虎ヶ崎にある椿の群生林です。約10haの敷地には約2万5000本ものヤブツバキ自生。2月中旬～3月下旬頃のシーズンには萩・椿まつりが開催され、多くの観光客で賑わいます。椿が咲き誇る時に出かけてみたいおすすめのスポットです。

「萩・明倫学舎」は、萩藩の教育や人材育成などの役割を担った藩校明倫館の跡地に建てられた、日本最大の木造校舎を有する萩市の新たなる観光施設です。

館内には、旧萩藩校明倫館展示室や、萩の味覚が楽しめるレストラン、お土産を取り揃えるショップなどの施設が充実しています。

萩の旅の楽しさを倍増させる、おすすめのグルメ・ランチスポットを3つご紹介します。

「ホトリテイ」は、情緒いっぱいの萩市に佇むゆったりとくつろげる和カフェです。インスタ映え必至の日本庭園を眺めながら、こだわりのコーヒーやハンバーグ、ドライカレーなどのメニューをランチで楽しめます。

「キモノスタイルカフェ」は、毛利藩士が過ごした古民家をリニューアルした和スタイルカフェです。こだわりのスイーツや抹茶を味わえるのはもちろん、着物レンタルもできます。お気に入りの着物で、萩の街並みを散策してみてはいかがでしょうか。

「見蘭牛ダイニング 玄」は、見蘭牛や萩特産のむつみ豚を使ったメニューが楽しめるレストランです。見蘭牛の美味しさがギュッと凝縮された、お店一番人気のハンバーグを堪能しましょう。

ゆっくりとくつろぎながら旅の話に花を咲かせたくなる、山口・萩の観光におすすめの旅館・ホテルを3つ厳選しました。

「萩本陣温泉」は、地下2000mから湧き出す14種類の湯めぐりが楽しめる温泉旅館です。また、日本海の旬の素材をふんだんに使った萩の味が楽しめます。先ほどご紹介した松下村塾から歩いて5分ほどのところにあるので、観光にも最適です。

「萩ロイヤルインテリジェントホテル」は、東萩駅に隣接したアクセス抜群のホテルです。シングルルームから6人が利用できるクルーズルームが用意されているので、1人旅からファミリーまで、人数や用途に応じた客室が選べます。

「宵待ちの宿萩一輪」は、旬の素材をふんだんに使った料理と、お店自慢の11の湯めぐりが楽しめる温泉旅館です。シンプルな和室から趣が異なる11の露天風呂付き客室が用意されているので、予算や目的に合った客室をチョイスできます。

山口・萩には、お土産にピッタリなさまざまな商品が販売されています。そこで、あまりの種類の豊富さでどれにしようか迷ったら、萩の地ビール「ちょんまげビール」はいかがでしょうか。

フルーティーな香りと柔らかく滑らかな口当たりが特徴で、一口飲めばコクのあるまろやかな味わいが口いっぱいに広がります。さらに製造工程にもこだわり、健康に良い酵母を一緒に摂ることができます。

ペールエール、ウィート、アルトの3種類が用意され、ラベルの可愛さも秀逸です。贈る側も贈られる側も楽しい気持ちになれるちょんまげビールを、今度の萩土産におすすめします。

山口・萩には、一度足を運んだらまた訪れたくなる魅力いっぱいのスポットがたくさんあります。今回の記事をご覧になっていただき、いてもたってもいられなくなったら早速萩へと出かけましょう。心から満足できる旅が体験できるでしょう。