まちのりで金沢をサイクリング！おすすめ観光コースや利用方法を紹介

石川県金沢市を観光するなら、ぜひレンタサイクルの「まちのり」を利用しましょう！　渋滞に関係なくスムーズに進むことができ、自由気ままに街ブラを楽しむことのできる街乗りは、金沢観光の交通手段としてたくさんの魅力を持ちます。

この記事では、石川県金沢市の観光にピッタリのまちのりの利用方法や、ぜひ訪れてほしいおすすめの観光コースについてご紹介します。

まずは、金沢観光におすすめの「まちのり」について詳しくご紹介します。

「まちのり」とは、金沢市の公共シェアサイクルサービスのことです。

金沢市内のあらゆるところで利用することができる便利な交通手段として、多くの観光客が利用しています。

市内には、印象的なライムグリーンカラーの自転車がたくさん走っています。

金沢市の公共シェアサイクルサービス「まちのり」は、電動アシスト付き自転車です。

電動アシスト付き自転車とは、人の漕ぐ力と電気の力が合わさることで、軽い力で楽にこぐことができる自転車のこと。

急な坂道も、立ち漕ぎせずに軽い力で上ることができ、長距離乗っても疲れません。

街乗りで利用することのできる自転車は、すべてが電動アシスト付き自転車なので、体力に自信がない人も安心。

お土産など重たい荷物を積んでいても負担になりません。

「まちのり」は、複数のサイクルポートのどこでも借りられて、どこでも返せすことができるサービス。

ですから、借りた場所に必ずしも返さなくても、ポートさえあればどこにでも乗り捨てることができるのです。

金沢市内にあるサイクルポートは、約50カ所。

観光名所である金沢城公園や兼六園の周辺はもちろん、主要駅などあらゆるところにあるので、観光時の足として便利に使うことができます。

金沢市の公共シェアサイクルサービス「まちのり」は、利用の仕方でお得に観光を楽しむことができます。

まちのりを利用すると、利用者限定の「まちのりクーポン」をもらうことができます。

エリアごとに特典が受けれる店舗を選び、まちのりの端末機で発券し街灯の店舗に提示することで、割引や特典などを受けることができるとてもお得なサービスです。

金沢観光をお得に楽しみたい人にぜひおすすめです。

では早速、まちのりの詳しい利用方法についてご紹介します。

まちのりはレンタサイクルなので、借りた自転車を利用します。

自転車を借りるには、会員登録をしても会員登録をしていなくてもOK。それぞれのパターンについてご紹介しましょう。

会員登録をする場合は、会員プランに入会が必要で、「1回プラン」と「月額プラン」の2種類から選ぶことができます。

まちのりの会員になるには、WEBサイトまたはアプリで会員登録をします。

会員登録の際は、アプリをダウンロードし、氏名や携帯電話番号、クレジットカード情報等を入力するだけの簡単なもので、数分で完了。

支払方法は、クレジットカードがキャリア決済（ドコモ払い）のみです。

会員登録をしない場合は、1日パスを購入します。

1日パスは、まちのり事務局や各提携窓口、セブンイレブンやファミリーマートの端末から購入します。

こちらは、現金払いが可能。その他、決済方法はクレジットカードがキャリア決済（ドコモ払い）を利用することができます。

カードをかざせばすぐに利用可能。

気軽に使うことができる手軽さも人気です。

まちのりでは、必ずしも借りたポートに自転車を返さなくても大丈夫。

まちのりは、金沢市内に約50カ所あるどのポートにでも返却することができます。好きなポートで借りて、好きなポートに返すことができるので身動きがとりやすく、移動の「足」としてかなり便利に使うことができます。

自転車を返そうと思った時に、返却先のポートが満車だと焦ってしまいますよね。しかしまちのりは、万が一ポートが満車であっても自転車を返却することが可能です。

ポートが満車の場合は、自転車と自転車の間に置くとか、すぐ近くに並べるように停めるなど、きれいに置くことがマナー。

ただし、「徳田秋聲記念館」にあるポートは、満車であれば返却できないので、近隣のポートに移動して返却しましょう。

金沢の公共サイクルシェアサービス「まちのり」ででかけたい、観光におすすめの金沢サイクリングコースをご紹介します。

金沢の玄関口、金沢駅は、単に主要ターミナルとしてではなく、観光も楽しむことができるスポット。お土産店やグルメ店など、たくさんの金沢名物が集まっています。

金沢駅のサイクルポートは、東口近くにあります。

夜の鼓門のライトアップも見どころ。美しい光景に感動すること間違いないでしょう。

「ひがし茶屋街」は、 風情ある町並みが残る、金沢文化を代表する茶屋街のひとつ。

おしゃれなカフェや伝統工芸品を扱うお店など、たくさんの見どころがあります。ひがし茶屋街は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。

日本三大名園の一つ「兼六園」は、国の特別名勝に指定されている庭園です。

加賀百万石を築いた前田家の5代目綱紀（つなのり）が造らせたもので、金沢を代表する観光スポットとして人気です。

夜にはライトアップが行われ、大変幻想的です。

さまざまな作家による現代アートを展示する「金沢21世紀美術館」は、アートに興味のない人でも楽しめる、エンターテインメント性の高いミュージアムです。

館内には、写真映えするスポットがいくつもあり、素晴らしい作品の中できっとお気に入りの写真をカメラに収めることができるはず。

ミュージアムショップでは、金沢21世紀美術館のオリジナルグッズや、金沢土産などを買うことができるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

ワークショップや体験なども行っており、半日しっかり楽しめるスポットです。

せっかく金沢を観光するなら、美味しいグルメ店巡りは欠かせません。

ここでは、金沢の公共サイクルシェアサービス「まちのり」を利用した観光におすすめの金沢グルメスポットをご紹介します。

金沢は日本海に面していることから、新鮮で美味しい魚介料理が豊富な街。「山さん寿司 本店」は、市内屈指の人気和食店で、豪華海鮮丼を堪能できるお店として話題です。

まちのりを利用した金沢観光の途中で休憩するなら、和カフェ「久連波（くれは）」がおすすめです。抹茶のパフェやあんみつなど、和スイーツを楽しめます。

「甘納豆かわむら」は、金沢を代表する人気のお土産として、マスコミにこれまで何度も取り上げられた有名なお店です。

にし茶屋街にある本店では、甘納豆専門店としてさまざまな種類の豆を使った甘納豆を揃え、その他にも豆を使ったお菓子を販売しています。

人気が高く有名なお店でありながら、すべてのラインナップが揃うのは商品を販売しているのは本店のみ。駅や空港などの主要ターミナルでの取り扱いはありません。

「金沢21世紀美術館」にも一部取扱がありますが、種類が少ないため、ぜひ本店に立ち寄ることがおすすめです。

まちのりの事務局は、JR金沢駅の鼓門から歩いて5分ほどのところにあります。

ここに行けば、初めての人でもいろいろ教えてもらうことができ、安心して利用することができます。

まちのりは、金沢観光をスムーズに効率よく楽しむためにとても便利です。

全車が電動アシスト付き自転車なので、体力に自信がなくても、たくさんの荷物を抱えていても安心。誰もが安全で快適に乗ることができます。

移動のために電車やバスを待つ時間がなく、一度借りてしまえばその後の交通費はかからないこともメリット。時間もお金も節約できる、観光の味方です。

ぜひ金沢観光にまちのりを利用してみてくださいね。