硫黄島の観光情報!鹿児島の秘境の見どころや温泉・行き方など紹介
硫黄島は鹿児島の鹿児島市から南西100キロのところにある島です。この記事では、硫黄島の観光情報や秘境の見どころ、温泉やアクセス方法について紹介しました。硫黄島周辺のおすすめグルメについても紹介したので、ぜひチェックしてください。
目次
鹿児島の硫黄島は観光におすすめの秘境スポット!
鹿児島の硫黄島(いおうじま)は、観光におすすめの秘境スポットです。この記事では、鹿児島の硫黄島の見どころや観光スポット・温泉について紹介していきます。
鹿児島にある硫黄島とは?
鹿児島にある硫黄島とはどんな場所なのか、詳しく紹介していきます。
鹿児島県三島村にある小さな島
硫黄島(いおうじま)は、鹿児島県三島村にある小さな島です。硫黄島と聞くと、2006年のアメリカ合衆国の戦争映画である「硫黄島からの手紙」を思い出す方が多いですが、こちらの映画の硫黄島は東京の硫黄島(いおうとう)です。
同じ漢字なのに読み方が異なるだけで紛らわしいので、東京の硫黄島(いおうとう)と区別するために薩摩硫黄島と表記されることもあります。
秘湯が湧き出る火山と温泉の島
鹿児島硫黄島は、秘湯が湧き出る火山と温泉の島です。硫黄島の硫黄岳は度々噴煙を上げていて、近くには温泉・秘湯が湧き出ています。
鹿児島硫黄島の中には、簡単に行けない場所やあまり知られていない温泉も多いです。
鹿児島硫黄島へ行く際の注意点
鹿児島硫黄島へ観光に行く際の注意点ですが、鹿児島硫黄島には飲食店がありません。そのため、小腹が減った時に何も食べるものを持っていないと、ずっとお腹が空いた状態で我慢していなければいけないということもあります。
そうならないために、鹿児島市内で飲食物を買っておくことをおすすめします。また、鹿児島硫黄島ある宿は5軒だけです。
他の観光スポットであれば宿を予約せずに、当日直接宿を取ることもできるかもしれませんが、鹿児島硫黄島の場合は宿が少ない分いっぱいになってしまっていることもあるので注意してください。
また、鹿児島硫黄島へフェリーでアクセスする場合には、波や天候の状況でフェリーが欠航となってしまうこともあります。
そうなると鹿児島硫黄島へ行けない・島から出られないという可能性もあるので、旅の前後のスケジュールには注意してください。
【鹿児島】硫黄島の観光におすすめの温泉
ここからは、鹿児島硫黄島の観光におすすめの温泉を紹介していきます。
東温泉
硫黄島に観光に来たのであれば、ぜひ東温泉に入りましょう。
硫黄島の東温泉は硫黄岳をバックに、白波うち寄せる岩場にわき出した温泉・露天風呂です。東温泉は、秘湯ファンから高い人気を集めている温泉です。
泉質は硫黄ミョウバン泉となっていて、皮膚病の方に効果があるとされています。港から徒歩で40分~1時間のところにあり、無料で24時間いつでも入ることができます。
住所 | 〒890-0901 鹿児島県鹿児島郡三島村大字硫黄島 |
電話番号 | 09913-2-2370 |
営業時間・休業日 | 24時間営業 |
アクセス | 硫黄島港から徒歩で40分~1時間 |
料金 | 無料 |
公式URL |
坂本温泉
坂本温泉は、硫黄島の北の海岸沿いにある温泉・露天風呂です。海底から湧出す温泉に入ることができますが、干潮時にはかなり熱めの湯が湧きだしているので注意してください。
坂本温泉は、満潮になるにつれて湧き出している温泉と海水が混ざってちょうどいいお湯加減の時になるので、そうした時に入る天然温泉です。
そのため、毎日潮の満ち引きによって坂本温泉に入れる時間は変わっていくので、坂本温泉に入りたい場合は潮の満ち引きの時間をチェックするようにしてください。
住所 | 〒890-0901 鹿児島県鹿児島郡三島村大字硫黄島 |
電話番号 | 09913-2-2370 |
営業時間・休業日 | 24時間営業 |
アクセス | 硫黄島港から車で20分 |
料金 | 無料 |
公式URL |
【鹿児島】硫黄島観光の見どころ
ここからは、鹿児島硫黄島観光の見どころを紹介していきます。
グラデーションが美しい「七色の海」
硫黄島は「七色の海」と言われています。これは、硫黄島の海中に湧いた温泉・噴煙を上げるあげる硫黄岳から出る鉄分を含んだ温水が海の色を染めて、海が黄色〜青色のグラデーションになるためです。
海の色が変化していく様子はとても美しく、硫黄島に住んでいる方たちは畏敬の念を抱きながら色が変化していく様子を見ています。
鹿児島硫黄島へ観光に行ったのであれば、このグラデーションが美しい「七色の海」を堪能してください。
野生の「孔雀」
鹿児島硫黄島には、野生の孔雀がいます。元々は、1960年代に鹿児島硫黄島にリゾートホテルが建てられて、そのホテルに観賞用としてインド孔雀が持ち込まれたことがきっかけでした。
リゾートホテルはその後なくなってしまったのですが、島にはインド孔雀がそのまま10匹ほど残されたのです。このインド孔雀が野生化して、天敵もいない硫黄島の環境の中でどんどん増え続けて今に至ります。
現在の鹿児島硫黄島にいる孔雀は200匹以上とされています。ちなみに、鹿児島硫黄島に住んでいる人の数は130人ほどです。鹿児島硫黄島では、島民よりも孔雀の方が多いのです。そのため、観光中に孔雀を絶対見かけるはずです。
周囲の島々を望む「恋人岬公園」
鹿児島硫黄島の南端にある「恋人岬公園」からは、周囲の島々を望むことができます。恋人岬公園から左手に、噴煙を上げる硫黄岳を見ることができ、天気が良い日であれば正面に屋久島・口永良部島・種子島の島影を見ることができます。
鹿児島硫黄島の「恋人岬公園」は、訪れるカップルは必ず結ばれるという伝説があります。カップルの方は、ぜひ観光中に訪れてみてください。
【鹿児島】硫黄島の行き方
ここからは、鹿児島硫黄島への行き方を紹介していきます。
まずは鹿児島へ
鹿児島硫黄島へ観光に行くのであれば、まずは鹿児島へ行く必要があります。東京から鹿児島へ飛行機で行く場合は、所要時間は1時間45分〜2時間10分となっています。
料金は片道5000円以下で行ける航空会社もあれば、1万円を超えるところもあります。時期によっても料金はかなり変動するので、事前によく航空会社を比較して料金をチェックしてみてください。
鹿児島港からフェリーでのアクセス方法
鹿児島空港についたのであれば、そこから鹿児島港へ行ってフェリーで硫黄島へアクセスするという方法があります。
鹿児島港から硫黄島まで、フェリーで竹島を経由して4時間ほどかかります。学生割引などもあるので、学生の方は学生割引証を持って行くことをおすすめします。
鹿児島空港から飛行機でのアクセス方法
鹿児島空港から飛行機で硫黄島にアクセスする方法について説明していきます。鹿児島空港から薩摩硫黄島まで、NJA新日本航空株式会社の航空機に乗ると所要時間50分で行くことができます。
ただ、月曜日と水曜日にしか運航していないので注意してください。料金は片道2万円です。セスナ式172型に乗ることになるので、定員は3名までとなっています。
天候などによって、出発時間が変更になってしまったり、運航が取りやめになってしまうこともあるので注意してください。
【鹿児島】硫黄島周辺のおすすめグルメ
ここからは、鹿児島硫黄島周辺のおすすめグルメを紹介していきます。
鹿児島空港2階にある「大空食堂」
鹿児島空港2階にある「大空食堂」は、鶏飯バイキング・豚汁定食・黒豚わっぜえか丼・各種定食・丼・焼酎・おつまみを楽しめるお店です。
鶏飯は、鹿児島の郷土料理です。鶏飯は、とてもサッパリしていて優しい味です。ただ、鶏肉はスープの下の方にたまっていることが多いので、下からしっかりとすくうようにしてください。
次の便まで2時間以上待たなければいけない時などに利用すると、とても便利です。全体的にとても安いので、コストパフォーマンスの面から見てもおすすめです。硫黄島を観光する前や後に利用すると良いでしょう。
住所 | 〒899-6404 鹿児島県霧島市溝辺町麓822 鹿児島空港 国内線2階北側 |
電話番号 | 0995-58-2647 |
営業時間・休業日 | 6:40~20:40 朝食バイキングは6:40~10:00 10:00~20:40(20:10 L.O.) |
平均予算 | 1000〜2000円 |
アクセス | 【バス停からのアクセス】 串木野〜鹿児島空港 鹿児島空港 徒歩3分(230m) 営業所前徒歩4分(320m) 鹿児島〜福岡(桜島号) 鹿児島空港南徒歩5分(350m) |
公式URL | https://www.koj-ab.co.jp/shops-restaurants/2015/03/post-3.html |
しろくま氷の本家「天文館むじゃき」
「天文館むじゃき」は、しろくま氷の本家です。しろくま氷とは鹿児島名物になっているかき氷で、自家製のミルクと蜜・たくさんのフルーツを使用しているのが特徴です。
フレッシュな口当たりで、どこか懐かしさを感じるような味・また食べたくなる美味しさのしろくま氷は観光客にも大人気です。
しろくま氷は、キーンっと頭に来ないので、安心して食べることができます。熊を模した装飾も可愛いのでインスタ映えするスイーツです。
しろくま氷は持ち帰ることもできるので、お店が混んでいる場合は持ち帰りを注文することもおすすめです。ビッグサイズ・ベビーサイズ・ぷちサイズ(冬季限定)と3種類の大きさがあるので、好きなサイズを注文してください。
住所 | 〒892-0843 鹿児島県鹿児島市千日町5-8 |
電話番号 | 099-222-6904 |
営業時間・休業日 | 【平日・土】 【日・祝・7月・8月】 |
平均予算 | 1000円以内 |
アクセス | 鹿児島市電「天文館」 電停から徒歩3分 交差点から西に2筋(約100メートル) 鹿児島天文館通り店」向かい 直接店前には行けません 天文館通駅から191m |
公式URL |
宿泊もできる居酒屋「イルカゲストハウス」
宿泊もできる居酒屋「イルカゲストハウス」も、とても人気です。居酒屋は「夜イルカ」という名前で、美味しい食べ物がたくさん置いてありますが、日曜日は定休日なので注意してください。
運が良いと、近くの河口付近を泳ぐ「本物のイルカ」に出会えることもあります。イルカゲストハウスの宿泊費は、硫黄島の付近で一番安くなっているので、こちらに宿泊することをおすすめします。
オーナーさんの人柄もよく、看板猫も可愛くてとても癒されます。ぜひ、硫黄島を観光する前後に利用してみてください。
住所 | 〒892-0815 鹿児島県鹿児島市易居町3-24 鹿児島イルカゲストハウス |
電話番号 | 080-7984-0981 お問い合わせは 朝8時から夜10時まで |
営業時間・休業日 | チェックイン:16:00 チェックアウト:10:00 居酒屋「夜イルカ」は 日曜定休 |
料金 | 男性ドミトリー(定員6人) 1人1泊¥3300 女性ドミトリー(定員4名) 1人1泊¥3300 個室タイプA 1名利用¥4000 2名利用¥7600 個室タイプB 1名利用¥4000 2名利用¥7600 一泊全館貸切¥41600 |
アクセス | 【バス】 鹿児島空港→ 鹿児島市役所前から徒歩5分 【市電】 鹿児島中央駅 →水族館口から徒歩4分 |
公式URL |
鹿児島の硫黄島で大自然を満喫しよう!
鹿児島の硫黄島の観光情報や、見どころ・温泉などについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。硫黄島には130人ほどの島民がいますが、野生の孔雀は200匹以上いると言われています。
鹿児島硫黄島には秘湯がたくさんあり、24時間入ることのできる温泉があるので、ぜひ入ってみてください。ただ、坂本温泉は干潮時にはかなり熱めの湯が湧きだしているので注意してください。
鹿児島硫黄島には飲食店がないので、鹿児島市内で飲食物を購入して持っていくようにしましょう。鹿児島から硫黄島へのアクセス方法では、鹿児島空港から飛行機でいくのが一番早いです。ぜひ硫黄島を観光して、大自然を満喫してください。