八丈富士(東京･八丈島)で登山･トレッキング！絶景スポットも紹介

東京から1時間足らずで登山・トレッキングが楽しめる八丈富士は、伊豆諸島で最高峰・標高854ｍの別名西山と呼ばれる、とても人気のあるスポットです。八丈富士のその魅力をご紹介していきます。

それでは富士山のようにきれいな容姿の八丈富士のあすすめ絶景スポットのなかから4つをご紹介します。

八丈富士の7合目までは車で行くことが出来ます。鹿よけのゲートが入り口です。ここからは溶岩を利用して作られた階段1280段とその横にあるスロープを使って登山・トレッキングの開始です。

片道1時間~1時間30分で火口丘まで行くことが出来ます。途中、3か所に手すりがあります。二つ目の手すりが大体真ん中、三つ目の手すりまで来たら火口丘までもう少しです。

急な上り坂もありますので、軍手があると安心です。かなり体力的にも大変な階段ですが、時々立ち止まって振り返ってみてください。絶景が広がっていますので、疲れが吹き飛びますよ。

八丈富士にはWCや水飲み場や自動販売機はありませんので、登山開始前には近くのふれあい牧場で準備をしていただくことをおすすめします。

八丈富士の火口丘から徒歩で10分ほど火口の中に入っていくと、鳥居と小さな祠がある浅間神社に参拝することが出来ます。

ご神体はヤマグルマで町の天然記念物に指定されています。パワースポットとしてもしられていまして、横門海岸の石に願い事を書いて浅間神社に奉納すると願いが叶うといわれています。

浅間神社にお参りをされる方は、是非、顧問門海岸に立ち寄ってから登山を開始しましょう。そして、八丈富士の火口に降りるときはガイドさんがいないと入れませんのでご注意ください。

八丈富士の山頂には直径約500ｍの火口があり、お鉢巡りをすることが出来ます。八丈富士の頂上に着くと、お鉢巡りコースと浅間神社へ行くコースに分かれる分岐点があります。分岐点から先は道が整備されていませんので、登山道よりも足場が悪いですので、注意して進みましょう。

時間がないときは、分岐点を左に約15分進むと山頂ですので、ここまで行ってから下山することも可能です。時間に余裕があれば約50分でお鉢巡りコースをおすすめします。

ここで、しばしの絶景をお楽しみください。

八丈小島は八丈島から西に7.5ｋｍの会場に浮かぶ小さな島です。八丈島との間には激しい海流があり、なかなか島に近づくことができず孤立しやすい環境でした。1969年には全国初の集団離島事例となり、今は無人島です。

八丈小島の周辺はスキューバダイビングや磯釣りのポイントになっているため、上陸は可能ですが定期便等がない為、漁船などをチャーターする必要があります。八丈島から約40分ほどで行くことが出来ます。

ただし、緊急時にすぐに救助に向かうことができないため、宿泊は禁止されています。

そして、八丈小島への渡島ルールがありますので、上陸を考えるときにはルールを確認してください。

近年、準絶滅危惧種のクロアシアホウドリの繁殖地として知られるようになりました。

登山・トレッキングでお腹がすいたら、美味しいグルメを堪能しましょう。

海に囲まれている八丈島で人気のお店をご紹介していきます。

八丈島は海に囲まれているので海鮮が美味しいですが、海鮮に飽きたら洋食レストランの「ポケット」でランチはいかがでしょう。

ウッディな外観で目を引くおしゃれな建物で、店内はまるでアメリカに来たような雰囲気のお店です。メニューはハンバーグやステーキなどの洋食を楽しむことが出来ます。

八丈島に来たら是非食していただきたいのが、地魚の「島寿司」です。八丈島で捕れた魚を使った寿司で、八丈島でしか食べられない貴重なお寿司です。ただし、量が少なめですので、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。

「しょうゆ漬け」もおすすめです。こちらは予約が必要ですのでご注意ください。

他には、特上寿司等も扱っていますが、地魚が入っていないので、島寿司の量が物足りない時にいかがでしょうしょうか。

お食事処通はメニューが豊富で、値段の割に量が多くコスパがいいと人気のレストランです。

特にお魚料理にはこだわりがあり、島寿司から丼もの、焼き魚まで揃っています。もちろん、レストランで定番のオムライスやチャーハン、生姜焼き定食、から麺類まで老若男女問わず、満足していただけるお店です。

ここからは、八丈富士以外の観光スポットをご紹介いたします。

ふれあい牧場は八丈富士の中腹にある観光牧場です。牛が放牧されていて、牛と触れ合える牧場として多くの観光客が訪れます。

夏にはカフェがオープンしたり、ＧＷや夏休み期間にはアイスクリームの販売があるので美味しい牛乳を使った濃厚なアイスクリームやプリンをご賞味ください。

牧場の敷地内にある展望台からは、三原山・海・八丈島の市街地・八丈島空港が一望できる絶景スポットになっています。

そして、登山・トレッキングをする方にとって、ここで水の調達をしたりＷＣを済ませたりと重要な場所になっています。

末吉温泉みはらしの湯は、その名の通り太平洋を一望できる絶景スポットの日帰り温泉です。観光客のみならず、地元の人達にも親しまれている温泉です。

海抜94mの高台にあるので、海と山の絶景を眺めながら温泉につかることができる贅沢を味わってみてください。

みはらしの湯は奇数日と偶数日で浴室が男女入れ替わりがあるので、のれんを確認して入ってください。中は大露天風呂と内風呂があり休憩所もあるので、登山・トレッキングの後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、タオルは一枚300円で購入も出来ますので、急に行きたくなった時にも対応できるので安心です。

都立八丈植物公園は富士箱根伊豆国立公園の一部で２２ヘクタールの広い敷地に、約１００種類の熱帯・亜熱帯植物を有する南国ムード漂う公園です。

昭和３７年に開園し、８つのゾーンを楽しむことができ、あまりにも広いので自転車で周ると効率よく周れます。

構内には八丈ビジターセンターがありますので、八丈島が初めての方はビジターセンターで八丈島を知った後に公園を散策するのもおすすめです。八丈ビジターセンターでは係の方が時間があれば植物園を少し説明をしてくれますので、より深く八丈島を知ることが出来ます。

他には、小さな鹿のキョンがいたり、遊具広場もありますので小さなお子様でも退屈せずに楽しめますので、お子様連れのご家族にもおすすめです。

八丈富士の登山・トレッキングの時の注意点をいくつかご紹介いたします。

八丈富士の登山・トレッキングでの服装ですが、夏場は日陰が無いので帽子は必需品です。そして、火口丘に近づくと風が強いことが多いので、夏場以外は着脱しやすい防寒具があれば重宝します。

そして、靴は履きなれたスニーカーでもいいのですが、火口丘から先は整備がされていないので、お鉢巡りや浅間神社へ行く方は登山用の靴の方が安心です。

最後に、中腹から1280段の階段を上りますが、かなりキツイ道のりです。途中で休憩したりする際に岩場でけがをしない様に軍手があるとなお安心です。

登山時の注意点は、登山道の入り口を入るとWCがないのと水分補給の場所がないので、登山前には、必ず水分の確保とWCは済ませておくように！という事です。登山開始をすると下山まで2時間30分から3時間はかかりますので、ふれあい牧場に立ち寄ってから登山口を目指しましょう。

火口丘までは階段とスロープで整備されていますが、急なところもありますので、焦らずに足元をしっかりと確認して進むようにしましょう。手すりがあるところはなるべく利用してください。

火口丘につきましたら、足元が不安定になり、さらに強風の時には危険も伴いますので、無理をすることのないように慎重に判断して楽しんでください。

八丈富士のトレッキングはツアーに参加するとガイドが同行してくれるので安心です。

例えば、ベルトラでは八丈富士トレッキング半日コースを現地発ガイド付き、おひとり様6000円から企画しています。八丈島観光で行かれたの自由時間に組み込んでみてはいかがでしょうか。

出発の時点で八丈富士登山・トレッキングが目的であれば、トラベルロードで販売している、トレッキングパックのコースがおすすめです。東京竹芝桟橋からの大型客船を利用して民宿に宿泊のコースをお一人22400円からで参加することが出来ます。

 折角だから、八丈島の山を制覇したい！という方はベルトラに一日で八丈富士と三原山を登山・トレッキングする欲張りツアーがあります。現地集合のツアーですがお一人様1000円でご参加できますのでおすすめです。

ただし、午前中に八丈富士に登り、午後から三原山のトレッキングをしますので、体力的にかなり負担がかかると思いますので、体力に自信のある方は参加を考えてみてはいかがでしょうか。

船を利用するとツアー日数が3日間からになりますので、それぞれの都合に合わせて検討してみてください。

東京から1時間弱で登山・トレッキングができる八丈富士をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。日帰りができる距離なので、思い立ったらすぐに行けるという手軽さが魅力です。

それでも、折角八丈島まで来たのなら温泉もゆっくり堪能して欲しいですし、植物公園で散策を楽しんで欲しいので、時間に余裕があれば宿泊で訪れてみてください。そして、三原山のトレッキングにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

そして、都会では味わえない絶景と解放感の中でストレスを解消してきましょう！