開拓神社は仕事運・勝負運のパワースポット!御朱印や場所も紹介
開拓神社についてご紹介します。開拓神社は札幌市中央区にある北海道神宮の末社で、仕事運や勝負運のご利益があるパワースポットとして知られています。そんな開拓神社の見どころやいただける御朱印、アクセス方法などをご説明していきます。
目次
札幌にあるパワースポットの開拓神社について紹介!
近頃では、寺社巡りを趣味として楽しむ人が多くいます。一歩境内へと足を踏み入れればそこは落ち着いた空気に包まれ、霊験あらたかな気持ちになれます。さらに心を落ち着かせてお参りをすれば、ありがたいご利益が受けられることが期待できます。
寺社巡りの楽しみはそれだけではありません。寺社には可愛いお守りが置いてあったり、御朱印をいただけたり、貴重な所蔵物を拝見したりなど、多くの楽しみに満ちあふれています。
最近では御朱印がブームとなり、いわゆる「御朱印ガール」と呼ばれる、御朱印集めを趣味とする女性たちも増えてきています。それほどまでに、寺社巡りは人々の楽しみとして人気が高くなっています。
この記事では、札幌のパワースポットとして知られる開拓神社の魅力についてご紹介していきます。あなたもこの記事を参考にしていただき、開拓神社の魅力の一端を垣間見て、さらに足を運んでその魅力をご自分で体験してみてください。
札幌の開拓神社とはどんな神社?
ほかの神社と同じく、開拓神社でも人気のお守りや御朱印をいただけたり、多くの見どころがあるなど、さまざまな楽しみが体験できます。そんな開拓神社とは、いったいどのような神社なのでしょうか。
北海道神宮内にある神社
開拓神社は北海道開拓70周年にあたり、北海道の厳しい自然に立ち向かい、開拓を果たしてきた人々の精神を受けつぐために、1938年に創建された神社です。穂多木神社、札幌鉱霊神社とともに、札幌の北海道神宮にある三つの末社の中の一つです。
御祭神には、伊能忠敬や間宮林蔵など、北海道開拓に寄与した36柱もの開拓者が祀られています。さらに、1954年には帯広の農聖といわれた依田勉三を合祀し、37柱の御祭神となりました。
1968年には、開拓百年の記念行事の一環として社殿の大改修や社務所の新設が行われました。続く1984年には鳥居、社号標の新設、鎮座50周年を迎えた1988年の際には、拝殿の造営と社務所の改築がなされました。
パワースポットとして人気
先でご紹介したように、開拓神社には北海道開拓に尽力した多くの功労者が祀られていることから、仕事運や勝負運アップのご利益があると伝えられています。また、開拓神社は、さまざまな理由により札幌のパワースポットと呼ばれています。
その一つに、これまでご紹介してきたように、開拓神社には多くの開拓者が祀られているため、それらの人々のたくましい開拓パワーに満ちあふれています。
また、開拓神社がある北海道神宮は、円山からなだらかに下る傾斜地から平地へと移行する場所にあり、このような傾斜地は、風水的には縁起の良い場所とされています。
さらにその北海道神宮に北海道の開拓・発展の守護神として祀られる、大国魂神(おおくにたまのかみ)、大那牟遅神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)の、開拓三柱と呼ばれる神々もパワースポットと言わしめる所以の一つとなっています。
札幌の開拓神社の御朱印と祈願札を紹介!
開拓神社でいただける御朱印と祈願札について、いただける場所や初穂料などをご紹介します。
開拓神社の御朱印は?
開拓神社の御朱印は、中央に「開拓神社」、その右側には「奉拝」、左側には「参拝年月日」が記される、シンプルながらも力強さが感じられる御朱印です。
開拓神社では、御朱印は北海道神宮の祈祷受付でいただけます。早く御朱印をいただきたいからといって先に北海道神宮の祈祷受付に行くと、開拓神社での参拝を済ませてからと告げられる場合があります。
そのため、まずは開拓神社で先にお参りを済ませてから、北海道神宮の祈祷受付に出向くようにしましょう。
開拓神社の祈願札は?
開拓神社では、さまざまな種類の祈願札を頒布しています。そして年に一度、毎年8月15日に行われる例大祭においてお焚き上げがされています。
開拓神社の祈願札は「御礼」(神恩感謝)・「家内安全」・「厄除開運」・「心願成就」・「受験合格」・「商売繁昌」・「身体健全」・「病気平癒」「恋愛成就」の9種類が用意されています。
祈願札は鳥居をくぐると左手にある、三角形の屋根をした無人の納札所に用意されています。祈願したい人は初穂料300円を所定の場所に納め、祈願札には名前と年歴を記入して納札所の所定の場所に納めます。
9種類もの祈願札が用意されているで、どれかしら自分に見合った祈願札を選ぶことができるでしょう。納札所にはおみくじも用意されているので、祈願札を納める際に運試しておみくじを引いてみてはいかがでしょうか。初穂料は100円です。
札幌の開拓神社の見どころ4選!
開拓神社の数ある見どころの中から、おすすめの見どころを4つご紹介します。
日本最大級の「大神輿」
開拓神社には日本最大級と言われる「大神輿」があります。「かつて活躍した多くの開拓者の苦労により、現在の全北海道民は計り知れない恩恵を受けている」。
そのような開拓者への感謝の気持ちを後々まで受けつぐために、開拓神社大神輿奉納委員会により大神輿が奉納されました。
大神輿の重さは4.5トン、担ぐためには600人以上の担ぎ手が必要と言われるほどの特大サイズです。そして、2年に1度大神輿のお披露目が行われ、札幌市民をはじめ多くの担ぎ手により運行されています。
壁がない「拝殿」
一般的な神社の拝殿と言えば四方は壁に囲まれ、拝殿の中にはなんとも言えない厳かな空気に包まれています。
でも、開拓神社の「拝殿」には壁がありません。あえて壁を造らないことで、周りからくるエネルギーの流れを遮らない役割を果たしているのかもしれません。
でも、たとえ壁がなくても拝殿の中に立つと神聖な空気が感じられます。札幌のパワースポットだけあり、開拓神社の拝殿には目には見えない強いエネルギーが流れているようです。
境内で会えるかもしれない「エゾリス」
開拓神社の境内を歩いていると、可愛い「エゾリス」が動く様子を見かけることがあります。この辺りは豊かな自然に囲まれているため、エゾリスやエゾシマリスなどの北海道ならでは小動物が暮らしています。
そして、時には開拓神社の境内や隣にある円山公園などにやってきて愛くるしい姿を見せてくれます。
エゾリスたちは人間と近い生活圏で暮らしているため、あまり人を怖がることがありません。むしろ、境内に落ちている木の実などを与えようとすると喜んで近づいてきます。その姿を見ているだけでも心が癒され、北海道にやってきたことを実感できるでしょう。
参拝者が多い「初詣」
開拓神社の初詣では、通行規制がかかるほど多くの参拝者で賑わいます。年が明けたすぐの夜はそれほどでありませんが、特に元旦の昼間は混雑して、参拝するために列に並ばなければならないほどです。
そのため、正月の初詣で開拓神社を訪れる時には、時間に余裕を持って出かけることをおすすめします。
札幌の開拓神社の場所とアクセス
開拓神社は、札幌の円山公園の隣に位置しています。そのため、地下鉄円山公園駅から円山公園方面へと向かい、公園を抜けた際の北海道神宮を目指せばアクセスできます。
また、開拓神社には門があるので、開門時間以外は立ち入ることができません。開門時間は時期により異なるので、お参りの際にはホームページなどで最新情報を確認することをおすすめします。
住所 | 北海道札幌市中央区宮ヶ丘474 (北海道神宮内) |
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電話番号 | 011-611-0261 |
営業時間・定休日 | 6:00〜17:00 (時期により変更あり) |
アクセス | 地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩約10分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL | 開拓神社 |
開拓神社で仕事運や勝負運をアップさせよう!
札幌のパワースポットとして知られる開拓神社をご紹介しました。開拓神社には、北海道開拓に携わった多くの開拓者が祀られています。そのため仕事運や勝負運のご利益があると言われています。
札幌を観光やビジネスなど絵訪れた際には開拓神社へとお参りに出かけ、仕事運や勝負運をアップさせてはいかがでしょうか。先人たちの計り知れな強いパワーがいただけるかもしれません。