腰掛庵(山形･天童)のわらび餅が絶品！メニューや営業時間を紹介

東北山形県の天童市には、美味しいわらび餅で有名な「腰掛庵」というお店があります。種類豊富なメニューと美味しさで、地元のみならず、県外からも名物のわらび餅を買い求める人が訪れ、話題になっています。

この記事では、山形県天童市の腰掛庵と、人気メニューのわらび餅について、魅力をたっぷりご紹介していきましょう。

腰掛庵のわらび餅は、わらび餅好きをうならせる特別な美味しさで、絶品と評される和菓子です。看板メニューのわらび餅について、詳しくご紹介します。

腰掛庵のわらび餅は、口の中に入れた時のトゥルンとした食感がたまらなくおいしいと人気。ぷるっぷるで程よい弾力がありながら、とろけるようになめらかです。

わらび餅にたっぷりとまぶされたきなこは、とても香ばしく香り豊か。なぜかというと、深煎り黒大豆を使ったものだからです。

プルプルのわらび餅と一緒に、たくさんのきなこをつけて食べれば、極上の味わいが口いっぱいに広がります。

腰掛庵のわらび餅には、4～5人で食べるのに適した大サイズと、2～3人で食べるのに適した小サイズがあります。何人用と書いてあることで目安がわかりやすいのが嬉しいですね。

腰掛庵と言えば、天童市では知らない人はいない有名なお店。腰掛庵のわらび餅は地元の名物でもあるので、天童市を訪れた際のお土産としても最適です。

 わらび餅の大箱は1,500円、小箱は750円です。

山形県天童市の腰掛庵には、名物のわらび餅以外にもメニューが豊富です。ここでは、腰掛庵の人気メニューについてご紹介します。

腰掛庵と言えば、最も有名なのがわらび餅です。腰掛庵に訪れたほとんどの人が買い求める定番商品で、たっぷりのきなことプルプルのわらび餅が合わさり、とても美味しいと評判。

あっさりしているので、女性一人でも軽く一箱ぺろりと食べられてしまいます。

たっぷりのきなこは、イソフラボンが豊富で、美肌にも効果的。ヘルシーで美味しい人気のメニュです。

わらび餅と同じくらい人気があり、腰掛庵を代表するメニューが「醸まん」です。地元の吟醸酒とその酒粕のみを使い、水を一切使わずにブレンドして作られたあんは、甘い香りと日本酒ならでは風味が美味しいと、高い人気を誇ります。

お酒の芳醇な香りと、甘すぎないテイストは、大人のお菓子としてもおすすめです。

醸まんは、作ることができる個数が限られており、売り切れる可能性がある人気の和菓子です。

週末など人の多い時は、お店に並ぶとすぐに売れてしまい、早い時間になくなってしまうことも。確実に購入したいのなら、平日の午前中など、人の少ない時が狙い目です。

冬限定で発売される人気のわらび餅が「いちごわらび」です。半透明のわらび餅の中にうっすら見えるイチゴにときめきます。

わらび餅をカットすると、中からは真っ白でジューシーなイチゴの果肉が姿を現します。くちどけのよい自家製のこしあんと、甘みと程よい酸味が美味しいイチゴの組み合わせは、絶品。

いちごわらびの発売を毎年首を長くして待つファンはとても多く、腰掛庵の冬の風物詩として人気です。

3種類のわらび餅が入ったおすすめセットは、一箱でいろいろな味を楽しむことができるので、お土産に最適です。サイズは3個入り、小（6個入り）、大（10個入り）と選ぶことができます。

春には、柚子わらびなど、季節のおすすめを入れたオリジナルセットなので、訪れるたびに買いたくなるメニューです。

腰掛庵は、手前にわらび餅などの販売スペースがあり、お国はイートインスペースがあります。大きな囲炉裏と、いくつかのテーブルが置かれた店内はこじんまりとした印象。

訪れる人が多い人気店なので、イートインスペースもいつもすぐいっぱいになり、イートイン待ちの行列ができることもあります。

イートインスペースには、靴を脱いで上がります。和風のしつらえの店内は、初めて訪れた人でも落ち着く雰囲気。ゆったりと腰を下ろし、美味しい和菓子をいただく人時は、まさに至福の時間と言えるでしょう。

店内の大きな窓はからは明るい光が差し込み、周囲に広がる自然を眺めることができます。こじんまりとした店内でありながら、開放感のある大きな窓と和風のインテリアで、ほっこりとなごみながら過ごすことができます。

腰掛庵は約130年前、明治時代に建てられた蔵を改装したお店です。店の外観や内観には当時の面影が色濃く残り、きれいに保存されています。 敷地内には井戸があったり、蔵の軒先に杉玉があったりなど、風情溢れる佇まいが魅力です。

蔵の2階は見学することができ、当時の蔵の様子をそのままに見ることができます。蔵に上る階段に足を架けるとぎしぎしと音がしますが、慎重に上っていくと、そこには風情のある景色が広がります。

買い物ついでに少しだけ庭を散策してみるのもおすすめ。庭に咲く小さな花やたくさんのグリーンが心を癒してくれます。秋には美しい紅葉を見ることができ、待ち時間も退屈せずに過ごすことができるでしょう。

腰掛庵の営業時間は、9時30分から17時までです。定休日は月曜日なので、訪れる計画を立てている人は、注意しましょう。

ここまで読んで、腰掛庵のわらび餅や人気メニューを食べたくなったという人は多いでしょう。腰掛庵に行ってみたいという人に向けて、アクセス方法について、詳しくご紹介します。

腰掛庵は、天童公園のある山のふもとにあります。 「出羽桜美術館」のすぐ近くにあり、お店の前の空き地が駐車場になっています。

お店は住宅街の中に突然現れるという印象で、小さな看板はあるものの派手な外観ではないため見逃してしまう人が多く、注意が必要。広い空き地の奥に白くシンプルな建物が見えたら、そこが腰掛庵です。

駐車場には警備員さんがいます。

腰掛庵までは、住宅街の間を通る細い道を抜けていきます。腰掛庵は人気店なので人が多く、いつもたくさんの人が界隈にいますが、周りは住宅地です。周辺の住民に迷惑をかけないように、くれぐれも行動を慎みましょう。

駐車場が満車になることがよくありますが、路上駐車は厳禁。腰掛庵のすぐ近くには有料駐車場はありませんが、約1キロ離れた天童駅や天童南駅の周りには有料駐車場があるので、そこを利用しましょう。

JR天童駅から腰掛庵までは徒歩で約20分、JR天童南駅からだと徒歩約14分です。天童市内観光を兼ねてブラブラと散策しながら歩くと、あっという間に到着します。

山形県天童市の腰掛庵は、美味しいわらび餅が評判で、たくさんの人がその味を求めて足を運ぶ人気店です。

わらび餅以外にも和菓子が充実しており、店内ではイートインも可能。歴史のある建物には見どころが多く、観光スポットとしてもぜひ訪れてほしい場所です。

天童市を訪れたなら、ぜひ腰掛庵に立ち寄って、名物の甘味を味わってください。