伊賀忍者村(三重)の見どころ!忍者ショーやアクセス・料金も紹介
子供から大人まで楽しめると人気の三重の伊賀忍者村の特集です。この伊賀忍者村では、忍者の体験ができる他に、忍者の歴史・文化について学べたり、忍者屋敷のツアーに参加することができます。また、大人気の忍者ショーやオススメのお土産なども合わせてご紹介します。
目次
伊賀忍者村はどんな場所?
この伊賀忍者村は三重県伊賀市にあります。伊賀忍者村で親しまれていますが、具体的に言うと伊賀忍者博物館のことを指します。また伊賀上野城、城下町など忍者にゆかりのあるスポットが集中しています。
「忍者村は子供が行きそうな感じの場所」と認識されがちですが、大人でも楽しむことができるコンテンツで溢れています。
三重県伊賀市の上野公園内にある博物館
先ほどご紹介した伊賀忍者博物館をご紹介します。この博物館は、「忍者屋敷」、「忍術体験館」、「忍者伝承館」の3つに分かれています。
「忍者屋敷」では、本物の家屋で実際に室内に仕掛けられたカラクリを見ることができ、「忍術体験館」では伊賀忍者が実際に城へ潜入する様子を知ることができます。さらには、「忍者伝承館」では現代でも使える忍術も学ぶことまでできます。
忍者体験や忍者ショーが楽しめる
三重県伊賀の忍者村といえば、「忍者体験」と「忍者ショー」です。
「どちらも子供が楽しむためのものでしょう?」と思う方も多いかと思いますが、どちらも大人にも非常に人気のある内容となっており、子供連れの大人だけでなく、友達同士で訪れる方も多いです。
ここ三重の伊賀に行くと、服装がレンタルできるので忍者になりきれます。「忍者の衣装で実際に忍者体験をする」というのは普段ではできないことなので、一生の思い出になること間違いなしです。
「忍者ショー」もただのショーだと決めつけて見ないのはもったいないです。このショーの魅力は後々詳しくご紹介していきます。
伊賀忍者村の見どころ4選!
ここから、三重県伊賀忍者村の見どころを4つに絞ってご紹介していきます。忍者村に行くなら、この4つの必須スポットに行きましょう。
この4箇所を制覇すれば、1日忍者村を楽しめること間違いなしです!
①伊賀流忍者屋敷
火薬の製造技術が敵方のスパイに盗まれないために、この屋敷には「仕掛け」が多く仕組まれています。「どんでん返し」や「刀隠し」「抜け道」「隠し戸」など様々です。その仕掛けの場所の隅々まで、くノ一(女忍者)さんが実演しながら案内してくれます。
見た目がごく普通の屋敷なだけに、このような精密な仕掛けに驚くに違いありません。このような仕掛けを作った忍者に感心することでしょう。
②忍術体験館
この忍術体験館にはミニシアターが設置されており、訪れた人は「忍者がどのようにして誰にも気づかれることなく上野城に潜入し、そして脱出したのか」を映像で見ることができます。
それだけではなく、その作戦についても学ぶことができ、その際に使用された道具を実際に手にとって使用することも可能です。忍者といえば「手裏剣」ですが、それら代表的な忍具や資料を400点以上展示しています。
③NINJA坊(ショップ)
伊賀流忍者博物館にあるNINJA坊は、お土産コーナーとなっています。忍者村でしか手に入らないオリジナルグッズや書籍を販売しており、忍者服・忍具と本格的なものから、Tシャツ・スニーカーといったカジュアルなものまで多岐にわたるお土産が揃っています。
このようにオリジナリティーのあるものが揃っているので、お土産用だけではなく、自分用として記念に買うというのもいいでしょう。
④忍者伝承館
忍者伝承館では、暗号・九字法、人相学などを学ぶことができます。
これだけ聞くと、「なんだか難しそう」と感じる方もいると思いますが、実際の当時の衣類等が展示されており、視覚的にも学べるので知識・年齢問わず楽しめます。また、忍者の日常生活や知恵についての事例も学ぶことが可能です。
これらは現在の世の中でも役に立つものばかりなので、ぜひ1度足を運んでみてください。
伊賀忍者村に行ったら忍者ショーは見逃せない!
ここ三重の伊賀忍者村に訪れたら必ず見るべきなもの、それが「忍者ショー」です。前でもお伝えした通り、「子供っぽいからみなくてもいいかな」とこのショーを侮ってはいけません。
このショーは伊賀忍者特殊軍団の忍者たちが行なっているもので、子供連れの親御さんも思わず見入ってしまうほど、迫力のあるショーです。本物の忍具を使っているため、その忍者のリアルな姿・技に魅せられます。
この話を聞いてショーを観にいきたいとお思いになられた方に、1つ注意しておいて頂きたいのが、ショーの開催日と開催回数です。
日によって開催されていない日もありますし、開催される回数も異なります。特に平日に休演日になることがあるので注意が必要です。ショーを確実に観るためには、公式ホームページでの確認が必須です。
忍者修行に興味がわいた人は...
本格的に忍者修行がしたいという方向けのレッスンもあるのはご存知ですか?伊賀流忍者博物館の名誉館長であり、甲賀流伴党二十一代目宗家でもある、「現代に生きる最後の忍者」の川上仁一氏の道場で指導を受けることができます。
甲賀流伴党の道場が福井県にあり、月10,000円(月4回)となっています。学割も適用され、遠方の方には1日で4レッスン受けることも可能です。三重県に道場があるわけではないので注意しましょう。
他には、全国に会員200人をもつ「忍者サークル」が存在します。1984年に発足しました。
今や消滅しつつある忍術について、多くの情報を2ヶ月に一回のペースで会報を発行しています。内容は、忍術史料はじめ、伊賀地方の忍術関連ニュース、全国の会員の方々から寄せられる情報や研究レポート、イラスト、漫画などです。
また、年間5〜7回、忍術ゆかりの史跡探訪、会員間の親睦・他流派との交流を深める「忍びの集い」も各地で開催しています。
伊賀流手裏剣打選手権大会も開催
「伊賀流手裏剣打選手権大会」が毎年開催されます。
公式サイトによると、「忍者をイメージする手裏剣打ちをスポーツ化し、誰もが楽しめる競技として普及させることによって、忍者の発祥地である伊賀上野への関心を高め、忍者ファンのすそ野を拡大して伊賀上野への誘客促進を図ること」が目的です。
ルールや採点基準がしっかり決められており、予選を勝ち抜く必要もあります。参加費は1,000円、中学生以上が対象となっています。
賞品も、1位は純金手裏剣1本、2位は純銀手裏剣1本、3位は銅手裏剣1本とかなり厳格な大会となっています。興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!
伊賀忍者村でおすすめのお土産3選!
ここからは「伊賀の忍者村と言ったらこれ!」というお土産を3つご紹介していきます!お土産としてもいいですが、自分用として買うのもおすすめです。
①伊賀名物かた焼き
伊賀のかた焼きせんべいは有名なので、ご存知の方も多いでしょう。その昔、このかた焼きせんべいは忍者の携帯食であったため忍菓とも呼ばれていました。日持ちするため、当時は保存食とされていたようです。
このかた焼きせんべい、その名の通りあまりにも硬いというので袋の中にはせんべいを割るための木槌が入っています。
また、このかた焼きせんべいには添加物が入っておらず、程よい甘さで素朴な味がします。お土産に大人気の商品です。
②忍者グッズ
先ほどご紹介した「NINJA坊」では、伊賀の忍者村限定のオリジナル商品をゲットすることができます。ユニークなTシャツやスニーカーが目を引きます。
その中でも人気なのは「ゴム製の手裏剣」です。忍者といえば手裏剣を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?なかなか手裏剣を購入するという機会はないので、特別な思い出としてその手裏剣を購入する人が多いです。
③忍者最中
見た目からしてとても可愛いと評判なのが、この忍者最中です。くノ一の形をした皮の中には、あんがたっぷりと詰まっています。
ほんのりと優しい味わいのあんとなっているので、見た目ももちろんのこと、この優しい味わいがどの年代の方にもうけが良いです。また、手作りということもあって購入する人が後を絶たない人気の和菓子です。
④養肝漬(ようかんづけ)
養肝漬(ようかんづけ)とは、忍者の携帯食だったと言われている漬物です。白瓜の中心を抜き、しそ、生姜、大根などを細かく刻んだ具を詰め込に醤油で漬けています。
味が濃いのが特徴で、そのままご飯の上にのせるもよし、お茶漬けの具としても、うどんやそばの味付けとしても使うことができます。日持ちもするのでお土産として最適です。
伊賀忍者村の割引やクーポンはあるの?
伊賀忍者村に割引になるクーポンがあるのはご存知ですか?旅行で訪れた人であれば特に、少しでもお得に忍者村を満喫できた方が嬉しいはずです。
そこで、これから「お得に忍者村を楽しめる割引」を2つご紹介していきます。
伊賀ポータルサイトのページ印刷で100円割引!
伊賀上野ケーブルテレビ株式会社が運営する「伊賀ポータル」というサイトがあります。なんと、そのサイト内に伊賀流忍者博物館100円割引クーポンのページが存在します。そのページを印刷して持っていくと100円割引になります。
ただし、このクーポンは1枚につき2名までが対象で、他券との併用が不可となっているので注意が必要です。
まとめて観光!割引共通券
「伊賀まで旅行しに来たなら、その周辺も見て回りたい!」という方におすすめなのがこの割引共通券です。「伊賀流忍者博物館」・「だんじり会館」・「伊賀上野城」の3施設が対象となります。
「だんじり会館」は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている上野天神祭で使用するだんじりのうち3基が展示されています。上野天神祭で有名な鬼行列が練り歩く姿も再現され、祭り気分を楽しむことができます。
「伊賀上野城」は藤堂高虎が本丸の西に築いた石垣が有名で、高さ約30メートルもあります。この高石垣は大阪城と並んで日本一の高さを誇り、黒澤明監督の「影武者」など、映画やテレビドラマのロケ地としてよく登場します。
このように、伊賀流忍者博物館以外にも魅力的なスポットがあるので、ぜひ足を運んでみてください。割引されて、色々スポットを回ることができるので一石二鳥です。
伊賀忍者村の入館料金など基本情報について
伊賀流忍者村への入館料金は、主に個人か団体かで購入するかで料金が異なります。また、先ほどご紹介した三施設割引共通券もあるので、それらも上手に使って忍者村を楽しみましょう!
注意したいのが、「忍者アトラクションショー」の観覧料金です。これは入館料とは別途で大人・小人一律500円となっています。
以下、伊賀忍者村の基本情報と入館料金をまとめた表です。
住所 | 三重県伊賀市上野丸之内117 |
電話番号 | 0595(23)0311 |
営業時間・休館日 | 9:00〜17:00 休館日:12/29〜1/1 |
料金 | 大人(高校生以上):800円 [700円] 手裏剣打ち体験:1人6枚 300円 障がい者入館料金 大人(高校生以上):500円 |
駐車場の有無 | 複数あり |
アクセス | 伊賀鉄道 上野市駅より徒歩約10分 |
公式ホームページ |
伊賀忍者村へのアクセス方法!
ここからは伊賀忍者村へのアクセス方法についてご紹介します。やはり、忍者村なだけあって、交通手段もユニークで面白いです。
上野市駅(忍者市駅)から徒歩10分
伊賀忍者村へのアクセス方法は様々ありますが、鉄道の場合は伊賀上野駅や伊賀神戸駅を経由し、上野市駅で下車します。そして上野公園の方向へ進むと徒歩10分ほどで伊賀忍者村に到着します。
名物忍者列車に乗ろう
「交通手段がユニーク」と表現した理由は、この「忍者列車」にあります。上の写真をみていただくとわかるように、列車には忍者の顔が描かれています。
色は3種類あり、緑・ピンク・青となっています。内装にもこだわっていて、 手裏剣柄のカーテンや車内灯 、石畳の内装に加え、忍者のマネキンも展示しています。
列車好きはもちろん、そうでない人も忍者の世界に浸ることができる楽しい移動時間を過ごすことができます。
伊賀忍者村で忍者になりきって遊ぼう!
ご紹介してきたように、ここ三重の伊賀忍者村には子供だけでなく大人も楽しめるコンテンツがたくさんあります。
「普通とは一味違った旅行をしたい!」「思い出を作りたい!」という方は、家族や友達、恋人と三重県を訪れた際には、この忍者村に訪れることをお勧めします。
みんなで忍者になりきって、ユニークで楽しい1日を忍者村で過ごしましょう!