笹置観光ホテルは京都の心霊スポット!廃墟の当時・現在や場所を紹介
京都にある笠置観光ホテルは有名な心霊スポット。現在は廃墟になっていますが、心霊現象の噂が絶えません。そこで今回はそんな笠置観光ホテルの過去や現在の様子について調べてみました。ホテルまでのアクセス方法もご紹介しているので、気になる方は足を運んでみてください。
目次
京都で有名な心霊スポット「笠置観光ホテル」を紹介!
京都の心霊スポットの中でも有名な「笠置観光ホテル」。様々な心霊現象が起きている場所として有名でテレビにも紹介されたほど。関西の心霊スポットの中でも知名度があります。そこで今回はそんな笠置観光ホテルについて詳しく調べてみました。
笠置観光ホテルとはどんな場所なのか、ホテルの中ではどんな心霊現象が起きているのか、笠置観光ホテルの過去と現在の様子や、笠置観光ホテルまでのアクセス方法を含めてご紹介しています。
心霊スポット好きな人や、この夏の肝試しに笠置観光ホテルを訪れてみようと思っている人は是非チェックしてみてください。
笠置観光ホテルとはどんな場所?
ではまずは笠置観光ホテルとはどんな場所なのかを見ていきましょう。笠置観光ホテルは京都南部に位置しているホテル。笠置トンネルを横目に直進した場所にあるホテルで、山の中に建てられています。
山の中にあるホテルなので、朝方には霧に包まれた幻想的な景色を楽しめます。また温泉も掘削されていたので、温泉に浸かりながら日頃の疲れを癒すことも。
様々な用途で利用することができる笠置観光ホテル。たくさんの人に愛されていた歴史のある観光ホテルだったと言われています。
現在は廃業している廃墟のホテル
立派な建物の原型が確認できる笠置観光ホテル。その大きなホテルだったであろう面影から、過去にはたくさんの人が訪れ楽しい時間を過ごしたことが伝わってきます。しかし残念ながら現在は廃業となり廃墟と化してしまいました。
ボロボロになってしまったホテルの外観は不気味な雰囲気に包まれており、賑やかだった頃の面影はありません。どんよりと暗い空気を纏っているその姿は心霊スポットと呼ばれても納得。関西でも有数の恐ろしい心霊ホテルへと変わってしまいました。
幽霊の目撃の噂が多い心霊スポット
そんな不気味な雰囲気を放っている笠置観光ホテルは、幽霊の目撃が多い心霊スポット。廃墟となっていて誰もいないはずのホテルで様々な目撃情報が上がっています。しかも幽霊の目撃情報は一人だけではなく何人もいるのです。
廃墟と化してしまった後、たくさんの幽霊が住み着いてしまっている笠置観光ホテル。これまでには一体どんな目撃情報があるのでしょうか?特に有名なものについてまとめてみました。
笠置観光ホテルで噂になっている心霊現象3選
では続いては、笠置観光ホテルで噂になっている心霊現象3選についてご紹介していきましょう。様々な心霊現象が発生している笠置観光ホテル。怖いもの見たさで侵入して恐ろしい体験をした人もたくさんいるようです。
そこでここでは、特に恐ろしかった心霊現象を3つ取り上げてご紹介したいと思います。たくさんの幽霊が住み着いていると言われている笠置観光ホテル。どんな幽霊が目撃されているのでしょうか?
①機械室で女性の幽霊の目撃
まず最初にご紹介するのは「機械室に現れる女性の幽霊」です。この笠置観光ホテルの4階には機械室があるのですが、この機械室には頻繁に女性の幽霊が現れると言われています。
この女性の幽霊は「顔だけしかない」「体しかない」など、体の一部しか見えないという噂があります。完全な人間の姿で現れないことから、何か事故にあった幽霊か、ゲガをしている幽霊なのではないかと推測されています。
また笠置観光ホテルは有名な心霊スポットとしてテレビにも取り上げられたのですが、その際にカメラに写り込んだ幽霊も顔だけが写り込んでいました。
現在この機械室は雨漏りが激しく中に入れる状況ではないようですが、いまだに幽霊が住み着いているかもしれません。恐ろしい笠置観光ホテルの中でも特に異様な雰囲気がする一室だと言われているので、決して近づかないようにしましょう。
②老婆や幼い子供の幽霊の目撃
続いてご紹介するのは「老婆や幼い子供の幽霊」です。笠置観光ホテルでは、先ほどの女性の幽霊以外にも、老婆や小さい子供の幽霊がなんども目撃されています。しかしホテルの過去を調べてみても、老婆や子供が事故や事件に巻き込まれたという話は見つかりませんでした。
もしかすると廃墟と化している笠置観光ホテルには、幽霊が集まりやすくなっていて、人気のないひっそりとした場所で身を潜めているのかもしれません。
③フロントから声が聞こえる
最後にご紹介する心霊現象は「フロントから聞こえてくる声」です。笠置観光ホテルには正面にフロントが設置されていたのですが、そのフロントから男性の声が聞こえてくるという噂があります。
実際に幽霊が見えたりするわけではないようですが、話しかけられたような気配を感じるそうです。もしかすると幽霊が誰かに何かを訴えようと、フロントから話しかけているのかもしれません。
笠置観光ホテルの当時の様子は?
では続いては、笠置観光ホテルの当時の様子についてご紹介していきましょう。現在はホテル業を廃業し、廃墟と化してしまった笠置観光ホテル。しかし過去には観光ホテルとして栄え、たくさんの人が訪れていました。
心霊ホテルと呼ばれるようになるまでの笠置観光ホテルは一体どのような場所だったのでしょうか?ホテルの歴史と一緒に当時の様子を振り返ってみましょう。
観光ホテルとして人気だった
笠置観光ホテルは1962年に創業した歴史のあるホテル。京都の南部にある笠置トンネルのすぐそばに位置している大きなホテルです。
ホテルでの優雅な時間を楽しむのはもちろん、周辺には笠置山十三重塔などの観光名所があるほか、春には桜、秋には紅葉が楽しめたので一年を通してたくさんの観光客が訪れていたと言います。
また1983年(昭和58)には温泉が掘削され、笠置大光天温泉としても営業を始めていました。アクセスの良さや観光の利便性、温泉の効能などのめんで大変人気があり、たくさんの人が訪れる人気のホテルだったと言われています。
路線の廃線やリゾートホテル開業で経営悪化に
しかし繁盛していた笠置観光ホテルですが、近隣の路線の廃線によって経営に暗雲が立ち込めます。その廃線した路線を使用すれば大きな都市からも直通で笠置観光ホテルまでアクセスできたのですが、複雑に乗り換えをしないとたどり着けなくなってしまいました。
また路線の配線だけではなく、ホテルの近隣にリゾートホテルが建設されたのです。このホテルの建設によって、笠置観光ホテルの経営状況は急激に悪化。アクセスの悪さも相まって、1990年代に入るといよいよ廃業となってしまいました。
ホテルのオーナーが自殺した噂も
周囲の環境の変化によって閉業に追い込まれてしまった笠置観光ホテル。経営難の影響からか、ホテルのオーナーが自殺してしまったという噂もあります。しかもその自殺の方法が焼身自殺という衝撃的なもの。よほど追い込まれていたのでしょう。
またそのホテルのオーナーの例が今でも笠置観光ホテルの廃墟に現れるという噂もあります。この噂は、オーナーの幽霊ががホテルの正面玄関を徘徊しているというもの。玄関といえばまさにホテルの顔。幽霊になった今でも思い入れがあるのかもしれません。
特に訪れた人に悪さをしたりするわけではないようですが、危険がないとは言い切れません。もし見かけてしまった時は、何もせずそっと離れるようにしましょう。
笹置観光ホテルの現在の様子は?
では続いては笠置観光ホテルの減災の様子についてご紹介していきましょう。廃墟と化してしまった笠置観光ホテル。建物自体はあるのですが、実際にはどのような状態になっているのでしょうか?
解体工事が中止のまま放置されている
過去には有名な観光ホテルとして繁盛していた笠置観光ホテルですが、経営難によって絵閉業した後は建物の取り壊しが行われる予定でした。しかし相次ぐ心霊現象によって工事が中断されたため、現在でも解体工事が中止されたまま放置されています。
今後も解体されるめどは立っていないようなので、廃墟を見たいという人にとってはチャンスですが、笠置観光ホテル自体が建築されてからかなりの年数が経っています。
建物の一部が解体されていることもあり、崩壊の危険性は高いと思われるので近寄る際には十分に注意が必要です。
火災事件も起こっている
解体途中になっている笠置観光ホテル。現在はホテルの中に誰もいないはずなのですが、廃墟と化した後に不自然な火事が数回発生したこともあります。火事が起きた原因は調査されましたが不明のまま。
風化している笠置観光ホテルでは鉄骨がむき出しになっている場所がたくさんあるので、その鉄骨に熱が集まって自然発火してしまったという考えもあります。
しかし、心霊スポット好きの間では焼身自殺したオーナーが何か訴えているのではないか?という説が信じされているようです。真相は謎のままですが、不気味な現象であることには間違い無いでしょう。
ヤンキーの溜まり場との噂も
そんな危険な状態の笠置観光ホテルですが、現在はヤンキーの溜まり場になっているという噂もあります。実際に笠置観光ホテルの内部にはスプレーなどで書かれた落書きがあったり、窓ガラスが割れている場所がたくさんあります。
心霊スポット巡りの一環で笠置観光ホテルを訪れた際に、意図せずヤンキーたちと出くわしてしまうことも。顔をあわせることでトラブルになってしまうこともありますので、笠置観光ホテルを訪れる際には気をつけましょう。
笠置観光ホテルの場所と行き方
では最後はに笠置観光ホテルの場所と行き方をご紹介しておきましょう。笠置観光ホテルは、京都府と奈良県の県境にある木津川のほとりにあるホテルです。国道163号線にある笠置トンネル横の旧道沿いを進んでいくと山の中に笠置観光ホテルがあります。
ホテル付近の道はかなり細くなっており、片側交互通行になっている道路もあります。大きな車での通行や運転に不慣れな人には運転しづらい道になっていますので、注意しながら向かうようにしましょう。
住所 | 〒619-1303 京都府相楽郡笠置町笠置峠50 |
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アクセス | 国道163号線近くの笠置トンネルを直進 |
駐車場の有無 | あり |
笠置観光ホテルへ行く際の注意点
心霊スポットとしても有名な笠置観光ホテル。この記事を読んでいる人の中には、京都旅行の合間に笠置観光ホテルへ行ってみようと思っている人もいるのではないでしょうか?
解体途中の笠置観光ホテルは、今までにもたくさんの人が怖いもの見たさに侵入を繰り返してきました。しかし建物内に勝手に侵入したり中のものを持ち出すのは不法侵入などの罪に当たります。なので近くから見学するのはいいのですが、中へ入ることはできません。
そもそも笠置観光ホテルには中に簡単には入れないようバリケードが敷かれているのですが、それでも無理に侵入を続ける人がいるようなのです。
また笠置観光ホテルでは、そんな不法侵入者が逮捕されたという記録もあります。逮捕された人数は16人という大勢だったので、先ほどご紹介したように、ヤンキーが溜まっていて暴れたのかもしれません。しかし現在でも大勢が逮捕された詳しい理由はわかっていません。
どんな理由だったとしても、廃墟に無断で入れば罪に問われるのは間違いありません。どんな場所にあるのか見に行くのには問題ありませんが、絶対に中には侵入しないようにしてください。
笠置観光ホテルは本物の心霊スポットだった!?
今回は京都南部にある笠置観光ホテルについてご紹介しました。元々は観光ホテルとして繁盛していた笠置観光ホテル。近隣の路線の廃線によって客足が遠のいていき、廃業へと追い込まれてしまいました。
現在は廃墟となっているホテルの館内では老婆の霊や子供の霊、また焼身自殺したと言われているオーナーの幽霊がさまよっていると言われています。また不審火による火事も数回発生しているという不自然さです。
最近ではヤンキーたちの溜まり場になっているという噂もある笠置観光ホテル。近づくと様々な意味で危険がありそうです。何がおきても自己責任になってしまいますので、笠置観光ホテルへ行く時には、自己責任で安全に配慮しながらお出かけするようにしましょう。