わに塚のサクラ(山梨)は一本桜の絶景！ライトアップや見頃･アクセスも紹介

わに塚のサクラは1年を通して楽しめる山梨の名所です。満開の春はもちろん、夕焼けや稲刈りが終わった秋など、風景と相まって季節ごとに異なる趣があります。夜にライトアップされた時の美しさも印象的です。

今回はわに塚のサクラについて、見所やアクセス方法といった詳しい情報を紹介していきます。わに塚のサクラを見に行く際は参考にして下さい。

まずはわに塚のサクラについて紹介しましょう。独特の形状をした一本桜であり、冠雪した八ヶ岳や富士山など、近隣の名所とコラボが行われている事でも知られています。ライトアップされ、星空の下で見える夜桜も美しいです。

わに塚のサクラは単独でも美しいですが、多彩なコラボによって更に魅力的な外見となって楽しめるという特徴もあります。1日中楽しめるので、山梨にお越しの際は一度足を運んでみて下さい。

わに塚のサクラとは樹齢約300年と噂される、エドヒガンザクラの一本桜です。名前の由来は日本武尊の王子武田王の墓、前方後円墳、王仁族が住んでいた場所など諸説あります。

山梨県韮崎市にあり、地元の人のみならず観光客も一目見ようとこぞって訪れている観光名所の1つです。八ヶ岳や富士山など、周囲の山々とコラボした風景も美しく見応えがあります。

わに塚のサクラは2004年放送のドラマ「桜咲くまで」で、タイトルバックに起用された事もあります。本編でも終盤に登場し、沢尻エリカさんがロケ地として訪れていたようです。

他にも2003年放送のドラマ「僕の生きる道」第7話にも登場しています。草彅剛さんと矢田亜希子さんが自宅に歩いて行くシーン、ひっそりと映っている桜の木がわに塚のサクラです。

わに塚のサクラはそのまま見ても美しいですが、コラボ時に見る満開時の美しさは更なる見所として挙げられています。夜桜のライトアップや富士山とのツーショットはその一例です。

ここではわに塚のサクラで見所とされる時期を5つ紹介します。どの時間が見所となるか知っておくと、わに塚のサクラをより深く楽しめるでしょう。韮崎までお越しの際は是非参考にして下さい。

わに塚のサクラの満開時にのみ行われるのが、夜桜ライトアップです。ライトアップされたわに塚のサクラは純白に光り輝き、まるで樹氷のように白く神々しいと評されています。1日中見ていられるので、途中で飽きる心配はありません。

1日でこれだけ様々な表情を見せる桜は、わに塚のサクラをおいて他にないようです。またわに塚のサクラに合わせて、離れた場所から別の桜もライトアップされます。こういったコラボが楽しめるのは、桜が豊富な韮崎ならではと言えるでしょう。 

山梨でも有数の桜の名所とされるわに塚のサクラは、塚の上にどっしりと立つ姿が圧巻です。八ヶ岳や富士山など周囲の山々に囲まれてそびえ立つ姿も雄大で、思わず目に焼き付けておきたくなります。

特に富士山とのツーショットは見られる機会が多く、写真に収めて帰る人までいるそうです。おすすめの時間帯は早朝であり、一本桜に朝日が差し掛かる姿が美しいと評判です。夜中から三脚をセットして撮影する人もいるので、早めにお越し下さい。

わに塚のサクラにとって見頃時期にあたる春には、水仙も咲き誇ります。一本桜の根元には黄色やピンクのカラフルな水仙が咲いており、春真っ盛りな雰囲気を楽しめるのが特徴です。

遠くから眺めても充分美しいですが、至近距離から眺めた方がその美しさをより強く実感できるでしょう。ただし、八ヶ岳とのコラボを狙っているカメラマンと遭遇する可能性もあるので、至近距離から観察する場合は手短に済ませましょう。

ライトアップ前に一度は見ておきたいのが、わに塚のサクラと夕焼けのコラボです。夜桜ライトアップを迎えるとこの光景は見られなくなるので、夕方限定のわずかな時間によるコラボとして注目されています。

またわに塚のサクラの近くには、日本最古の一本桜「山高神代桜」もあります。この一本桜の見頃も同時期なので、一度に両方楽しむのにおすすめです。他にも韮崎には花見名所が多く、夜桜ライトアップには余裕を持って戻りましょう。

わに塚のサクラのコラボは、夜桜ライトアップが終わった後もまだ続きます。中でも有名なのが一本桜と星空のコラボです。満開時には深夜を迎えると、大勢のカメラマンが一本桜と星空のコラボを撮影しようと訪れます。

ちなみにカメラマンは車で来る場合がほとんどで、その度にヘッドライトで桜の上部が一瞬ライトアップされる姿に風情を感じさせます。幻想的な雰囲気があって非常に美しいので、夜桜ライトアップが終わってもすぐに帰らず、しばらく残ってみましょう。

わに塚のサクラが開花する期間は、例年通りだと4月1日から20日までとされています。年中無休なのでいつでも鑑賞できますが、開花期間は観光客で混雑する時期でもあるので、早朝や夜を狙って訪れるようにしましょう。

また撮影マナーを守る必要もあります。わに塚のサクラは八ヶ岳や富士山とセットで撮影できる事から、カメラマンの間で人気の高い場所です。こちらも撮影する場合は他人の迷惑にならないように配慮しましょう。

わに塚のサクラは山梨の有名な観光スポットというだけあってアクセス方法が多く、車はもちろん電車やバスといった各種交通機関でも行けます。敷地内には駐車場も設けられているため、車でお越しの際も安心です。

駐車場の利用料金は無料ですが、開花期間や見頃の季節になると混雑が予想されます。時間によっては100台まで利用できる臨時駐車場にも間に合わないかもしれません。そのためわに塚のサクラを鑑賞する際は時間に余裕を持って行きましょう。

山梨の絶景名所としても有名なわに塚のサクラには、全国から多くの観光客が足を運んでいます。一本桜は美しいのはもちろん、季節や角度によって様々な姿を見せるのが印象的です。

ここではわに塚のサクラを鑑賞する際、どんな目的で訪れるべきかについて解説します。花見のみならず撮影など色々な楽しみ方があるので、実際に足を運ぶ際は参考にしてみて下さい。

わに塚のサクラは樹齢300年を超えており、雄々しくそそり立つ姿で見る者を圧倒させています。その姿には一種の美しさも宿り、花見や観光の際におすすめなスポットとして注目を集めています。

近くには日本五大桜の1つに数えられる山高神代桜など、観光スポットもいくつかある事から観光巡りする際におすすめです。背景として八ヶ岳や富士山に囲まれ、絶景を見たり写真に残す際の撮影スポットとしてもよく利用されています。

わに塚のサクラは大変美しく、その姿から日本を代表する一本桜と言われています。夜にライトアップされると昼間とは違った魅力的な美しさが宿り、1日中見ていても飽きない観光スポットとしてもおすすめです。

コラボだと様々な景色と合わせて楽しめるので、調べてみるとわに塚のサクラの奥深さにも気付くでしょう。見頃となる春にはわに塚のサクラを鑑賞し、その雄大な姿で癒されてきて下さい。