広島観光の穴場スポット！隠れ名所のおすすめや大自然の絶景も紹介

原爆ドーム、宮古の厳島神社の2つの世界遺産をはじめ、平和記念公園、尾道のしまなみ海道など、広島には有名な観光スポットがたくさんあります。しかし、これらはいわば、広島観光の定番です。

広島には、このほかにもおすすめの穴場の観光スポットがいくつもあります。たくさんの観光客が詰めかける有名な観光スポットもいいですが、それだけでは、もったいないです。

広島の穴場の観光スポット、隠れ名所の数々をご紹介します。広島観光の折には、メジャーな観光スポットだけでなく、こうした隠れた名所もお見逃しなく。

世界遺産にも登録されている原爆ドームや厳島神社など、突出して有名な観光名所があるため、そこに観光客が集中しがちですが、近代的な都市部に加え、南は瀬戸内海に面し、北は中国山脈が連なる広島県には、まだまだ穴場の観光名所がたくさんあります。

穴場というだけあって、観光客もそれほど多くないので、ゆっくりと過ごすことができ、おすすめです。息をのむほどの絶景が見られるスポットもありますから、ご期待ください。

人気の観光スポットには、当然多くの人が詰めかけます。たまには、人混みから逃れて、静かに観光するのもいいのではないでしょうか。広島で、静かに過ごしたいときにおすすめの穴場の観光スポットをご紹介します。

「てつのくじら館」は、2007年4月から公開している「海上自衛隊呉史料館」の愛称です。実物の巨大潜水艦の陸上展示は日本初です。海上自衛隊の活動や、その歴史などがわかりやすく展示説明されています。

世界遺産「厳島神社」のすぐそばの小高い丘に建つ宮島最大の経堂「豊国神社」。857畳の広さがあることから千畳閣と呼ばれています。豊臣秀吉が建立を命じましたが、死去により未完のままです。

厳島神社の影に隠れてあまり目立ちませんが、その分のんびりと観光でき、柱に残された、江戸時代に参拝に訪れた歌舞伎役者一行の名前や川柳なども興味深いです。

現代芸術を中心に展示している「広島市現代美術館」通称「MOCA」では、「芸術は爆発だ!」の名言や「太陽の塔」の作者として知られる岡本太郎氏の代表作「明日の神話」の1号原画を観ることができます。

天才が残した素晴らしい作品を、間近に鑑賞できるおすすめのスポットです。

海にも山にも恵まれた広島は、自然が豊かで、絶景スポットがたくさんあります。広島で雄大な自然を感じたいときにおすすめの穴場の観光スポットはこちらです。

広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」の沿線にはたくさんの観光地がありますが、その中でもインスタ映えスポットとして細佳那人気を集めている穴場のスポットが、尾道市瀬戸田町にある「未来心の丘」です。

「未来心の丘」には、イタリア産の大理石を使用したモニュメントが置かれた庭園があり、白い彫刻が瀬戸内の青い海と空に映え、エーゲ海を写した写真のような光景を目にすることができます。

江戸時代から「潮待ちの港」「風待ちの港」として多くの船が立ち寄り賑わった「鞆の浦」は、坂本龍馬が幕末に身を隠し、新日本政府の構想を練った場所としても知られています。

江戸時代の面影を残す古い街並みは、映画やドラマのロケにも使われ、アニメ映画「崖の上のポニョ」の舞台のモデルにもなりました。

四季を通じて美しい花々が咲き誇る「国営備北丘陵公園」は、中国地方唯一の国営公園です。広々とした園内には、日本オートキャンプ協会から、最高ランクの5つ星を与えられた「備北オートビレッジ」もあります。

絶景を眺めるだけでなく、大自然を肌で感じたい人には、こちらの穴場スポットがおすすめ。都会の喧騒を離れ、広島の美しい自然に抱かれてみてはいかがでしょうか。

「帝釈峡」は、神竜湖を中心に、奇岩絶壁が約18kmにも渡って続く壮大な渓谷で、大正12年（1923年）には、国の名勝に指定されています。日本五大名峡の一つでもあり、中国地方有数の景勝地として知られています。

景色を楽しむのもいいですが、「帝釈峡」ではカヌー体験もおすすめ。湖面から見上げる渓谷は圧巻の美しさです。カヌー体験は2日前までに予約が必要なので気をつけてください。

野生のうさぎが生息する島として知られる大久野島。瀬戸内海に浮かぶ大久野島は、一般車両が走っておらず、のんびりと自然を満喫することができます。

「休暇村大久野島」は、オーシャンビューのキャンプ場があり、釣りやテニスも楽しめる宿泊型レジャー施設ですが、本館にある「せと温泉」では、日帰り入浴もでき、泊まらずに観光することももちろん可能です。

川底まで見通せるほどの澄んだ清流と濃淡織り交ぜた緑の樹々が織りなす峡谷美が圧巻の三段峡は、国の特別名勝に指定されている全長約16kmにおよぶ大峡谷です。言葉では言い表せないほどの荘厳な美しさは、まさに自然が作り出した芸術品です。

名所、旧跡などは、子どもには退屈なことも多いです。せっかくの家族旅行なら、子どもが楽しめる場所にも行きたいものです。「人気のスポットは人が多くて」と悩んでいる小さな子ども連れにもおすすめ。

広島には、子ども連れでも楽しめる、穴場の観光スポットもあります。そんなに混んでいないので小さな子ども連れでも安心です。

野球ファン、とくにカープファンなら絶対に見逃せないのが、「カープベースボールギャラリー」。ここでしか買えない、限定のカープ応援グッズもあるので、お土産にも最適です。

厳島神社の近くにある「宮島水族館」、通称「みやじマリン」は、家族やカップルがのんびりと過ごすことができるこぢんまりとした市営の水族館です。瀬戸内海の海洋生物を中心に、イルカやアシカのショーも楽しむことができます。

広島県内唯一の遊園地「みろくの里」は、アトラクションとともに、昭和30年代の街並みを忠実に再現した「いつか来た道」が人気のレジャーランド。映画の撮影場所としても知られています。

映画「ジュラシックワールド」の世界を再現したかのような「ダイナソーパーク」は、子どもに大人気。幼児からお年寄りまで、みんなが楽しめるおすすめのスポットです。

最後にご紹介するのは、グルメも楽しめる穴場の観光スポット。広島ならではの美味しいグルメを堪能できます。

「三次ワイナリー」は、ワインの製造工程が見学できる、ワイン好きにはたまらないワイナリー。発酵、熟成、瓶詰めまで見ることができます。無料で試飲できるワインが常時7種類用意されているのも嬉しいところ。

物産館や広島牛が味わえるバーベキューガーデンなどもあり、お酒が飲めない人でも楽しめます。毎年春と秋に開催されるワイン祭りをはじめ、四季折々にさまざまなイベントが開かれています。

食品メーカー「OTAfUKU」の「オタフクソース　WoodEgg　お好み焼き館」では、お好み焼きの歴史や文化がわかる「おこのミュージアム」の見学や、ショールームで買い物ができます。ミュージアムは見学自由です。

工場見学とお好み焼き体験は予約が必要ですが、お好み焼きの本場、広島に来たならぜひ体験してほしい、おすすめの穴場です。

いかがでしたか？有名な観光名所が目白押しの広島ですが、穴場のままにしておくのはもったいないほどの隠れ名所もたくさんあることに、驚いたのではないでしょうか。次に広島を訪れる際には、広島の隠れ名所に行ってみてください。きっと広島の新しい魅力が発見できます。