【アメリカ】グランドキャニオン国立公園の魅力って？アクセス方法やツアーは？

グランドキャニオンは１８億年分の地層を見ることができる貴重な場所であり、コロラド川が長い年月をかけて浸食してできた渓谷です。1979年に世界遺産に登録され観光地としても知られるようになりました。

荒涼とした大地が広がるグランドキャニオンですが、さまざまな楽しみ方がありますので、是非自分に合った鑑賞方法を探してみてください。

グランドキャニオン国立公園は全長450㎞・幅28㎞・深さ1.6㎞の大渓谷で、ノースリムとサウスリムに分かれています。

ノースリムは標高約2500ｍで降雪量が多い為冬場は閉鎖されますが、比較的観光客が少ないため、静かに渓谷を楽しみたい方やハイキング上級者の方にはおすすめです。

サウスリムは標高約2100ｍで年間を通して穏やかな気候のため、観光客も多くビジターセンターや休憩所やお店も充実しているので、初心者の方でも安心して楽しめます。

グランドキャニオン国立公園は、アメリカの中でもスケールの大きさでは群を抜いています。地質学的にも貴重な場所でありながら先住民が暮らす場所でもあるこの素晴らしいパワースポットで、新しい自分を感じてください。

グランドキャニオン国立公園にはいくつかのビューポイントがあり、ほとんどがサウスリムに集中しています。

グランドキャニオンを象徴する迫力のある絶景を見るなら標高が高い「リパンポイント」がおすすめです。しかし、シャトルバスの運行がないのでツアーに参加するかレンタカーを利用するしかありませんので、事前に計画をしていく必要があります。

日の出を見たいのなら「マーサポイント」、夕日を見たいなら「ホピポイント」がおすすめです。どちらも無料のシャトルバスが運行していますので、日の出・日の入りの約30分前に到着できると色の移り変わりの様子から楽しめます。

グランドキャニオンは季節や時間とともに、いろいろな姿を見せてくれるので、飽きることがありません。その中でも夕日で赤く染まったグランドキャニオンも絶景です。

夕日を堪能したいなら「ポピポイント」に足を運んでください。そして、見逃しの無いように日の入り時刻はインターネットで随時検索することが出来ますので必ず調べて行きましょう。

グランドキャニオン国立公園では様々なアクティビティや体験をすることが出来ます。なかでも「ウォーターラフティング」はコロラド川で４歳から体験ができるので、初心者でも安心して参加できます。

一番人気のあるアクティビティはセスナ遊覧飛行です。こちらは、ラスベガスからのツアーなのですが、グランドキャニオンの谷底ランディングも体験できるという事で多くの方が利用しています。

そのほかにも、インストラクターの方と一緒に飛ぶ「スカイダイビング」や「熱気球」などグランドキャニオンをいろいろな角度から堪能していただけます。

グランドキャニオンウェストには「スカイウォーク」という観光アトラクションが2007年に出来ました。U字型の強化ガラスを使用した透明な展望橋で、地上からの高さは219ｍ、全長21ｍ、谷底までは1200ｍで空中散歩が体験できます。

ちょっとドキドキしますが、強化ガラスの厚さが10.2ｃｍありマグニチュード8の地震にも耐えられるように造られていますので、安心してスリルを味わってみてください。ちなみに歩行料金は約30ドルほどで、同時に歩行可能な人数は120人です。

グランドキャニオン国立公園までのアクセスは最寄りの都市から空路か陸路かで行くことになります。いくつか方法がありますので紹介していきます。

グランドキャニオン国立公園までのアクセスで使用頻度が多い方法はラスベガスから空路でのツアーに参加する人が多いです。日帰りツアーでは所要時間は5時間ほどですが、ラスベガスから車での所要時間は4時間30分から5時間ほどです。

車を利用するなら、フラッグスタッフからなら約1時間30分ほどで到着しますので一番近いです。フラッグスタッフからはシャトルバス（25ドル～29ドル）も運行していますので費用も抑えられます。

鉄道が好きな方はグランドキャニオン鉄道をおすすめします。ウイリアムスから約2時間15分の所要時間ですが、雄大な景色を車窓からもたのしめるので時間に余裕のある方は是非乗車してみてください。ちなみに、大人70～190ドルを参考にしてください。

グランドキャニオン国立公園にはツアーを利用するのが一般的ですが、一口にツアーといってもいろんな形式のものがあります。日本出発のツアーに組み込まれている場合もあれば、日本からは予約せずに現地のツアーに参加する場合もあります。

そこで、2つのパターンを紹介しますので自分にあった方法で計画を立ててみてください。

日本からの宿泊付きのツアーはいわゆる旅行会社が企画しているツアーです。その中でもすでに旅行内容が決まっているパッケージプランのコースにするのか、自分の好きなように組み立てていくフリープランのコースにするのかで、料金も変わってきます。

一見、フリープランのコースが安く思われますが、オプションを付けていった方がトータルでパッケージツアーよりも高くつくこともあります。予約の際はどちらが自分の希望に沿うのか予算も合わせて計画をしてください。

今はインターネットからも予約が出来ますので忙しい方でも手軽に調べることができるようになりました。そして、キャンペーン価格での売り出しをするときがありますので、こまめにチェックすることもおすすめします。

現地のバスツアーを予約したい場合、日本でも予約はできます。例えば、グランドキャニオンシーニック航空では、ラスベガス発の飛行機を利用した日帰りツアーも取り扱っていますが、ラスベガス発のバスツアーも取り扱っています。エアコン付きのバスで昼食付きで所要時間は15時間です。大人一人約150ドル程とお手頃価格になっています。

バスツアーは経済的ですが時間がかかのがネックになる場合もありますが、車窓からも雄大なグランドキャニオンを堪能することができるので、時間に余裕のある方にはおすすめいたします。

インターネットから予約が可能ですので、他のコースも検討しながら計画を立てる参考にしてみてください。

グランドキャニオン国立公園のベストシーズンは6月～9月頃までといわれています。その中でも特に6月と9月は雨量も少なく気温は30度弱まで上がる日もありますが、観光にはおすすめです。

7月と8月は気温は30度ほどですが雨量が多くなりますので、ラフティングを体験するにはこの時期がいいです。

11月から４月までは最低気温が氷点下までさがり、最高気温も１０度以下ですので寒さ対策は必要です。特にノースリムは降雪量が多いので冬季は閉鎖されます。もし、計画をしているのなら閉鎖しいるかどうかを事前に確認しておくことをおすすめします。

グランドキャニオン国立公園は夏でも最低気温と最高気温の差が20度ほどありますので、温度調節ができるような服装を心掛けて準備をしましょう。

旅行に行ったらまず気になるのはお土産のことではないでしょうか。ショッピングが目的で旅行をされる方も多いので、お土産は軽視できません。自分のお気に入りを見つけたり、ご家族やお友達への旅の印だったりと目的は違いますが、お土産を選ぶときは楽しくもあり悩ましいものです。そこで、相手に喜んで貰えるであろうグランドキャニオンならではのお土産をいくつかご紹介しますので参考にしてみてください。

ドリームキャッチャーとは、読んで字のごとく「夢をつかむ」ためのネイティブアメリカンのお守りです。まあるいところがフィルターの役割を果たし、良い夢だけを通してくれると言い伝えられています。

お守りの類は女性の方には大変人気があります。その中でもドリームキャッチャーは、お部屋のインテリアとしても人気があり、デザインも豊富なので男女問わず旅行のお土産にはぴったりです。

最近では自分で手作りする方もいるようですが、グランドキャニオンに来た際には、是非本場のドリームキャッチャーはお土産としておすすめします。

海外旅行のお土産として定番のチョコレートですが、グランドキャニオンにもお土産におすすめのチョコレートがあります。それがチョコレート・ロックです。チョコレート・ロックはもしかしたら日本でも見かけたことがある方も多いと思います。見た目が石にそっくりなので口に入れるのがためらわれますが、美味しいチョコレートなのです。チョコレートにコーティングがされているので手が汚れる心配もありません。

色も豊富にあり、宝石のようですので話題性にも一役買います。少し大きめのチョコレート・ロックを購入して少しずつ小分けにして、ちょっとした旅行のお土産として差し上げても喜ばれます。

チョコレートはお土産の定番となっていますが、グランドキャニオンに来たときは是非ミックスナッツチョコレートも手に取ってみてください。アーモンド・カシューナッツ・マカダミアナッツをチョコレートでコーティングした味わい深い一品となっています。

紅茶にもよく合いますので、旅の土産話をしながらつまむには丁度いいおつまみにもなります。

ネイティブアメリカンであるナバホ族の方が作っている陶芸です。模様も幾何学模様風の物から神様としてあがめられているものや植物などが描かれています。表面には 釉薬 は塗られていませんが、石で丁寧に磨き上げて艶を出すという手間をかけて作られています。

形も円形のものから波型のものまで豊富にあります。形、色、デザイン、そしてインスピレーションでお気に入りを見つけてください。

トルコ石（ターコイズ）は12月の誕生石として知られています。そしてパワーストーンとして身につけいる方も多い石です。ネイティブアメリカンの間では、トルコ石は天や神の力が宿った聖なる石として長い間崇めてきました。

雨乞いや神の声を聴く儀式などにも用いられるほど神聖な石なのです。その石をアクセサリーとして身につけることによって厄災から守ってくれると言い伝えられています。

グランドキャニオンに来たからにはトルコ石はお土産として外せません。お気に入りを身につけて邪気を払い、パワーをいただきましょう。

グランドキャニオン国立公園について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。少しでもグランドキャニオンについて知っていただき、自分を変えたい！もっと輝きたい！と思っているあなたは、新しい自分に出会えるきっかけとしてグランドキャニオンを是非訪ねてみてください。

もし、ロサンゼルスやラスベガスに行く機会がありましたら、１日をグランドキャニオン観光にあてて、日々のストレスをリセットしましょう。グランドキャニオンは、あなたが思う以上の素晴らしい感動であなたを迎えくれるはずです。

新しい自分探しの旅はグランドキャニオンが最適です。