あしかがフラワーパーク周辺の観光情報！足利おすすめの名所を紹介

栃木県の観光スポットとして、真っ先に名前があがるあしかがフラワーパーク。花の季節はもちろん、年間を通じて訪れる人が多い、人気のテーマパークです。

広大な敷地を持つあしかがフラワーパークは、一日中でも遊んでいられますが、実はあしかがフラワーパーク周辺には、他にも見過ごせない楽しい観光スポットがいくつもあります。

わざわざあしかがフラワーパークまで観光旅行や行楽で出かけたのなら、あしかがフラワーパークだけで満足してしまうのはもったいないです。あしかがフラワーパークフリークにもあしかがフラワーパーク初心者にもおすすめの、あしかがフラワーパーク周辺の見どころをご紹介します。

足利三大名所の一つに数えられるあしかがフラワーパークは、JR両毛線の「あしかがフラワーパーク」駅から徒歩で約3分、北関東自動車道足利I.Cから車で約15分のころにある、ディズニーリゾートの約1000倍の敷地面積を誇る、花と光の芸術を楽しめるテーマパークです。

樹齢150年を超える大藤と、4本の大藤から成る日本一の藤棚、長さ80ｍに渡る白藤のトンネルは、あしかがフラワーパークの目玉の一つです。4月末から5月にかけての花の盛りには、きばな藤のトンネルなど350本以上の藤が咲き誇り、観るものを幻想的な世界に誘います。

藤の他にも、春から初夏にかけてはバラ、クレマチス、シャクナゲ、花菖蒲、紫陽花、秋には約20000株のアメジストセージが園内一面を紫色に染めます。花が少ない盛夏は、レーザー光線と音楽によるレーザーライトショー、冬期にはLEDによるイルミネーションも見所になっています。

咲き誇る花々と壮麗なイルミネーションが楽しめるあしかがフラワーパーク。花と光が溢れる魅力的な観光スポットですが、せっかくなら周辺の観光スポットにも行ってみませんか？

あしかがフラワーパーク周辺には、名所旧跡から芸術体験ができるスポットまで、おすすめの見どころがたくさんあります。まずは、あしかがフラワーパーク周辺にある定番の観光スポットからご紹介します。

足利市には、日本一の名を冠した名所が三か所あります。一つは日本一の藤棚があるあしかがフラワーパーク。もう一つが、後でご紹介する「栗田美術館」。そして、日本最古の学校といわれている「足利学校」です。

現在の足利学校は、落雷によって焼失した江戸時代の建物を復元したもので、当時の学生がどのような場所で学んでいたのかを見学することができます。

次にご紹介する、縁結びの神様「織姫神社」に隣接した「織姫公園」は、桜、ツツジ、モミジが植えられた、美しい公園です。桜の時期はもちろん、紅葉が見事なことで知られ、足利市民の憩いの場となっています。

関東平野を望む広々とした公園は、高台にあるため遮るものが何もなく、眼下に広がる夜景も絶景で、デートにもおすすめです。

 樹々の緑と青い空に映える朱塗りの宮が美しい「織姫神社」は、足利市のシンボル。足利音頭にも歌われ、商業と縁結びの神様として、長年足利市の人々に親しまれています。

関東平野を一望できる境内は、県立自然ハイキングコースの出発点にもなっているので、自然散策かたがたお参りに立ち寄る人が後を絶ちません。

史跡巡り、自然散策、参拝と、観光スポットを巡ったら、今度は芸術や文化に直に触れてみてはいかがでしょうか。あしかがフラワーパーク周辺でおすすめの芸術、文化体験やアクティビティをご紹介します。

足利三大名所の一つ「栗田美術館」。日本が世界に誇る陶芸美術館です。磁器専門の美術館はほかにもありますが、栗田美術館は、所蔵作品を伊万里焼、鍋島焼の磁器に絞っていることが特徴的で、所蔵作品数は10000点を超えます。

約30000坪の敷地に、歴史館、資料館、工房、ミュージアム、食事処など30あまりの大小さまざまな施設が建ち並び、さながら陶芸テーマパークです。伝説のロックバンド「QUEEN」のフレディ・マーキュリーが、最後の訪日の際に訪問したことでも知られ、フレディの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディー」のヒットに伴い、「聖地巡礼」の地としても注目を集めています。

甘味と酸味のバランスが良く、美味しいと世界中で人気を集めているいちごの名品「とちおとめ」を生んだ栃木。いちごの生産量は日本一です。「JA足利アグリランド」は、JA足利が運営する、足利市唯一のいちご農園です。

いちごの収穫が始まる1月から5月ごろまで、「とちおとめ」が30分食べ放題のいちご狩り体験が実施されます。開園時期は要問合せです。

　足利まちなか遊学館は、足利市街の観光の拠点。1階には、まち歩きを楽しむ観光客休憩のための休憩スペースがあり、足利の伝統産業である織物関係の資料の展示を見つつ、おすすめの観光スポットやグルメなど、各種観光情報を得ることができるようになっています。

2階は、着付け体験が楽しめるスペースになっています。手ぶらでも大丈夫なので、観光や行楽の途中でも気軽に着付け体験ができます。風情ある石畳みの街並みを、足利特産の、斬新なデザインが特徴の「足利銘仙」の着物でそぞろ歩くのも素敵です。男性には、甲冑姿もおすすめです。

旅の印象は、美味しいものに巡り合えたかどうかでも大きく左右されます。あしかがフラワーパーク周辺でおすすめのグルメスポットはこちらです。

佐野名物の一つ「佐野ラーメン」。透き通ったスープが特徴で、ラーメン好きの間でもファンが多いです。そんな佐野ラーメンの名店として知られる超人気店「青竹手打ラーメン日向屋」は、開店前から長い行列ができる人気店です。

行列が嫌いな人もいるかもしれませんが、佐野を訪れたのならぜひ一度は食べてみたい一品です。

ブドウ畑を眺めながら、地元の新鮮な食材を使ったおしゃれなランチが楽しめる「ココファームワイナリー・カフェ」。ワイナリーでは試飲やワイナリー見学、買い物も楽しめます。

街の美味しい洋食屋さんと呼ぶのがぴったりのレストラン「メルグ」。テーブル席が4つとカウンター席という小さなお店ですが、手作りのぬくもりが感じられる料理はどれもほっと心温まる味です。

栃木に行くならショッピングもおすすめ。ブランド品を安く手に入れられるストレットモールや、地元の名産品が並ぶ道の駅など、あしかがフラワーパーク周辺でおすすめのショッピングスポットはこちらです。

ブランド好き、買い物好きなら、関東で最大規模を誇る佐野プレミアムアウトレットを素通りする手はありません。景色もきれいなので、都会の喧騒を離れてゆったりとした気分で買い物を楽しむことができます。

地元の物産を買うなら道の駅が便利でおすすめです。「栃木の道の駅どまんなかたぬま」は、新鮮な野菜や果物、栃木の名産品、銘菓、地酒、お土産品など地元の特産品がずらりと並ぶおすすめの買い物スポット。

話題のパン屋もオープンし、ますます注目を集めています。富士の絶景、イルミネーションも人気。足湯もあるので旅の疲れを癒すのにも最適です。

あしかがフラワーパークは、足利市の端にあり、佐野市までは一跨ぎ。「佐野市観光物産会館」では、佐野市だけでなく、栃木県の名産品が数多く取り揃えられています。買い物をしながら観光情報も手に入れられるので、観光の拠点にもおすすめです。

遊び疲れたら、温泉でゆっくりするのがおすすめ。あしかがフラワーパーク周辺でおすすめの温泉もご紹介します。

「足利鹿島園温泉」は、低料金で楽しめる温泉娯楽施設です。鹿島園の源泉井戸から汲み上げた100％天然温泉で、健康増進効果も期待できます。日帰り、立ち寄り温泉ですが、宿泊施設も併設しています。

佐野市のスーパー銭湯「佐野やすらぎの湯」は、美人の湯として知られる那須馬頭温泉の湯を直送した天然温泉。サウナや岩盤浴などいろいろなリラクゼーションが楽しめます。

広々とした湯船にゆっくり浸ければ、旅の疲れや日常のストレスもきれいに消えてくれるに違いありません。

都道府県魅力度ランキングでは低位の常連となってしまっている栃木県。観光名所といえば、あしかがフラワーパークくらいしか思い浮かばないという人もいるのではないでしょうか。

あしかがフラワーパークだけでも十分楽しめますが、あしかがフラワーパーク周辺には、実はほかにも素敵な観光スポットがたくさんあります。せっかくあしかがフラワーパークまで行ったなら、あしかがフラワーパークだけで帰るのはもったいないです。

あしかがフラワーパーク周辺のおすすめ観光スポットまで、ぜひ足を延ばしてみてください。栃木県の魅力が、きっと実感できます。