迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティー!予約やメニューを紹介
海外からの大切なお客を迎える外交の場として有名な迎賓館赤坂離宮では、おしゃれなアフタヌーンティーで過ごせることで人気になっています。今回は、その迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティーの魅力をたっぷりとご紹介するとともに、アフタヌーンティーのメニューもご紹介します。
目次
迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティーを紹介!
外交の場として有名な、豪華な迎賓館赤坂離宮をバックに、優雅なアフタヌーンティーがいただけます。美しい景色をバックに、人数限定の優雅なアフタヌンティーを楽しんでみませんか。
今回は、アフタヌーンティーのメニューや迎賓館赤坂離宮の見どころなどもご紹介します。迎賓館赤坂離宮に行く前にチェックしてください。
迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティーとは?
国宝に指定されている迎賓館赤坂離宮で、どのようにアフタヌーンティーをいただけるのでしょうか。人気のアフタヌーンティーの魅力をたっぷりとご紹介します。
前庭にキッチンカーのカフェがある
迎賓館赤坂離宮の前庭で提供されているアフタヌーンティーは、キッチンカーで提供されているものです。迎賓館の前庭にテーブルやいすが用意されている場所があるので、すぐにわかります。
アフタヌーンティーを用意しているキッチンカーは緑色をしていて、そこで注文するようになっています。他にもキッチンカーが来ているので、間違えないようにしましょう。
緑色のキッチンカーで注文すると、番号札が渡されます。準備が出来れば、番号をよばれるので、アフタヌーンティーを取りに行くという、セルフサービススタイルになっています。
1日20食限定のみ
「限定」という言葉に弱い日本人ですが、この迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティーも「限定」になっていて、1日20食のみとなっています。20食が終われば完売になってしまうので、早めに訪れるようにしましょう。
ちなみに、1セットで2人分になっていて、ボリュームのあるアフタヌーンティーになっています。1人1セットを注文するといった間違えがないようにしてください。
事前予約はできる?
迎賓館赤坂離宮を訪れる計画を立てているなら、ぜひ立ち寄ってみたいアフタヌーンティーのお店ですが、予約はできないようになっています。迎賓館赤坂離宮に行ったなら、早めにお店に足を向けるようにしましょう。
ちなみに、迎賓館赤坂離宮は10:00オープンになっているので、オープンしてからすぐに向かえば何とか間に合います。
カフェの混雑状況や売り切れはある?
注文が立て込んだりすると、一時的に受付を中止することがあるようです。また、キッチンカーでアフタヌーンティーを準備しているので、混雑してくるとなかなか自分の順番が回ってこずに、待たされることもあります。
早めに迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティーをいただくようにするか、時間の余裕を持って行動して訪れることをおすすめします。
また、1日20食限定なので、お昼頃には完売していることがあります。迎賓館赤坂離宮をバックにして、優雅なアフタヌーンティーをいただきたいのであれば、午前中の早い時間に足を向けるようにしましょう。
迎賓館のアフタヌーンティーの内容は?
迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティーは、贅沢な3段のアフタヌーンティーの台に、美味しそうなスウィーツやパンがのせられてきます。また、アフタヌーンティーにピッタリのドリンクが2人ついています。
自分でセットするようになっていますが、十分豪華なアフタヌーンティーの内容になっています。ひとつづつアフタヌーンティーの内容を見ていきましょう。
アフタヌーンティーの上段
3段のアフタヌーンティーの一番目立つトップの上の段には、美味しそうなスイーツがずらりと並びます。季節によって内容が変わりますが、大体この一番上の段には、マカロンやマドレーヌ、チョコブラウニーや紅茶のクッキーなどが置かれています。
華やかな色どりに見えるように、美味しそうなスウィーツが並べられられているので、リッチな気分でアフタヌーンティーがいただけます。アフタヌーンティーのドリンクにもっともよくあうスウィーツが、この一番上の段にのせられているようです。
アフタヌーンティーの中段
アフタヌーンティーの中段には、一般的にスコーンやデニッシュがのせらっれてされます。スコーンの種類は季節によって変わることもありますが、スコーンだけでもボリューム満点です。
また、デニッシュものせられていますが、このデニッシュパンとドリンクの相性がよくあっています。お腹がすいた状態でアフタヌーンティーをいただいても、この段だけで十分お中がいっぱいになる人がたくさんいます。
アフタヌーンティーの下段
一案下の段は、ボリュームのあるパンのセットになっています。時には、サーモンと栗^むチーズをはさんだ、クロワッサンサンドイッチや、生ハムやツナのオープンサンドなどが入っています。
また、時には、カナッペなども入っているので、チーズや野菜が大好きな人は見逃せません。たっぷりの量がいただける工夫がたくさんなされています。
セットの飲み物
アフタヌーンティーのセットの飲み物は、豊富に準備されています。アフタヌーンティーというだけあって、数種類の紅茶メニューがありますし、アイスやホットも選べられるようになっています。
ドリンクの紅茶はポットで提供されるので、アフタヌーンティーのスウィーツやパンをいただきながら、たっぷりと美味しい紅茶がいただけるように工夫されています。紅茶には途中でお湯を足してくれるので、ゆっくりと時間を過ごしたい人や、たっぷりとドリンクを飲みながら優雅な時間を過ごしたい人におすすめです。
迎賓館のアフタヌーンティーは季節でも変わる!
迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティーの内容は、季節によって異なるので、何度訪れても楽しめる工夫がなされています。例えば、4月や5月は「ストロベリーケーキ」や「塩バターキャラメルのクレープ桜花の風味」など、春らしいイメージと味が楽しめるメニューになります。
この季節を感じるアフタヌーンティーは、やはり先着20食です。季節の変わり目にメニューが変更されると多くの人が集まるので、迎賓館赤坂離宮のオープンと同時にアフタヌーンティーの場所に足を向けましょう。
アフタヌーンティー以外の迎賓館の見どころを紹介!
アフタヌーンティーと一緒に楽しめる迎賓館赤坂離宮は、豪華絢爛の異国館を感じられます。国賓を招く場所だけあって、迎賓館赤坂離宮のつくりは見るべきものがあります。早速、国賓を招く迎賓館赤坂離宮の見どころをご紹介します。
迎賓館の中でも格式の高い部屋「朝日の間」
政府要人の表敬訪問や首脳会談が行われる「朝日の間」は、最も格式が高い部屋と言われています。一歩足を踏み入れると、その素晴らしさに圧倒される感じを受けます。天井には朝日を浴びた女神が、白馬の馬車に乗って天空を駆け巡る絵が描かれています。
白と金色を基調色とした鮮やかな部屋の足元の絨毯は、「緞通」と呼ばれる47色の糸を手織りし、完成させたものが引かれていて、天井から桜が散っている様子を表しているといわれています。息をのむような豪華な部屋のあちらこちらをじっくりと見ると、色々な発見があります。
大きなシャンデリアがある「羽衣の間」
この「羽衣の間」は、歓迎式典や晩餐会の翔太相客に食前酒をふるまう場所として使用される場所です。羽衣の間の天井には、「虚空に花ふり音楽聞え、霊香四方(れいきょうよも)に薫ず」という謡曲「羽衣」の一節を描いたもので、天空を見上げた情景が広がっています。
また、演奏会なども行われる部屋で、大きなシャンデリアが目印となっています。この大きなシャンデリアは迎賓館赤坂離宮の中でも最も大きなシャンデリアと言われていて、クリスタルガラスの7000個以上のパーツで出来ています。
落ち着いたシックな空間「花鳥の間」
重厚な雰囲気に包まれた「花鳥の間」は、天井に描かれた油絵や、壁に飾られた七宝焼が花や鳥をモチーフにしていることからつけられています。この部屋は公式晩餐会や記者会見の場所として使われています。
天井から下げられているシャンデリアにはスピーヵーが組み込まれていて、赤坂離宮の中では最も重いシャンデリアとなっています。更に、木製の台食器棚や食器棚の左右に飾られたゴブラン織風の綴錦織も、見事なつくりになっていて、多くの参観者の目を引いています。
花鳥の間では、板壁にある4つの楕円形の七宝焼がひときわ目を引くようになっています。 この七宝焼は、明治を代表する日本画の巨匠・渡辺省亭(わたなべ せいてい)と、七宝焼きの天才といわれた涛川惣助(なみかわ そうすけ)が焼いて完成させたもので、日本の最高傑作品なので見る価値があります。
また、天井にはフランス人画家が描いた油彩画が24枚張りこまれています。やはり、この油彩画も鳥や獣の姿が描かれています。晩餐の席を飾るにはふさわしい画です。
来客が案内される場所「彩鸞の間」
霊鳥が見守る「彩鸞の間」は、条約の調印式や首脳会談に使用されている部屋です。迎賓館の正面玄関の真上に位置している部屋です。
この部屋の見どころは、左右の鏡の上部と、暖炉の両脇に翼を広げた霊鳥の彫刻がアルことです。この「鸞(らん)」は霊鳥の一種で、部屋の名前の由来となっています。また、部屋に置かれているアンピール様式の素敵な家具も見どころが満載なので、じっくりと見てください。
立派な噴水がある「主庭」
迎賓館赤坂離宮の主庭も見どころが満載です。この主庭は本館見学の最後に参観できるようになっていて、数々の豪華な部屋を見た余韻をゆっくりと楽しめます。その主庭の中でも、一番のみどころと言ってよい大噴水は、じっくりとみるだけの価値があります。
大噴水の周りには、季節の花が咲いています。また、エリザベス女王やゴルバチョフ大統領など、有名な人物の記念植樹もあるので、ゆっくりと鑑賞したいものです。
大噴水は、国宝に指定されているもので、大噴水の上部には「グリフォン」と呼ばれる伝説の動物が4体います。また、大噴水の周りには、季節の花が咲いています。
この大噴水は、本館の真正面に位置しているので、この噴水を入れて写真撮影をすると、素敵な思い出として残ります。
アフタヌーンティーが楽しめる迎賓館へのアクセス
迎賓館赤坂離宮に行く方法はたくさんありますが、一番おすすめのアクセス方法は、路線を利用して移動する方法です。
赤坂離宮の最寄り駅は、JR中央・総武線、東京メトロ丸の内・南北線の「四ツ谷駅」になります。 駅からは、外堀通を南に徒歩で5~10分で、迎賓館の正面玄関にたどり着けます。案内板もたくさんあるので、迷うことはまずありません。
住所 | 東京都港区元赤坂2丁目1-1 迎賓館赤坂離宮庭園前庭 |
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電話番号 | 03-3478-1111 |
営業時間・定休日 | 営業時間:10:00~17:00 定休日:水曜日 |
入場料 | 本館・庭園: 一般:1,500円、大学生:1,000円、中高生:500円、小学生以下:無料 和風別館・本館・庭園 一般:2,000円、大学生:1,500円、中高生:700円 、小学生以下参観不可 和風別館・庭園 一般:1,500円、大学生:1,000円、中高生:500円 、小学生以下参観不可 庭園 : 一般:300円、大学生以下無料 |
アクセス | JR中央線・総武線「四ッ谷」駅下車、赤坂口より徒歩約7分 丸ノ内線「四ッ谷」駅下車、1番出口より徒歩約7分 四ツ谷駅から608m |
駐車場の有無 | なし |
公式URL |
迎賓館で優雅なアフタヌーンティーを楽しもう!
迎賓館赤坂離宮でいただけるアフタヌーンティーをご紹介しました。リッチな気分になれるアフタヌーンティーを味わってみたいと思う人は、赤坂離宮のオープンとともに、キッチンカーのある場所まず向かいましょう。
午後には完売になってしまうことがあるので、早めの到着がベストです。ゆっくりと時間をとって、優雅な時間を過ごしてください。