金沢で体験したい和菓子作り!おすすめのスポットや体験内容を紹介
金沢は日本三大和菓子処と呼ばれているのをご存じでしょうか。金沢では加賀百万石の伝統文化といわれる和菓子作りを体験することができるお店があります。この記事では、金沢で体験できる和菓子作りのおすすめのスポットや体験内容について紹介をしていきます。
目次
金沢で和菓子作りが体験できる!おすすめスポットをチェック
美しく繊細な作りの和菓子は、その見た目に思わず見惚れてしまい食べるのがもったいないとさえ思う日本伝統のお菓子です。そんな伝統の和菓子作りを石川県金沢で体験できるのをご存じでしょうか。この記事では、金沢で和菓子作りが体験できるおすすめスポットを紹介していきますのでぜひ、チェックしてみてください。
金沢は日本三大和菓子処
金沢は、「京都」「松江」と共に日本三大和菓子処と呼ばれています。城下町として栄えていた町はお茶の文化の発展とともに、一緒に楽しまれる菓子文化も大きく発展をしていきました。
金沢には歴史ある和菓子店が多くあり、銘菓のあんころ餅やきんつばなど地元だけではなく観光客のお土産として親しまれているお菓子がたくさんあります。
取り寄せても食べたいと評判の高い金沢の和菓子は、現地に訪れるからこそできる和菓子作り体験を楽しむことができます。自分で作る和菓子の美味しさは別格ですので、伝統の技を体験できる和菓子作りを体験してみてはいかがでしょうか。
繊細で美しい和菓子が作られている
繊細で美しい和菓子は、技術を磨いた和菓子職人により作られ、その技は見ていて圧巻です。手早く作られる季節の花々などをモチーフにした和菓子は、作るのが難しそうに見えますが、実際に行ってみると意外とスムーズに作ることができます。
身ひとつ、手ぶらで体験できる和菓子作りは食べることがあっても作る機会はあまりないお菓子なので、自分の手で作る楽しみを体験してみるのにおすすめです。
金沢の和菓子作り体験スポット①「石川県観光物産館」
ここからは、金沢の和菓子作り体験スポット1か所目「石川県観光物産館」の特徴やアクセス情報などを紹介していきます。
兼六園近くで観光にもぴったり
石川県観光物産館は、金沢の人気観光名所で日本三名園のひとつである兼六園の近くにあるので観光にもぴったりの場所です。
1階には石川の老舗名店の品々が販売され、2階では金沢の味と工芸を体験できるフロア、3階には手作り体験フロア、地下1階には菓子文化ギャラリーがあります。
地下1階にある菓子文化ギャラリーは加賀百万石の菓子文化について知ることができ、江戸時代から伝わる落雁の木型や菓子の見本帖といった貴重な資料や工芸菓子などが展示されていますので、和菓子作り体験の前に訪れてみるのもおすすめです。
物産館のお買い物で使えるお買い物券ももらえる!
石川県観光物産館の和菓子作り体験は、金沢の老舗和菓子の職人が、四季折々の上生菓子の作り方を丁寧に教えてくれます。
自分で上生菓子を3個作り、職人が作った1個の全部で4個持ち帰ることができます。指導してくれるお店は日によって交代するので、その都度違う風味を体験できるのも楽しみとひとつといえるでしょう。
石川県観光物産館の和菓子作りは、一人1,500円で体験することでき、物産館1階の販売フロアお買い物で使える500円のお買い物券ももらえるのも嬉しいポイントです。
石川県観光物産館へのアクセス方法
ここからは、石川県観光物産館へのアクセス方法を紹介していきます。
石川県観光物産館は、兼六園の近くにありJR金沢駅から近鉄バスを利用して約20分で着くことができます。最寄りのバス停は 「兼六園下・金沢城」で、兼六園までのシャトルバスを利用するとスムーズに着くことができます。
住所 | 〒920-0936 石川県金沢市兼六町2−20 |
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電話番号 | 0120-155-855 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 【1月~11月】 土・日・祝日 1日4回の開催(1/1、1/2を除く) 平日 13:00の開催のみ (ただし1・2月の火曜を除く) 【12月】 土・日・月・祝日 1日1回の開催 [休館日] 12月~2月の火曜 |
料金 | 1,500円 |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●JR金沢駅より北鉄バス利用約20分、 「兼六園下・金沢城」バス停下車し徒歩約1分 |
公式URL | 石川県観光物産館 |
金沢の和菓子作り体験スポット②「越山甘清堂」
ここからは、金沢の和菓子作り体験スポット2か所目「越山甘清堂」の特徴やアクセス情報などを紹介していきます。
創業130年以上の老舗の技を体験できる
昔ながらの手作りの技法を守り続け、金沢の味と心を感じることができる「越山甘清堂」では、創業130年以上の老舗の技を体験することができます。
「越山甘清堂」の和菓子作りは、大人1,200円、小人1,100円で上生菓子を作りを体験することができ、毎週月・木・土曜の13時半と15時からの2回開催されています。和菓子作りはインターネットでの予約が必要となりますので体験したい場合は予約するのを忘れないようにしましょう。
和菓子作り体験は40分間で季節の上生菓子2種類を2個ずつの合計4個を持ち帰ることができますので、どういうモチーフの和菓子が作れるかを当日の楽しみに訪れてみてください。
2月〜3月は金花糖の色つけ体験もある
越山甘清堂では、2月と3月の限定体験として金平糖の色つけを体験することができます。和菓子作りの中でも金平糖の色つけ体験ができる場所は少ないので、2月・3月に金沢を訪れた際には、世界でひとつだけの自分だけの金平糖が作れる色つけ体験をしてみてはいかがでしょうか。
越山甘清堂へのアクセス方法
ここからは、越山甘清堂へのアクセス方法について紹介をしていきます。
越山甘清堂は、複数の店舗を金沢市内に展開していますが和菓子作り体験ができる本店は金沢駅から徒歩13分ほどで着くことができます。バスを利用する場合は「武蔵が辻バス停」が最寄りのバス停となり、バス停から徒歩5分ほどの場所にお店があります。
住所 | 〒920-0855 石川県金沢市武蔵町13−17 |
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電話番号 | 076-221-0336 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 毎週月・木・土曜開催 [定休日] 水曜日 |
料金 | [大人] 1,200円 [小人] 1,100円 |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●武藏が辻バス停より徒歩で5分 |
公式URL | 越山甘清堂 |
金沢の和菓子作り体験スポット③「森八 本店」
ここからは、金沢の和菓子作り体験スポット3か所目「森八 本店」の特徴やアクセス情報などを紹介していきます。
落雁作りを体験できる
森八 本店では、上生菓子の和菓子作り体験ではなく落雁(らくがん)作りを体験することができます。落雁とは米などから作られた粉に水あめや砂糖をまぜて着色をし方に押して固めて乾燥させた干菓子のことです。
落雁作り体験は、1人1,200円で体験することがすることができます。開催時間は10時と15時の1日2回となっていて体験日の2日前までに予約が必要となります。
落雁作りの所要時間は約40分となっていて毎回2名から最大20名までの人数が体験可能となっているのでグループで旅行にきた際の利用にもおすすめです。
作った落雁とお抹茶で一服
森八本店で作った落雁は、作成後にお抹茶と一緒にいただくことができます。体験料金にはお抹茶とお土産用小箱の金額も含まれているので、作った落雁とお抹茶で一服をして自分で作った落雁に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
また、落雁作り体験には森八本店2階にある「金沢菓子木型美術館」の入館料も含まれていますので、江戸時代から使われてきた菓子木箱など数百点を一堂に展示した圧巻の美術館にもぜひ、足を運んでみて下さい。
森八 本店へのアクセス方法
ここからは、森八 本店へのアクセス方法について紹介していきます。森八 本店は、金沢駅から車で約6分で訪れることができます。バスを利用してアクセスする場合は、「橋場町バス停」が最寄りのバス停となり、バス停から森八本店までは徒歩1分でつくことができます。
住所 | 〒920-0912 石川県金沢市大手町10−15 |
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電話番号 | 076-262-6251 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 毎日二回開催 10:00~ 15:00~ [定休日] 1月1日・2日 |
料金 | 1,320円 |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●金沢駅から車で約6分 ●橋場町バス停より徒歩1分 |
公式URL | 森八 本店 |
日本三大和菓子処 金沢で和菓子作りを体験しよう!
金沢で和菓子作りを体験できるおすすめのスポットや体験内容について紹介をしてきました。城下町として栄えた金沢では、お茶文化と共に発展した繊細で美しい和菓子作りが体験できる場所が多くあります。
この記事で紹介したお店は、観光地から近いお店ばかりですので、金沢観光と共に和菓子作り体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。