沖縄の備瀬のワルミは立ち入り禁止?海側からならいける?閉鎖の理由も紹介

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沖縄の備瀬のワルミは、現在は立ち入り禁止となってしまった観光スポットです。この記事では、沖縄の備瀬のワルミが立ち入り禁止・閉鎖されてしまった理由について説明します。また、海側から備瀬のワルミへ行く方法も詳しく紹介しました。

沖縄の備瀬のワルミは立ち入り禁止?海側からならいける?閉鎖の理由も紹介

目次

  1. 沖縄の備瀬のワルミを紹介!
  2. 備瀬のワルミとは?
  3. 備瀬のワルミは立ち入り禁止?その理由
  4. 立ち入り禁止の備瀬のワルミに行くには?
  5. 備瀬のもう一つのパワースポットにも注目
  6. 沖縄の備瀬のワルミに行く場合はツアーに参加しよう!

沖縄の備瀬のワルミを紹介!

沖縄の「備瀬のワルミ」はパワースポットとして有名です。ただ、観光客のマナーが悪かったため2017年7月から立ち入り禁止となってしまいました。

この記事では、沖縄のパワースポット「備瀬のワルミ」がどんな場所なのか、「備瀬のワルミ」にはどのようにアクセスするのかについて詳しく説明していきます。

備瀬のワルミとは?

備瀬のワルミとは、沖縄県国頭郡本部町備瀬の海岸沿いにあるパワースポットのことをいいます。

備瀬は地名のことですが、「ワルミ」とは「割れ目」のことを意味しています。これは備瀬のワルミが、砂浜に大きな岩が割れてできたような崖があるためそう呼ばれています。

地図にない場所

備瀬のワルミは、地図に載っていない場所となっています。そのため、備瀬のワルミの正確な住所や場所は、観光地の雑誌などにも載っていないのです。

地元の人でも、備瀬のワルミがどこなのかはっきりと分かっていないということも多く、観光で気軽に行ける場所ではなかったのです。そもそも、備瀬のワルミは神様が降り立った場所とされていて、地元の人たちに神聖な場所として扱われていたのです。

神様が降り立った美しいパワースポットとなると、観光地化すれば観光客が大勢訪れて地元の人たちも潤うはずなのですが、それをしなかったということからどれだけ神聖な場所なのかが分かります。

崖の割れ目から見える海が神秘的

備瀬のワルミからは美しい沖縄の海を眺めることもできます。備瀬のワルミから見ることのできる白い砂浜や美しい海は、とても神秘的な光景です。

地元では「ワリーバンタ」とも呼ばれる

地元では備瀬のワルミのことを「ワリーバンタ」とも読んでいます。「ワリー」は「割れた」という意味で、「バンタ」は「崖」という意味です。

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子宝に恵まれる隠れパワースポット

備瀬のワルミは、子宝に恵まれるパワースポットとも言われています。その理由は、備瀬のワルミがウミガメの産卵地としても有名だったからです。

そのため、備瀬のワルミは、子供を授かりたい方がお忍びで訪れるパワースポットにもなっていました。

備瀬のワルミは立ち入り禁止?その理由

備瀬のワルミは、2017年7月に立ち入り禁止となってしまいました。現在は、備瀬のワルミの入り口に金網や有刺鉄線が設置されています。

備瀬のワルミへの入り口が、人が入れないようの措置を取られてしまった原因を詳しく説明していきます。

備瀬のワルミがネットの口コミで広がる

備瀬のワルミは地図にも載っていないような場所ですが、インターネットやSNSの口コミによって「沖縄の隠れたパワースポット」として拡散され、観光客が押し寄せるようになってしまいました。

観光客が押し寄せたこと自体が問題だったわけではなく、観光客の質が問題となったのです。

マナーの悪い観光客が押し寄せる

備瀬のワルミには、残念ながらマナーの悪い観光客が押し寄せてしまいました。ゴミをポイ捨てする観光客、備瀬のワルミの付近の私有地に勝手に入って写真を撮影する観光客、違法駐車する観光客など、様々な問題が起きてしまったのです。

さらに、「備瀬のワルミの写真を撮影したいから、家に干してある洗濯物をどけてくれ」という非常識な要望を出す観光客まで現れるようになりました。

こうしたことが原因で、2017年7月に備瀬のワルミは立ち入り禁止となってしまったのです。

立ち入り禁止の備瀬のワルミに行くには?

ここからは、立ち入り禁止の備瀬のワルミに行く方法について詳しく紹介していきます。

海側からカヤックやSUPで行く

2017年7月から立ち入り禁止になってしまった備瀬のワルミですが、立ち入り禁止となったのは陸路の方です。

つまり、海側からはカヤックやSUP(スタンドアップパドルボート)で備瀬のワルミの美しい景色を楽しむことができます。

備瀬のワルミ上陸ツアー

備瀬のショップツアーには、備瀬のワルミ上陸ツアーというものもあります。初めて備瀬のワルミに行く場合は、場所が分からないということがほとんどなので、ツアーに参加して地元インストラクターに案内してもらうことをおすすめします。

もちろん、カヤックやSPU(スタンドアップパドルボート)が未経験の方でも大丈夫なので安心してください。インストラクターの方が、カヤックの講習をしてパドルの練習をしてから備瀬のワルミに向かいます。

小さなお子さんと一緒に備瀬のワルミに向かう場合は、カヤックで行くようにすることをおすすめします。若い方であればSPUで備瀬のワルミへ向かっても大丈夫でしょう。

また、備瀬のワルミ上陸ツアーではシュノーケル体験もできるので、ぜひ沖縄の美しい海にいる生き物を見ながら遊泳をしてみてください。

備瀬のワルミ上陸ツアーの料金は、大人(11歳以上)が7200円、子供(6~10歳)が4200円となっています。所要時間はおよそ90分で、12時からと15時からのツアーがあります。

備瀬のワルミ上陸ツアーに参加できるのは2〜8名で、対象年齢は2〜70歳です。開催時期は4月〜10月なので、興味がある方はこの時期に参加してみるとよいでしょう。

マナーやルールはきちんと守る

ルール
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2017年7月から、備瀬のワルミが陸路から立ち入り禁止となったのは、観光客のマナーの悪さでした。観光客がゴミを捨ててしまったり、違法駐車をしたり、私有地に勝手に入って写真を撮影するということをしたために立ち入り禁止となったのです。

そのため、海側からはカヤックやSUP(スタンドアップパドルボート)で備瀬のワルミへ向かう場合でも、マナーやルールはきちんと守るようにしましょう。

備瀬のもう一つのパワースポットにも注目

備瀬のもう一つのパワースポット、備瀬のフクギ並木にも注目が集まっています。ここからは、備瀬のフクギ並木について詳しく説明していきます。

備瀬のフクギ並木

備瀬は「備瀬のフクギ並木」がとても有名な場所です。「備瀬のフクギ並木」は、樹齢300年を超えるフクギ並木のトンネルを楽しむことができる、ジブリ映画のように出てくるような雰囲気の観光スポットとなっています。

備瀬のワルミ上陸ツアーを開催するショップも、「備瀬のフクギ並木」のすぐ近くにあります。「備瀬のフクギ並木」がある場所は、沖縄美ら海水族館から車で5分で行くことができ、エメラルドビーチからは徒歩3分で行くことができます。

沖縄県国頭郡本部町にはレンタサイクル屋もあるので、レンタサイクル屋で自転車を借りて付近を回るのもよいでしょう。備瀬のワルミだけでなく、備瀬のフクギ並木にもぜひ足を運んでみてください。

場所

〒905-0207 

沖縄県国頭郡本部町字備瀬389

アクセス

沖縄美ら海水族館から車で5分

エメラルドビーチからは徒歩3分

沖縄の備瀬のワルミに行く場合はツアーに参加しよう!

沖縄の備瀬のワルミが立ち入り禁止・閉鎖になった理由について詳しく説明してきましたが、いかがだったでしょうか。沖縄の備瀬のワルミは神様が降り立った場所として、地元の人たちに神聖な場所として扱われ、地図にも載っていないような場所です。

ただ、インターネットやSNSによって備瀬のワルミがパワースポットとして拡散されたことで、多くの観光客が備瀬のワルミに訪れるようになりました。

訪れた観光客の中にはマナーが悪い人もいたため、2017年7月に備瀬のワルミは立ち入り禁止になったのです。ただ、立ち入り禁止になったのは陸路であって、現在でも海側からは備瀬のワルミに行くことができます。

海側からは備瀬のワルミを見に行くのであれば、備瀬のワルミ上陸ツアーに参加していくようにしましょう。カヤックやSPU(スタンドアップパドルボート)で行くことができます。

備瀬のワルミ上陸ツアーの料金は、大人(11歳以上)が7200円、子供(6~10歳)が4200円となっています。所要時間はおよそ90分で、12時からと15時からのツアーがあります。

備瀬のワルミの近くには、樹齢300年を超えるフクギ並木のトンネルを楽しむことができる「備瀬のフクギ並木」があるので、こちらの観光スポットもぜひ足を運んでみてください。

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