蔵前は東京のブルックリン！おすすめのおしゃれスポットを紹介

東京の下町、蔵前といえば、いまや注目のおしゃれなスポットです。かつての住宅と町工場の混然とした懐かしい雰囲気を残しながら、改装したおしゃれなショップがところどころに点在して町並みに溶け込んでいます。

その様子は、同じくリノベ―ションした建物がハイセンスエリアに変わったニューヨークのブルックリン地区と評されることもあります。それではそんな蔵前のおすすめのショップをご紹介していきましょう。

昭和の懐かしい雰囲気が散歩ごころをくすぐる蔵前界隈は、そんな雰囲気に惚れ込んだ若い職人やアーティストを吸い寄せて、いまや一大ホットスポットとして人気を博しています。まずは、増え続けるおしゃれなショップのなかから特におすすめをご紹介します。

まるでインテリアショップのように整然と美しく並んだ文具の世界が広がっています。この店では、世界に１冊しかない自分のノートを作ることができます。表紙、中紙、留め金などを豊富な品揃えのなかから自由に選んで組み合わせられます。どれを選んでもおしゃれなノートになるのは間違いない、ハイセンスなものばかりです。

ノートは中の紙を替えれば、何年も使い続けることのできる優れものですから、一生ものともいえます。こちらのノートをお気に入りに使用しているアーティストもいるとか。

出来上がったら何を書こうかな、と夢を買えるもの楽しいものです。

シンプルかつおしゃれな商品が並んでいます。もちろん見栄えだけにとどまらず、素材に配慮して長く使えるもの良いものを提案するというコンセプトのセレクトショップなのです。

このコンセプトをもとに、服飾雑貨やガラス製品など生活雑貨に至るまで、あらゆる商品を取り揃えています。オーナーに賛同するリピーターが後を絶たない、いま話題のおすすめスポットです。

お茶の名産地静岡県藤枝市のお茶農家によるショップは、外見は古いたたずまいと新しさが同居する居心地の良い空間です。無農薬有機栽培のお茶を販売しており、商品には収穫日、収穫場所、栽培担当者が明記された品質保証書が付いています。

品質の良いお茶に手を届きやすくしてくれるお店であり、お気に入りを見つけることができたら最高です。日本茶を一段と粋なものにしてくれる蔵前のお店です。

職人の町蔵前は、いまも昔も職人たちが集まる、技術とイノベーションの町です。最近の若い職人やアーティストの活躍は目覚ましく、ここにしかないこだわりのモノを発見できる貴重なエリアなのです。

その作品はユニークで才能の豊かさを感じさせてくれます。またオーナーたちのこだわりを知ることができるのも、蔵前ならではの醍醐味といえそうです。それではいまの職人の町で話題の雑貨店をご紹介します。

蔵前製の生地、浅草製の金具、両国の紐、足立区の加工技術という東京の下町パワーを使って製作した小物を販売しています。ユニークなデザインはとてもおしゃれで、しかもちょっとユーモアがあって楽しいものばかり。面白い雰囲気が漂うショップは、気軽にふらっと立ち寄りたくなる空気をもっています。

ほかの人とはちょっと違うものをもちたいあなたに。そしてちょっと笑いたいあなたにきっと効果的なショップです。

古い町工場の広い空間を生かしてリノベーションしたショップは、さわやかな風が吹くような空間でとてもおしゃれです。でもさすが蔵前、よくみるとどれも少し懐かしい感じのする日用品を集めたセレクトショップです。

長居したくなるような居心地の良い雰囲気に包まれていると、シンプルな良い商品を眺めているだけでもリラックスできます。何度も足を運びたくなある場所です。

店内には個性的なデザインながら実用性の高い商品があふれています。こんな発想があるのかと驚くような作品ばかりです。開発したデザイナーのメッセージが書かれているので、作り手の顔やこだわりを知ってつい購入したくなる人もいることでしょう。

モノを作って売ることが非常に簡素に行われる大量消費の時代ですが、プレゼンテーションや商品説明は本当に必要なものだと気づかされるお店です。

デザイナーもなどモノづくりに関わる人たちにも人気の高いお店です。

蔵前は職人の町。そして職人同士の連携のある町でもあります。こだわりの職人が求める休息の場、本物志向などがまた町を育てていくのでしょう。この町の雰囲気に合った職人魂のあるカフェが多数あるのです。

ふらっと蔵前散策の合間によりたいおすすめのスイーツエリアをご紹介します。地元に愛される老舗ベーカリーによるカフェから、アメリカ生まれの職人魂ファクトリーまでさまざまで、どれも納得の味を楽しめます。

昭和16年創業の田原町のパン屋「パンのペリカン」のカフェが2017年にオープンしました。炭火焼トーストは、ペリカンのパンの美味しさを引き立てるために特注した炭火焼設備によるもので、かぐわしい香りがたまりません。蔵前散歩のひとときに立ち寄りたいおすすめのカフェです。

サンフランシスコのおしゃれな大人気チョコレート店の日本第１号店で、２階のカフェではチョコレートを使ったドリンクやお菓子が楽しめます。

とくにこちらではカカオ豆の選別からチョコレートの製造、ラッピングまでのすべての工程を行う数少ないお店です。どのお菓子も深い味わいで、スモアは特に人気です。ワークショップもおすすめです。

レザー製品のお店に併設されているカフェです。スパムおにぎりやフルーツ漬け炭酸割りジュース、自家製キャロットケーキなど、ほかではなかなかみられないメニューはどれも美味しいのです。のんびりとした気持ちにさせてくれるアメリカンテイストの店内で、リピーターが多いのもうなずけます。

やはりご紹介したいのが、下町蔵前ならではの老舗の味です。味にうるさい職人たちをうならせる評価の高いお店なら、間違いはありません。伝統の味を守り続ける味の職人たちの作品に舌鼓をうちに出かけませんか。

国産豚肉とオランダの最高級ラード、そして地元ペリカンパンのパン粉を使用したこだわりのとんかつはミシュランピブグルマンにも登場しました。上品でサクッと揚がった、脂っこくないは女性にもおすすめです。オープンキッチンでみることができる職人技も人気があります。

器からはみ出るダイナミックな海老穴子丼などの天丼が有名なお店です。東京を代表する江戸前天ぷらの甘さの効いた味を楽しめます。海老天をはさんだ天サンドも人気ですが、予約が必要です。いつも行列が絶えない地元に愛されるお店です。

注文してからうなぎをさばくため時間がかかるのものの、十分待つ甲斐があると評判のお店です。ふっくらとした肉厚のうなぎは一度食べたら忘れられません。売り切れも早いので、予約してのお出かけをおすすめします。

蔵前へのアクセス方法を見ていきましょう。

蔵前は都営大江戸線と都営浅草線が走る便利な町です。東京メトロ銀座線も近くてどこから歩いてもお店が多く、楽しめます。週末の一日散歩にはもってこいのおすすめエリアです。

蔵前、浅草を含む下町周辺は平坦な坂のない町なので、自転車での散策にぴったりです。レンタル自転車や駐輪場もふえ、自転車でカフェに入るのもちょっとおしゃれな感覚です。効率よくまわりたいなら自転車をどうぞ。

蔵前エリアでは毎月第1土曜日にイベント「monthly kuramae」（http://monthly-kuramae.com/)を開催しています。蔵前周辺のクリエーターが連携して、それぞれの趣向で月１回のスペシャルデーを盛り上げています。毎回異なるイベントなので、毎月チェックするのも楽しみです。

とにかくエネルギー溢れるいまの蔵前。新しい時代を感じさせる、これからもずっと注目していきたい、そんな風が吹いている町です。ぜひ月イチ蔵前のサイトをチェックしてお出かけしてみてください。