行天宮は台湾(台北)で有名な寺院!観光・グルメスポットも紹介
台湾の行天宮をご存じですか?行天宮は台湾北部の町、台北を代表する観光スポットの一つで高い人気を誇ります。この記事ではそんな行天宮について紹介します。また、行天宮付近にある他の観光地やおすすめのグルメなども紹介します。是非参考にしてください。
行天宮の見どころは沢山!
行天宮とは台湾北部の町、台北に位置する寺院で、様々な見どころがあります。この記事ではそんな行天宮をはじめ、台北にある観光地やグルメスポットなどを紹介します。台湾へ旅行に訪れる予定がある人は是非参考にしてください。
住所 | 台北市民権東路2段109号 |
電話番号 | (02)2502-7924 |
営業時間・定休日 | 4:00~22:00・無休 |
料金 | 無料 |
駐車場の有無 | 無 |
アクセス | 行天宮駅から徒歩約5分 |
公式URL |
行天宮の見どころ
ここからは行天宮の見どころについて紹介します。行天宮は寺院ではありますが、日本の寺院とは違う作法や見どころがあります。そんな特徴的な行天宮の見どころについて紹介するので、行天宮に興味がある人は是非参考にしてください。
1.特徴的な「お祈りの仕方」
行天宮の最初の見どころはお祈りの仕方です。現地にはお祈りの仕方が記載されている看板があり、その看板通りに行えばできますが、初めての場合は戸惑うこともあります。そこでお祈りの仕方を簡単に紹介します。
お祈りをする場所には背もたれが無いソファーのような台が置かれています。その台の前に立ち、手を合わせ礼をします。その後台の上に左膝右膝を乗せ、台の上に立ち膝の状態になります。
その後おでこを台にくっつけるくらいまで頭を下げるのですが、この時、男性は掌を下に、女性は掌を上に向けて頭を下げます。万が一方法が分からなくなった際にはガイドの人に説明を求めることをおすすめします。
2.行天宮名物「おみくじ」
次の見どころはおみくじです。行天宮のおみくじは日本のおみくじとは一味違います。これは行天宮だけではなく台湾全体のおみくじの方法ですが、まずおみくじを引く前に、「擲杯」と呼ばれる赤い三日月形の木片を2つ投げます。
この擲杯を行う際に必ず自分の名前と生年月日、住所を心の中で唱えましょう。擲杯を行い、表と裏が出れば「聖杯」といい、おみくじを引くことが許されます。しかし両方とも表(陰杯)か裏(笑杯)の場合はおみくじを引けません。
これを最大3回行うのですが、3回とも陰杯か笑杯の場合はおみくじは引けません。おみくじ自体は日本の大吉や凶のように目安があるため、わかりやすい内容となっています。また、おみくじを引く際にも擲杯を行い、聖杯が出るまでおみくじを引けません。
3.魂を浄化「収驚(ショウチン)」
収驚とは驚いた際などに体から抜けてしまった魂の一部を再び体の中に戻そう、という儀式です。行天宮ではこの儀式を受けるために毎日長蛇の列ができています。儀式自体は非常に簡単で、青い服を着た効労生に自分の名前と生年月日を伝えます。
その後、効労生がお経のようなものを唱えながら、背中などをさすります。数分で終了する儀式ですが、なんだか、自分を取り戻した感じがする、と評判の儀式です。しかし、守らなければならない注意点もあります。
列に並んでいる最中はおしゃべりや携帯電話、飲食は禁止です。列に並んでいる時から収驚は始まっているのです。
行天宮付近の観光スポット
台北には行天宮以外にも様々な魅力的な観光スポットがあります。ここからはそんな行天宮付近にある観光スポットを紹介します。台北ならではの観光地が豊富にあるため、台北に観光に訪れた際には是非足を運んでみてください。
1.台湾(台北)占い「行天宮三命街・占い横丁」
占い横丁は行天宮の地下道にあります。その名の通り、占いのお店がずらりと、並んでいる横丁です。そのほとんどが日本語が話せるため、現地の言葉がわからない人にもおすすめの観光地です。
占い師それぞれに得意な占い方や占い対象があるため、訪れた際には直接占い師に聞いてみましょう。日本の有名人や芸能人が訪れることもあり、お店に写真が有名人の写真があるブースもあります。
米占いや亀占いなど珍しい占い方もあるため、興味がある人にはおすすめの観光スポットです。
住所 | 台北市恩主公地下道西1-62号 |
電話番号 | ブースごとに設置 |
営業時間・定休日 | ブースによって異なる |
料金 | 500元から1000元 |
駐車場の有無 | 無し |
アクセス | 行天宮駅から徒歩約5分 |
公式URL | 無し |
2.ミニチュアが楽しめる「袖珍博物館(ソウツェンポークワン)」
袖珍博物館は台北にある不思議な博物館で、まるで不思議の国のアリスやガリバー王国のガリバーになったかのような雰囲気を楽しむことが出来ます。その理由というのも、展示してある展示物がミニチュアの人形やドールハウスなのです。
館内はそこまで広いわけではありませんが、展示物が非常に多いため見ごたえがあります。非常に精巧に作られている人形やマンションなどの建物が展示されており、思わず息を呑んでしまうでしょう。
台北のおすすめの観光地なので、台北に訪れた際には是非足を運んでみてください。
住所 | 台北市建国北路一段96号B1F |
電話番号 | (02)2515-0583 |
営業時間・定休日 | 10:00~18:00・毎週月曜日、旧正月の前2日間 |
料金 | 大人180元・・65歳以上150元・子供100元 |
駐車場の有無 | 無し |
アクセス | 南京東路駅から徒歩約7分 |
公式URL |
3.ローカルグルメ「雙城街夜市」
雙城街夜市(そうじょうがいよいち)を紹介します。雙城街夜市とはB級グルメを販売している屋台がたくさん並んでいる市のことです。狭い範囲の中にたくさんの屋台が密集しているため、目的のグルメにたどり着くために長々と歩く必要がありません。
豆花という豆乳を冷やしたプリンのような女性に優しいスイーツや、台湾独特の大判焼き、日本でも大人気のドーナッツなど様々なローカルグルメを楽しむことが出来ます。もちろん、水餃子や麻婆豆腐などの中華料理も食べられます。
台湾料理を楽しみたい、という人にはおすすめの市です。
住所 | 10491台北市中山區雙城街 |
電話番号 | 02-2550-5220 |
営業時間・定休日 | 17:00~1:00・年中無休 |
料金 | 20元から40元 |
駐車場の有無 | なし |
アクセス | 民権西路駅から徒歩で約7分 |
公式URL |
行天宮覚えておきたいポイント
非常に人気が高い台北の観光スポットである行天宮ですが、日本人である我々が訪れる際に、把握しておくと便利な点もあります。ここではそんな行天宮観光の際に、把握しておきたいポイントを紹介します。
行天宮に訪れる際には是非参考にしてください。
1.日本語観光ガイドがある
行天宮に訪れる際、「現地の言葉も文字もわからないから作法などを間違うのではないか」と心配される方もいるでしょう。しかし、行天宮には日本語で丁寧に説明されているパンフレットや日本語で説明書きされているモニターなどもあります。
また、ガイドの方もいるのですが、中には日本語が通じる人もいます。そのため、もし言葉や文字などに不安がある人でも安心して行天宮を訪れることが出来ます。
2.記念にもらえる「平安カード」当日一般参加する場合
行天宮では希望すると、「平安カード」と呼ばれるお守りをいただけます。このカードは日本でいう、お守りのようなもので、普通のカードのようなものですが、持っているだけで神様も加護を受けることが出来る、といわれています。
しかし、ただ受け取るだけでは効果がなく、行天宮に祀られている関羽に自分の氏名、生年月日、住所を告げなければなりません。平安カードは無料で受け取ることが出来るため、行天宮に訪れた際には是非ともいただいておきたいお守りです。
3.無料の「寄進箱」
行天宮での参拝やおみくじなどそのすべては基本的には無料です。しかし、寄進箱という箱が行天宮には設置されています。これは、日本でいう賽銭箱のような箱で、行天宮で参拝を行う際には寄進箱にお金を入れることが台湾でのマナーです。
強制ではありませんし、額も指定されていませんが、日本でいうお賽銭なので、気持ちの分だけ、お金を入れておきましょう。
4.行天宮の行き方
行天宮への行き方は電車を利用して、行天宮駅から歩いていく方法がおすすめです。また、行天宮の近くには「民權松江路口」と「行天宮」というバス停があります。そんなバスを利用することでも行天宮へは簡単に行くことが出来ます。
行天宮のベスト観光シーズン
行天宮は年中無休のため、一年中参拝することが出来ます。しかし、特におすすめの観光シーズンは夏です。台湾の夏は非常に暑いことで有名です。そのため、暑がりの人には向きませんが、行天宮では夏にのみ見られる特別な光景があります。
それはミストシャワーです。行天宮では大気汚染などの環境問題を考慮して線香など煙が出るものは基本的に使用されていません。しかし、夏には少しでも体感温度を低下させるためにミストシャワーが運転されます。
このミストシャワーが人によっては幻想的ととらえられるため、行天宮に訪れる際には把握しておきましょう。
行天宮は台湾(台北)旅行で必見の観光スポット
行天宮は台湾の中でも最も賑わいを見せている観光スポットの一つです。行天宮は三国志でも有名な「関羽」が祀られている由緒あるお寺です。商売繁盛のご利益があることでも有名なので、商業を営んでいる人には特におすすめの観光スポットでもあります。
しかし、もちろん商業を営んでいない人でもご利益はあるため、台湾に旅行に訪れた際には是非、行天宮に足を運んでみてください。。台湾での旅行がより楽しくなること間違いなしです。