アメリカンダイナー気分を味わえる東京都内の人気おすすめ店を紹介

アメリカンダイナーはアメリカ気分が手軽に味わえカジュアルで寛げると、若い世代からシニア層まで幅広く人気があります。東京にはアメリカの各地域の文化さならがらの人気のアメリカンダイナーが数多く点在しており、日夜しのぎを削っているため、どの店も人気です。

ここでは東京でおすすめしたいアメリカンダイナーの人気店を紹介します。

アメリカンダイナーとは気軽にアメリカ気分を味わえたり、ボリューミーで豪快なアメリカグルメが味わえるお店のことです。

ひと口にアメリカといっても、広大なアメリカ大陸にはそれぞれの地域によっておもに4つに文化が異なります。大都市ニューヨークを中心とする洗練された北東部に、ロサンゼルスが中心の陽気で開放的な西部、素朴なカントリー文化の中西部、首都ワシントンD.Cを中心とする保守的な南部です。

これにあわせて、東京にあるアメリカンダイナーもそれぞれに異なる文化のもと、店作りがおこなわれています。

アメリカンダイナーの気分が東京にいながら味わえる、おすすめのカフェを紹介します。

ガラスブロックのカウンターがおしゃれな山盛りクリームソーダが人気のお店や、ブルーミルクティーが人気のあのインスタ映えするピンク色のカフェが登場しますよ。

ポップでスタイリッシュなアメリカンダイナーです。ステンレスのテーブルや、ガラスブロックで作られて照明で色が変わるカウンターなど、こだわりのフォトジェニックな内装が楽しい雰囲気。写真を飾るウォールもあるので、貼って楽しむ人も多いようです。

ランチが人気で、なかでも温泉卵がとろりと溶け出すタコスランチが特製のミートソースとトマトの相性も良く絶品、レタスもたくさん入っているので野菜も摂れると人気があります。

カラフルなクリームソーダもそれぞれに合ったテイストのアイスがこんもりと盛られていて、インスタ映えするのでおすすめです。

アメリカンテイストのなかでも、とりわけ映画「ピンクフラミンゴ」をテーマにしたLD&Kが手掛ける人気店のこちら。 LD&Kは元祖夜カフェ「宇田川カフェ」や、マカ入りエナジービール「シブヤビール」などを手掛けるクリエーター集団です。

外装はピンクのドギツイネオンが垂れ下がっていて、SNS映えすること間違いなし。内装もピンクの照明にミラーボールが照らされ、大きなピンク色のフラミンゴやピンクのリップが壁一面に立体的にデコレーションされているため、自撮りする女性たちでいつも人気となっています。

奇抜なコンセプトのカフェは、フードへの注力が削がれていることも多いのですが、宇田川グループが手掛けるカフェなだけあって、クオリティの高いフードが提供されている点がポイントです。なかでもキーマカレーは、ホールのカシアが入るなどスパイスもしっかり調合された人気のひと品。

また、おすすめのブルーミルクティーはアイスとホットがあり、美しいブルーが「映え」るとよくInstagramにもアップされています。

BUY ME STAND(バイミースタンド)は、エメラルドグリーンを基調とした、アメリカの50年代のノスタルジーな香り漂うサンドウィッチ店です。

ライフスタイルブランド「SON OF THE CHEESE（サノバチーズ）」のディレクターである山本カイト氏が「本当は老後にやりたかった」とオープンさせたもので、ヴィンテージマンションを改装して作られています。

おすすめは目玉焼きが乗ったトースト、ドットインザホールです。これでもか、というほどかけられた、トロトロのチーズとからめてどうぞ。ニューヨークのサンドウィッチ店のレシピで作られるアップルチーズも人気です。

渋谷キャスト横の通りから5分ほど登ったところにある、ゆったりとした空間作りが嬉しいハウスメイドなアメリカンダイナーです。カフェカンパニーグループが手掛けており、100席以上の大空間と、Wi-Fiがあり使い勝手も抜群。

おすすめはワッフルチキンです。外サク、中ふわの厚めのワッフルの上に、熱々揚げたてのジューシーチキンがドドンと盛られたメニューに添えられるのは、メープルシロップ。

途中からトロリとかけて、甘塩っぱい味変が楽しめ、さらにタバスコも後がけできるので、食べるとやみつきになること請け合います。ワッフルチキンの提供は、平日は14時からなので気を付けましょう。

「ザ グレートバーガー（THE GREAT BURGER）」の姉妹店となるドーナツ店で、こちらもアメリカはボストン風の雰囲気漂うアメリカンダイナーです。

天然酵母はもちろん、小麦は北海道産で砂糖は種子島産の洗双糖、沖縄産の海塩に、オーガニック油脂で作るこだわりのもちもちドーナツと、さくさくのサンドウィッチがいただけます。

人気のドーナツは「ボストン」で、ハーシーズのような甘さ強めのチョコでコーティングされたあっさり味のクリームインドーナツのバランスが最高で、味のひき算がしっかりと計算されています。

サンドウィッチのおすすめは「 アップルゴルゴンゾーラチェダーサンドイッチ 」で、しっかりとグリルされて溶け出したアップルとゴルゴンゾーラ、チェダーチーズのハーモニーがたまらない逸品です。

新宿ミロード8階にあるこちらは、ゆったりとしたアメリカンダイナーで大きめのソファーもあり寛いだ雰囲気です。Wi-Fiと電源があるのでゆっくりと過ごせますね。

おすすめのランチはエッグベネディクトで、アボカドもしっかりと乗っていてオランデーズソースとの相性もバッチリ、ポテトとサラダも多めで大満足のひと品です。ドリンクメニューで断トツ人気なのは生クリームが山盛りのベリィのパフェで、ジャーから垂れるほどの生クリームが堪能できます。

お水がセルフサービスになっていて、りんごやオレンジのスライスが入ったフルーツウォーターがある点も高評価です。

ピザといえば本場はイタリアですが、アメリカナイズされたピザはまた別の美味しさ。

特にニューヨークスタイルはサクサクとした軽い食感の生地が特徴で、あとをひく旨さがあります。ピザが美味しいおすすめのアメリカンダイナーを紹介しましょう。

天井が高いNYスタイルのライブ空間のような大箱のアメリカンダイナーです。

NYスタイルのピザがいただけます。NYスタイルの特徴は大判で焼いたものをスライスして供されることと、サクサクとしたピザ生地です。軽い食感なのでスイスイ食べ進めることができます。トッピングは定番のチーズスライスをはじめ、スパイシーなペパロニも人気。

香ばしいガーリックバターがたっぷり浸み込んだ、外カリ中ふわのガーリックノットもおすすめです。

1953年ミラノで創業された、老舗のイタリアンピッツェリアです。スポンティーニのピザの特徴は直径50cmの大きな鉄鍋にたっぷりの大豆油を注ぎ、石窯で揚げ焼きにすること。そのため厚さ3センチにも及ぶ生地が上側はふわっふわ、底辺はカリカリとクリスピーな食感がたまらない美味しさに仕上がります。

モッツァレラチーズとの相性も抜群なので、生地が見えないほどたっぷりのダブルチーズがおすすめ。ほかに人気なのは、厚切りのパンチェッタとパラペーニョが乗ったメニューです。

アメリカンの大定番ともいえるハンバーガーが美味しい人気のアメリカンダイナーを紹介します。

食べログの百名店にも選ばれている、自家製ベーコンが絶品のベーコンチーズバーガーがいただける人気店が登場します。

食べログ百名店に2017～2019年の3年連続で選ばれているアメリカンダイナーの人気店で、駒沢公園の傍にあります。ウッディな作りと赤い丸イスなどアメリカンな雰囲気の作りなので、フードもハイカロリーで、ボリューミーなだけが取り柄の大味なハンバーガーを想像してしまいますが、見事に良い方向に裏切られます。

ハンバーガーというジャンルながら、味付けは非常に繊細で、随所に工夫がほどこされている点はまさに日本人的。ミートチョッパーを使わず包丁で手切りされた肉の食感が楽しいパティの美味しさがまずはガツンときます。どのメニューもチーズや野菜とのバランスが素晴らしく、天然酵母と酒種から作られたこだわりのバンズが全体を優しくまとめています。

おすすめはマンスリーバーガーで、苦心して生み出した感がある月替わりの素晴らしい逸品ばかりです。

横田ベースの前にあるため、アメリカ人の客も多い本場さながらのアメリカンダイナーです。

人気はナイアガラチーズバーガーで、2段重ねのぶ厚いパテからチェダーチーズがナイアガラの滝のように流れ落ちている様はSNS映えの極致。粗びきで肉々しいボリューミーなパテと、濃厚なチェダーチーズに大満足することでしょう。

テラス席もあり、こちらはペットOKなのも嬉しいポイントですね。

キャットストリートから入ったところにある、南カリフォルニアのテイストを取り入れたアメリカンダイナーです。70年代のヒット曲が流れていたり、コースターにデニムが使われていたりと、アメリカンが雰囲気を味わえます。

食べログの2019年百名店にも輝いている、名店でもあります。名物は数量限定のザグレート和牛バーガーです。 150グラムのパティは国産和牛を100%使用したもので、直火焼きグリルで香ばしく焼き上げられています。

ひと口頬張ると国産和牛の良い香りとジューシーな肉汁が口の中いっぱいに広がります。バンズは甘めの味付けで、内側がカリっと焼かれた食感も楽しく、レタスとトマトのバランスも良いひと品です。

添え物のフレンチフライはじゃがいもが皮付きと細切りが選べるのですが、皮付きの方がゴロっとしていて美味。おすすめはプラス300円で付けられる超濃厚なミニサンデーで、 名前の通り超濃厚なソフトクリームが味わえます。

アメリカの古き良きミッドセンチュリーを彷彿とさせるアメリカンダイナーで、壁面には1950～60年代のポスターなどが所せましと飾られ、BGMにはオールティーズが使われています。食べログで2017～2019年と3年連続百名店に選ばれている人気店です。

こちらの一番人気は、ベーコンチーズバーガー。オーナーこだわりの手作りぶ厚いベーコンは、桜チップの良い香りが芸術的な美味しさで、ベーコンだけでも味わいたくなる絶品です。高さがあるためセパレートで供されますが、フォークとナイフで合体させて口へ運ぶとバランス良く食べられておすすめです。

濃厚なチェダーチーズやトマト、フレッシュオニオンとの相性も抜群で、自家製のケチャップとマスタードがあるため、途中から味変も楽しめます。

ビールが自慢の東京で人気のアメリカンダイナーを紹介します。アメリカに旅したときに感じたビールの大きさと種類の多さをそのまま東京に居ながらにして味わえますよ。

ここなくしてアメリカンビアバーは語れない人気店や、日本発のクラフトビールの専門店、シアトルピザが楽しめるビアバーなどが登場します。

フーターズはフロリダ発祥のレストラン＆スポーツバーで、チアリーダーをイメージしたフーターズガールたちの、明るく元気なホスピタリティあふれるおもてなしが人気のお店です。

フーターズガールは1テーブルに1人付いてくれるシステムで、彼女たちとの楽しい会話もフーターズの魅力のひとつとなっています。ショータイムになると歌や踊りを披露してくれますよ。

キリンやハイネケンのドラフトビールはもちろん、ボトルではグースアイランドやブルックリンラガー、サミュエル・アダムス・ボストンラガーなどのアメリカンビールが揃えてあるので、名物チキンウィングとも相まってぐいぐい進む美味しさです。

静岡県修善寺で2000年にスタートしたクラフトビールメーカー、ベアードブルーイングの直営店です。ベアードブルーイングはモルト、ホップ、酵母などの原材料をなるべく加工しない素直な作りのビールが特徴で、女性でも飲みやすいと話題となっています。

こちらのウッディでアメリカンな雰囲気の店内にはずらりとタップが並び、常時20種以上のビールが提供されています。昼から営業されていてBGMはジャズ、窓沿いにもカウンターがしつらえられているので、外の喧騒から少し離れて、窓の外を眺めながら昼ビールでちょっと一杯、というシーンに最適ですね。

フードメニューの一番人気はニューヘイブンスタイルのピザ。薄いクラストを400度の高温窯で焼き上げる、外サク内もちの生地がビールとの相性抜群となっています。

2011年に神田で創業したDevilCraftの本店で、2015年からクラフトビールメーカーとして醸造も手掛けるようになりました。ビールがもつ最大の風味を維持するため、無濾過で仕上げたこだわりのビールが楽しめるアメリカンダイナーです。

また、本格的なシカゴピザがいただける先駆け的な店でもあります。シカゴピザは一瞬キッシュかと見まごうほどのふちの盛り上がった生地が特徴で、タルトのように中に具材を詰めることができます。

サクっとした食感がイタリアンとは違う独自の美味しさで、自家製の濃厚なトマト味のマリナーラソースやソーセージとの相性も最高です。

ウッディな雰囲気のブルックリンをテーマにしたアメリカンダイナーで、N.Y.No.1クラフトビールや、ブルックリンラガー、ハートランドといったアメリカのクラフトビールが楽しめます。

料理もブルックリンのおいしい肉料理が充実しており、人気はジャークチキンです。ジャマイカ料理なのですが、ブルックリンで人気だそう。ジャマイカ産のスパイスに一晩漬け込んだ国産鶏モモ肉を直火で一気に焼き上げたもので、皮の香ばしさとスパイシーなタレが絡んだジューシーな美味しさがたまらないひと品です。

ほかにも東京一美味しいと評判のサクサクポテトフライや、ブルーチーズソースでいただくピリ辛ダレに漬けたチキンウィングなど、ビールとの相性が考えられたメニューが揃っています。
 

アメリカのなかでも特に大都市ニューヨークに憧れる人は多いもの、ニューヨークテイストで人気のアメリカンダイナーを紹介しましょう。

ブルックリンラガーが楽しめるお店や、ニューヨーカーの定番チキンオンザライスが人気のダイナー、パストラミハムがこれでもかと入ったニューヨークサンドウィッチのお店などが登場します。

濃紺に店名の入ったテントに、白のタイルを基調とした店内のコントラストがニューヨーク感が漂うアメリカンダイナーです。

レインボーベーグルが人気で、縦半分に割って甘めのクリームチーズが薄くサンドされています。色鮮やかですが、味は本格的でむっちりと身が詰まったもちもちとしたベーグルです。

もう1つの看板メニューが、チキンオーバーライス。ターメリックで黄色く色付けしたインディカ米に、ほぐしたグリルドチキンを乗せ、ヨーグルトソースをかけたニューヨークのB級グルメです。さわやかなヨーグルトの風味が香ばしくスパイシーなチキンとよく合います。 途中からチリソースで味変すると辛旨も楽しめます。

東京タワーのふもとにある、ニューヨークスタイルのカフェです。

こちらのチキンオーバーライスは、ジャークチキンが乗ったシンプルなスタイルで、グリーンココナッツやひよこ豆、アボカド、チリソースなど多彩なトッピングを乗せて楽しむことができます。

また、コブサラダも人気で、彩野菜と厚切りベーコンにオーロラソースがかかっています。スープとバケット付きなので、ランチに最適ですね。5食限定なのでご注文はお早めに。

ディナータイムはブルックリンラガーのレッドアイやシャンディーガフ、コーヒードラフトなど様々なテイストがいただけ、ラムチリとフライドポテトのサワークリームのせなどニューヨーカーなおつまみとの相性も最高です。

本格的なアメリカン・サンドウィッチがいただけるニューヨークスタイルのアメリカンダイナーです。店内にはニューヨークの街並みの写真が飾られ、NYCの雰囲気たっぷり。

ニューヨークルーベンサンドウィッチが人気で、なんと200gものパストラミが使われています。ザワークラウトがたっぷり、チェダーチーズも入ってボリュームたっぷりのひと品です。

こちらではデリバリーも人気です。スパイシーマヨネーズでいただくピンチョスは、 焼きパストラミやタコの香草焼き、アスパラのベーコン巻き、モッツァレラの生ハム巻き、エビのグリエ焼きにパプリカのグリエが入ってアメリカンパーティーなどに重宝されています。 

東京で人気のアメリカンダイナーを紹介しました。

同じアメリカンダイナーの中でも、ニューヨークスタイルのカフェや、シアトルピザが楽しめるダイナー、クラフトビールの醸造元など多彩なラインナップでしたね。

好みのアメリカンダイナーをチェックして出かけてみましょう。