金沢城址公園は人気の観光スポット!見どころや入場料•イベントも紹介
金沢城址公園は、金沢の人気の観光スポットです。この記事では、金沢城址公園の見どころや入場料を紹介しました。見どころだけでなく、入場料が無料になる時間帯や、金沢城址公園で開催されるイベントについても紹介したので、ぜひチェックしてみてください。
金沢観光の定番!金沢城址公園へ行こう
金沢観光の定番といえば、金沢城址公園です。この記事では、金沢観光の定番・金沢城址公園の見どころについて紹介していきます。
観光スポット・金沢城址公園について、ぜひチェックしてください。
金沢城とは?
ここからは、観光スポット・金沢城について詳しく紹介していきます。
天正8年に佐久間盛政が築城を開始
金沢城は、天正8年(1580年)に佐久間盛政が築城を開始したお城です。織田信長の命を受けて、佐久間盛政が築城を始め、3年後の天正11年(1583年)に前田利家が入城しました。
金沢城は明治2年(1869年)まで、加賀藩前田家14代の居城でした。明治以後は、金沢城は終戦まで陸軍の拠点となりました。その後、平成7年(1995年)まで、金沢城は金沢大学キャンパスとして利用されてきました。
金沢大学は、現在は金沢市郊外の角間地区に移転しました。この総合移転計画に合わせて、1991年8月に設置した「金沢大学跡地等利用懇話会」で検討が重ねられ、金沢城の公園化に向けた動きが始まりました。
現在のお城は平成13年に再建されたもの
金沢城の天守閣は、1602年に落雷によって焼失しています。1620年に、金沢城が焼失しました。1631年には、金沢町の火災によってまたしても金沢城は焼失してしまいました。
そして、1759年に金沢城下の大火によって、金沢城は全焼しました。1881年(明治14年)の火災では、金沢城の城内の施設大部分が焼失してしまっています。
金沢はかなり大火・火事が多いです。これは、北陸のフェーン現象が影響していると言われています。現在のお城は平成13年(2001年)に再建されたものです。金沢城の天守閣は、1602年に落雷によって失われてしまってから再建されていません。
平成20年に国指定史跡に指定
金沢城は、平成20年(2008年)に国指定史跡に指定されました。城内の鶴丸倉庫も、2008年に国の重要文化財に指定されています。
金沢城址公園の見どころ
ここからは、観光スポット・金沢城址公園の見どころを紹介していきます。
春は満開の桜が園内を彩る
金沢城址公園の見どころ1つ目は、桜です。金沢城址公園は、春は満開の桜が園内を彩ります。
金沢城址公園ではかつて、金沢大学付属植物園で栽培されたソメイヨシノなどの桜を楽しむことができます。
金沢城址公園の桜は、約400本あります。金沢城址公園の桜の見頃は、4月上旬から4月中旬までです。ぜひ、お花見に行ってみてください。
多種多様な石垣を見ることができる
金沢城址公園の見どころ2つ目は、石垣です。金沢城址公園は、多種多様な石垣を見ることができます。金沢城ほど、多種多様の石垣が存在する城は、日本全国を探しても他にないと言われています。
金沢城の外まわりには、野趣に富む高石垣が配置されています。金沢城の中で、藩主の住む御殿・庭園まわりには、芸術的ともいえる石垣群「数寄の石垣」が築かれたのです。
金沢城に多種多様の石垣が存在している理由はもともとこのように、場所によって石垣様式を使い分けたことも原因ですが、金沢城は火災や地震被害が多数あったために修復が繰り返されたことも原因です。
金沢城の石垣には、鬼門封じや「陰陽石」「亀甲石」といった、「陰陽五行」の思想の影響も色濃く見られます。
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓も要チェック
金沢城址公園の見どころ3つ目は、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓です。菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓も要チェックです。菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は、1998年に復元工事が着工し、2001年に完了しました。
建物の特徴ですが、柱・梁に釘を使用していません。菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は、はめ込み式で組み立てられているのが特徴なのです。
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は、驚くほど忠実に復元されています。ただ、消失前の建物では18cm角の柱を使用していました。復元した建物では、24cm角の柱が使用されています。これは、耐震性を考慮したためです。お城に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
加賀百万石まつりも見逃せない!
金沢城址公園の見どころ4つ目は、加賀百万石まつりです。金沢城址公園の見どころといえば、加賀百万石まつりも見逃せないです。
加賀百万石まつりは、加賀藩祖前田利家が金沢城に入城したのを記念し、毎年6月に開催されている金沢最大のイベントです。
絢爛豪華な「百万石行列」を見るために、日本全国だけでなく海外からも多くの人が訪れています。
加賀百万石まつりは、約4時間の大パレードが繰り広げられます。金沢駅東広場の鼓門前を出発し、石川門から金沢城に入城するまでの大パレードを、有名俳優が前田利家公に扮して盛り上げます。
加賀とび行列・武者行列など、様々な行列が披露されてとても見ごたえがあり楽しめるので、ぜひ加賀百万石まつりも参加してみてください。
金沢城址公園の入園料
ここからは、金沢城址公園の入園料を紹介していきます。
公園は入場無料
観光スポット・金沢城址公園の入園料ですが、公園は無料で入れます。
一部施設は有料で見学できる
一部施設の菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は有料で見学できます。
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の入園料は、大人が310円です。小人(6~17歳)が100円です。また、30名以上だと団体割引があります。団体割引が適用されると、大人が250円、小人が80円です。
ただ、有料となる施設も、「早朝無料入園」というサービスがあります。3月1日~3月31日の早朝5時から通常開園の15分前まで、4月1日~8月31日の早朝4時から通常開園の15分前まで、9月1日~10月31日の早朝5時から通常開園の15分前まで、11月1日~2月末日の早朝6時から通常開園の15分前までが無料です。
早起きが得意な方は、ぜひ早朝無料入園してみてください。
隣接する兼六園もおすすめ
金沢城址公園も人気の観光スポットですが、隣接する兼六園もおすすめです。ここからは、兼六園について紹介していきます。
日本三名園の一つ
兼六園は、日本三名園の一つとして有名です。国の特別名勝にも指定されています。
兼六園はとても広大な園内で、築山・池・茶屋などが点在しています。兼六園は廻遊式の庭園なので、色々な位置から印象の異なる景観を楽しむことができます。
夜にはライトアップされ、幻想的に彩られた庭園を見ることができます。兼六園のライトアップを楽しみたいという方は、ライトアップの実施日が載っている兼六園のイベントページをチェックしてみてください。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で最高ランクの三つ星を獲得しています。
四季折々の自然を楽しめる
兼六園では、四季折々の自然を楽しめます。
兼六園では、春には桜が咲き誇ります。夏には新緑を楽しめ、秋は紅葉を楽しめます。
冬は雪吊り・梅の花が楽しめます。四季を通じて兼六園では、さまざまな自然美が堪能でき、特に雪から木の枝を守るために施される「雪吊り」は金沢の冬の風物詩として有名です。
兼六園では、訪れる季節によって何度でも楽しむことができるので、ぜひ色々な季節に兼六園を訪れてみてください。
茶屋巡りもおすすめ
兼六園では、茶屋巡りもおすすめです。兼六園には6つの茶店があります。6つの茶店の名前は、時雨亭・内橋亭・三芳庵・寄観亭・ことぶき・兼六亭です。この中で時雨亭だけは石川県が運営していて、その他の内橋亭・三芳庵・寄観亭・ことぶき・兼六亭は民間が運営しています。
甘味・お食事・九谷焼などを取扱う茶店があるため、茶店めぐりも楽しみます。石川県が運営する時雨亭は、6代藩主・前田吉徳が建てた茶室で、明治初期までは園内の噴水の前に存在していました。
時雨亭は明治時代に取り壊されてしまっていましたが、平面図が残されていたため、石川県によって2000年に長谷池のほとりに再建されました。
金沢城址公園へのアクセス方法
ここからは、金沢城址公園へのアクセス方法を紹介していきます。金沢城址公園の住所は、石川県金沢市丸の内1−1です。
金沢城址公園は、バスでアクセスするのがおすすめです。金沢駅から、北陸鉄道路線バス・城下まち金沢周遊バス・兼六園シャトルに乗って、バス停「兼六園下・金沢城(石川門向い)」で下車してください。バス停「兼六園下・金沢城(石川門向い)」から歩いて5分 で金沢城址公園に着きます。
周遊バスの利用がおすすめ
金沢城址公園は、周遊バスの利用がおすすめです。周遊バスは右回りルートと、左回りルートがあります。
右回りルートは、金沢駅東口(6番のりば)→明成小学校前→小橋町→森山一丁目→橋場町(ひがし・主計町茶屋街)→橋場町(金城樓前)→兼六元町→兼六園下・金沢城(石川門向い)→広坂・21世紀美術館(石浦神社前)
→本多町(北陸放送前)→桜橋→広小路(大桜前)→片町→香林坊(日銀前)→南町・尾山神社→武蔵ヶ辻・近江町市場(めいてつ・エムザ 黒門小路前)→金沢駅東口というルートになっています。
左回りルートは、この逆です。右回りルートは、始発8時38分から終発18時05分まで約15分間隔で運行しています。左回りルートは、始発8時30分から終発18時まで約15分間隔で運行しています。
夜はライトアップバスも運行
夜は「ライトアップバス」も運行しています。「ライトアップバス」というのは、金沢市内の主なライトアップスポットを巡る、運行日限定のバスです。途中下車しながら、夜の金沢散策を楽しめるのでおすすめです。
「ライトアップバス」は、毎週土曜日に運行していて、始発から終発まで15分間隔で運行しています。
また、土曜日以外にも「特別運行日」に運行しています。2020年度の「特別運行日」は、2020年4月29日(水・祝)、4月30日(木)、5月1日(金)、5月3日(日・祝)、5月4日(月・祝)、5月5日(火・祝)、7月23日(木・祝)、7月24日(金・祝)、8月9日(日)、9月20日(日)、9月21日(月・祝)、11月22日(日)です。
2021年の「特別運行日」は、2月11日(木・祝)、2月12日(金)です。夜は「ライトアップバス」の「特別運行日」をチェックしたいという方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
住所 | 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1−1 |
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電話番号 | 0762-343-800 |
営業時間・定休日 | 3月1日~10月15日 7:00~18:00 10月16日~2月末日 8:00~17:00 【早朝無料入園】 3月1日~3月31日 5:00~通常開園の15分前まで 4月1日~8月31日 4:00~通常開園の15分前まで 9月1日~10月31日 5:00~通常開園の15分前まで 11月1日~2月末日 6:00~通常開園の15分前まで |
料金 | 【入園料】 公園の入園料:無料 【菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の入園料】大人:310円小人(6~17歳):100円【団体割引】大人:250円小人(6~17歳):80円 |
駐車場の有無 | 有り 兼六駐車場・石川県石引駐車場 24時間営業 |
アクセス | 金沢駅からバスで15分 (北陸鉄道路線バス、城下まち金沢周遊バス、 兼六園シャトル) (金沢ふらっとバス材木ルート) |
公式URL |
観光スポット・金沢城址公園に行こう!
金沢の人気観光スポット・金沢城址公園の見どころや、入場料やイベントについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。金沢城は、何度も焼失してきたお城で、天守閣は1602年に落雷によって焼失してから再建されていません。
観光スポット・金沢城址公園の入場料は、公園は無料となっています。菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は有料で見学できます。これらの施設は、「早朝無料入園」となっているので、早起きできる方はチャレンジをおすすめします。
観光スポット・金沢城址公園に行ってみてください。