貴船神社(京都)は心霊スポット?丑の刻参りや怖い噂を紹介
京都の貴船神社は観光客がよく訪れる神社ですが、心霊スポットとしても有名です。この記事では、京都の木船神社の丑の刻参りや、心霊スポット・怖い噂や注意点などを紹介しました。貴船神社へのアクセス方法なども紹介したので、ぜひチェックしてください。
目次
京都の貴船神社について紹介!
京都の貴船神社は観光スポットとしてとても人気があります。京都の貴船神社は、京都の奥座敷・貴船にあり、今から1300年前にはすでに存在していたとも言われているのです。
社伝では、神武天皇の母である「玉依姫命」が、淀川や鴨川・貴船川を黄色い船に乗って遡って到着して、水神を祭ったことが貴船神社の始まりとなったとされています。
「黄船」が「貴船」神社の名前の由来であるとのことです。京都の貴船神社の奥宮境内にある「御船型石」は、玉依姫命の乗っていた船が小石に覆われたものだと言い伝えられています。
貴船神社の本宮では、「水占いみくじ」が大人気です。「水占いみくじ」は、好きなところからおみくじを引いて、貴船神社の神水に浮かべるというものです。
おみくじの結果が出るのには、少し時間がかかりますが、お水につけることでおみくじの結果が浮かび上がります。神水の隣には結び処もあるので、「水占いみくじ」を持って帰っても良いですし、おみくじが少し悪い結果であれば結び処に結んでしまうこともおすすめします。
貴船神社は心霊スポット?
観光スポットとして多くの人が訪れている貴船神社ですが、実は貴船神社は心霊スポットとも言われています。
縁結びの神様として有名な「貴船神社」
「貴船神社」は、縁結びの神様として有名です。日本三大縁結びの神社とも言われる「貴船神社」は、縁結びのご利益があるとされていて、良いご縁を結びたいという方が毎日のようにたくさん訪れています。
丑の刻参り発祥の地?
貴船神社は、丑の刻参り(うしのこくまいり)発祥の地とされています。
丑の刻参りとは、午前1時から午前3時ごろの丑の刻に、神社の御神木に憎い相手に見立てた「藁人形」を釘で打ち込むというものです。丑の刻参りは、日本に古来から伝わる呪術の一種です。
嫉妬心にさいなむ女性が、白衣に扮して灯したロウソクを突き立てた鉄輪を頭にかぶるという姿で行うものというのが典型的な丑の刻参りです。
丑の刻参りは七日間連続で行うものとされていて、七日目の夜に満願となって呪った相手が死ぬと言われています。しかし、丑の刻参りの行為を他人に見られると効力が失せると信じられています。
そのため、丑の刻参りを誰かがしているところを見てしまうととても危険と言われていて、見てしまった人は丑の刻参りをしていた人によって本気で殺されそうになると言われているのです。
丑の刻参りを目撃したことで不運にも殺されてしまった人は、心霊となって現在も貴船神社を彷徨っているという話もあります。また、死んでしまった人の心霊だけでなはなく、貴船神社には生き霊が多いと言われています。そのため、貴船神社は心霊スポットとも言われているのです。
伝説では、宇治の橋姫という名前の女性が、貴船神社の奥宮に午前2時にお参りをして男性に呪いをかけたというものがあります。
先ほど、貴船神社には縁結びのご利益があると言いましたが、奥宮には「縁切り」のご利益があると言われています。そのため、奥宮で先に悪縁を切ってから、中宮に行って縁結びをしに行くという方が多くなっています。
貴船神社の奥宮では今も丑の刻参りが行われている?
実は、貴船神社の奥宮では、今も丑の刻参りが行われていると言われています。ここからは、現在の貴船神社の丑の刻参りについて詳しく紹介していきます。
丑の刻参りの儀式と掟
丑の刻参りの儀式は先ほども説明したように、午前1時から午前3時ごろの丑の刻に、神社の御神木に憎い相手に見立てた「藁人形」を釘で打ち込むというものです。
ただ、現在では貴船神社は夜8時ごろには閉門してしまうため、深夜1時〜3時という時間帯に貴船神社の境内に入ることは不可能となっています。
しかし、丑の刻参りの儀式を行うために、貴船神社の奥宮に侵入する人は今でもいるようです。実際に、貴船神社の奥宮にある木には、真新しい藁人形が打ち付けられていることも多いです。
丑の刻の時間帯に貴船神社の奥宮に忍び込んで、木に藁人形を打ち込んで丑の刻参りの儀式を行う人が現在でもいることがわかっています。
藁人形を撤去しても、すぐに何者かが貴船神社の奥宮に訪れて新しい藁人形を打ち付けて行くため、貴船神社から藁人形がなくなることはありません。
しかし、閉門している貴船神社に入るということ自体が法律に触れる恐れがあり、犯罪となってしまう可能性が高いです。
閉門後の貴船神社に不法に侵入している時点で、不法侵入罪となってしまいます。また、貴船神社の御神木に五寸釘を打つという行為は、器物破損罪となります。それだけでなく、もしも呪っている相手に「呪いを行っている」というような内容の言葉を告げた場合は、脅迫罪に問われる可能性が高いです。
1954年には、実際に貴船神社で丑の刻参りをしていた女性が、脅迫罪などの罪で逮捕されています。貴船神社で丑の刻参りの儀式をしようとする人は少ないとは思いますが、逮捕される可能性が高い行為なので、絶対にやらないようにしてください。
貴船神社の奥宮への行き方
貴船神社の奥宮への行き方を紹介していきます。
貴船川沿いの道をひたすら歩くと、赤い鳥居と橋が見えてきます。橋の下は、「思ひ川」という川が流れています。「思ひ川」は、かつては御物忌川(おものいみがわ)と呼ばれていました。
昔は、参詣する際には「御物忌川」で禊して、心身を清めたと考えられています。和泉式部も参詣して恋を祈ったとことで、「おものいみがわ」が変じて、「おもひがわ」になったのではないかと言い伝えられています。
「思ひ川」を超えて、真っ直ぐ続く参道を歩いて行くと、つつみが岩という大きな岩があります。その岩も通り過ぎて、さらに真っ直ぐ歩いていくと奥宮に到着します。
左脇に手水舎があるので、手や口を清めてから奥宮を参拝することをおすすめします。
心霊スポット「貴船神社」での注意点と怖い噂
心霊スポット「貴船神社」での注意点と怖い噂を紹介していきます。
「貴船神社」は縁結びのご利益がある神社として有名ですが、恋人同士や夫婦などで貴船神社を訪れる際は、「鳥居を同じタイミングで一緒にくぐらない」ということを注意してください。
「貴船神社」の鳥居を、2人で一緒に同じタイミングでくぐってしまうと、2人の関係のバランスが崩れておかしくなってしまうと言われているのです。
なぜ、バランスが崩れてしまうのかはよくわかっていませんが、「貴船神社」に祀られている磐長姫命が嫉妬してしまうためではないかということが一説にはあります。
「貴船神社」に恋人同士や夫婦で訪れた場合には、タイミングをずらして鳥居をくぐるようにしましょう。
また怖い噂では、奥宮で丑の刻参りをしていたところを目撃してしまい、不運にも殺されてしまった人の霊が出ると言われています。実際に、怖い思いをしている人もいるので、夜遅くに貴船神社に行くようなことはおすすめしません。
心霊スポット「貴船神社」へのアクセス方法
心霊スポット「貴船神社」へのアクセス方法を紹介していきます。「貴船神社」には駐車場もあり車で行くこともできますが、駐車場があまり広くないので「貴船神社」側は公共交通機関で訪れることをおすすめしています。
電車で「貴船神社」に行く場合は、最寄り駅は叡山電車「貴船口」駅になるので、「貴船口」駅で下車してください。「貴船口」駅から徒歩の場合は、「貴船神社」まで2キロあるので歩いて30分くらいかかります。
おすすめの行き方は、バスです。最寄りのバス停は京都バス(33番)「貴船」となっています。バス停「貴船」で下車をすると、貴船神社まで歩いて5分くらいで行くことができます。
住所 | 〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180 |
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電話番号 | 075-741-2016 |
営業時間・定休日 | 6:00〜18:00 |
料金 | 無料 |
アクセス | 【最寄り駅・叡山電車「貴船口」駅】 京都バスに乗り換え「貴船」下車 約30分(2km) 【最寄りのバス停・京都バス(33番)「貴船」】 |
駐車場の有無 | 本宮10台 奥宮15台 いずれも有料で2時間500円 |
公式URL |
貴船神社には夜遅くに行かないようにしよう!
貴船神社(京都)が心霊スポットと言われる理由や、丑の刻参り・怖い噂を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
貴船神社は縁結びのご利益が有名ですが、奥宮は縁切りのご利益や丑の刻参り発祥の地として有名です。丑の刻参りや生き霊が集まるということで、心霊スポットとも言われています。
貴船神社には、丑の刻参り関連の霊が出るとも言われていて怖い思いをしている人もいて心霊スポットとも言われているので、夜遅くに行かないようにすることをおすすめします。