京都の抹茶スイーツランキング！おすすめの人気カフェや有名店を紹介

今スイーツの世界で抹茶スイーツが人気です。そして抹茶スイーツが花盛りの街といえば、言わずと知れた京都です。京都では美味しいお茶が飲めるばかりか、素敵な抹茶スイーツも楽しめるのです。

全国の抹茶スイーツファンも注目の京都の抹茶スイーツの人気カフェや有名店を紹介しましょう。

古都京都には、日本の伝統的な文化が脈々と息づいており、お茶については平安時代初期に唐から喫茶法が伝わり、京の都で人気が出ました。その後鎌倉時代になって抹茶法が伝わり一気に広がったのです。

抹茶は伝来後に京都でも盛んに飲まれるようになり、さらに抹茶を利用した甘味もできるようになりました。このような伝統の上に立って、京都には抹茶スイーツが根付いているのです。そして現在はカフェや甘味処では必ず抹茶スイーツが扱われています。

逆に本場の抹茶スイーツを求める人は、京都の抹茶スイーツは外せないです。

それでは早速、京都の抹茶スイーツのおすすめランキングを見ていきましょう。まずは第12位から第10位の紹介です。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキングの第12位は、福寿茶寮の「抹茶アイスパフェ」となります。福寿園宇治工房福寿茶寮は、宇治川のせせらぎを聞きながら宇治茶が楽しめるくつろげる和風カフェです。

抹茶アイスパフェは抹茶アイス、抹茶ヴァッフェル、茶団子とお茶づくしの甘味に季節のフルーツを添えた、目にも美しいスイーツです。福寿園の美味しいお茶とともに食べるといっそう美味しさが引き立ちます。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキングの第11位は、テオ･カフォンの「抹茶スイーツプレート」です。「テオ･カフォン」という店の名前の由来は、エスペラント語で「テオ」はお茶、「カフォン」はコーヒーを意味し、モダンな雰囲気のカフェです。

ここのおすすめの抹茶スイーツの「抹茶スイーツプレート」は、カフェらしくプレートの上に抹茶たっぷりのスイーツが5種類乗っています。すなわちタルト、ロール、チョコボール、ビスコ、エクレアです。それぞれ異なった食感のスイーツです。

なお、これらのスイーツはそれぞれ単品でも売っています。まずはプレートで試してみてもしも気に入ったものがあれば、次に来たときにはご指名で頼むとよいでしょう。

このように、カフェでいろいろなバリエーションの抹茶スイーツを一度に楽しめるのは、スイーツファンには嬉しいことです。思わずもうワンプレート頼みたくなってしまうかも知れません。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキングの第10位は、よーじやカフェ嵯峨野嵐山店の「抹茶パフェ」です。抹茶アイスをメインにして粒小豆のあん、白玉、バニラアイス、季節のフルーツが詰まっている涼しげなパフェです。

なお、普通の抹茶パフェ以外によーじやらしく顔の形のデザインが描かれている「顔パフェ」も人気があります。よーじやが素敵なカフェまで運営しているのは一見の価値があります。

ここからは、京都のおすすめ抹茶スイーツランキングの第9位から第7位までを発表します。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキング第9位は、ジュヴァンセル祇園店の「祇園フォンデュ」です。八坂神社の南楼門から南へ100mほどの場所に位置しており、落ち着いた祇園下川原にあるスイーツカフェです。

おすすめの「祇園フォンデュ」はこのカフェの目玉で、チョコレートソースの中に抹茶が贅沢に入っている器の中へ、季節のフルーツや団子、パウンドケーキをつけて食べます。ちょうどチーズフォンデュがチーズにつけるのと同じです。

抹茶入りのチョコレートソースは、ほんのり温かになっているので、とろとろに溶けていて具材に絡まりやすくなっています。具材とチョコレートソースの絶妙のハーモニーを楽しみましょう。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキング第8位は、茶香房･長竹の「抹茶大福」です。茶香房･長竹は先斗町にあるお茶の老舗ですが、ここの主人が作った抹茶大福は大人気です。抹茶大福を真ん中で割って見ると、きれいな緑色のあんが出て来ます。

このあんは濃厚な味わいが楽しめるのです。あまりにも抹茶の味が濃厚なので、抹茶をそのまま食べているみたいだと喜びの声もあります。もちろんスイーツですから、抹茶と甘味がうまく調和しています。

さらに餅の食感ももちもちしており、口の中で抹茶あんと絶妙に溶け合って至福の時を過ごせるのです。京都の和風カフェにはお似合いのスイーツです。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキングの第7位は、通圓宇治本店の「抹茶クリームあんみつ」です。通圓は京都の老舗創業番付で大関に指名されているように、創業は1160年ですので860年も続いている老舗なのです。

お店からは宇治橋と宇治川の流れが眺められます。そこで食する「抹茶クリームあんみつ」は格別な味わいです。老舗とは言え、800年の昔にはクリームはなかったでしょうから、現代人だけが楽しめる贅沢となります。

お茶屋の抹茶スイーツだからこそ味わえる、本物の抹茶の美味しさを和風カフェで存分に楽しんでみましょう。

ここからはいよいよ後半戦に入ります。京都のおすすめ抹茶スイーツランキングの第6位から第4位までを発表します。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキング第6位は茶寮翠泉高辻本店の「翠泉パフェ」です。抹茶パフェと名乗らずに、わざわざ店の名前を冠した「翠泉パフェ」は、数あるこの店の甘味の中でも一番となります。

普通抹茶パフェといっても、緑色以外の色彩が混じっているものですが、翠泉パフェは見ての通りの緑づくしなのです。抹茶の好きな人にはたまらないご褒美のようないでたちです。ここまで徹底していると本物の持つ迫力さえ感じます。

このパフェには翠泉高辻本店の名物である、わらび餅も入って味を引き立てています。緑一色の贅沢なパフェを口に入れると、多彩な食感で楽しませてくれることに驚くでしょう。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキングの第5位は、茶寮都路里祇園本店の「抹茶パフェ」です。茶寮都路里(つじり)はもともと1860年に宇治で創業し、その後京都祇園を本店としました。

気軽にお茶を楽しんでもらいたいという意向から茶寮都路里が1978年に開店してから、お茶にまつわるスイーツも提供されるようになりました。そして現在では、人気の「抹茶パフェ」も登場したのです。

抹茶がブレンドされた色々な食材で、抹茶の美味しさを存分に楽しめる抹茶スイーツです。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキング第4位は、ニコット＆マムの「濃抹茶･抹茶ミルクドーナッツ」です。ニコット＆マムのドーナツは卵を使っていないので、卵アレルギーの子供も安心して食べられるので人気になっています。

さらに天然酵母を使っているので、ふわふわ･もちもちの食感が楽しめるドーナッツです。天然酵母使用なので、店頭に出すまでに12時間もかかっています。このドーナッツに抹茶の美味しさがミックスされた特別な味を楽しめるのです。

いよいよ最後のランキング第3位から第1位の発表です。どんなお店が選ばれたのでしょうか。

ランキング第3位は、辻利兵衛本店の「抹茶栗のモンブラン」です。このスイーツは外観は栗というよりも緑のケーキといったいでたちとなります。ところが一口食べてみると、確かに栗の味わいがあるのです。

抹茶栗のモンブランは、抹茶ダマンドを敷いたクッキー生地の上に渋皮栗を包んだマロンクリームを乗せて、周りを抹茶クリームでていねいに包んでいます。使われているのは老舗のこだわりの石臼挽き抹茶です。

ランキング第2位は、中村藤吉本店宇治本店の「生茶ゼリイ」です。竹の器の中には生茶ゼリイと抹茶アイスクリーム、あずき、白玉が入って出て来ます。生茶ゼリイは店独自の製法で薄茶や濃茶での抹茶の味わいをそのまま閉じ込めています。

製造の秘密は、自社の製造所で毎日石臼を挽いて抹茶をつくって、挽きたてのままゼリイを仕上げていることです。このような作り方をしているので、フレッシュな風味が活かされているのです。

京都のおすすめ抹茶スイーツランキング、堂々の1位を発表します。第1位は伊藤久右衛門宇治本店の「宇治抹茶パフェ」です。この宇治抹茶パフェには抹茶ゼリー、白玉、あずきとフルーツが添えられ、生クリームで仕上げています。

抹茶ゼリーは上質な茶葉を使い、抹茶の香りを活かした、ぷるんとした食感のみずみずしいゼリーです。白玉はもちもちの白玉だんごで、抹茶ゼリーとの相性が抜群となっています。

あずきは、大粒の大納言小豆を甘さ控えめにしてなめらかに炊きあげました。これらの具材が高度に調和して器の中に納っている、「宇治抹茶パフェ」は抹茶スイーツの最高峰として、味わう者に至福の時間を与えてくれるのです。

抹茶を使ったスイーツブームは全国的に広がっていますが、一番美味しい抹茶スイーツを求めるのならば、断然京都でしょう。京都の抹茶スイーツが美味しいのは、もともと宇治の茶葉が元にあるからということもありますが、他にも理由があります。

それは、古都の風景を眺めながら味わう時、抹茶の風味が最も引き立つからです。抹茶という日本人の宝を、美味しいスイーツで楽しむために、京都の抹茶スイーツほど適したものはないでしょう。