琵琶湖周辺のおすすめ観光スポット！人気観光地やお土産も紹介

日本最大の湖である「琵琶湖」の周辺にはおすすめの人気観光スポットがたくさんあります。琵琶湖はとにかく規模が大きいので、観光スポットをきちんと把握し切れていない人も多いでしょう。

実は色々な楽しみ方のできる琵琶湖観光なので、おすすめの人気観光スポットを一挙に紹介します。

それでは早速最初に訪ねてみたい、人気上昇のおすすめ観光スポットから見ていきましょう。

まるで琵琶湖に浮いているように見えることから、浮御堂と呼ばれていますが、正式には海門山満月寺といいます。この寺は恵心僧都が平安時代に、湖上安全と衆生済度を祈願して建立しました。

境内にある観音堂には、重要文化財の聖観音座像が祀られています。また、この浮御堂は近江八景の「堅田の落雁」でも有名な人気観光スポットとなっています。

琵琶湖をゆったりと回遊する遊覧船「ミシガン」は、まるでアメリカの古い映画に出て来るような外輪線です。これは赤いパドル、つまり水車が回って推進力になっています。

主に琵琶湖の南側を80分かけて回る80分回遊コースは、陽気で明るいアメリカ気質のクルーズです。なお船内ではミュージックや軽食もあり、琵琶湖でアメリカ観光の気分が楽しめ人気があります。

びわ湖バレイは子供から大人まで楽しめる絶景のネイチャーリゾートの人気観光スポットです。なんと言ってもロープウェイで登ると、琵琶湖が眼下に展開する豪快な絶景が迫力のある美しさを見せてくれます。

子供には迫力満点のジップラインやスカイウォーカーなどの遊具が楽しめます。これはまるで琵琶湖に飛び込んでいくようなスリルが味わえます。さらに大人向けには標高1174mの蓬莱山山頂にある「びわ湖テラス」がおすすめです。

これは、上の画像のように天空から琵琶湖を見下ろしているような爽快な気分が味わえるのです。

箱館山は琵琶湖の北西部にあります。冬になると雪が積もるので、この山はスキー場として賑わうのです。そして夏場は広大な野にゆりとコキアが咲き乱れます。園内では「ゆり御膳」や「ゆり根の天ぷら」などが味わえます。

さらにゆり苗も販売され、子供が遊ぶハコちゃんスライダーやソリ遊びもできます。「天空ゆりトレイン」は園内を列車で遊覧できます。また、オフロードで遊べデューンバギーもある多彩な遊びができる人気観光スポットなのです。

竹生島は沖合6kmほどのところにあり、船で行くのです。島内には宝巌寺と都久夫須麻神社があります。特に宝巌寺の本尊は弁財天と千手観音であり、日本三弁天に挙げられています。さらに西国三十三所観音霊場の三十番札所にもなっているのです。

この竹生島は琵琶湖第一のパワースポットとして人気が高まっています。

白鬚神社と名乗る神社は日本中に300社以上あるようです。そしてこの琵琶湖の白鬚神社が総本山となっています。白鬚神社の歴史は非常に古くて2000年以上前の紀元前にさかのぼり創建されているのです。

琵琶湖に浮かぶ鳥居は、広島の厳島神社を連想させて、「近江の厳島」とも称されています。確かに朱色の立派な鳥居は厳島神社と同じような色と形をしていますので、水辺に映える荘厳さは決して引けをとらないでしょう。

現在国内で国宝に指定されている城は5つしかありません。姫路城、松本城、犬山城、松江城とこの彦根城です。彦根城は国宝指定の天守閣を始めとして、各櫓(やぐら)や下屋敷庭園の玄宮園、内堀･中堀などが重要文化財に指定されています。

彦根城の特徴は全国的にみても極めて保存状態が良いことです。築城から400年以上を経過していますが、今も美しい雄姿を誇っています。

また、彦根城お堀巡りや彦根城博物館も楽しめます。さらに彦根城周辺を人力車で観光することもできます。

 マキノ高原のメタセコイア並木は、日本ではなかなか見られないようなインスタ映えのする景色が見られます。日本の樹木とは違った、美しいメタセコイアの列を楽しめます。たくさん写真を撮りましょう。 

平安時代の仏教界には2大巨頭、空海と最澄がいますが、ここ比叡山延暦寺は最澄が本拠地とした天台宗の総本山です。比叡山は標高848mあり、この山の広い地域に寺院が点在しています。「東塔地区」には国宝の根本中堂、大講堂があります。

「西塔地区」には釈迦堂やにない堂があり、釈迦堂の本尊は最澄が造った釈迦如来です。「横川地区」には横川中堂や元三大師堂があり、静寂に包まれています。

比叡山延暦寺はよく知られるように織田信長の焼き討ちに遭いましたが、豊臣秀吉や徳川家康らの手により復興されており、平成6年には世界遺産に指定されました。

続いて、知る人ぞ知る琵琶湖のおすすめ穴場観光スポットに移ります。人気観光スポットは見応えがあるものの、人気があるので混んでいるという難点があるのです。その点、まだ人気が爆発する前の穴場でしたら、ゆっくり見ることができます。

沖島は学術的にも注目されている島です。その理由は湖沼の中にある島に人が住んでいるということは大変珍しいことで、日本では唯一であり、世界的にも稀だからです。沖島は近江八幡市から沖合1.5kmにあり周囲約6.8kmは琵琶湖最大の島となります。

沖島の中には約300人の人が住んでいて、近江八幡市へ船を使って通学、通勤しています。島から陸地を見ると、この島からしか見えない美しい眺望が楽しめます。

景勝地として古くから親しまれてきた「唐崎神社」には、史跡でもある三代目の「唐崎の松」が境内にあります。松の傍にある芭蕉の句碑には「唐崎の松は花より朧にて」と刻まれています。

晴れた日には目の前の雄大な琵琶湖、みごとな松が素晴らしい景観を演出しているのです。

滋賀県立琵琶湖博物館は滋賀県草津市の琵琶湖湖岸の烏丸半島にある博物館で、湖をテーマとした博物館としては日本で最大規模です。淡水専門の展示を含めて多彩な展示が人気です。

琵琶湖や「湖と人間」に関する資料を、11分野、512036点収蔵･登録しています。

湖北野鳥センターには、目の前に湖北水鳥公園があり、ここには一年を通してたくさんの種類の野鳥がやって来ます。そして湖北野鳥センターからフィールドスコープで水鳥たちを観察できるのです。

なお、専門員がいつでも質問に答えてくれるので、自然や鳥たちに関しての知識が深まります。観光だけではなく、知識欲も満たしてくれるおすすめスポットです。

「びわ湖大津館」は、元は「琵琶湖ホテル本館」だったのをリニューアルオープンしたものです。1998年に琵琶湖ホテルが浜大津に新築移転する際に、この建物の取り壊しを惜しむ声が多く、大津市が管理することになり、2002年に改修後開館しました。

特に隣接のイングリッシュガーデンは5900平方mの敷地に四季折々の花々が咲き乱れます。2015年からはローズガーデンがリニューアルし、150種類2000株の薔薇が楽しめるようになりました。

八幡堀はかつて水上交通を利して近江商人が大いに栄えた名残を伝えています。元は安土桃山時代に豊臣秀次が居した八幡山城の城下町として栄えました。その後江戸後期には近江国の中で大津と並び栄えたのです。

近年になり近江八幡市がてこ入れし観光名所として、歴史的建造物を復元したのを機会に今では市のメインの観光スポットになっています。

琵琶湖とその周辺の景勝地は、四季の移ろいと共にその美しさのバリエーションを見せてくれます。特に草花の旬の時期を考慮すると、季節毎におすすめの観光スポットが変化するのです。

それぞれの見どころの季節に訪れてみたい観光スポットを紹介します。

琵琶湖の湖北に位置する桜の名所が、海津大崎です。なんと言っても湖岸沿い4kmに亘って延々と続く桜並木が圧巻です。桜の開花時期をチェックしながら訪問することが必要ですが、タイミングが合ったら、大満足の桜を満喫できます。

平成2年に財団法人日本さくらの会から、「日本のさくら名所100選」に選ばれた実力派です。

豊公園という名称は、ここの城主だった太閤･豊臣秀吉にちなんで命名されたものです。また、この公園は明治42年に長浜城跡に造成されたのです。長浜城は江戸時代前期に廃城となっていました。

豊公園内には長浜城歴史博物館や音楽が流れてくる洋風庭園、噴水、児童公園、テニスコートなどもあります。

春にはソメイヨシノ約600本が同時に咲き誇りますので、長浜城の天守閣展望台からみると桜の海のように見えます。この公園も「日本さくら名所100選」に選ばれています。

玄宮園(げんきゅうえん)は国宝彦根城の北東に位置する大名庭園です。この庭園は琵琶湖や中国の瀟湘(しょうしょう)八景にちなんで選出された近江八景を模して造られました。

造営したのは彦根藩第4代目藩主･井伊直興で、延宝5年(1677)年のことでした。特に見どころとなるのは毎年11月に開催される「錦秋の玄宮園ライトアップ」です。池に映るライトアップされた紅葉は幻想的で一見の価値があります。

琵琶湖周辺には色々なお土産物店がありますが、その中で特におすすめのお土産を紹介しましょう。

たねやグループの「クラブハリエ」のフラッグシップとなる店舗が、「ラ･コリーナ近江八幡」にある「メインショップ」です。ここは屋根一面が芝に覆われたウッディな店構えです。広々とした吹き抜けを持つ売り場にはたくさんの和･洋菓子が並んでいます。

特に洋菓子売り場にはバームクーヘンを使った新商品があり、クラブハリエ最大のバームクーヘン専門店となっています。また、2Fのカフェでは焼きたてのバームクーヘンを楽しむことができるのです。

琵琶湖一周を車で行ったらどのくらいの時間が必要なのかというのは、よく話題に登ります。琵琶湖一周の距離はだいたい180km程度ですので、一般的な市街地の平均時速である30kmを適用すると6時間必要であることがわかります。

実際に試してみた人の報告だと、琵琶湖の南側は交通渋滞などもあり、また警察の取り締まりがあるので速度があまり出せません。一方北側は比較的スピードが稼げますので、昼間だと一周6時間程度になるようです。

さらに、夜間に挑戦してみた人の報告では4時間程度で一周できたようです。

琵琶湖は、もちろん夏になったら湖水に入って泳げます。いわゆる海水浴気分で水に入ることができますが、「海水浴」ではありません。「湖水浴」ですので、水を飲んでも塩辛い味がしないのです。

淡水なので大きなプールで泳いでいるような爽快感が味わえます。湖水浴ができるところは、「和邇浜(わにはま)水泳場」、「二本松キャンプ水泳場」、「白ひげ浜水泳キャンプ場(白ひげビーチ)」などがあります。

琵琶湖は滋賀県の殆どの面積を占めていますが、このような内陸地に巨大な水瓶が存在するというのは景観もよく観光が盛んで、また古来から水上交通の便に利用されてきました。これは現代になっても変わりません。

琵琶湖そのものがリゾートとしての価値を持ち、さらにパワースポットとしても人気があります。琵琶湖は知れば知るほど奥が深い魅力的なところです。琵琶湖のどこかの人気スポットに行ったら、是非その周辺も観光してみましょう。

新しい発見をして、さらに琵琶湖を好きになるはずです。