北海道札幌の心霊スポットランキング！ミステリースポットなど怖い場所も紹介

北海道札幌市といえば北の大都会。大都会には人が集まり、人が集まると様々な事件や事故が起きます。そしてそんな事件や事故の被害に遭い、無念の死を迎えてしまった人も多いということになります。

そんな無念が渦巻く街、札幌の心霊スポットの中でもとっておきの最恐スポット5選をまずご紹介しましょう。

くれぐれも遊び半分で行かないようにお願いいたします。

上の画像はイメージになります。というのも現在旧小別沢トンネルは進入できないスポットになっており、ネット上にも近影はあまり存在しません。

この旧小別沢トンネルは、昭和初期に北海道札幌市中央区宮の森と西区小別沢を結ぶため、地域住民が出資し、人力で作られたという珍しいトンネル。このトンネル掘削作業の際、人名が失われる事故があったともいわれています。

2003年に新小別沢トンネルが開通し、この旧小別沢トンネルは通行不可に。通行不可になるまでは、トンネル内で上から何かが車に落ちてきたり、数十メートルのトンネルを通過するのに数分かかるなど怖い怪奇現象が多発したそうです。

北海道札幌市南区真駒内にある藻南公園。その公園内にあるのが「おいらん淵」と呼ばれる崖です。豊平川の一角にあるこの崖はかつて自殺の名所と呼ばれていました。

そのきっかけとなったのが明治時代。北海道随一の遊郭・薄野遊郭（現ススキノ）の花魁が、自らの人生を悲観視この崖から入水自殺した事件。この一帯は流れが激しく、その後も自殺者が相次いだそうです。

この周辺では水の事故も多く、川遊びをしていた子どもが水難事故に遭うことも多かったため、子どもたちの霊を供養する地蔵も建立されています。

ここで記念写真を撮ると、今でも心霊写真が撮れる確率が非常に高いと言われています。

札幌市と北広島市の市境にある里塚霊園。札幌市内では広い霊園としても有名ですが、ここも心霊スポットと呼ばれています。

里塚霊園とはいえ、心霊が出ると言われているのは霊園内ではなく近隣のとある電話ボックス。この電話ボックスでは女性の霊の目撃情報が多発しており、さらに女性が利用すると呪われるともいわれています。

さらに近年では、2018年には「台風21号」と「北海道胆振東部地震」に立て続けに襲われ、霊園内の墓所や木々が倒れる大きな被害が。この被害の影響か、霊園内でも怪奇現象の報告があるようです。

北海道札幌市豊平区西岡にある西岡公園内にある貯水池。元々は陸軍の施設が建っており、この貯水池は周辺住民の水源として使われていました。この貯水池が札幌市内でも有数の心霊スポットになったのはどういった背景があるのでしょうか？

西岡公園自体は周辺住民に愛される景観の良い公園なのですが、これは昼間に限ったお話。夜になるとこの公園の評価は急変。一気に心霊スポットに豹変します。

かつてこの貯水池では、多数の人が入水自殺したと言われており、さらにこの貯水池は「死体が浮かんでこない」との噂もあります。そのためこの貯水池の写真を撮ると水面に無数の手が写り込むことがあるとか。

さらにこの公園自体でも事件や自殺が相次いでおり、貯水池に限らず公園全体が心霊スポットに。地元のテレビ番組が心霊スポット紹介で夜の公園でロケをすると、小声で呟きながら歩いてくる女性の霊が写り込んだことも。北海道の人なら知らない人はいないと言ってもいいほどの心霊スポットとなっています。

今でも夜は真っ暗になり、歩く人も少ないので、何もなくても怖い場所と言えるでしょう。

札幌最恐、北海道でもトップクラスの心霊スポットがこちら「平和の滝」。札幌市西区平和の琴似発寒川にある滝です。非常に穏やかな名前がつけられた滝ですが、ここは自殺の名所として知られています。

この平和の滝がなぜ自殺の名所になったのか？　そしてなぜ心霊スポットになったのか？　様々な説があるようですが、その中でも信頼性の高い説は、ここが元々過酷な滝行に利用されていたからというもの。

滝行に使用されていた当時、修行する僧侶がこの滝に結界を張ったことが、逆に霊を引き寄せることとなり、その後も自殺が相次いだ上、亡くなった方の魂が外に出られなくなっていると言われています。

この平和の滝は札幌の若者たちに限らず、多くの北海道民の肝試しスポットにもなっていますが、実際現地で男性のうめき声を聞いたり、滝の中に動かない人影を見たりといった霊現象に遭った人が多数いるようです。

実はこの平和の滝、先に紹介した旧小別沢トンネルとは車で10分程度の距離。この一帯が全体的に呪われている怖い地域なのかもしれません。

札幌市民や北海道民なら誰でも知っている有名心霊スポットを5か所紹介しましたが、札幌の怖い場所はまだまだあります。ここからはテーマ別で紹介していきましょう。まずは廃墟・トンネル編です。

上の画像はイメージです。というのもこの豊羽小中学校の建物は、すでに解体され、もうその姿を残していないから。しかし、この学校があった土地には、今でも不思議な現象が起こると言われています。

北海道にはこのほかにも多くの廃校となった校舎が残されていますが、なぜこの校舎付近だけ心霊現象が多く報告されているのか？

実はこの豊羽小中学校跡地の近くには、豊羽鉱山の跡地があり、この鉱山でなくなった人の霊が出るとの噂があります。周辺の道路夜間走っていると、突然見知らぬ車が背後に。どれだけスピードを上げても落としても、真後ろにぴったりついて離れないとか。

札幌市ではないものの、近隣の心霊スポットとして知られているのが旧豊浜トンネルでしょう。旧豊浜トンネルとなっていますが、正確には現在の豊浜トンネルは3代目。つまり旧豊浜トンネルは2つ存在するということになります。

ここで紹介する旧豊浜トンネルは2代目。1996年に「豊浜トンネル崩落事故」が起きたあのトンネルです。この崩落事故は北海道のみならず、日本中から注目をされた大惨事。まずはこの崩落事故について詳解しておきましょう。

1996年2月10日。豊浜トンネルの古平町側の入り口付近で岩盤が突然崩落。バス1台と乗用車2台が巻き込まれました。事故後救助活動を行おうとしますが、崩落した岩盤が巨大だったため救助活動は思うように進みません。

このままでは救助ができないということで、11日には崩落した岩盤の発破解体が決行されます。まだ岩盤の下に生きている人がいるかもしれないのにです。その後14日までに計4回の爆破が行われ、ようやくバスや乗用車が見えた時には、生存者はひとりもいませんでした。

犠牲者20名という大事故の後、トンネルは途中からルートを変更し再開通しますが、2代目の豊浜トンネルは解体されておらず、今でも見ることができるようです。

何も悪いことはしていないのに、突然事故に巻き込まれ、きっと助かると信じて必死に耐えていたら頭上を爆破される。犠牲になった人たちの気持ちを想うとどれだけ悔しかったでしょう。

そんな無念の思いを持った人が、トンネルを通る車の前に出てくるのも無理はないのかもしれません。

心霊スポットと言えば駅や踏切など、鉄道関係も外せないところ。当然北海道にもいわくつきの駅は存在します。

写真は古いJR函館本線。この函館本線の駅で札幌市の東側、江別市にあるのが「JR高砂駅」です。この駅は地元でも有名な自殺の名所。あまりにも自殺が多いため、駅には供養のための地蔵が建立されています。

2001年には駅の改修のためにこの地蔵を移動させたところ、ミス江別に選ばれた女性が自殺をするという衝撃的な事件が起きます。これもこの駅を北海道屈指の心霊スポットとした大きな出来事でした。

冬場の寒さが厳しい北海道札幌市。そんな札幌市民の脚となっているのが市営地下鉄です。札幌市内には3本の市営地下鉄が通っています。そのどこが心霊スポットかと思う方も多いかと思いますが、実はこの3路線全体が心霊スポットとなっています。

札幌の市営地下鉄は自殺者が多く、さらに過去には殺人事件が起きたということもあり、その自殺者や被害者の霊が出ると言われています。

実際に駅で働いている警備員に、「さっきあそこのホームから人が飛び降りました」と伝えると、「またですか…」と答えるとか。今でも各駅では様々な霊の目撃情報が相次いでいます。

札幌市内には多くの商業施設があります。その商業施設にも心霊スポットと呼ばれる怖い場所があります。そんなスポットを紹介しましょう。

すすきのの中心部にある大型商業施設「ラフィラ」。このラフィラには不思議なエレベーターがあります。外観写真を見ていただくと分かるのですが、外の風景が見えるガラス張りのエレベーターが4基あります。

しかし店内にはエレベーターが3基しかありません。実はエレベーターの乗り口には銀行のATMがあるのですが、このATMが1基のエレベーターの乗り口を完全にふさいでいるのです。

実はこのラフィラのある建物、過去に火災が起きており、それ以降エレベーターが3基になったのですが、不思議なことに使われていないエレベーターは6階と7階の間に停まったままになっているのです。

これは外から見てもハッキリ分かります。使わないにしてもなぜ撤去しないのか？　札幌に住む方なら誰でも不思議に感じているはずです。ちなみにこのエレベーター。一人で乗ると高確率で女性の霊を見るそうで、かつては失神して運ばれる人が多発したそうです。

このラフィラは閉店が決まっていますが、閉店した時あのエレベーターがどうなるのか？　その処分の方法や行方に関しては多くの北海道民が注目しています。

新札幌駅直結の商業施設「サンピアザ」。水族館などもあり、多くの家族連れで賑わう施設ですが、この施設も一部では怖い場所と噂になっています。このサンピアザの建っている土地はかつて墓地であったとか、かつてサンピアザ内の遊園地で事故に遭って死亡した男の子がいるなどの噂があります。

近年でも閉店後に地下から子どもの駆け回る足音が聞こえたり、水族館でもそこにいたはずの女性が急に消えたなど、幽霊の目撃情報が後を絶たないスポットです。

まだまだある札幌市近郊の本当に怖い心霊スポット。最後にカテゴリー分けから漏れた心霊スポットをいくつか紹介しましょう。

札幌市北部、小樽市との市境にあるのが星置の滝。星置川にある美しい滝で、周辺は住宅街ということもあり、昼間に行くと美しい景勝地なのですが、夜になると雰囲気は一変します。

まずこの滝自体が自殺の名所であった過去を持っていること。かつて多くの人がこの滝つぼに身を投げたそうです。さらにこの滝の近くには、除霊を専門に行うお寺があり、加えて教会の廃墟まで揃っているというロケーション。

まさに肝試しに最適なスポット。これだけ条件がそろっているスポットは北海道はおろか全国的にも珍しいところ。肝試しに来る人が多いだけに、霊が集まってきたのかもしれません。

夜に行くと静寂の中にただただ水の流れ落ちる音だけが聞こえ、しかも謎の声が聞こえるなど、本気で怖い心霊スポットとして肝試しでも行く人が少ないという本格的なスポットになります。

函館から長万部、余市を通って、小樽から札幌までを繋ぐ国道5号線。北海道においては非常に重要な基幹道路になっています。この5号線の張碓付近には事故が多発する場所があります。かつては3年の間に同じ場所で19人の方が亡くなっています。

この付近では日中であろうと深夜であろうと構わず幽霊の目撃情報が。しかも男の子であったり、若い女性であったりと、多くの幽霊が目撃されています。ひょっとしたら多発している事故の原因も、こうした霊たちの仕業かもしれません。

札幌の住宅街にある緑の多い公園・日の丸公園。この公園は以前から首吊り自殺が多い公園と言われています。かつてはこの公園にかかる歩道橋から、夫婦2人が首つりの無理心中をしたという噂も。

また、こちらも確定情報ではありませんが、地元の噂ではこの公園の公衆便所では殺人事件があったという話もあります。

北海道札幌市南区にある絶景の夜景スポット藻岩山。この藻岩山の山頂へ向かうロープウェイ乗り場の近く、東本願寺会館の裏にあるのがこの百階段。この百階段を段数を数えながら登ると、上るたびに段数が変わったり、上っていると突然男の子が現れ「今何段目？」と聞いてきたりするとか。

特に恐ろしいことはない不思議な場所というイメージですが、男の子の質問に「〇段目」と答えると、その人の身には不幸なことが起こるとか。地元の人は意識して段数を数えないようにして登るそうです。

北海道札幌市、及びその周辺の心霊スポットを駆け足で紹介してきました。札幌周辺の心霊スポットの特徴としては、「自殺の名所」が多いこと。これは棹路にさほど高い建物がなかったこと、そして自殺者が多いことが理由でしょう。

北海道は日本国内でも発展が最も遅かった場所。その中心である札幌市は、他の地域の人からすれば想像できないほどのスピードで成長した街でもあります。そんな急成長の裏には、きっと厳しい仕事や住環境もあったはず。

急な環境の変化に馴染めず、自殺をした方も多いでしょう。そしてそんな自殺者は吸い込まれるように同じ場所を選んだのかもしれません。

個人的に一番気持ちが悪いのは「ラフィラのエレベーター」。なぜ何年もあの位置に停止したまま放置されているのか？　考えてだけでも怖いというより気味が悪い印象です。ちなみにラフィラは2020年5月で閉店。再開発のため建物も壊されるそうです。

その時何事も起きなければいいなと願わずにはいられません。