赤坂アクトシアターの座席!見やすさや見え方の違いとキャパも紹介
赤坂で人気の赤坂サカスにある赤坂アクトシアターではミュージカルやイベントが頻繁に行われています。赤坂アクトシアターで舞台を見る時には、予約した座席からの見やすさや見え方を考慮しましょう。予約サイトの座席表と見比べながら、キャパやおすすめの席を紹介しましょう。
目次
赤坂アクトシアターの座席を徹底調査!
赤坂アクトシアターの正式名称は、「TBS赤坂ACTシアター」と言います。最初にTBSとついている通り、TBSテレビが運営会社となっています。この地には以前から赤坂ミュージカル劇場という施設がありました。
赤坂ミュージカル劇場は劇団四季が上演を行っていましたが、劇団四季の拠点が浜松町に移動したことに伴い、現在の劇場名が「TBS赤坂ACTシアター」となりました。開館は2008年3月14日です。
このTBS赤坂アクトシアターの座席を徹底調査してみましょう。
赤坂アクトシアターとは?
東京都内には帝国劇場を始めとして、たくさんの劇場がありますが、この赤坂アクトシアターは赤坂サカスの中核となる文化施設としてこれまでにも話題を振りまいてきました。
上演されるのは、ミュージカルや演劇、コンサートなどでこれまでにもオペラ座の怪人、マッスルミュージカル、中島みゆき夜会、宝塚歌劇団などさまざまな話題作です。
ちなみに初公演は、熊川哲也が率いるKバレエカンパニーの新作バレエ「ベートーヴェン第九」で、2008年3月14日から20日まで上演されました。なお、開館以来これまでに入場者数は400万人を突破しています。
赤坂アクトシアターの基本情報
完成したのは2008年3月14日で、同日付で開館となっています。収容人数は1324人で、1階席が890席、2階席が434席です。延べ床面積は約10000平方メートルとなっています。
ちなみに都内の他の劇場のキャパと比べてみると次の表のようになっており、いずれの劇場も赤坂アクトシアターよりも多くの席数となっています。つまり、表からも分かるとおり赤坂アクトシアターのキャパはそれほど大きくはないのです。
名前 | 収容人員(席数) |
---|---|
帝国劇場 | 1826席 |
国立劇場 | 1610席 |
新国立劇場 | オペラ劇場:1814席 中劇場:1038席 小劇場:468席 |
東急シアターオーブ | 1972席 |
東京オペラシティ | 1632席 |
2009年4月1日に東京放送からTBSテレビにと移行し、2016年に正式名称を「TBS赤坂ACTシアター」に変更していますが、劇場を愛する人々からは「赤坂アクトシアター」の名で通っています。
住所 | 東京都港区赤坂 5-3-2赤坂サカス内 |
---|---|
電話番号 | 03-3589-2277 |
営業時間・定休日 | 10:00~終演まで |
アクセス | 東京メトロ 「赤坂駅」3b出口 から徒歩1分 「赤坂見附駅」10番出口 から徒歩8分 「溜池山王駅」7・10番出口 から徒歩7分 |
駐車場の有無 | なし 周辺駐車場を利用 |
公式URL | TBS赤坂ACTシアター |
赤坂アクトシアターの座席について
赤坂アクトシアターは主としてミュージカルや演劇、イベントを上演するする劇場なので、舞台を鑑賞するに当たって座席が気になる人がいるでしょう。勿論赤坂アクトシアターの座席はあらかじめ予約サイトの座席表からアクセスして予約する事ができます。
気になる座席について、座席表と見比べながらいろいろと検討していきましょう。
赤坂アクトシアターのキャパシティ
赤坂アクトシアターのキャパシティ、つまり収容人数ですが1324席あり、1324人が収容できます。これはミュージカルやライブパフォーマンスなどを上演する都内の他の劇場のキャパと比較するとやや少ないキャパとなっています。
それでも1000人を超える大人数が収容できる大規模なシアターなことは間違いありません。実はキャパをあまり大きくしないというのは、舞台の見え方にも関わってくるのです。
1階席と2階席がある
赤坂アクトシアターは1階席と2階席で構成されています。1階席のキャパは最大収容が890席です。座席表では最前列がA列でここに14席並んでいます。そしてA列からH列までの8列がひとつのゾーンになっており、通路を挟んでI列からY列までの17列が続きます。
H列までのゾーンは横に最大35席が並びますが、その後ろのゾーンの最大は41席となるのです。座席はすぐ前の席とは座席半分をずらして設営してあるので、前の列の人の頭と頭の間から前方が見やすくなっています。
さらに2階席のキャパは最大で434席収容でき、A列からF列までの6列の後に通路を挟んでG列からK列までの5列が並んでいます。横の並びは最大42席となっており1階席よりも1席分多くなっているのです。
座席表は公式サイトでチェック!
座席表は赤坂アクトシアターの公式サイトに掲載されていますので、チェックしてみましょう。さらに座席の予約をするためには、公式サイトから「ACTオンラインチケット」のバナーをクリックすると入会金・年会費無料で予約ができます。
なお、公式サイトには座席表とともにフロアガイドも掲載されているのです。全体の設計はステージの近くよりも後方になるに従って横幅を広く取っているのがわかります。また1階の一番後ろのゾーンには立見エリアも用意されています。
赤坂アクトシアターの座席別の見え方【1階席】
それでは具体的に、赤坂アクトシアターの個別の座席からの見え方について見ていきましょう。
1階A~H列の座席
1階席の醍醐味は、まさに劇場ならではの臨場感を味わえる所でしょう。役者さんのキラキラ輝く汗さえも見えてしまう事もあります。もしかすると、目が合うかもしれません。そんなワクワクドキドキ感を感じられるのが、1階A~H列からの見え方でしょう。
センターの席もさることながら、両サイドでも肉眼でしっかり見えます。端の席だと斜めから見る形にはなりますが、それでも迫力満点で、舞台の活きた鼓動を感じられるでしょう。
席が1階の前方になればなるほど、どうしても見上げるという形になるのが劇場の特徴ですので、首さえ問題ない方ならおすすめの座席です。
1階I~Q列の座席
通路を挟んで後方にあたるI~Q列の座席は、段々と傾斜がついていくので、見え方はかなり良好になります。舞台からは少し遠くなっていきますが、O列でもステージが近く感じられ、オペラグラスのお世話にはならないでしょう。
1階R~T列の座席
1階R~T列の座席からの見え方は、オペラグラスがあれば役者さんの表情もしっかりと捉える事ができます。決して近いとは言えませんが、それでも舞台との一体感を感じる事ができる席といえます。
舞台全体を捉えて鑑賞することが好きな人には、むしろ後方の席がおすすめです。役者さん一人ひとりの動きや、舞台セットなど、後方からしか把握出来ないことが多々あるのも、観劇の醍醐味といえるでしょう。
赤坂アクトシアターの座席別の見え方【2階席】
続いて2階席からの見え方についても解説します。
2階A~F列の座席
赤坂アクトシアターの2階席は、見やすいと評判です。他の劇場よりも舞台が近く感じると評価が高いのは、劇場のキャパが広すぎないことも影響しているのかもしれません。
少し段差が急ですが、その分前の人が視界に入りにくく、良好な視界で舞台を楽しめます。このようなところにも赤坂アクトシアターの設計思想が反映されているようです。いたずらにキャパを求めるのではなく、観客の便を考慮しているのです。
2階G~K列の座席
2階席後方からは舞台全体が捉えやすく、音響が良いので役者さんの声もしっかり聞こえ舞台に集中する事ができます。ただしやはり距離はありますので、オペラグラスはあった方がよいでしょう。
舞台との距離はどうしてもありますが、高さのある後方の席から舞台を俯瞰できる見え方が好きな人にはおすすめです。
おすすめは見通しがいい2階A列!
赤坂アクトシアターでおすすめなのが、2階席のA列です。前に人もいませんし、手すりとの間に程良い空間もありますのでストレスなく舞台を見る事ができます。
高低差はありますが、2階A席は1階のR席と同じ位置関係になるので、舞台からもそう遠くはないのです。見え方としては1階席よりもこちらの2階席最前列を好むファンも多いのがうなずけます。
赤坂アクトシアター内のカフェもおすすめ!
赤坂アクトシアターには立食タイプのACTカフェがあります。公演の合間の一時、喉を潤し気分転換をするのに是非とも利用したいお店です。
上演作品にちなんだメニューも!
ACTカフェには、シアターカフェならではの、公演にちなんだ楽しい特別メニューがあります。「花より男子」の上演中に好評だったのが、「花よりだいふくパフェ」「ローズルージュ」です。写真の「俺節」特別メニューも好評でした。
幕間にACTカフェで舞台の役者さんを思い出しながら、特別メニューを味わうのは至福の時間となるでしょう。
ACTカフェの基本情報
舞台公演を観劇する楽しみの一つに、公演前と公演の中休憩時にカフェで過ごす時間があります。舞台の期待感を話したり、感想を語りあったり、一人で舞台に想いを巡らせたりと、使い方は人それぞれです。
赤坂アクトシアターのACTカフェは、ソフトドリンクからアルコールおよび軽食を揃え、公演を楽しむ人々にさりげなく寄り添うお店です。緊張を解いてリフレッシュしたら、後半の舞台に全力で集中する活力も湧いてくるでしょう。
場所 | 東京都港区赤坂5-3-2 赤坂ACTシアター1F |
---|---|
営業時間・休業日 | 公演に準ずる |
公式URL | ACTカフェ |
赤坂アクトシアターへのアクセス方法
それでは、赤坂の人気の名所の赤坂アクトシアターへのアクセス方法を復習しておきましょう。
地下鉄での行き方
地下鉄を利用して赤坂アクトシアターに行く場合は、東京メトロ千代田線が便利です。赤坂駅3b出口からならば徒歩1分~2分という近さになります。3b出口の改札を出たら、正面の大階段を上がりましょう。さらに右手に進む階段を上がり到着です。
東京メトロ銀座線・丸の内線を使う場合は、「赤坂見附駅」10番出口から徒歩で8分~9分になります。赤坂見附駅10番出口を出たならば、エスプラナード赤坂通りを赤坂方面に進みます。
3つ目の十字路を右に曲がり、上り坂を上がると「赤坂Bizタワー」が奥に見えてきます。坂道の突き当たりを左へ曲がり、赤坂Bizタワーの手前の坂道を右へと上がりましょう。赤坂アクトシアターが見えてきて、到着です。
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」から赤坂アクトシアターへ行く場合は、溜池山王駅7番出口を使います。溜池山王駅の赤坂方面改札を出て、7番出口に向かいます。地上・7番出口を出たら右方向にUターンするように曲がってください。
この道は外堀通り沿いの歩道となっていますので、まっすぐ進み山王下交差点を目指します。交差点に着いたなら、左方向にある鏡張りのタワービル(Skiビル)側の横断歩道を渡って、Skiビルの横の上り坂へと進みましょう。
しばらく行くと横断歩道が見えてきますので、この横断歩道を赤坂Bizタワーがある斜め右方向へと渡ります。赤坂サカス内の細い路地を通り抜け、右奥の横断歩道を渡り、右方向へ階段を上がれば赤坂アクトシアター前に到着します。(9分~10分)
新幹線での行き方
新幹線で東京駅に到着したならば、東京メトロ丸の内線に乗り、国会議事堂前駅で千代田線に乗り換え、赤坂駅へ向かうのがおすすめです。
JR山手線・京浜東北線を利用する場合は、東京駅から有楽町駅まで乗り、有楽町駅からは徒歩で東京メトロ日比谷駅に向かいます。日比谷駅から東京メトロ千代田線に乗れば、赤坂駅に到着できるのです。
品川駅からならば、JR山手線で原宿駅に行き、原宿駅から徒歩で東京メトロ千代田線の明治神宮前駅に向かいます。(明治神宮前駅→赤坂駅下車)
車での行き方
赤坂アクトシアターに車で行く場合は、赤坂Bizタワーの駐車場を利用することをおすすめします。赤坂アクトシアターとしての専用駐車場はありませんので、赤坂Bizタワー以外でしたら、近隣の駐車場を利用しましょう。
周辺には予約出来るコインパーキングなども増えてきています。また、「タイムズホテルモントレ赤坂」など、赤坂アクトシアター近くのホテルの駐車場なども人気があります。
赤坂アクトシアターへ行く前に座席をチェックしよう!
赤坂アクトシアターは表のエントランスが2階になるので、1階席は階段を利用シテ下ることになります。化粧室も2階の方が座席数に対して個数が多めなので、回転率がよいそうです。座席は舞台を見る時以外の場合も考慮して購入すると良いでしょう。
座席は赤坂アクトシアターに行く前に座席表をよく見て、必ずチェックしましょう。そうすれば、何倍も楽しめるようになるはずです。