盛岡お土産ランキング！駅で買えるおすすめの人気お菓子を紹介

岩手県の県庁所在地の盛岡市に行ったら、どのような人気のおすすめお土産を買ってくれば喜ばれるでしょうか。どれにしたらよいか迷った時の参考に、お菓子やグルメ料理など盛岡の名物など人気のおすすめお土産ランキングを紹介します。

早速ですが、盛岡の名物などの人気のおすすめお土産ランキングの第16位から第13位を発表します。このランキングでは、お菓子が主流でグルメ料理などは見当たりません。

おすすめのお土産「菓匠･松栄堂」は百年以上も昔、岩手県南部の「一関市･地主町」発祥です。一関では年間を通して餅を食べる機会が多かったので、餅菓子をつくり始めたのです。そしてお土産として人気のある「ごま摺り団子」ができました。

ごま摺り団子は香ばしいごまの摺り蜜を、もちもちとした食感の団子で包んだお菓子です。この団子を食べると、まず口の中にごま蜜が「ぷにゅっ、ちゅるん、とろっ」とあふれ出てくるので、その食感と風味の良さが好評です。

「ごま摺り団子」というネーミングは、摺りごまを使用しているので当たり前のようですが、お土産に持って帰って上司に「ごま摺り」もできるという二重の意味を含ませて、話題になりました。

「茶cafeちゃちゃちゃ」というお茶目でちょっと変わった名前のカフェは、岩手県の創業50余年という老舗茶屋「堀江茶舗」がプロデュースしてできたおすすめのお店です。この店はお茶とスイーツ中心の新スタイルcafeというのがコンセプトなのです。

そして「岩手岩泉牛乳とろ生ぷりん」という長い名前のスイーツは、岩泉町産の「岩泉牛乳」をたっぷりと使用して作ったとろとろの生ぷりんとなります。食べるというよりは、「飲む」という感覚ですが、一度食べたらやみつきになります。

なお、岩泉町は岩手県で一番酪農の歴史が古い町なのだそうです。とろ生ぷりんは「ほうじ茶」、「抹茶」、「プレーン」の3種類あります。

おすすめのお土産、いかせんべいができた由来は、明治2年3月25日の宮古湾開戦で官軍と幕府軍が戦い、官軍が勝った時にさかのぼります。当時製菓業をしていた菅田(すがた)家がこの機会に何か売りだそうと考えたことに発します。

いかせんべいは、乾するめの煮出し汁で小麦粉、砂糖を固く練り上げ、適度の大きさと厚さに押し、渡し金でかき餅風に焼き上げたものです。グルメ風の味わいなので当時大好評となりよく売れたそうです。

その後いかの形に成型するなど改良を重ねて現在の製品になりました。

竹芳(ちくほう)は盛岡市にあるおすすめの和菓子専門店です。本来は店頭で名物の生菓子を購入してすぐに食べると、和菓子の美味しさを堪能できるのですが、お土産としては「和くるみ糖」が人気でおすすめです。

このお菓子には「復興支援菓子」という副題がついています。それは、使われているオニグルミは三陸で集められ、被災地の人達が実をむいているのです。コクのあるくるみを、砂糖醤油でからめて作りました。

醤油は陸前高田氏の八木澤商店の醤油を使用しています。どこか懐かしい、ほっこりした気持ちになれるやさしいおすすめのお菓子です。

続いて、盛岡の名物やお土産のおすすめランキングの第12位から第9位を発表します。ここでもお菓子が主流となっており、グルメ料理はありません。

中村屋は栗菓子の専門店ですが、ここの名物「饗(あえ)の山」は栗のあんを上品は淡い甘味の羊羹でつつんだお菓子です。「饗の山」というのは地名で、竜泉洞の水が流れる清水川近くの小高い丘のことです。

上の画像のとおり、羊羹だと思って食べてみると、中には栗あんが入っているという珍しい組み合わせとなっています。羊羹の小豆のやさしい甘みが栗あんの繊細な甘みを上品に高めているので、羊羹好きも栗好きも両方とも納得する美味しさなのです。

中村屋は上質な栗の風味を十分に味わうために、厚さ8mm程度に薄く切って食べるように勧めています。

タルトタタンは盛岡市八幡町が本店で、岩手県下に5店舗、仙台市に1店舗を擁しています。タルトタタンは洋菓子が専門ですが、数あるラインナップの中でも人気があるのが「不来方(こずかた)バウム」です。

この不来方バウムはバウムクーヘンですが、ただのバウムクーヘンではありません。陸前高田市で200年以上続いた名物醤油の八木澤商店の「もろみ」を使用しています。当初津波で流されたのですが、翌月奇跡的に見つかった「もろみ」です。

独特の香りと美味しさを実現した「不来方バウム」は、どこか懐かしい地元ならではの優しく奥深い味わいです。岩手が生んだ奇跡の味とも言われています。

回進堂が製造している名物羊羹が「岩谷堂羊羹」です。そもそも岩谷堂羊羹というのは300年前に伊達藩･岩屋堂城･城主がその当時の名物羊羹に城の名前を付けてよいと下知されたことに始まります。

この伝統ある名物岩谷堂羊羹を作り続けているのが回進堂なのです。そして「岩谷堂羊羹ひとくち」は切り分けがいらない一口サイズの羊羹なので、どこでも気軽に楽しめるハンディタイプです。

味の種類は黒煉、くるみ、本煉、ごま、しお、抹茶と6種類あります。大きさは縦64mm、横175mm、高さ22mmで重さが210gです。賞味期限も540日と長期保存が可能です。

チロルは昭和42年に大通りで喫茶店として出発しました。その後喫茶店の激戦区となったので、独自化を図るべくコーヒーのセットメニューとしてチーズケーキを出すようにしたのです。

ところが当時はまだ日本にチーズケーキが出回り始めた頃なので、レシピも不十分なため試行錯誤を繰り返して現在のクリームチーズケーキが完成しました。ふわっとしていて濃厚な味わいは、名物チーズケーキとして大勢のファンに支持されています。

いよいよベスト8に入ってきました。盛岡の名物お土産ランキングの第8位から第5位を発表します。お菓子だけではなくグルメ料理もランキングに入っています。

山善は盛岡市内にある伝統的な手造り和菓子店です。数ある商品の中で「もりおか絵巻」は第23回全国菓子大博覧会茶道家元賞受賞のお菓子です。さらに天皇皇后陛下がご賞味されお買い上げになったことでも有名になっています。

山善名物のもりおか絵巻はくるみ、黒ごま、あずきあんを羽二重餅で巻き込むようにして包んだお菓子です。絵巻風の姿に優雅な雰囲気が漂っています。

白龍(ぱいろん)の「じゃじゃ麺」は数ある盛岡名物土産の中で、グルメ料理として堂々ランキング入りしています。「じゃじゃ麺」というのは中国東北部の家庭料理で、白龍の創業者が戦時中中国で食べたのを忘れられずに盛岡で提供したものです。

すりつぶした野菜や肉、さまざまな調味料を混ぜてできた肉味噌が美味しさの秘密です。

「奥州ポテト」はスイートポテトを使用しています。従来のスイートポテトを使った製品は「もさもさ」していて苦手だという人が多かったのですが、フルールきくやの作った「奥州ポテト」は口の中ですっととろけてしまう「とろーり」食感なのです。

テレビや新聞にも取り上げられたことがある名物となっています。

三陸菓匠さいとうの元締めであるさいとう製菓が販売している「かもめの玉子」は、2019年度のおもてなしセレクションで金賞を受賞しました。かもめの玉子は、しっとりとした黄身のあんをカステラ生地とホワイトチョコレートで包んだ卵形のお菓子です。

見た目がちょうどかもめの玉子に見えることから、ネーミングも人気があります。

いよいよベスト4の発表です。盛岡の名物お土産ランキング第4位から第1位です。お菓子の人気が高いですが、グルメ料理もランクインしています。

チョコ南部PREMIUMというのは、本格的なチョコレートを販売するために作られた別会社で、大元は南部せんべいの巌手屋なのです。しかしながら、このチョコレートはただものではありません。

二戸出身のショコラティエで2014年フランスCCCチョコレートガイドブックで5タブレット(5つ星)を獲得している世界的に有名な猿舘英明氏による監修の作品なのです。特上のチョコを味わってみましょう。

このチョコは二戸の2doorで販売されている他、WEBサイトでも取り扱っています。もちろん盛岡駅にもあります。

盛岡冷麺とは、盛岡の麺職人が朝鮮半島に伝わる冷麺を研究して創作したのが始まりとなっています。その後「ぴょんぴょん舎」の前身の「ぴょんぴょん亭」が「ニッポン麺サミット」に出品して評価を得て、盛岡冷麺と命名されました。

朝鮮半島の麺特有のコシの強さはそのままにして、「のどごしの良さ」と「見た目のおいしさ」を加えて独自の冷麺に進化しています。

盛岡の人のソウルフードとまで言われているのが福田パンの「コッペパン」です。少し大きめでほのかに甘みのあるコッペパンに、好みに応じて「あまい物系」のジャムなどを2種類塗ったり、「調理系」の惣菜を複数挟み込めます。

盛岡の福田パンは早朝から行列ができるほどの人気を博しています。調理系はその日のうち、あまい物系は翌日までに消費しなければならないので、お土産で持ち帰ったら早めに食べましょう。

盛岡の名物お土産堂々第1位は「南部せんべい」です。南部せんべいは昭和23年に小林シキが始めたせんべい屋です。当時は胡麻せんべいが主流となっていましたが、今では数多くの南部せんべいが販売されています。

南部せんべいの小麦と胡麻の素朴でどこか懐かしい味わいは、おばあちゃんが昔いろり端で焼いていたせんべいのぬくもりを伝えています。

当時の味を今に伝える「胡麻」、「落花生」、「醤油」はおばあちゃんシリーズとして定番人気商品になっています。

盛岡駅ビルの「フェザン」の「おでんせ館」1階には、ベーカリーカフェやレストランなどと共に名物のお土産物屋が集まっています。もしも帰る時にお土産を買い忘れたことに気が付いても大丈夫です。

お菓子類はもちろん、名物グルメ料理も揃っています。さらに宅配便もはいっているので便利です。具体的な土産物店は次の通りです。

盛岡に行ったら昔から岩手県に伝わる銘菓や、近年生まれてヒットしたお菓子や料理グルメなどたくさんある中から選んで購入してきましょう。日持ちがするものならば宅配便で送ることもできます。

さらに福田パンのように日持ちがしないものは、超レア物ですのでもしもその日のうちに持ち帰ってお土産としてあげたら、とても喜ばれるのではないでしょうか。盛岡の美味しいお土産で幸せな気分を味わい盛り上がりましょう。